創造科学科(理数科に関する学科)の活動
~未来社会を創造するグローバルリーダーの育成~

創造科学科では理数教育を重視しつつ,文理の枠を超えて社会科学と自然科学を主体的に学び,地域,国家,国際社会,サイバー空間で直面しているさまざまな課題に向き合い,人類の最前線で要石となる「未来の創造者」を育成します。

「未来の創造者」に必要な4つの力

  1. 社会創造力
  2. 科学的思考力
  3. 複眼的思考力
  4. 自律的活動力

創造科学科の特徴

  • 「正解のない問題」に取り組む
  • 最先端に触れ,意欲的に学ぶ
  • きめ細かく,しっかりと学ぶ
  • 文理両方の進路に対応

2026年の取り組み

7月29日 政策甲子園西日本大会

創造科学科11期生(1年生)4名が神戸市会議事堂で開催された政策甲子園西日本大会に参加しました。

書類選考に通過した4名は,短期間でスライドの作成やプレゼン練習に取り組み,本番を迎えました。

結果として,全国大会への出場は叶いませんでしたが,11期生初の外部発表としていいスタートを切りました。

以下,生徒の感想です。

  • 探究の実施計画に行き詰まったため風穴を開けるために急遽参加を決めました。様々なジャンルからのアドバイスをいただくことができたので本当に参加してよかったです。これを良い形で今後の探究に繋げられればと思います。
  • 政策を考えるときに,憲法に違反しないかつ政界にどう影響をもたらすかを考えて作るのが苦労しました。
    また他の人の意見から自分にない新たな発想を得て貴重な経験になりました。悔しい結果になりましたが,自分の現時点の全力を出し切れたこと,そしてその意見が現役議員の心を動かした経験はこれからの人生に生きると思いました。政策甲子園に挑戦させていただきありがとうございました。
  • はじめはハードルが高いと感じていたが,今高校生である私たちだからこその視点で政策を立案したことで自分も政治に関わる一人であることを改めて実感できた。
    本番では,議会で発表させていただくという貴重な機会をいただき,堂々と考えを伝えることができ,さらに他のグループの発表から新たな視点や考え方に触れ,刺激を受けた。
    今回の経験を通して,社会で起きている出来事や未来のことを表面的に捉えるのではなく,その背景や課題,さまざまな立場の意見まで考えながら社会に向き合っていきたい。

7月25日 創造応用「繋がる探究共有会」

創造科学科10期生(2年生)4人が関西学院大学で開催された「繋がる探究共有会」に参加しました。

創造応用Ⅰで行っている探究活動について,自分の現状を分析し,今後に向けての計画の整理を立てました。

他校の生徒たちとグループを組み,互いに質問やアドバイスを交わすなかで,自分たちの探究を見直すきっかけになりました。

以下,生徒の感想です。

  • 探究の実施計画に行き詰まったため風穴を開けるために急遽参加を決めました。様々なジャンルからのアドバイスをいただくことができたので本当に参加してよかったです。これを良い形で今後の探究に繋げられればと思います。
  • 自分の探究について,何かアドバイスをもらえないかと参加したのですが,自分のいたグループではアドバイスをもらうことができず,少し残念な結果になってしまいました。しかし,他の人の探究を聞いて新しい視点を知ることができたり,その人の探究について考えたりするという普段しないようなことをして面白かったです。また,相手に伝えるために,自分の考えや知識をアウトプットしたり,どうしたら自分の考えを相手に伝えられるかを考えたりするいい機会にもなりました。これらの経験を自分の探究に生かせられたらと思います。
  • 僕の班は僕1人だけなので,他の人からの意見や助言をもらいたいと思い参加しました。兵庫県のいろんな地域から人が集まっていて,面白いテーマの探究をしている人や,とても難しいテーマの探究をしている人など多くの人がいました。話し合いの時間で,僕1人だけだったら思いつくことは難しいようなアイデアをたくさん出してもらえました。また,他の人に説明することで,自分でも気づくことがいくつかありました。とても有意義な経験ができました。
  • 私たちは,探究の意味や意義を,何処に求めるべきだろうか。人間含め全ての動物は,意味づけされていない行動を継続することはできない。探究型学習が文科省により必修化された今,自分の中でしっかりと「探究とは何か」,自分は探究を通して何を学ぶのかを明確にすることなくして,これからの学びを語ることはできない。AIを含む様々な科学技術が発展し,人間に求められる価値は日々変化する。その変化に対応するためーIt is not the strongest of the species that survives, nor the most intelligent that survives. It is the one that is most adaptable to change.という言葉にある,そのためーに,私には何が必要なのか,それを考える良い機会になったと感じている。

