高校生地域貢献事業

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 「地域に根差し、日本一の工業高校へ」これは本校のスローガンです。
「地域に根差し」とは地域から愛される生徒・地域から愛される学校と言い換えることとしています。「開かれた学校づくり」が至上命題となっている現在の高等学校では、地域の中の学校として地域とのコミュニケーションを図りつつ教育活動を推進していくことは不可欠なことと考えています。


その意味からも、生徒は地域との交流を通じて日々の学習成果を実感するばかりでなく、自己肯定感や達成感など「生きる力」を育んでいきます。また、学校情報の発信や地域情報の取り込みなど地域力を学校活性化のエネルギーにし、生徒の教育活動に幅の広い色付けをしていくことができます。
「高校生地域貢献事業」はこの考え方から、地域の多くの方々の協力を得ながら、生徒たちが主体的に地域との交流を実行実践していく事業です。その内容は、生徒が地域に出かけて行って貢献する活動と、地域の人々に学校に来ていただいて貢献するという活動の2つがあります。

 本校で行った具体的な事業は、「幼稚園とのふれあい交流、おもちゃ病院、化学マジック、美術アート、花いっぱい運動、自作ポン菓子・綿菓子で交流、小高連携授業、中高連携授業、ボランティア活動、特別支援学校との交流」等々。交流回数は実に100回以上を数えます。いずれも、本校の「ものづくりは人づくりから」の精神を生かし、「工業の技能・技術」を生かした「ものづくり力」や、「ボランティア精神」だけでなく、高校生としてあるべき人間性を高める絶好の教育機会となっています。


この事業は生徒が「地域に根差す」学校を実感し、日々の教育活動の幅を広く豊かにしています。そして、姫工生としての活動状況に地域の方々から「さわやかで礼儀正しい高校生」、「地域として誇れる学校」との高い評価を頂いております。この事業を通じ生徒自身がそのことを肌で感じ、それぞれの心の中に姫工の誇りを醸成するとともに、日々の教育活動に大きな向上的活性化をもたらしています。

 後になりましたが、この事業を陰で支えて頂いた多くの地域の方々や本校の先生方に感謝申し上げます。ここに、本年度実践してきた本校の地域貢献事業をまとめ掲載いたしました。この冊子をご清覧いただき、本活動にご意見やご助言を頂ければ幸甚に存じます。

 


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