但州丸日記 見極め航海7月25日(水)
今回の見極め航海は初めて経験することが多くとても新鮮で、毎日が学びとワクワクの連続でした。
まず、ワッチではチャート(海図)で位置を導き出すのにも手間取り、航海日誌の英語の部分など、その意味を知るところから始まり苦労をしましたが、実習をこなすとともに徐々に理解が進み、今では効率よくできるようになりました。
作業では、まぐろはえ縄の実習で使用する枝縄のコイルをする際に縄の輪が大きくなったり小さくなったり、ねじれたりしていましたが、コツを掴み、上手にコイルできるようになり成長を感じられました。
船内生活は、寮での生活とまた異なる規則のある生活で、ワッチにより就寝時刻や洗濯、お風呂のタイミングなどが異なるため、自分自身で把握しないといけないところが難しかったです。
寄港地研修では、観光と人々との出会いを通してその土地の魅力をたくさん楽しむことが出来ました。
但州丸のごはんは美味しすぎて、ついつい食べ過ぎてしまいました。日々の食事を作っていただいた司厨長さんと司厨員さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、私たちが楽しみながら成長することが出来たのは、指導教官の石谷先生、青木先生、そして宮本船長をはじめとする但州丸の乗組員さんからの優しい指導と、そして何よりサポートしてくれた家族のおかげです。航海を支えてくださった皆様のおかげで、長期航海実習を無事に乗り越えることができました。本当にありがとうございました。
野田 敬心