1年生コミュニケーションワークショップ
7月8日(火)、本校にて「コミュニケーションワークショップ」を開催しました。
講師として、芸術文化観光専門職大学の平田知之先生と姚瑶先生をお迎えし、学科ごとに各クラスでそれぞれの活動に取り組みました。
普通科では、まずジェスチャーだけで伝える伝言ゲームを行い、その難しさや面白さを体験しました。続いて、グループごとに講師の先生から出されたテーマを、声を使わずジェスチャーのみで劇にして表現し、観ている人がそれを当てるという活動に挑戦しました。言葉に頼らずに相手に伝えようとする中で、身振りや表情の大切さ、工夫する楽しさ、そして何より「伝えることの難しさと奥深さ」を実感することができました。
海洋科学科では、「聞く・聴く」「話す・伝える」「表情を使う」といった、さまざまなコミュニケーションの要素を組み合わせたゲームに取り組みました。活動を通して、自分の表現の仕方や相手の反応の受け取り方について考え、普段何気なくしているコミュニケーションにも多くの方法や工夫があることに気づくことができました。
どちらの学科の活動にも共通していたのは、コミュニケーションの取り方や伝え方、聞き方が一つではなく、多様であることを学べた点です。さらに、活動はランダムに決められたグループで行われ、普段あまり関わることのない人とも自然と会話や協力が生まれ、新たな関係を築くきっかけにもなりました。
今回のワークショップを通して、コミュニケーションの難しさだけでなく楽しさや可能性を感じることができ、これからの学校生活や将来に生かせる貴重な学びとなりました。
最後になりましたが、このような貴重な機会を用意してくださり、終始温かくご指導くださった平田知之先生、姚瑶先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。