斎藤元彦 兵庫県知事来校

「ワーケーション知事室in美方郡」の一環で、本校に斎藤元彦知事が来校されました。

兵庫県唯一の海洋科学科を有する本校での学びを直接ご覧になり、また直接生徒と触れ合う中で、3つのコースの実習体験をされました。

  • シーフードコース

まず、食品製造実習室では、ローカルフィッシュ缶グランプリ全国大会決勝に出場した生徒が、未利用資源を活用した缶詰について説明しました。知事は興味深く生徒の苦労話に耳を傾け、時折質問をされていました。その後、実際の缶詰製造を生徒と一緒に体験されました。

  • オーシャンコース

次に、航海教室に場所を移し、今年度更新導入されたレーダーシミュレータを体験されました。知事自身、船舶免許を持っておられるということで、実際の海図に基づいた操舵シミュレータを巧み操縦されていました。時間帯・気象状況を自由に変更できるので、様々な場面での操船練習ができることを生徒が説明しながら、一緒に体験していただきました。

  • アクアコース

最後に、栽培漁業実習室で養殖している「トラフグ」の歯切りを生徒と一緒に体験されました。トラフグ同士が傷つけあわない為に、定期的に歯を切る作業をすることを生徒が説明し、その後、実際に歯切体験をされました。トラフグが暴れないように事前に麻酔をかけましたが、生きのいいトラフグが知事の手元からすり抜けていきました。ゴーグル・エプロン・軍手・長靴の完全武装で臨まれ、見事歯切りを体験されました。

一連の体験活動の他に、11月13日(日)に明石で行われた「第41回全国豊かな海づくり大会」の中で、開会行事で旗手団を務めた生徒と稚魚放流会場で介添えを務めた生徒たちとお会いになり、お礼の言葉と高校生活に向けての激励の言葉をいただきました。