7月23日 「シスメックス研修」

創造科学科10期生(2年生)と普通科80回生(2年生)の東京みらいフロンティアツアーへの参加者がシスメックスに訪問させていただきました。研究施設や研究者の創造力を伸ばすための仕掛け,シスメックスの数々の功績を見学させていただいたのち,研究者の方,広報の方のお話を聞かせていただきました。

文系や理系という枠組みを超えて,「学ぶ」ことの楽しさを実感する機会になりました。

以下,生徒の感想です。

  • 今回の研修を経て,シスメックスは予防医療の最前線を担っている,これから始まっていく人生百年時代を支えていくのに必要不可欠な企業であるという認識にアップデートされた。また予防医療である臨床検査以外の,1年次の神戸研修で存在を知っていた,医療ロボットの Hinotori もこの企業が開発を担ったことや,人と人とのコミュニケーションを重きに置くための社内構造(机の扇形配置,ガラス張りの扉・壁等)についてなども,新たな発見であり鳥肌の立つような衝撃であった。そして「『知』を創造し継承する」という考え方も個人的に非常に面白く重要なものだなと感じた。
  • 患者さんと同様に医療従事者の方々のストレスや負担も減らそうと工夫して機器を設計している点や,社員の方々が仕事のしやすい環境を整えている点,研究開発だけでなくお客様へのサポートも含めて活動を行っている点などから,とても「思いやり」に溢れた会社だと感じました。技術の高さに加えてこのような魅力も持ち合わせていると知ることができ,すっかりSysmexのファンになりました。
  • 研究は研究でも,製品を開発する研究という点がまず新鮮でした。性能だけではなく,使いやすさやエコなどを意識した商品開発を行っていて,それが面白かったです。やはり研究はいろいろな分野の人が関わっていかないといけないものなのだと思いました。
  • 実際に新たな薬を作り出している人の話を聞ける機会は滅多にない。新薬の開発と聞くと,どこか遠い世界の話のような印象を持っていたが,今回直接お話を伺うことができ,私と同じ人間が,努力をし,薬が開発されているのだということに感銘を受けた。また,一貫した医療システムを1つの会社が保持しているということについて,とても画期的であると感じた。
  • 自分のやりたいことややっていることをより広めるためには幅広い方法を用いて積極的にアピールすることが大切になるのではないかなと感じました。探究活動などでも最終的には誰かに自分たちの成果を発表するから,どうやったらその人のこころに届くかを意識したいです。広報の方がおっしゃっていた「わかりやすくかみ砕いて伝える→理解してもらう→応援してもらう存在になる」というプロセスが人の性質に合っていてとても納得できました

【創造科学科】「ひょうごリーダーハイスクール キックオフ研修会」

令和8年7月12日(日) 創造科学科の,生徒4名が「ひょうごリーダーハイスクール キックオフ研修会」に参加しました。この研修会は,本校が指定を受けている「ひょうごリーダーハイスクール」事業の1つで,生徒及び教員が,課題解決の学び,他校との情報交換や大学関係者からの助言を得ることで,各校の探究活動に関する取組を推進・充実させることを目的として実施されています。キックオフ研修として,探究活動ブレイクスルー・ワークショップ「思考の枠を拡げる」を受け,探究活動とは何かを考えました。まさにこれから探究活動が本格的に始まる創造科学科1年生にとっては有意義な内容でした。ここでの学びをもとに,校内の探究活動における「リーダー」としての活躍を期待します。

