The World Wide Web Site, Hyogo Prefectural KOBE High School

兵庫県立神戸高等学校

項目
学校紹介(1)
教育課程(2)
行事案内(3)
進路資料室(4)
総合理学科(5)
課外活動(6)
校史・資料(7)
校長室から(8)
県立学校環境応援
プロジェクト(9)
校章

県立神戸高等学校

  • 普通科
  • 総合理学科

〒657-0804
神戸市灘区城の下通
1丁目5番1号

  • Tel:
    078-861-0434
  • Fax:
    078-861-0436

2学期 終業式 式辞

県立神戸高等学校 校長  中野 憲二  


 2学期も今日で終わりです。

 1年生、2年生、3年生のそれぞれの活動を見ていますと、勉強、各種行事、部活動等に全力で取り組み、結果も出してくれた2学期であったと思います。定期戦も4季ぶりに総合優勝を勝ち取ったり、上位リーグに上がったり、全国的なコンクールで表彰されたりといった報告を聞いています。本当におつかれ様でした。

 2学期の部活動などの結果について報告をもらっていますので紹介します。

 

1 全国大会出場から紹介します。

(1) 山岳部は、第9回全国高等学校選抜クライミング選手権に八木絢子さん(2年)が 出場しました。八木さんは、第22回兵庫県高等学校スポーツクライミング大会で2位となり、第23回近畿高等学校スポーツクライミング大会に出場、県内2位となって全国大会に出場することになったものです。

(2) 次に文芸部です。第33回全国高等学校文芸コンクールの詩部門で福島志穂さん(3年)の「昼間の沈黙」が優良賞となり、全国表彰を受けました。このことは12月8日の讀賣新聞にも掲載されました。

 

2 近畿・関西大会です。

(1) 水泳部は、平成30年度近畿高等学校新人水泳競技大会に中柴麗奈さん(2年)が100m背泳ぎ、廣田真結さん(2年)が50m自由形、岡本優那さん(2年)が50m背泳ぎに出場しました。

(2) 次に卓球部です。名田結花さん(2年)が第60回兵庫県高等学校新人卓球大会で女子シングルスベスト8となり第33回近畿高等学校新人卓球大会に出場しました。

(3) ボート部は、第59回兵庫県高等学校新人大会ボート競技大会で男子クオドルプル(小川響君、脇田北翔君、伊東芳晃君、金治 奏君、村林亮輔君(2年))で優勝し、平成30年度全国高等学校選抜ボート大会近畿ブロック予選に出場しました。

(4) 山岳部は、第64回近畿高等学校登山大会に男子・女子とも出場し、女子が4位でした。

 

3 県大会です。

(1) 水泳部は、平成30年度兵庫県高等学校ジュニア選手権水泳競技大会で中柴麗奈さん(2年)が女子100m背泳ぎに出場し、3位となりました。

(2) ラグビー部は、第62回兵庫県高等学校総合体育大会ラグビーフットボール大会でベスト8となりました。

(3) 陸上競技部は、第70回兵庫県高等学校ユース陸上競技大会で筒井涼太君が1年男子5000mWで4位、松本楓平君が2年男子400mHで8位、加藤 匠君が2年男子3000mSCで決勝進出となりました。

(4) テニス部男子は、第61回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会で団体戦ベスト16となりました。

(5) テニス部女子は、第61回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会でダブルスの三澤蓮さん(2年)・木下香澄さん(1年)ペアがベスト32となりました。

(6) ボート部は、第59回兵庫県高等学校新人大会ボート競技大会で女子シングルスカルで西あかねさん(2年)が3位、生田桃子さん(2年)が4位となりました。

(7) ラグビーの兵庫県高校東西対抗戦の西軍のメンバーに2年生の石原浩太朗君が選ばれました。

 

4 部活動以外の報告もいくつか聞いています。

(1) 甲南大学主催のFIBERリサーチカップで最優秀賞を受賞、県主催の数学・理科甲子園では3位となっています。

(2) 神戸医療産業都市推進機構などが主催のサイエンスアゴラという日本最大級の科学フォーラムで1年生の江畑ひなたさんがトークセッションに参加したり、

(3) 県政150周年と県伝統文化研修館開設2周年を記念し、兵庫県公館で開催された「日本文化再発見シンポジウム」で2年生の東瀬戸翔大君が意見発表をしてくれるなど、大勢の前でもものおじせずしっかりした内容で発言する神戸高校生の姿をアピールしてくれました。

