2025年4月1日(火)
3/22から3/30まで手柄山温室植物園で開催された「カトレア原種展」もたくさんの来場者に楽しんでもらいながら無事終えることができました。
会期中4回にわたって行われた生徒による説明会も満員御礼でにぎわいました。はじめのうちは緊張感からぎこちない説明でしたが、最後は冗談も交えて会場に笑いを巻き起こすなど、心を掴む説明会になりました。
「カトレアの小さな種子よゆっくりと時間をかけて満開となれ」
2025年4月21日(月)
生物工学科では農作物の品種改良や種苗法という新品種の特許についても実践的に学びます。今日はゴージャスでエレガントなランの一種であるカトレアの品種改良に挑戦しました。品種改良は初めての経験でもみんなワクワクしながら人工交配をおこないました。このようにして品種改良したランは県農の各種イベントでの販売だけでなく、毎年3月にある手柄山温室植物園の「カトレア原種展」でも展示・販売します。
2025年5月21日(水)
県立播磨農業高校生と一緒にアントシアニンの抽出実験を行いました。播磨農高のある加西市は県内でも有数のブドウ産地です。中でも古くから栽培されているベリーAの可能性を探るため、本校の分析機器を駆使して、アントシアニン含有量を測定しました。一緒に分析した高墨、シャインマスカットと比べて見た目でも色の違いは分かりますが、分光光度計にかけることで、数値としてアントシアニン含有量の違いを表すことができます。分析の結果、ベリーAの果皮には多くのアントシアニンが含まれていることを証明できました。本校生にとっても授業で学んだ技術を伝えながら、新たな実験をする良い機会となりました。
2025年5月27日(火)
夏に開催される学校農業クラブ兵庫県大会に向けて「農業鑑定競技」の学科代表の選考会を実施しました。生物工学科では普段専門科目を学習してきた成果を発揮すべく、幅広いジャンルの問題にチャレンジしました。1年生にとっては初めてのチャレンジ、2年生にとっては昨年のリベンジ、3年生にとっては東京・神奈川で開催される全国大会出場をかけた最後のチャンスです。昨年度も全国大会で入賞した先輩たちのように、今回選ばれる8人の学科代表選手は兵庫県大会でもきっと奮闘してくれることでしょう。