2年生の総合的な探求の時間で、Instagramを始めました。学校の紹介や、生徒たちのオフショットなど、たくさんの情報を発信していきます。
学校紹介ビデオ ~海とわたしと高校と~
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令和7年版学校パンフレット
(普通科)
(海洋科学科)
但州丸日記 ~実習生の航海日記を日々更新します~
6月30日(月)3年生海洋科学科オーシャンコース11名が26日間のトロール漁業実習を終え無事に香住港に帰港し、10時30分より下船式が行われました。
この26日間は実習生にとってとても充実した日々を過ごし操業実習、寄港地での研修など貴重な経験をして、出航した時より一回りも二回りも大きく成長して帰ってきました。
今後の学校生活や進路先でこの経験を生かしてほしいと思います。
本日が最後の日誌となりました。この大切な日誌の締めくくりを任せていただき、大変光栄に思います。
明日になれば、高校生活最後の航海も終わります。2年生から始まった長期の乗船実習を通して、私たちは本当に多くのことを学ばせていただきました。その終わりが近づいているのを感じると、やはり寂しさが込み上げてきます。
今日は、但州丸での最後の釣りを思いきり楽しもうと思います。これから鎧沖で釣りを行いますが、たとえ釣果がなくても「楽しかった」と心から思えるよう、精一杯取り組みたいと思います。
最後になりましたが、この実習前半でお世話になった国立研究開発法人 水産研究・教育機構の内藤首席調査官をはじめ、但州丸の佐々木船長および乗組員の皆様、関係の先生方、そして何より、私たちを快く送り出してくれた家族に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
実習生 澁川 拓海
追伸
三年間、僕たちの命を預かり、共に海を渡ってくださった但州丸へ
本当にありがとうございました。
もう残り3日で香住帰港です。振り返ってみれば短かったような長かったような複雑な気持ちです。これで高校生活最後の乗船実習は終わってしまうのが少し悲しい気持ちです。またよく考えれば僕は就職希望なので、次に船に乗る時は実習生という立場ではなく、乗組員という立場になり、心配になります。
もう少しで3年が終わろうとしています。今まで寮のみんなと毎日遊んで、ご飯を食べて、勉強してお風呂に入ってと、いい思い出も悪い思い出もとても普通の高校ではできないことばかりで、この高校に入ってとてもよかったと思います。後少しのトロール頑張りたいと思います。
実習生 坂本 琉稀
今日は、出港時の船橋当直でした。出港当直では、外洋を航行するのとは異なり港から外に出るため、入港してくる船や、港の中を航行する船等がたくさんいます。そのため注意深く周りを警戒しないといけません。僕は緊張しながらレーダーや双眼鏡を使いながら見張りをしました。
出港の時に但州丸の前に着岸していた、静岡県立焼津水産高等学校の実習船「やいづ」に乗船している僕たちと同じ実習生が、帽子を振って見送りをしてくれ、僕たちもヘルメットを振って答えました。また、「やいづ」から「貴船のご安航をお祈りします」を意味する国際信号旗「UW」が上がっていたので、こちらも回答旗をつけて「UW」を上げました。僕らの見送りをしてくれたこと、「UW」をあげてくれたこと、とても嬉しかったです。
函館港は、僕たちの高校生活最後の乗船実習で訪れた最後の寄港地です。この最後の寄港地を離れることはとても悲しいことです。ですが、始まりがあれば終わりもあります。
あとは香住に帰るだけです。今思い返せばとても早い航海だなと思いました。香住帰港まであと少しです。最後まで悔いのないような実習をしたいです。
実習生 石田 尊浩
今日は、昨日の青森研修の印象が強すぎたので昨日のことを書いていきたいと思います。
昨日は青森に津軽海峡フェリーに乗って向かいました。過去にフェリーには乗ったことがあったものの、この大きさの船には乗ったことがなかったので興奮しました。また、ブリッジや機関室、入出港なども見学させていただき、すごく有意義な時間を過ごすことができました。
青森に着いてからは、フェリーターミナルから青森駅まで少し距離があったので歩いていきました。途中に橋があり、それを経由していきました。ちょうどお昼ごろの到着だったので、目星をつけていたお店へ。1000円の気まぐれ丼が目に留まったので、それを注文しました。マグロなどがごろごろと乗っており、気まぐれというよりも贅沢の方があってるんじゃないかと思いました。
それから少し商店街を散策していていたら見方君を発見し、合流して他の場所も回りました。夜ご飯は適当に済ませて、青森のお土産を買い、北海道新幹線に乗り青函トンネルを通り函館に帰りました。
昨日一日は今まで乗ったことのない乗り物に乗ることができたことや初めての土地に行ったことで、とても満足した一日でした。またこのことはいつまでも僕の心の中に「記憶」として残っていくと思います。
実習生 三原海輝
