自然学校が開かれました

 5月23日(木)、朝来市立梁瀬小学校の生徒たちを迎えた自然学校が開かれ、水槽見学、競りゲーム、缶詰作り体験を楽しんでいただきました。

 水槽見学の時間では、アクアコースの生徒たちと一緒にトラフグやマダイ、ヤマメなどお世話をしている生き物たちを実際に見て回りました。水槽の中の生き物たちを興味津々に覗きながら、魚たちの生態や特徴、飼育をする中で気を付けていることなど熱心に聞いていました。

 競りゲームでは、チームに分かれて仲卸人になりきり、限られた資金の中で競り落とした魚のポイントを競う勝負を行いました。高校生と小学生が協力し、狙いの魚を手に入れようと声を張り上げ、魚市場さながらに活気溢れる競りとなりました。

 缶詰作り体験では、初めて魚を捌く小学生も多く、慣れない感触に戸惑っている様子も見られましたが、本校シーフードコースの生徒たちに教わりながら、立派にサバの味噌煮の缶詰を作り上げました。

 今回、体験していただいた魚の流通・加工といった一連の流れから、様々な人たちの努力や技術によって食品が自分たちの食卓に届けられているということへの意識の高まりと、自然や日々の食事について考えるきっかけとなれば幸いです。

 

 朝来市立梁瀬小学校の皆様、ありがとうございました。