デザイン科 -Design-

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1 デザイン科の教育目標

(1)社会生活の基礎となるルールやマナーを身に付け、基本的生活習慣を確立する。
(2)デザインの学習を通し、広く国際理解や環境、福祉問題など社会への関心を高め、奉仕意識を醸成し、心豊かな創造性に富んだ人材の育成を図る。
(3)基礎的学習に重点を置き、特に情報技術に関する教育内容の充実と指導体制の組織化を図る。
(4)個々の自己実現を目指した進路選択が的確に行えるように、教科内容の検討と組織の充実を図ると共に、生涯学習に対応させる。

デザイン科の紹介動画

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2 学習内容

■デッサン、絵画、グラフィックデザイン、プロダクトデザイン、インテリアデザイン、パッケージデザイン、コンピュータグラフィックス、染め、織り、 皮革工芸、陶芸、木材工芸
■3DCAD、製図、コンピュータグラフィックス、テクニカルイラストレーション、映像、写真、表現技法(エアブラシ、パステル、色鉛筆、アクリル絵の具、点描画など)立体構成、平面構成
■デザイン史、デザイン技術、建築計画、構造設計
  ・カリキュラムはこちら(準備中)

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■2年実習(表現技法・パステル) ■3年課題研究(3Dソフトの研究)
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■3年課題研究(3DCADから3Dプリンタで出力) ■1年実習(不透明水彩による構成画)
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■1年工業基礎(photoshopによるアニメ) ■3年製図(ドラフターでトレース)
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■3年課題研究(油絵) ■3年課題研究(球関節人形の製作)
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■3年マルチメディア(illustratorによるイラスト) ■3年課題研究(3DCAD)
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■1年工業基礎(CGソフトの基礎) ■3年課題研究(色鉛筆での精密画)
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■3年課題研究(イラスト水彩画) ■3年課題研究(色鉛筆での精密画)
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■3年課題研究(3Dソフトの研究) ■3年実習(卒業制作ペン画)
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■3年課題研究(木材工芸) ■3年課題研究(イラスト水彩画)
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■皮革連携事業(皮革製品製作) ■1年工業基礎(photoshopによるアニメ)
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■3年製図(ドラフターによるトレース) ■3年実習 (卒業制作・イラスト)
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3 取得できる資格・検定

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4 デザイン科生徒の進路

1)就 職 先
令和4年度
準備中
令和3年度
株式会社セントラルサクセス[総合職]、株式会社アートレス[デザイナー、イラストレーター]、タイコー展装[サイン・ディスプレーの製作及び現場取材]、 株式会社タクミナ[研究補助]、株式会社セイバン[製造職]、文化シヤッター株式会社[製造事務職]
令和2年度
イトメン株式会社[麺類製造オペレーター]、光栄自動車整備株式会社(移動体事業本部)[ドコモショップスタッフ(総合窓口業務:接客・運営)]、山九株式会社[機械設計]、 三相電機株式会社[技術職]、神姫商工株式会社[自動車整備]、株式会社大和生研(117グループ)[サービススタッフ]、日本製鉄株式会社関西製鉄所[技術系事務]、ピジョンマニュファクチャリング兵庫株式会社[生産要員]、ヒメジ理化株式会社[技術系総合職(生産技術・開発・製造技術)]、有限会社松浦興業[遺跡発掘調査スタッフ]
2)進 学 先
  四年制大学 短期大学 専門学校
令和4年度(準備中)
令和3年度
5
0
23
令和2年度
6
1
14
●四年制大学
令和4年度
準備中
令和3年度
神戸芸術工科大学(2)、大阪芸術大学、姫路獨協大学、兵庫大学
令和2年度
大阪芸術大学、甲南女子大学、神戸芸術工科大学、嵯峨美術大学(2)、デジタルハリウッド大学、大阪芸術大学短期大学
●専修学校
令和4年度
準備中
令和3年度
大阪総合デザイン専門学校(2)、代々木アニメーション、姫路理容美容専門学校、大阪グラムール専門学校、神戸元町こども専門学校、神戸ファッション専門学校、大阪総合デザイン専門学校、日本歯科学院専門学校、姫路医療専門学校、神戸電子専門学校(6)、近畿医療福祉専門学校、アートカレッジ神戸専門学校、京都建築大学校、神戸ベルェベル美容専門学校、日本工科大学校(2)、放送芸術専門学校
令和2年度
専門学校アートカレッジ神戸(2)、アルファジャパン美容専門学校、京都建築大学校、神戸愛犬美容専門学院 姫路校、神戸電子専門学校(2)、神戸ファッション専門学校、新大阪歯科技工士専門学校、HAL 大阪、ビジュアルアーツ専門学校、姫路理容美容専門学校、ル・トーア東亜美容専門学校、ピッコロ演劇学校
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5 施設設備