また,神戸大学ラボツアーでは,大学院生のサポートのもと

  • 人間発達環境学研究科
  • 農学研究科
  • システム情報学研究科

を巡り,大学での研究について具体例な説明を受けました。

6月26日 創造基礎LA⑨「神戸市企画調整局講演会」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LA神戸市企画調整局講演会に参加しました。2030年の神戸に向けてのビジョンと総合都市計画について学び,自分たちが取り組んでいる政策立案や地域探究について考える機会となりました。

以下,生徒の振り返りを一部抜粋。

  • 考え方についてのお話が,とても興味深かったです。今はこんな問題があるから,これを解決していこうというのは,今ある問題を0に戻そうとする考え方で,柳瀬さんがおっしゃっていたポジティブ思考はこんな未来に向かっていくため,どうしていこうかを考える方法で,これは今ある問題をプラスに持っていこうとする考え方だなと思いました。同じ問題を解決するにせよ,ポジティブな考え方を行なって解決した方が,世界はより良くなっていると思うので,この考え方は素敵だなと思いました。
  • 過去とは変わった現状に対応して街の活性化に繋げられるかが大切になってくるとわかった。このことから,理想論だけじゃなくてしっかり現実状況を把握し,ニーズを知ることが大切だと感じた。何が物事について考える時は,「ありたい姿」を元にしてポジティブに考えていきたいと思った。人が変わっていくと街の発展も必要になってくる。そのときにどのような方針で活動していくのか,しっかりと目的をハッキリさせることが大切だと感じた。
  • 神戸の未来を「行政が考えるもの」ではなく,自分自身も考えるべきものとして捉えられるようになった。特に,「できないことの改善」ではなく,「実現したい未来」から考え,そのために必要なことを逆算するという考え方が印象に残った。私は,人口減少を食い止める必要がある,出生率が上昇しなければ他と都市から移住をふやすことだけを考えていたが,「人口が減ることを前提に,そこに生まれるゆとりをどう活用するか」課題を探すことから始めるだけでなく,地域にどのような未来があれば,暮らしは豊かになるかを考え,その実現に向けて何をすべきかという視点で探究を進め,日常生活でも地域の未来を自分事として捉えていく。
  • 当時中学生だった私たちも,学校で神戸市からのアンケートということで10年後の神戸市の姿は理想について考え,回答した。それが今,こういう形で神戸市の未来のためになっていると感じることができて,自分も神戸の一員なんだと改めて感じると共に,市の一員だからこそ責任を持って地域のことについて考えたり,市のことを知る必要があると思った。人口が減ることは悪い風に語られることが多く,授業などでもそう聞いていたのでどうにかしなければならないものだと思っていたけど,人口が減ることはもうわかっていることでどうしようもないから,悲観的になるのではなく,それをどう活かしていくか考えることが大切とおっしゃっていて新たな学びになった。

6月19日 創造基礎LA⑧「地雷除去プロジェクト講演会」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAが株式会社・コマツ「地雷除去プロジェクト講演会」に参加しました。11期生は4~5月に「地雷問題の解決に向けて」ということで模擬国連を実施し,それぞれが国の大使という立場で地雷について考えました。今回はコマツが実施しているカンボジアでの地雷除去プロジェクトについてお聞きし,改めて地雷について考える機会としました。

