海洋科学科の紹介

【オーシャンコース】

実践を通じて、未来の船乗りへ。

海を知り、船を動かし、人とつながる学び

本校では、船の操縦技術やエンジン(機関)のしくみといった、航海に必要な専門技術を、実習を通して実践的に学びます。

大型実習船「但州丸(358トン)」や小型実習船「しりうす(19トン)」に乗船し、実際の航海を体験しながら、航海士としてのスキルを段階的に身につけていきます。

▶ 大型実習船「但州丸」では

約1か月という航海実習を通じて、長期間の海上生活や本格的な航海を経験します。

航海中は、仲間と協力して困難を乗り越え、責任感・判断力・チームワークといった人間力も自然と育まれていきます。

▶ 小型実習船「しりうす」では

沿岸での航海実習を中心に、魚釣りなどの体験を通じて、様々なスキルを習得します。

将来は、商船・タンカー・漁船などの船舶で、船長や航海士として活躍することを目指します。

広い海で人と物を運び、社会を支えるプロフェッショナルになる――

その第一歩がここにあります。

【アクアコース】

水産物の増養殖や海洋生物、海洋環境に関する知識・技術について広く学びます。トラフグ、アユ、マス類、メダカ(改良品種)などの増養殖に取り組んでおり、トラフグの歯切りやアユの人工授精など基礎的な養殖技術の習得ができます。また、地域の漁協と連携してアユを河川に放流すし資源回復のための取り組みも行っています。水族館での就業体験実習、スノーケリング・ダイビング実習、水質調査など、海にも川にも近いという水圏環境に恵まれた学校の利点を活かし、増養殖から環境保全まで、広い視野と知識・技能を持つ人材の育成を目指しています。

【シーフードコース】

食品の調理や加工など食品についての知識と技術を学び、食のプロをめざします。食品の栄養や食文化、食品の流通、食品衛生など、食を取り巻く多くの分野を学びます。レトルトパウチやフリーズドライ、缶詰や干物など食品加工の技術や、料理の調理技術を身に付けることを目標にしています。特別非常勤講師としてプロの調理師を招聘したシーフードクッキングでは、本格的な和食や洋食の職人技を学ぶことができます。また、加工実習で作った製品を地域で販売する実習も行っていて、商品作りと販売体験を学ぶことができます。

 

海洋科学科教育課程

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学校パンフレット 

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