■D棟4F 基礎実習室 click here
41人分の作業机を設置し、デザインの基礎を学ぶ。
■D棟4F 染め実習室 click here
蠟纈染めを学ぶ。
■D棟4F 織り実習室 click here
機織りもの、タペストリーなどを学ぶ。
■D棟3F ビジュアル実習室 click here
22名分の机を設置し、表現技法、グラフィックデザインなどを学ぶ。
4人同時にエアブラシによる作業をするためのコンプレッサー、空気清浄ダクトが設置されている。
■D棟3F CAD室 click here
windowsのパソコンが21台が導入され、ソリッドワークスとオートキャドでCADを学ぶ。
3Dプリンター、3Dスキャナが各5台が設置されている。
■D棟3F 写真室
写真撮影の照明装置、現像のための暗室が設置され、写真撮影からフィルム現像までを学ぶ。
■D棟2F CG実習室 click here
MACのパソコンが30台、大判インクジェットプリンタ、カラーレーザープリンタ、スキャナー、ペンタブレット、デジタルカメラが導入され、CGによる印刷物、映像作品、ウェブデザイン、3DCGなどを学ぶ。
■D棟1F 木材工芸室 click here
丸鋸盤、帯鋸盤、カンナ盤、角のみ盤、ボール盤、ベルトサンダ、プレス機、糸鋸盤などの使用し木材工芸を学ぶ。
■D棟1F 陶芸室 click here
電動ろくろ、焼き窯が設置され、陶芸を学ぶ。
■D棟2F 造形室
彫刻、塑像、集合立体、ペーパークラフトなどを学ぶ。
■本会3F 製図室 click here
20台のドラフターが導入され、手描きによる製図を学ぶ。
■本会2F 製図室 click here
20台のドラフターが導入され、手描きによる製図を学ぶ。
■2号館3F  絵画室 click here
鉛筆デッサン、木炭デッサン、油絵など純粋美術を学ぶ。
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D6 コンクールなどの受賞歴

2022年度の表彰はここをクリック
2021年度の表彰はここをクリック
2020年度の表彰はここをクリック

2019年 山火事予防ポスター用原画 消防庁長官賞
2019年 ジャパンレザーアワード2019 学生部門最優秀賞 ゆずりは賞
2018年 ジャパンレザーアワード2018 学生部門最優秀賞 ゆずりは賞
2018年 平成30年用国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクール 特選 文部科学大臣賞
2018年 WHO 5.31世界禁煙デーポスターコンクール 最優秀賞、佳作3点入賞
2017年 第65回統計グラフ全国コンクール 第5部 佳作、パソコン統計グラフの部 佳作
2017年 全国高等学校インテリアデザイン展 福岡県知事賞、朝日新聞社賞
2017年 デザインパテントコンテスト 意匠登録出願対象創作・選考委員長特別賞  ゆずりは賞
2016年 近隣騒音防止ポスター・カレンダーデザイン(環境省) 優秀賞
2016年 「WE LOVEトンボ」絵画コンクール 金賞・日本トンボ学会賞
2016年 デザインパテントコンテスト 意匠登録出願対象創作・選考委員長特別賞  ゆずりは賞


<写真左>第32回全国高等学校インテリアデザイン展 福岡県知事賞(H29年度)
<写真中央>第32回全国高等学校インテリアデザイン展 朝日新聞社賞(H29年度)
<写真右>平成30年用国土緑化運動・育樹運動ポスター原画コンクール 特選 文部科学大臣賞(H29年度)