以下,生徒の感想です。

  • 特に印象に残ったのは地雷除去は地雷をなくことだけが目的ではないということです。除去した後には道路を整備したり,農地として利用できるようにしたりすることで人々の生活や地域の経済発展にも繋がるようにする事までも考えないといけないことです。私はこれまで命を守るための活動というイメージが強かったのですが,その先の復興まで考える必要があったという事を感じました。 模擬国連では国際協力の必要性を中心に考えていましたが,講演を通して,技術や企業の力,そして地雷除去後の復興支援まで含めて考える事が本当の意味での地雷問題解決に繋がるんだなって感じさせられました。
  • 今回の話を聞いて,地雷除去のために生産する何倍も労力を使い,多くの人々を苦しませていることをわかりました。国の安全を守るための手段として考えれば,必要性を感じます。しかし,地雷を生産し始めると,本当に防衛目的だけにとどめられるのかという不安があります。最初は自国防衛のためだったとしても,生産量が増えたり,国際情勢が変化したりすることで,次第に戦争や紛争の中で使われる機会が増えてしまう可能性もあると思います。一度生産体制が整うと,それを止めるのは簡単ではなく,結果として歯止めが利かなくなってしまうのではないかと感じます。そのため,自国を守るという目的は大切だとしても,地雷を生産することによって将来的にどのような影響が生まれるのかを慎重に考える必要があると思います。 また,技術の提供は,とても大切なことだと思いました。模擬国連の際には,あまり重要視していませんでした。(それより地雷を使うのか使わないかどうするかを重要視していた)
  • ひとつの地雷を作るのは安くて簡単だが,そのたった一つを撤去するには膨大な時間と費用,そして手間がかかる。これが莫大な数になると,問題はさらに深刻になる。この事実に強く考えさせられた。また,地雷が残ることで土地が使えなくなり,農業やインフラ整備が進まないという問題もある。地雷原が広がる地域では,子どもたちが安全に学校へ通うことすら難しくなる。地雷は単なる軍事的な道具ではなく,人々の生活,教育,経済,そして地域の未来そのものを奪う存在なのだと強く感じた。こうした視点から考えると,地雷を作り続け,設置し続けることは,短期的な安全保障のために長期的な犠牲を未来へ押しつける行為なのではないかと思った。模擬国連での議論から今回の講演会を通して,私は「今の安全」だけでなく,「未来の安全」まで見据えた判断が必要だということに気づかされた。
  • 今回,地雷について改めて考えてみると,戦争が終わっても残留し,現代になっても人を襲うは人道的な兵器だと実感ました。しかし,地雷ってある程度は必要なのかもなと考えさせられたり,国を動かす側に回ると,完全になくすわけにはいかないものかもしれないなと思ったりもしました。なぜなら,地雷は最も安く買える兵器で,防衛には使わないといけない場面が生まれると思ったからです。やっぱり実現可能な理想と,現実を突きつけられる場面というのがある程度存在していると思って,必ず良い方向に進むわけではないと分かった上で,もう一度模擬国連を考えてみると,地雷に関して,本当はどのような支援がもっと必要だったのか見えてくるような感じがして,もう一度話合ってみてもおもしろそうだなと考えました。

【創造応用Ⅰ】「研究テーマ/研究計画発表会」

6月17日,創造科学科10期生の40人の創造応用Ⅰの授業において,研究テーマ/研究計画発表会を行いました。

生徒たちはこれまで,自身の関心領域から課題を発掘し,文献調査や予備実験を通じて研究仮説の構築に努めてきました。当日は,国際公共分野における「貧困国と月経問題へのアプローチ」をはじめ,「コンポストにおける自然由来成分を用いた悪臭・害虫対策」,「音の波形が植物の生育に及ぼす影響」,さらに認知科学や身体科学など,多角的な視点から精緻な研究計画が提示されました。 質疑応答では多面的な議論が交わされ,研究の評価基準や手法の妥当性を再考する貴重な機会となりました。今後は,本報告会での知見をもとに検証実験やデータ分析へと移行し,研究を深化させていきます。

