但州丸日記 見極め航海7月18日(木)
今日は食当で、朝から司厨部(調理を担当する部署)の手伝いをしていました。
お昼の空き時間に船橋に上がると、ちょうど行き合い船がいました。海の上では船舶は右側通行となっており、互いに真向かいにみて近づく場合で衝突の恐れがあるときは「行き合い船の航法」が採られ、互いに右に曲がることで、右側通行を保ちながら衝突を避けることが出来ます。そのような海事法規上の航法を実際に行っており、頭の中でよく分かっていなかった航法を見ることが出来て勉強になりました。
明日は神戸入港でワッチと呼ばれる当直実習があります。入港時に船長のオーダーを復唱し、船首・船尾にマイクで伝えるという重要な役を担うことになりますので、間違えないように頑張ります。
岡本 和弥