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7 デザイン科の新着情報

  • D第61回デザイン科作品展のお知らせ
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第25回ひめじ国際交流フェスティバルのポスターを制作しました!
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廣峯神社へ大絵馬奉納
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第22回高校生ポスターコンクールにて最優秀賞受賞!
令和5年度姫路市危険物安全週間推進ポスター採用!
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2023年WHO5.31世界禁煙デーポスターコンクール最優秀賞受賞!
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2023年「海の日」ポスターコンクール最優秀賞受賞!
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特殊詐欺防止ポスターデザインを制作・採用されました!
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特別授業が行われました!
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廣峯神社に大絵馬を奉納しました!
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第60回デザイン科作品展
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令和4年度工業PRポスター最優秀賞受賞!
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姫路市立あかつき中学校の校章デザインに採用されました!
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令和4年度ゆずりは賞を受賞しました!
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令和4年度赤十字ポスターコンクールで入賞しました!
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令和4年度緑化ポスターにて一席を受賞しました!
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地域産業振興啓発ポスターを作成・じばさんビルにて展示中です!
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第34回森と湖のある風景画コンクールで林野庁長官賞を受賞!
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ひょうご産業SDGs推進宣言事業のロゴマークに採用されました!
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令和4年度姫路市危険物安全週間推進ポスターに採用されました!
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廣峯神社に大根を奉納しました!
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企業との連携事業、完成!
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令和3年度 皮革連携事業について
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■ レザーファッションショーに出演しました!
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■ 廣峯神社に大絵馬を奉納しました!
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■ 企業との連携事業
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■彫刻のキーホルダー作成
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■デザイン科とネコのはなし。
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■この4月と来年4月にパソコンが最新の設備に入れ替わります。
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■皮革連携事業を実施しました。
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3D ■課題研究の授業で、3Dアニメーションのソフトである「MAYA」を学んでいます。
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8 デザイン科生徒の声

■卒業制作を終えたあと、「何気ないありがたさ」に気付くことができました。毎日弁当を作ってくれた母や、インターンシップを通じて仕事の大変さを感じ、父の偉大さを感じました。課題が遅れた時バックアップしてくださった先生に感謝しています。
 いかに自分が恵まれていたか、やっと気付くことができました。それは日頃から感謝の大切さを学んでいることと、実際に自分で感じたからだと思います。デザイン科に来て良かったです。
 逃げに逃げを繰り返していましたが、高校では思い切ってデザインに入学しました。当初、普通科に行けば良かったとも思いましたが、ありがたさ、感謝に気付けたのはデザイン科だからです。おそらく普通高校に行けば中学時代と変わらず、なんとなく卒業していたと思います。
 課題の忙しさ、行事の充実、先生方のやさしさが自分の成長へと繋がったと思います。三年間ありがとうございました。

■絵を描けることは本当に幸せだなと思いました。自分の好きなことをさせてもらっているから、今よ りもっともっと知識を増やして技術を高めていけるように頑張りたいです。
 『感謝の心』は大切だと思いました。自分の心を落ち着かせて、感謝したりしていると、たまに良いアイディアが浮かんだりします。心が乱れている時は、全然集中は出来ないし、何も思い浮かびません。だから感謝することは、大切なことなんだと思いましす。

■私は多くの人に支えられて過ごしているということを感じました。入学した頃は周りの人のレベルの 高さに驚き先輩方の作品を見て唖然としました。私なんかが来てよかったのかとも思いました。今は 様々な話を聞き、私がここへ来て作品を作っているのは運命なんだと思えます。
 人の悪いところばかり気にしていた私は、実習を通して感謝することが大切だということに気づき ました。道具の手入れをさぼったりしたらすぐに作品にも影響し、大切にすれば自分の思うように描けました。色々なものに支えられて私は毎日過ごしています。
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■私は三年間デザイン科で色々なことを学び、身につけました。その一つが「自信」です。当時、私は自分の絵が嫌いでした。
 小学生の頃はよく自由帳などに絵を描いていましたが決して上手とは言えないようなものでした。周りに絵が上手な人がたくさんいた為、自分の絵に自信がなくなり、いつしか絵を描くことがなくなっていきました。
 絵を描くことが嫌いだった私がデザイン科に入ったのは建築関係の仕事に就くためにデザインの基礎を学びたかったからです。入った当初はあまり絵のアイデアや絵の描き方がわからず、とても苦労しました。しかし、先生方のわかりやすい教えにより、一年生の最後の課題の構成画では、自分に納得のいく作品ができ、自分自身に大きな自信がつきました。
 さらに大きく自信がついた出来事があります。それは三年生の時に課題に取り組むため、絵の練習を毎日したことです。
 私の好きなアーティストや、アニメのキャラクターなど様々なものを描きました。最初は思い通りの絵は描けませんでしたが、練習を重ねるうちに描けるようになりました。
 私が描いた絵を友達や先生方が見て笑ってくれたり、褒めてくれたりなど何気ない言葉は、私に大きな自信を与えました。これは絵を好きな人たちが周りにいる環境だからこそついた自信なのかなと思います。
 今では絵を描くことがとても好きになりました。