6月2日 創造基礎LB⑥「地域探究講演会」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LBで「地域探究講演会」を行いました。

本日は,一般社団法人みくもや 坪田卓巳 様と長田区総務部地域協働課の職員の方をお招きして,講演をしていただきました。

長田区の概要について教えていただき,その後坪田様が取り組まれていることを紹介していただきました。生徒たちは自分たちの今の取り組みと坪田様の取り組みを重ね合わせて考えながら,自分たちの今の悩みを含めて多くの質問をしました。

以下,生徒たちの感想です。

  • Why What Howという順番で考えることがいいと思った。はじめのWhyでは,自分が疑問に思うということは,坪田さんが言っていた,関心や好きだからなどの心で思うからこそ生まれるものだと思う。そこから,What Howと,どんどんその物事に対して深く知るようになる。この三つのサイクルは,物事を考えるのに適していると考え,これからの授業で決める時にも使いたいと思った。
  • これからいろいろと探究していく中で,データを使って数字的な視点からアプローチすることも多いと思うけど,実際の声を聞くことでわかることもたくさんあると分かりました。自分の興味や違和感をそのままにせず,1歩踏み出して行動できるようにしていきたいです。
  • 大きな軸となるテーマの他にも地域についての知見はもっと広げていくべきだなと思いました。後になって知りたくなったことや,話を聞いてみたくなったことが生まれると思って,いずれ必ず助けになると感じたからです。やっぱりフィールドワークや,専門の大人とお話ができるというのは貴重だし,本当に力になると思ったから,これからの探究ではそのつながりを大切にしたいと思いました。
  • 本日の講演まで正直長田に対しては私自身も良いイメージがなく少し治安が悪いと思っていました。しかし悪い方ばかりに視点を向けるのではなく,長田ならではの良さや特徴も同時にありこれからの3年間で長田をより人気で活気のある街にしていきたいと思いました。市役所やユニット422さんでの活動は私たちのこれからの探究に必要なものばかりで例えば人との出会いという話がありましたが,私の街にも商店街があり人の暖かさを感じられます。人との出会いは見当もつかない方向から自分を成長させてくれる他にも,様々なチャンスが増えると思います。そう言った機会を大切にし長田や神戸をより良い街にする力に自分もなりたいと思うことができました。

5月26日 創造基礎LB⑤「データで見る地域③」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LBで「データで見る地域③」を行いました。

神戸市や長田区に関するデータを分析し,地域の強みを探すことも大詰めになってきました。班で事前に準備してきているデータも増えてきて,それぞれのデータから,こういうことが言えるのではないか?こう思っていたけど違いそうだな,など新たな発見が多く見られました。

4月28日 創造基礎LB④「データで見る地域②」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LBで「データで見る地域②」を行いました。

神戸市や長田区に関するデータを分析し,地域の強みを探しました。担当の教員とも意見を交わしながら,各班でこのようなテーマにアプローチしていきたいという方向性を見いだせるようになってきました。

6月5日 創造基礎LA⑥「政策立案③」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAで「政策立案③」を実施しました。

いよいよ大詰めの時期になり,どの班もやりたい方向性は見えてきました。その方向性にどのような問題点が孕んでいるのか,データ上の変化はどうなっているのかなどそれぞれの班で積極的に話す姿が見られました。

海外との比較や,世代間の比較など自分たちの主張を裏付けるために多方面からの視点を持とうとしており,自分たちで作り上げる政策の仕上がりが楽しみです。

5月16日 創造基礎LA⑤「政策立案②」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAで「政策立案②」を実施しました。

今回は政策甲子園に向けて,参加部門の決定,方向性の確認を行いました。4人1組になり,自分たちの経験してきたことや見聞きしたことを中心に,どのような問題点にアプローチするかをディスカッションしました。

5月15日 創造基礎LA④「政策立案①」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAで「政策立案①」を実施しました。

