終業式

7月20日(木)、1学期の終業式が体育館で挙行されました。

■学校長式辞■
暑い1学期の終業式です、蝉もいっぱい鳴いてますね。蝉の鳴き声はいつも力をもらっているように感じます。よし、がんばろう!と感じます。命ってすごいなと思います。命を燃やして鳴いています。与えられた命は最後まで燃やさなければならないと感じます。

事務室にいると電話があり、用件が始まった瞬間に、事務職員さんがすぐに隣の席からメモとペンを出してくれました。嬉しかったです。私は「ありがとう」と言うと、「当たり前のことです」と返されました。当たり前が自然にできる人は素晴らしいなと思います。自分のことでなければ当たり前のことでもしない人もいます。
メモとる人が少なくなりました。ちゃんとメモをとる習慣を持ってほしいです。僕自身メモとペンは常に持っています。あっ!と感動することでも、人間は忘れます。メモしておけば残ります。自筆のメモを残して、それを後で見返してほしいです。見返した時にその時の状況を思い出すことができます。将来仕事をし、働いていきます。メモはすごく重要です。改めて僕からもメモが大事と伝えたいです。人生の豊かさに比例すします。実習や部活のミーティング、自分のためにもメモをとってください。

良くない話です。
自転車のマナーについて、スマートフォンを持ちながら自転車に乗ってますという話を伺いました。先生がいたらそんなことをしません、いなかったらそんなことが多いですよとも伺いました。残念、許せないです。自転車のマナーをほんの一握り、一人じゃなく何人か一緒にいて何人かでルール違反をするというその感覚が許せません。お天道様は見ています。先生が見ている、人が見ているじゃなく、そうでなくてもちゃんとやってほしいです。どいう行動をするか、そこにその人の真価が問われます。もう一回考えて、人として大事なことは社会人の時、必ず大きな差がついてきます。

良い話です。
一年生が、ぬかるみにはまって動けない方を生徒4人ほどで助けたそうです。制服も泥だらけになりながらもかかえて救出したそうです。それを見ていた近所の人が手紙をくれました。

[手紙の内容]

姫路工業高校の先生方へ
ぬかるみに婦人の人が困っていました。姫路工業高校の生徒が靴も制服もどろどろになりながら助けてくれました。本人ではないが感動したので手紙を書かせてもらいました。

救助した1年生は「当たり前のことをしただけ」と言ったそうです。感動しました。
その一方でマナーを守らない人、人を失望させる人もいます。どちらも姫工生です。
「当たり前」を磨いてください。当たり前のことで人を感動させる人になってください。そこに、姫工の良さがあります。

この夏、いろいろなところで活躍してくれる生徒がいます。近畿から3名が全国工業高校学校長協会主催の海外研修タイに行くことができます。数百名が応募していた中から本校生徒の一人がトップで選ばれました。タイの高校生と交流してきてくれます。またいい話を教えてくれることを楽しみにしています。

人生の転機がもうすぐやってきます。備えは十分ですか。選ぶのではなくよく調べて、自分で決めてください。

式典等でをピアノ演奏してくれた生徒の紹介がありました。演奏、ありがとうございました。
次に全員が集まるのは8月8日(火)の登校日になります。

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