(4) 夏休み中ですが、日英SW2018という今年度で14回目となるプログラムがあります。 これは、京都・滋賀のSSH校などからの高校生とイギリスの高校生が英国ケンブリッジ大学に集い、英国の研究者の指導のもと研修を深め研究成果を発表するというものです。これに京都大学のELCASに参加していた2年生の氏田彩花さんが選ばれ、約10日間の研修を経験されています。

(5) 10月には、3年生の伍藤安柚さんが西崎流分家家元の関西西崎会舞踊公演で、出演者の中で高校生では一人だけ選ばれ、大阪の国立文楽劇場で長唄をうたうという経験をされています。

 

 いずれも神戸高校生らしい活躍、経験だと考えています。

 

 さて、『いまを生きる』という映画があります。原題は 「Dead Poets Society」、「死せる詩人の会」ですが、日本では「いまを生きる」として1989年に公開されました。

 規則の厳しい全寮制の男子の名門校で、生徒たちはその中で、毎日抑圧された生活を送っていました。そこにロビン=ウィリアムズ演じる卒業生である教師のジョン=キーティングが赴任してきます。

 彼は、最初の授業で突然机の上に立ち、「私はこの机の上に立ち、思い出す。常に物事は別の視点で見なければならないことを! ここからは世界がまったく違って見える」と話します。生徒も机の上に立たせます、降りようとした際にも「そこから周りをきちんと見渡してみろ」と諭します。ほかにも、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとします。生徒たちは、キーティングの風変わりな授業に最初は戸惑っていましたが、次第に行動力を刺激され、新鮮な考えや、時には規則や親の期待に縛られない自由な生き方に目覚めていきます。

 ある日、ニールという生徒が学校の古い学生年鑑を読み、キーティングが学生時代に「Dead Poets Society」(死せる詩人の会)」というクラブを作っていたことを知り、同級生らとともに、近くの洞窟でクラブを再開させます。彼らは自らを語り合うことで、自分がやりたいものは何かを自覚していきます。

 しかし先ほどのニールという生徒は、俳優を志して『真夏の夜の夢』の舞台に立つことを決心しますが、父親からは舞台に立つことを反対されてしまい、自らこの世から去るという事態が起こります。

 そして、その事態の責任を取って、キーティングは学校を去るのですが、最後に教室に立ち寄ったときに、生徒達は自分たちの意思で机の上に立ちます。かつて、最初の授業でキーティングがやってみせたように。

 邦題の「いまを生きる」は劇中でキーティングが生徒に向けて伝えるラテン語のCarpe diem.ということばの意訳です。直訳では「バラのつぼみはすぐに摘め」という意味です。 キーティングは続けていいます。

 Seize the day. Make your lives extraordinary.「いまを生きろ、素晴らしい人生をおくるんだ」

 

 2学期から3学期にかけては、いろいろなものの仕上げ・まとめのころです。勉強、部活動それぞれ、手応えを感じている人は油断せず、得意は強みに、強みをさらに強化するための弱点補強を心がけて下さい。一方、謙虚過ぎたり、他人との比較で、成果を必ずしも実感できず、自信を失ったり、長い暗いトンネルの中にいるようで見通しが見いだせず焦っている人もいるかもしれません。でも前を向いて1歩ずつ、1つずつ、1回ずつ、1問ずつ、1ページずつ進めば必ずトンネルを抜けることはできます。

 

 明日は冬至で、一年中で一番昼間が短く夜が長い日です。そのあとは少しずつ昼間の時間が長くなっていきます。朝が来ない夜はありませんし、春の来ない冬はありません。

 

 3年生は今は不安かもしれませんが、かけることのできる時間をよく考え頑張って下さい。受験は集団戦といいますが、3年生だけのことではありません。1、2年生も3年生の先輩を応援する雰囲気をつくってあげて下さい。そうすれば3年生になったとき、今度は、後輩が皆さんを応援してくれます。

 

 皆さんが1月に今と同じように元気な顔を見せてくれること、そして皆さんにとって来年、来年度がよい年になることを祈って、終業式の式辞とします。

 

 


 「校長挨拶」へ 

2018.12公開

All Rights Reserved, Copyright © 1997- Hyogo Prefectural KOBE High School