まずは座学で民主政治について学び,その後新聞記事を活用しながら,自分たちの身近なところから問題点を抽出しました。これからそれらの問題点に対して,どのようなアプローチができるかを考えていきます。

【創造応用Ⅱ】神戸賞授賞式 KOBE SCIENCE NEXTポスター発表会

5月31日,創造科学科9期生(3年生)の化学班1名が第3回 神戸賞授賞式にて行われたKOBE SCIENCE NEXTポスター発表会に参加しました。神戸賞は,日本の自然科学系の学術賞です。生命科学と理工学が融合したBME分野で,優れた独創的な研究やイノベーションで実績を挙げた研究者を表彰するためのものです。その受賞式の後,招待された中学生・高校生が受賞者を交えてポスターセッションを行いました。

本校からは化学班の1名が参加し,神戸賞を受賞された研究者の方や多くの方に発表を聞いていただくとともに研究内容において助言・アドバイスをいただきました。

創造科学科の3年生は現在,創造応用Ⅱの授業で研究報告書を作成しています。また7月には普通科生徒との合同で探究完成発表会を行います。それらをより良いものにするためにも非常に有意義な発表会でした。

【創造応用Ⅰ】第4回「分野別探究活動/テーマ設定③」

5月27日,創造科学科10期生の40人の創造応用Ⅰの授業において,分野別探究活動の探究テーマの設定を行っています。3回目となる今回は,化学班,生物班,統計(数学)班,環境班は神戸大学の先生に自分たちが考えた探究テーマや内容を聞いていただき,助言,アドバイスをいただきました。また,物理班は大阪大学の先生2名にオンラインにて助言をいただきました。実際に大学で最先端の研究を行っておられる先生方に,自分たちが考えた探究活動の内容が研究として成り立ちそうなのか,具体的にどのような手法で研究を進めていけばいいのかなどの観点でアドバイスをいただきました。大学の先生方からいただいたアドバイスをもとに再度研究内容を練り直し,研究計画を立てていきます。

今後は,来月に予定している「テーマ/研究計画 報告会」に向けて,漠然としていた問いをより深い視点で絞り込んでいきます。

【創造応用Ⅰ】第2回「分野別探究活動/テーマ設定②」

5月20日,創造科学科10期生の40人の創造応用Ⅰの授業において,分野別探究活動の探究テーマの設定に取り組んでいます。

これまでの教科の学び,創造基礎S,Lでの取り組み,実生活から生じてきた様々な疑問を出し合い,それを組み合わせていかに探究のレベルに作り上げられるか,探究活動において最も重要な部分です。

テーマ設定も2回目に入り,たくさんのテーマ案からの絞り込みが始まっています。

この創造応用Ⅰでは物理・化学・生物・身体科学・認知科学・統計(数学)・地域・環境・公共・国際の8分野にそれぞれに本校の担当教員に加えて,大阪大学,神戸大学の専門の先生が助言・アドバイスに加わってくださり,探究をより深めていきます。次回以降,大学の先生方に指導助言をいただくグループも多く,考えた案がどのような研究の形に具現化されていくのかが楽しみです。

5月8日 創造基礎LA③「模擬国連③」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAで「模擬国連③」を実施しました。

今回は「Model United Nations in HYOGO」と称して,2つの議場に分かれて「地雷問題の解決」をテーマに実際に模擬国連の実践に挑戦しました。

4人1組で1つの国の大使となって準備を進め,2人1組で各議場に参加しました。公式討議では各国の想いをこめたスピーチを行い,その後の非公式討議では考えの似た国同士でグループを形成する様子が見られました。白熱し始めると,グループが大きくなったり,細分化されたり,短い時間ではありましたが,変化する議場の様子は,初めての模擬国連には見えないくらい素晴らしく思いました。最後には各議場で成果文書を1つずつ採択することができました。