■人生の中で一番 絵と関わってきた一年間でした。課題は多いし大変だけど、好きなことが毎日出来 てとても幸せな時間でした。私は先輩の絵を見てあこがれてこの高校に入学したので、今度は私がいい作品を描いて皆を幸せにしたいです。実習室、筆、絵具水、パレットすべての画材に感謝です。これがないといい作品はできませんからね!! この環境にいれて幸せです。感謝ですね。
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■デザイン科に入学して違うなと思ったことはデッサンのやり方です。デッサンのために鉛筆を10本ほど購入し、それぞれをうまく使い分けて陰影をつけ、立体を描く。中学の時にやっていたデッサンはお遊びだったのかと思うくらいでした。
 他にも皮革により制作した服、デザイン科の生徒が主となって作り上げたファッションショーなど、感動することはたくさんでした。体育がしんどいだとか、校則が厳しいだとか課題が多いだとかの不安はありましたが、実際に取り組んでみると「意外といける」ということが多かったです。
 またデザイン科は最新の設備が整っており、全てのMacのパソコンにPhotoshopやIllustrator、その他Adobeのソフトが入っています。他にも3Dプリンターや3Dスキャンなどの製図に使用する設備もたくさんあります。
 先生がよく言われる『鉛筆一本にも感謝』という言葉を聞き、好きなことを学ぶことができる自分のこの環境がどれだけ恵まれたものかを改めて知り、周りの人に感謝しなければいけないと気づくことができました。 
■3年間を振り返ると、楽しかった。とにかく楽しかったです。絵馬奉納やファッションショー、皮革連携事業など、姫工デザイン科でしか出来ないことをたくさん経験しました。デザイン科で3年間学べて良かったと確信を持って言えます。自分の好きなこと、楽しいことをとことん追及することが出来ました。こんなに幸せな3年間を送って大丈夫なのかと心配するほどに充実した高校生活を送ることができました。
 こんなに楽しく生活できているのは周りの人、環境のおかげだと深く思いました。自分にはできないことはない、誰かに助けられなくてもできるという気持ちがあると成長できないです。周りの人を頼り信頼するからこそ、自分の欠点や見えなかったことに気がつきます。頼るだけではなく忘れていけないのは感謝の気持ちです。この気持ちは課題、学校行事で学びました。これらの姫工内の生活で、日々は挨拶で始まり感謝で終わるのだと思いました。
 また、あっという間に3年間が終わったという感覚が非常に大きいです。課題、テスト、課題、行事、課題…。風のように過ぎていきました。辛いことがあっても振り返る暇がなかったくらいに慌ただしかったことが、楽しく過ごせた理由の一つだと思います。
■中学3年生の時、デザイン科作品展を見に行きました。自分には絶対描けないと思いました。絵を描くことに苦手意識を持っていました。でもデザインに興味があり、自分の手で作っていくことがやりたいと思いました。そう思って姫工に行きました。3年間やってきた今、自分の作品を見てもらう側にいることは自分にとって特別なことです。
 実習の授業があってデザインを学べる高校生は、本当に少数だと思います。私はそんな少数の中に入れたことが嬉しいです。
 姫工に行きたいと思った一つの理由に資格取得をしたいということがありました。受験の際の面接でカラーコーディネーター検定やグラフィックデザイン検定を取得したいと言ったことを覚えています。その目標が達成できたことは自分にとって大きいことでした。頑張った分の結果が出たときの嬉しさは忘れないです。でも頑張ったことで届かないこともありました。私にとって一つの経験になりました。努力したことは無駄にならないと信じてこれからも取り組んで行きたいです。
 中学校の先生と話す機会がありました。その時、質問されたことが自分の中に残っています。「三年前に戻っても同じ選択をしてた?(姫工に行くという)」と聞かれ私は「はい」と答えていました。姫工に来て良かったと思えた時でした。姫工で経験できたこと一つ一つ自分にとって大きく、特別なもので、これからの自分に繋がるデザイン科での日々でした。
