兵庫県立姫路工業高等学校-ものづくりの学校-

全校登校日

8月8日（火）、全校登校日が体育館で行われ、電子機械科の壮行会と進路指導部長のお話がありました。
壮行会　電子機械科 第20回WRO 2023 Japan決勝大会　8月26日（土）　（東京都）
	■担当教員による大会内容と選手紹介 8月26日に東京で行われる『WRO2023Japan』決勝大会に出場します。電子機械科3名です。WROはロボットの大会です。センサーを使って、ロボットを動かしたり、ものを運んだりします。リモコンは使わず、プログラミングのみで動かします。夏休みも頑張っていました。応援のほどよろしくお願いします。
	■代表生徒挨拶 WROは初出場なので、当日は何が起こるかわかりませんが、勉強したことを発揮したいと思います。応援よろしくお願いします。
■教頭先生より激励の言葉 電子機械科3名。『WRO2023Japan』決勝大会への出場おめでとうございます。 初めてのエントリーで全国大会出場は大変すばらしい。平常心で大会に向かえば必ずよい結果となります。当日のメカのコンディションもあると思いますが、姫工あげて応援しています。3名とも3年生、この大会で得られた経験を一年生、二年生に伝えて、さらに磨き上げ、姫工がこの大会の常連校となることを願っています。 ■葆光会よりハイレベル奨励金授与 ぜひぜひがんばってきてください。葆光会、卒業生OBみんなで応援しています。今年、甲子園初出場した学校の代表者の言葉が印象に残っているのですが、「夢を追いかけ続ける勇気さえあれば夢は叶う」です。姫路工業の生徒も、最後まで夢を追いかけ続け夢を叶えてください。 　■応援団によるエール
進路指導部長のお話
先日、校内選考会がありました。100社くらいの企業に分かれて就職試験を受けることが決まりました。今年度は指定校求人、公開求人どちらも合わせて多くの求人をいただいています。一般的に求人数が多く、会社も人材を求めている状態です。 就職選考会で受けるところは決まりましたが、内定が決まった訳ではありません。昨年、不調の理由としてはコミュニケーション不足、会社とのミスマッチが大きかったです。チームで仕事をしていく上で、チーム内でのコミュニケーションが必要というところが多いです。ミスをする、何をしたらいいかわからない、作業がわからないが聞けない人が多い、分からなければ聞いて自分のものにしていく、普通のことができない人が増えたように思います。 実習中に作業が分らない時、分からないままやっていませんか？作業する上で危険です。怪我をされては困ります。最低そのスキルがないと困ります。ものづくりをしていくうえで人間がしっかりしていないと良いものができません。人間を成長させていけないと素晴らしいものを作れません。２、１年生も意識して学校生活を送ってください。 ３年生は将来こういう仕事がしたい、こんな社会生活をしたいとある程度イメージしていると思います。今までとは違った生活スタイルになると思います。 大学専門学校に行って就職する、今まではお金を払って授業を受け、費用は保護者から出していただいていると思います。就職する人はお金をもらって仕事をします。もらっているお金に対して対価を返せているか、社会に返せているかが問われます。入ったばかりではまだ分らないことがいっぱいです。まずは一生懸命学ぶ必要があります。「お金をもらう」、ただでもらうわけではなく、それに対するお返しをする。自分が一生懸命働き、ものづくりをすることで、責任を感じて仕事に対する思いを持ち続けてほしいです。 ３年生が進路を決める段階になっているが、何を基準に決めるのか。自分がやりたいことって何か、何ができるのか特性は何か、考えてもらいたいです。自分のことをよく考えて進路選択してほしいです。高校卒業して就職、終身雇用が一昔前まで普通でしたが、最近は転職が当たり前になっています。自分の人生の中で路線変更がある人もいるかもしれません。働くうえで、何が必要か、自分が何をしたいかをよく考えてください。会社の柱として、前向きに取り組んでいくんだという意識を持っておかなければなりません。 進学の生徒も、その勉強をすることで何が得られるのか、何を学びたいのかを意識して選択してください。自分の生きる位置を意識しましょう。３年生はいろいろな準備、書類の用意があります。ミスしたら書き直し、面接、コミュニケーションとれるか、適性検査、全部に対応していかなければいけません、あと一か月ほどよく考えてください。進学希望者は学校に入ることが目標ではありません。自分の夢を叶えるためにどれだけ勉強や努力しなければいけないかを考えてください。