以下,生徒の感想です。

他国との「対話」において難しかったこと

  • 自分が知らない情報が入ってきた時に自分の知識と結びつけて新たな案を出すことです。自分たちが考えてきたことを他の国に認めてもらおうとしすぎて,最終的にまとまらなかったのかなと感じたので,自分たちの国だけでなく他国についても多くの知識をつけ話し合いの場で柔軟に考え,想定外のことにも対応していく必要があったと考えます。
  • より短時間で多くの国に声をかけないといけなかったため,説明する情報量を国によって選択していくのが難しかった。
  • 自分たちの意見に賛成してもらうために,他国のメリットを考えながら対話することやどこまで妥協していいのか考えることが難しかった。
  • 自国だけでなく,他国の事情ももっと確認しておくべきだった。他国のことを知らずに交渉ができなかった。
  • 真実は一つのはずでも,立場や国によって捉え方が違ったりそれぞれの正義があってなかなか伝えたいことが伝わらないこと。
  • たくさんの国と話していることを整理していくのが大変だった。

他国との「対話」において面白かったこと

  • 国同士のやり取りの中で,第三者の国の情報も入ってくるので,友好関係を沢山築いている国と対話すると面白かった。
  • 他国と対話を繰り返していると,元々考えていたことが変わっていったことが新鮮だった。
  • お互いに,大事にしている譲れない部分があってそれが近い国とそうでない国があって,でも条約の加盟状況などによって協力できなかったり,境遇は違っても目指すところが同じ国同士が協力したり,予想外のことがおこったことが面白かった。
  • 全く同じ内情の国がなく,他国と理解できるところ,共感できないところがそれぞれあるのが面白かったです。どの国もとてもよく調べていて,本当にその国の人かのように話すので,とても感情移入できました。

【創造応用Ⅰ】第2回「分野別探究活動/テーマ設定①」

5月7日,創造科学科10期生の40人の創造応用Ⅰの分野別探究活動がスタートしました。生徒それぞれの希望や興味,将来像をもとに,物理・化学・生物・身体科学・認知科学・統計(数学)・地域・環境・公共・国際の8分野に分かれてテーマ設定が始まりました。

最初にテーマ設定や探究活動をスムーズに進めるうえでの留意点が説明されました。

どの分野でも,生徒たちは自分の問いを言語化し,仲間と議論しながら探究の方向性を深めています。身近な現象の不思議を追究する理系的アプローチから,社会課題に挑む文理融合型の視点まで,多様な発想が教室に広がっていました。これから1年間,大学の先生方に指導助言をいただきながら,試行錯誤を重ねていきます。自分だけの探究テーマを形にしていく姿が楽しみです。

4月18日 第16回未来創造シンポジウム

4月18日,本校にて「第16回未来創造シンポジウム」を開催した。本シンポジウムでは,受付開始後にポスターセッションを行い,創造科学科の生徒による「創造」や各種校外研修(ベトナム研修,イギリス研修,KOBE研修など)の成果発表が行われました。来場者は各教室を自由に巡り,生徒の探究成果に触れました。

開会後は,東京大学先端科学技術研究センター所長の杉山正和氏による基調講演「私たちの地球を未来につなぐために~カーボンニュートラルの達成に向けて~」が行われ,地球規模の課題とその解決に向けた視点について学びましだ。その後の生徒による発表では,生物分野や地域・環境分野をはじめとする多様なテーマについて,日頃の探究活動の成果を披露しました。

さらに,「持続可能な社会を実現するための学び」をテーマとしたパネルディスカッションでは,講演者と各学年の生徒が登壇し,探究活動の意義やこれからの学びについて意見を交わしました。シンポジウムを通して,生徒一人ひとりが自らの学びを社会と結び付けて考える貴重な機会となりました。

