No.3_1学期終業式式辞
皆さんおはようございます。今日で1学期が終了です。明日から夏休みです。どの学年も勉強はもちろん読書、ボランティア等の様々な経験をしてください。
突然ですが、3年生野球部キャプテン。その場で起立をお願いします。
先日7月16日(火)に最後の試合でした。その感想は?
「この仲間とともに最後まで野球を好きになることができました。」
ラストミーティングで涙が出ましたか?
「はい」
勇気を持って、答えてくれて、ありがとう。(生徒から期せずして拍手)
一生懸命なにかをやり遂げると、自然と涙が出てくるものです。それが「泣く資格がある」ということだと思います。いろいろな感情が渦巻いてはいるだろうけれど、やりきれば勝手に涙が出るものです。
1年生は入学後から1学期を振り返って、この夏、本当の明峰生になるために、先ほどいった様々な活動を無我夢中で行ってほしい。
2年生は部活動では3年生の先輩は大半引退してしまっている。
この夏休み、君たちがまさに無我夢中で学校の中心になっていくための時期です。
3年生はいよいよ天王山。あるクラスの学級通信を見せていただきました。
「長く続く人生の中で、今からの30日間、本気で過ごしてみよう」
確かに苦しい時期だけれども、長い人生から考えると短いし、本気で頑張らなければならないときってそうそうあるものじゃない。
今ががんばり時です。進路実現に向けて無我夢中になってほしい。
別件です。
昨日7月18日(木) 12時頃川西能勢口のレストラン前で本校女児生徒3名について、外部からお電話をいただきました。
熱中症のような症状で動けなくなり座り込んでいたお年寄りに「大丈夫ですか」等と声をかけ持っていたハンディファンをあてていました。その光景を見て明峰高校さんの素晴らしさと優しさを感じました、というお話しでした。
ありがたいことです。
このように地域の方々は本校の動きをよくご覧になっています。プライドを持って行動しましょう。
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わたしは、天使は悪魔の顔をしてやってきて、悪魔は天使の顔をしてやってくると思っています。
この夏休み、君たちを狙って天使の顔をしてやってくる悪魔は間違いなくいます。その、ことをよくよく考えて行動し、いい夏休みにしてください。そして、8月27日(火)、必ずこの場所に戻ってきなさい。
君たちの居場所のこの場所に戻ってきなさい。
待っています。
No2._入学式式辞
暖かい春の日差しが降り注ぎ、桜が満開の中、木々も若葉を開く季節を迎えました。そうした今日の佳き日に、PTA会長川北将(かわきた まさる)様 同窓会長丸野俊一(まるの しゅんいち)様をはじめ多くのご来賓のご臨席を賜り、兵庫県立川西明峰高等学校第四十九回入学式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして、誠に大きな喜びであります。
ただいま入学を許可しました227名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みなさんを本校の四十九回生としてお迎えできますことを在校生、教職員一同大いに喜んでいます。また、今日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。
本校は昭和五十一年に創立され以来「自主」「創造」「礼節」「友愛」を理念として、今年で49年目を迎えます。君たちが2年生になったときには創立五十周年を迎えます。
本校は国連が提唱するSDGsの実現のための教育活動が評価され、令和4年度にユネスコスクールに
正式加盟しました。混沌とする国際情勢下にあって、本校の教育活動は有意義なものと考えます。
明峰生として、みんなが安全で安心できる環境を作るため、自らを律して規則を守り、高校生活を送ることを基本としてください。無我夢中で走り切ってください。明峰生として、ゆるがぬ志と大きな夢の実現のため日々、果敢にチャレンジし続けることを期待しています。3年間を終えたときにこの出会いは偶然ではなく必然であったと確信することとなります。
最後になりましたが、お子様のご入学にあたり、保護者の皆様に重ねてお喜びを申し上げます。時にはお子様にとって厳しいことをお伝えするかもしれませんが、お子様の健全な成長と豊かな個性の伸長を目指しています。今後のご支援とご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
兵庫県立川西明峰高等学校長
近藤和弘
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No.1_始業式式辞
皆さんおはようございます。今日から令和6年度が始まりました。
年度のはじめにあたり改めてお話をします。
本校の校訓は知っていますか。
「自主 創造 礼節 友愛」です。
君たちが出入りする昇降口に立派な校訓碑があります。
さて、話は変わりますが、年度の初めにあたり、将来のありたい自分、卒業後の自分の夢、目標を改めて定めてください。
今日、帰宅したらお父さんやお母さんや場合によってはおじいちゃんおばあちゃんに
「わたし、史上初の女性総理大臣になるわ」といってみてください。
また、「わたし、女優になるわ」と話してください。
おそらく「無理、無理」とか「あんた、私の子やで」など否定的な答えが返ってくることが多いと予想されます。
その時、すかさず「お母さん、なったことある?」と返してみてください。
私たちは経験をしていないことに対して、できない理由をあげて、挑まないことはよくあることです。
失敗をおそれるあまり、さも「正当」かのような理由を先回りして準備するものなのです。
新しい学年になりました。是非チャレンジ精神を持って遙か先のことを思い描き、また、今日の目標を実践していきましょう。
あなたの将来のありたい自分のすがたを現実のものとするために、
あなたのその行動は自主的ですか。単なるわがままではないですか。
あなたのその言動は何を創造していますか。むしろ、壊しているのではないですか。
あなたのその対応は礼節をわきまえていますか。礼を失していませんか。
あなたの姿は友愛に満ちていますか。自分と同じく周りの人を大切に思っていますか。
あなたの揺るぎない志を持ち、将来の夢を実現できるよう、本校の校訓を是非、日常生活に落とし込んで一年をスタートしてください。応援しています。
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