熱中症対策講話・AED講習会
7月4日(金)、夏に向けて安全な部活動の実施をするために、熱中症対策・AED講習会を行いました。熱中症対策講話では大量に汗をかき水分や塩分を失うことで、体温の調節が困難となることや身体から熱を逃がすには、首や脇の下、太ももの付け根などの大きな血管が通るところを冷やすのが有効。また、熱中症の予防として「手のひら冷却」が有効であるとの報告があり、運動前や運動中に適宜15℃程度のもの(保冷材や氷ではなく、よく冷えたペットボトルなど)により冷やすのが望ましいことなどを学びました。
また、本校では熱中症発生の危険が高い時に、放送にて注意を呼び掛けるなど保健委員が中心となって熱中症予防に取り組んでいます。
AED講習会では、救命の具体的な手順や方法を、人形を使用しての心肺蘇生法を行い確認しました。
人形を使用して練習をすることで、胸骨圧迫を行う際の適切な力加減や速さなどが確かめられたと思います。万一の時、救急隊員の方々が到着するまでに、周囲に居合わせた人たちが応急処置を行うことによる救命の連鎖が救命の可能性を高めること、自分が動くことで助けることのできる命があることを学びました。