4月14日「創造基礎LB① オリエンテーション・社会科学探究とは?」

創造科学科11期生(1年生)で創造基礎LB第1回目の授業が行われました。社会「科学」探究に取り組む意義や目的,社会科学とは何かということについて,オリエンテーションを実施しました。11期生のコンセプトとして「マクロ×ミクロ」を掲げ,幅広い視野を獲得に向けて考えてほしいことを担当者から話しました。

以下,生徒の振り返りです。

  • 地域のウェルビーイング達成のために,たくさんの人と関わり,グループで協力して新たな発見を得ながら頑張っていきたいと思った。
  • 理系文系関係なく,地域の活性化に挑戦している,探究している先輩の姿にあこがれて創造科学科を志望した。多くの人との関わりの中で探究できることが魅力的で,他にはない特徴だと思って入ったので,環境を活かして自分たちらしい社会科学を頑張っていきたい。
  • 「科学」のとらえ方がさまざまあることに気づかされた。文理の壁を超えて幅広く探究することで「科学」が深まっていくと思った。問いに対して答えを見つけ出していく過程を思いっきり楽しんでやりたいと思う。

5月1日 創造基礎LA②「模擬国連②」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LAで「模擬国連②」を実施しました。

それぞれの国の大使として「地雷問題の解決」をテーマにどのようにアプローチしていくかを検討しました。来週はクラスを2つの議場に分けて実際に模擬国連を実施します。どのような成果文書を生み出せるのか,11期生の対話力に期待したいと思います。

4月28日 創造基礎LB③「データで見る地域」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LBで「データで見る地域」を行いました。

神戸市や長田区に関するデータを分析し,地域の強みを探しました。

担当の教員とも意見を交わしながら,最後に本日の分析結果を発表しました。あらゆる面から地域をとらえていますが,どの班もまだまだ分析が足りていない状況です。今日の分析をもとに,これからテーマをさらに深掘りし,多くのデータから地域の姿を見ていきます。

4月21日 創造基礎LB②「データによる検証」

創造科学科11期生(1年生)が創造基礎LBで「データによる検証」を行いました。神戸市に関する8つの噂に関して,各班で噂の真偽について検証するため,根拠となるデータを探しました。限られた時間の中で,各班で協力して検証し,発表まで行いました。言葉の定義をきちんと立てたうえで必要なデータを考えて探した班,どのような根拠で示すか多角的な視点から考えた班など,多くの工夫が見られました。

4月18日 10期生11期生 学科交流会

創造科学科10期生11期生が4月18日午前中に学科交流会を行いました。

前半は11期生の入学準備課題で作成した統計グラフを用いたポスターを使って,10期生に向けて発表を行いました。10期生は11期生が使用するデータや着眼点,検証方法などについて的確なアドバイスをし,11期生にとっても学びになりました。

後半は10期生が2カ月前から準備を行っていた10期生企画イベントを開催しました。10期生と11期生が混在したグループでディスカッションを行い,発表,相互評価まで行いました。学年の枠を超えて1つのテーマについて楽しく話し合う光景が見られ,11期生にとっても創造科学科生としてのいいスタートを切れたのではないかと思います。

【創造応用Ⅰ】 第1回「ガイダンス」

4月15日,創造科学科10期生(2学年)が,「創造応用Ⅰ」の初回ガイダンスを受けた。

創造応用Ⅰでは,1年次に学んだ「創造基礎L・S」での学びを土台に,生徒一人ひとりが興味・関心のある分野を選択し,探究テーマを設定し,1年間にわたって探究活動に取り組んでいく。物理・化学・生物・統計・身体科学・認知科学・環境・国際公共の8分野の紹介とそれぞれに具体的な研究テーマ例が示された。「身近な現象の解明」から「地域課題の改善策提案」まで幅広い探究が可能で,生徒たちは自分だけの問いを見つける第一歩を踏み出した。今後は研究計画の立案,中間発表,校内発表会,校外での発表と探究活動を進めていく。今年もどのような独創的な研究が生まれるのか楽しみである。