学校長より
洲本高等学校 学校長
越田 佳孝
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2月7日(土)、神戸ハーバーランドセンタービル地下1階のスペースシアターで、平成26年度高等学校魅力・特色づくり活動発表会がありました。この活動発表会は、これまで高校生ふるさと貢献活動事業やインスパイア・ハイスクール事業などで各学校が行ってきた活動を、生徒が発表することで生徒の参画意識を高めることをねらいとしています。当日は、ステージ発表が県立上郡高校(和太鼓の響きで目指すふるさと貢献)、県立村岡高校(地域創造のパイオニアを目指して)、県立淡路三原高校(人形浄瑠璃による東日本大震災被災地復興支援活動)、県立阪神昆陽高校・県立阪神昆陽特別支援学校(「共生社会と人間」と両校の交流及び共同学習)、県立神戸工業高校(地域に信頼される定時制工業高校~親子工作教室や夏祭り等~)、県立明石城西高校(小学校英語出前授業)の6校。ポスターセッションが県立御影高等学校他31校です。本校定時制もポスターセッションで参加しました。
ポスターセッションは、学校独自の魅力や特色ある活動を、ポスターを使って発表し(発表10分)、その後、参加者から質問を受ける(質疑応答5分)ことで参加者間の交流を図るものです。本校定時制で発表したのは生徒会の生徒たちです(写真)。 |
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発表内容は、ポスターにして2枚。2枚のポスターに「洲本高校定時制の魅力・特色」をまとめ、10分間で発表します。「洲本高校定時制の魅力・特色」は、「できる!」「わかる!」「つながる!」の3つのコンセプトにまとめあげています。「できる!」では、洲本高校定時制ではどのようなことができるのかについて、その魅力を語っています。「学び直し」「仕事との両立」「3修制(3年間で卒業)」「部活動」「体験活動」です。「わかる!」とは、少人数授業等で授業内容がわかるようになることのほかに、ソーシャルスキルトレーニング等を通じて相手の気持ちが考えられるようになることをいいます。「つながる!」は、様々な学校行事等によって、友だち、先輩、先生、保護者、地域の人たちとつながり、その人たちとのつながりが、自分の未来につながっていくことを示します。発表内容はもちろん、発表の仕方(声やトーン、抑揚、間の取り方等)も10分間で聞く人を引きつけるようなものでなければなりません。「伝える力」ですね。「伝える力」とは、誰もが「一度でも使ってくれさえすれば、この良さがわかってもらえるはずだけど…」という、その「一度手にとってもらえれば…」を現実のものにする力のことです。前日、生徒たちは遅くまで練習していました。当日は多くの方に聞いていただき、またたくさん質問も受けていました。一つの仕事をやり通したということが自信となり成長を促すのです。いい発表でした。
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