全校集会

4月の全校集会を体育館で行いました。

生徒大会 令和5年度の会計報告と令和6年度の予算報告がありました。

運動部激励会 各部長が全校生徒へ向けて各部の取り組みと目標を宣言しました。


■校長先生激励の言葉■
各運動部の部長がコメントをくれました。 運動部に限らずだけども、一生懸命やってくれることが嬉しいです。一生懸命な姿が美しいです。しかしながら、限界の前にピンチがやってきます。そのピンチの前の自分自身を見つめて、日々自分の限界を乗り越えられるように、期待をしています。

■生徒会長激励の言葉■
どの部活の皆さんも各々の部で掲げた目標を達成し、より良い結果を出せるように頑張ってきてください。応援しています。

表彰伝達 今回受賞されたみなさん、おめでとうございます!

部・科 大会・コンクール・検定名 成績
デザイン科 第19回IPAひろげよう情報セキュリティコンクール2023 優秀賞(2名)

校長先生による創立記念日講話

姫路工業高校の創立記念日は5月1日です。 今年で創立88年になります。昭和11年に学校ができ、初めは3つの学科からスタートしました。卒業生の数はもう今や1万2000を超えています。県下でも有数の工業高校です。非常に厳しい時代もありましたが、その苦しい時代を乗り越えるために始まったのは「挨拶」です。ここから姫工は再生し、それから「アヒル」のスローガンが守られてきました。アヒルのアが1番最初に来てるのはそういう意味があるんです。 挨拶は大事ですが、中身の、心の詰まった挨拶をして欲しいです。そしてこれからもより良い学校として、強い学校としてなるように、大事にしていって欲しいです。

2つ目。「アヒルを守れ」という合言葉。
目指してほしいのは品格です。例えば、今日のような集会があります。 並んでいる生徒の皆さんは、先生に言われて並んでいるわけじゃない。生徒会長がいやいや言うわけじゃない。 皆さんが自分の考えでこうしなければいけないなって思ってやっているんです。始まるまできちっと待つ。良い姿勢のまま待つ。待っている瞬間の静寂というのが、1番いいところだなと思います。
何より気づくということが1番大事です。その気づきは本当に大切です。
ある営業の若い社員の方の話です。その社員の人の作業場は、いつも散らかっている職場でした。それをしょっちゅう社長さんから叱られていたそうです。その社員の人が朝出勤する時、公園でいつも老人がゴミ拾いをしている光景を見かけました。その老人はスーツを着こなしていて、ボランティアで拾ってくれているわけではないと思い、違和感を感じました。気になってその社員は、「ボランティアのように見えませんが、なんで毎日ゴミを拾ってるんですか。」と聞きました。その老人は「掃除をすると得をするから」と答えました。社員はさらに聞きました。「どんな得があるんですか。」と。 老人は 「 それは、ゴミを拾った人だけがわかるんだ。」 と一言答えました。
その老人はこうも言ったそうです。「ごみを1つ捨てると、大切な心の何かを捨てていく。ゴミを1つ拾うと、大切な何かを心に広げていく。」その言葉に励まされて、その営業社員は会社の掃除をするようになりました。最初はずっと1人だったけれど、同僚もやり始めて、仲間が出来て、そのうち掃除をしなくなると気持ち悪くなるようになりました。掃除が習慣になると、汚れていることに気づくようになりました。その気づきは仕事にも生かされ、社員1人1人が良い仕事をするようになり、結果的に業績が上がり、その会社は良くなりました。
ゴミを拾うということ、人の役に立つことを、誰も見ていなくても勇気を持って恥ずかしがらずに行動に移す。自分の意思を貫く。ゴミ拾いが習慣になり、心に力が芽生えて、自分に自信が持てて、なんでも挑戦できるようになります。まず、できることからやってみる。 汚れているところを綺麗にする行為は、ただの掃除で終わらない何かがあると思います。
連休がやってきます。楽しいこともあるでしょう。だけど、そこに流されず、誰も見ていないところでどういうような行動をふるまうか、すごく大きなヒントがここにあるように思います。自分で少し力が抜けているなと思ったら、 自分ができることからやってみて欲しいと思います。スマートフォンに大切な時間を盗み取られるということがないように、連休を過ごして欲しいと思います。一緒に頑張りましょう。

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