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兵庫県立神戸高等学校

校長挨拶

県立神戸高等学校 校長  西田 利也  


 本校は、今年で創立127年目を迎える県下で最も伝統ある高校のひとつです。旧制中学校・高等女学校からの卒業生は4万7千名に達しており、各界各層、国内外のあらゆる分野で活躍され、そのネットワークの重厚さが本校の強みのひとつです。

 学校規模は、各学年普通科8クラス、総合理学科1クラスからなり、全校生徒は1千名を超える大規模な学校です。生徒たちは、勉学に、部活動に、学校行事に、自治会活動に、「質素剛健」「自重自治」の四綱領を体現すべく、あふれる思いを持って全力で取り組んでいます。
 勉学では、質の高い教科の授業はもとより、様々な分野に目を向け、課題を設定しそれらを解決していこうとする力を身につけるために「課題研究」や「神高探究」などの探究活動に取り組んでいます。特に、文部科学省から平成16年度より4期19年にわたりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けてきました。そして、今年度からは5期目となる3年間の指定が新たに始まります。これまでの取組を発展させ、引き続き兵庫県における高校理数教育推進の中核的役割を果たしています。
 部活動では、野球部や合唱部などに加え、ボート部や馬術部、かるた部等、他校にはあまりないバラエティーに富んだ部も含めて、44もの文化部・運動部等があり、ほとんどの生徒が何らかの部に所属して熱心に活動しています。
 学校行事は、新入生歓迎六甲山登山に始まり、5月の創立記念祭(文化祭)、9月の体育大会、10月の音楽会等と大変充実しています。特に、生徒の自主的・主体的な取組が伝統になっており、学校行事やアセンブリー(生徒自治会主催の集会)等での生徒の活動は目を見張るものがあります。また、コロナ禍で中断していた英国やシンガポールの姉妹校との国際交流を再会していきます。

 社会が大きく変化し先が見えにくい時代にあって、未来への道を切り開くことができる力の育成を目指し、本校が兵庫県が誇る県立高校として、生徒・保護者、同窓生、地域の皆様の期待に応えられるよう、教職員一丸となって取り組んでまいります。

 どうぞ神戸高校に一層ご期待ください。

 令和5年4月

兵庫県立神戸高等学校長  西田 利也  

 


 

 

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