■これまでの課題をやり遂げられたのは友達のおかげです。何かを作る者同士として、励まし合い高め合いながら頑張れる関係って、ほんとうに素敵だと思います。ぜったいに1人だと挫折していただろうなあと、よく思います。みんな優しくて、温かくて、頑張り屋さんで、自分より友達!って子ばかりで。言葉にするのが難しいのだけれど、感謝してもしきれないってこういうことを言うんだろうな。
 私は今まで学校というものは面倒な場所だと思っていました。小学校も、中学校も。窮屈で、楽しくないし。理由をつけてサボったり。だけど、デザイン科はそうは思わせてくれませんでした。あれ、学校ってこんなに楽しくていいんだっけ?って初めての感情にどきどきしました。
 私が笑ってたら一緒に笑ってくれて。私が怒ってたら一緒に怒ってくれて。私が落ち込んでいたら笑わせてくれて。デザイン科での3年間は、ぜんぶぜんぶ宝物です。みんながいたから頑張れました。みんながいるから頑張ります。
■月並みな表現ですが、高校生活を一言で表すなら「楽しかった」です。もちろん辛いこともしんどいこともたくさんありました。が、それと同じくらいに友達の存在に助けられました。私のクラスにいる人は本当にすごい人ばかりで、「なんでそんなんできるん??」とかいう類のワードは、数え切れないほど口にしたと思います。イラストが上手な人、デッサンが上手な人、高クオリティのロゴやポスターをすぐに思いつく人、油絵が上手な人、Photoshopが得意な人、Illustratorの神。いろんなすごい人がいます。
 毎日刺激だらけで、その刺激がいい方向にも悪い方向にも行き、それでも最終的には必ず悪い方へ転じてしまわなかったのは、きっとクラスのみんなが素敵な人だらけだったからだと思います。 何より、ここにいるのは絵が好きな人ばかりだというのが、この3年間怖いくらい充実していた理由のひとつだと思います。落書きに本気になるみんなが大好きです。
 卒業制作は、焦燥感と充実感の嵐の中、いつのまにか終わっていました。好きなものを描いているんだから、もちろん楽しいことには楽しかったのです。
 中学生のころは具体的な夢もなく、ただデザインに関わる仕事がしたいな、というなんともふんわりした目標しか持たずに入学しました。今では、アクセサリーを作りたいという夢を見つけて、それに近づけるよう大学に進学できることも決まりました。また違うやりたいことを見つけるかもしれないけど、ここで学んだことは絶対にずっと自分の自信であり続けると思います。
 3年間、幸せな毎日でした。感謝!
■私は物心がついた頃から絵が好きでした。保育園の頃に文字が読めないにも関わらず、絵本をじっと一人で見ていたほどです。小学校に入ると絵を描くことが何よりも楽しくなり、将来は漫画家やイラストレーターになろうと考えていたりしました。多分きっかけは、友達や家族といった身近な人に自分の絵を身近褒めてもらったからだと思います。
 それから中学3年生になり、絵に関することを学べるところに行きたいと強く思うようになりました。インターネットなどで調べると姫路工業に行き着きました。クラスメイト達は普通科の学校に進学するのが大半でそんな中、私はデザイン科という未知の世界へ踏みいれようとしていた為、少し不安でした。
 デザイン科の授業では、普通科では決して学ぶことのできないものばかりでとても楽しかったです。工業高校のデザイン科ならではの実習にワクワクしました。霧吹き状に絵の具を噴射して描くエアブラシや、木工ではドリルで穴を開けるボール盤、電動で木を切断する丸ノコ盤や帯ノコ盤、糸ノコ、陶芸では粘土をぐるぐる回しながらお茶碗を作るろくろ、織り染めの織り機、3DCADから立体的が印刷できる3Dプリンター、CGでは何台ものMacがあり、その中にはフォトショップやイラストレーター、映像編集などソフトが入っています。この恵まれた施設設備はろんなことにチャレンジすることができます。 まあその分どの科よりも課題がたくさんあったのは難点ですが。最初の授業はいきなりパソコンでフォトショップやイラストレーターといったソフトを使わずに、ポスターカラーで基礎を学び、2年生になると、表現技法として色鉛筆やエアブラシで絵を描く感覚やデザインの仕方を学びます。並行してCGも行いますが、デジタルのデーターだけではなく実際に紙の上で感覚を掴むのことが大切なのです。
 姫路工業のデザイン科はデザインの知識や経験が全くない人でも自然に理解していけるので楽しんで学べます。

 

 

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