パラオ研修 
- 日程:11月上旬 4泊5日程度
※ 隔年実施 - 参加生徒数:第1・2学年6名程度(普通科,創造科学科)
パラオ共和国において,現地高校での交流活動,パラオ大統領府および在パラオ日本国大使館の訪問,要人との面談,国立博物館での研修などを行う。また,環境学習を含めるフィールドワークや平和学習を通じて,パラオの自然・歴史・文化を体験し,両国の関係の在り方について深く学ぶ。これらの活動を通して,異文化や生活習慣に直接触れることで,国際的な視野を広げるとともに,グローバル人材として必要な資質やコミュニケーション能力を育成する。

2026年度
【パラオ親善研修】3日目 現地高校生交流・環境学習 [2026.11.7]
パラオ研修3日目。今日もとても濃い一日を過ごしました。
午前中から、エマウス・ベタニア高校を訪問しました。日本や兵庫高校について紹介するプレゼンテーションを行ったのち、運動会に参加させていただきました。まず、各チームによるダンスパフォーマンスがあり、空気の盛り上がりの凄さに圧倒されました。様々な競技にも参加し、学生との交流を深めました。日本にはないような競技ばかりで、競技のルールを理解するところから始まったので、戸惑う場面もありましたが、新しい発見の連続でした。日本との大きな違いは、誰がどの競技に出るか事前に決めるのではなく、競技ごとに決めることでした。その結果、常に動き回ることになり、とても疲れました。しかし、昼休みで一緒にご飯を食べたり、遊んだりすることもでき、多くの生徒とかかわることができました。最後までいることはできなかったですが、とても明るく送り出してくれて、パラオの温かさを感じました。
高校からバスで移動し、Belau Eco Glassを訪れました。ごみ処理やリサイクルについてのお話を伺ったのち、実際にリサイクルが行われている工場を見学しました。こちらではプラスチックを再び油に戻したり、ガラスをアクセサリー等にしてリサイクルする活動を行ったりしています。パラオのような小国では、ごみを焼却処分することができないため、リサイクルがごみの処分方法として挙げられます。リサイクルは技術的にも厳しいことですが、口にするだけでなく「形にして実行する」ことが大切だと、施設の方はおっしゃっていました。実際にリサイクルの現場を見学し、その言葉の重みを実感しました。これはリサイクルだけでなく様々な課題に向き合ううえでも大切な考え方だと思います。どんなことがあっても、アイデアを出し、実際に挑戦してみることが大切だということを学びました。
その後、WWⅡ Japanese Communications Centerを訪れました。実際に建物の中に入り、とても間近で建物や戦車などの痕跡を見ることができました。建物は風化により一部の壁や天井が崩落していて、周囲にあった戦車などは錆が生え、自然の浸食が始まっていました。このようにして戦争の痕跡が少しずつ失われていく様子を目の当たりにし、戦争の歴史を語り継いでいくことの必要性を感じました。
また、パラオの伝統建築「Bai」として現存している最古のものである「Airai Bai」や、パラオの伝統的なカヌーである「Kabekel」も見学しました。パラオの人々が大切に守ってきた文化に触れ、伝統を受け継いでいくことの重要性を実感しました。
夕食時、ニラテオボエト知事とお会いし、食事を用意していただきました。普段目にすることのないパラオならではの食事に舌鼓を打ったのち、現地の学生によるパラオの伝統舞踊を鑑賞させていただきました。食事のお皿はなんと葉っぱで、パラオは自然を大切にしているのだなと再認識できました。伝統舞踊はとても力強く迫力があり、感銘を受けました。その後学生とお話しすることができ、交流を深めることができました。舞踊や衣装について教えてもらい、伝統文化への理解が深まりました。
明日は研修プログラムとしては最終日です。パラオでしか学べないことを一つでも多く吸収し、最後まで全力で取り組みたいと思います。
【パラオ親善研修】2日目 表敬訪問と環境学習 [2026.11.6]
今日から本格的に研修が始まりました!
まず,在パラオ日本国大使館に訪問し,笠原大使から日本とパラオの関係と日本のあるべき姿勢について,歴史的背景も踏まえ,詳しいお話をお伺いしました。
笠原大使のお話を通じて,自分自身の外国への偏見に気付かされ,公平で対等な外国との関わり方について新たな視点で考えることができました。
その後,パラオ市民会館にバスで移動し,パラオの人的資源・文化・観光・開発省のメトゥール大臣にお会いし,兵庫高校を紹介するプレゼンテーションを行いました。
メトゥール大臣は熱心にご質問やお話をしてくださり,親密にご交流させていただく貴重な機会となりました。
次に,ルークネイチャーセンターにバスで移動し,環境学習を行いました。
山の中を散策し,日本人スタッフの方に熱帯やパラオならではの植生について,実物を見ながら解説していただきました。また,スタッフの方から,「自然を保護するには,自然環境を開発したものが,開発した分だけ自然を元に戻すべきだ。それが最も基本的な自然保護の考え方だ。」というお話を聞き,自然保護とは自然を破壊しない対策を一つ一つ考えたり,植生をただ保護することだけではなく,利用したものを責任を持って元に戻すことだということを学びました。
明日はベタニア高校の運動会への参加を始め,またたくさんの研修があります。
間違いを恐れず,積極的にコミュニケーションする気持ちを忘れずに,明日もまた頑張ろうと思います!
【パラオ親善研修】1日目 無事にパラオへ到着! [2026.11.5]
無事にパラオへ入国しました!
パラオに到着したのは午後10時過ぎ。長時間の移動でヘトヘトかと思いきや,生徒たちはまだまだ元気な様子でした。
入国手続きを終えた後,Belau Tour(ベラウ・ツアー)の日本人現地スタッフの方に案内していただき,滞在先のWEST PLAZA HOTELへ向かいました。
パラオは夜でも暑く,少しじめじめしています。到着時の気温はなんと29℃!空港の外に出ると,南国らしい空気に包まれ,「ついにパラオに来たんだな」と実感しました。
ホテルに到着してチェックインを済ませ,滞在中の注意事項などについて説明を聞きました。ようやく部屋に入る頃には,午前0時を回ろうとしていました。さすがに生徒たちにも少し疲れが見えてきたようです。
今日はゆっくり休んで,明日から始まる研修に備えたいと思います!