今日は朝から津軽海峡フェリー様にご招待され乗船し、船内見学等をさせていただきました。船内はとても広く、内装も綺麗で豪華でした。また船橋での出入港見学や車両デッキ、エンジンルームをみせていただき、さらに船員食堂で朝食までいただきました。
フェリーは約3時間で函館から青森に着きました。青森港での着岸の技術には、実習生一同その正確さに驚いていました。
青森で昼食は味噌カレー牛乳ラーメンを食べました。意外に味は味噌のコクとカレーの辛さがちょうど合わさってとても美味しかったです。麺も中太麺でとても美味しかったです。昼ご飯を食べた後は家族や友達へのお土産を買いに行ったり、自分の大好物のジョナゴールドを使ったジェラートを食べたりして青森を満喫していました。
函館への帰りは北海道新幹線のはやぶさに乗って函館まで帰ります。今、新青森駅で今から新幹線に乗るのですが、ずっ〜〜〜と乗りたかった電車の一つだったのでとても興奮しています。やっぱりボディの形、そして色もかっこいいし速いっていう子どもみたいな感想ですけど、ずっと乗りたかったので本当に良かったです。もうすぐ航海実習も終わりなので残り少ないですが、頑張っていきたいと思います。
実習生 見方 維吹
追記
今回、私たちをご招待いただいた津軽海峡フェリー株式会社さま、ありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
今日は、10時に函館に入港しました。入港作業では初めてロープが岸壁にこすれて傷がつくのを防ぐ「すれ」を付ける作業をしました。
作業が終わってから昼ご飯を食べて、「函館ドック」の見学に行きました。ドックは写真や動画でしか見たことがなかったので大きさの想像がつかなかったけど、実際に見るとすごく大きくまるでビルが横たわっているようでした。ドライドックの下に降りた時は壁の高さやアンカーの大きさに驚きました。
見学が終わると厳島神社と船魂神社、護国神社に行きました。夜ご飯は函館で有名なラッキーピエロで食べました。明日は津軽海峡フェリーの企業見学で乗船し、青森に行きます。とても楽しみです。
実習生 関田あかり
航海19日目
今日は、秋田寄港の最終日で、私は食事当番でした。朝の仕事を終わらせた後、14時30時までの外出許可をいただきました。
寄港地研修では、三原君とともに秋田城跡歴史資料館を訪れました。館内には、秋田城の歴史をはじめ、古代の食器類や兜・鎧などの武具が展示されており、どれも興味深いものでした。特に印象に残ったのは、古代のトイレの沈殿槽にたまった土から、未消化の種子や、周辺に集まる糞虫、古代人に寄生した寄生虫の卵などが見つかったという展示です。当時の人々の生活や環境を、具体的に想像できる内容で、大変学びの多いものでした。秋田を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてほしい場所の一つです。
昼食には、秋田の名物である稲庭うどんをいただきました。細めの麵ながらも強い腰があり、つゆともよく絡み、とても美味しかったです。
先ほど16時に函館港向けで秋田港を出港しました。明日には到着する予定ですが、この短い航海の間でも、海が穏やかで安全に航海ができることを願っています。
実習生 岡本 和弥
航海18日目
今日はせっかくの秋田3日目だったのに1日中大雨でした。大雨は青木学年の宿命なので仕方がありません。(修学旅行も雨ばかりでした。)
朝は食当を済ました後は11時頃まで部屋でゆっくりとしていました。11時頃までゆっくりしたあとは、平野と2人で秋田セリオンタワーにあるお土産コーナーで家族のお土産を買いました。お土産を買ったあとは、近くのスーパーで日用品とアイスを買いに行きました。買い物を終えたあとは2人で近くの海岸に行き何気ない会話をしながらアイスを食べました。でも溶けまくっていたため思うように食べることができませんでした。
昼からは石谷先生と平野と3人で船からすぐそこにある「海王」という店に食べに行きました。醤油ラーメン焼肉丼セットが1000円でした。量もかなりあり、とても美味しかったです。食べ終わったあとは船に戻り洗濯物をし、ゆっくり部屋で休みました。明日は16時に秋田を出港し24日の10時に函館に入港します。残り航海8日頑張ります。それではおやすみなさい。
実習生 井手 和
今日は、朝5時45分に起床して掃除、食事後、秋田寄港地研修2日目が始まりました。時間は8時から19時半まででした。
昨日は秋田港付近の土崎神社や記念館に行って散策をしたので、今日は秋田駅の周辺を散策しました。朝食を食べてからは、上陸をしてまず麦くんとすぐに土崎駅に向かい、そこからは電車に乗って秋田駅に行きました。
まず久保田城にいき櫓に登りました。その道中リスを初めて見ました。昼食は秋田名物の稲庭うどんを食べ、ついてにそこできりたんぽといぶりがっこを食べました。
きりたんぽは、米を焼いたみたいな感じでした。いぶりがっこは燻製の芳醇な香りして、まるで焚火が口の中に飛び込んできたみたいで渋みと塩味、少しの甘味がちょうどいい塩梅でした。
明日はもう少し遠くに行きたいです。
実習生 平野 和也