令和6年度 農業科通信

農業科 インターンシップV

2024年4月2日(火)

農業科インターンシップ第3報。学校に一番近い農家さんには電車通学の生徒がお世話になっています。暑くなったハウスの中でのズッキーニの摘果を実施。
稲美町の農家ではトマト栽培へ向けての準備。長く土耕で栽培されていたのですが「黄化葉巻病」に悩まされ、「ポット栽培」という手法を導入。土には直接植えず、根域制限されたポットに植えたものに点滴潅水で栽培します。見たことのない栽培方法に興味をそそられていました。もう一軒の稲美町の農家では、「いなみ野メロン」の栽培準備で、トラクタで畝を立て、マルチを張っていました。トラクタは高価な農機具なため、必要な時だけ農協から借り、余分なコスト削減に取り組んでおられます。こんな話を聴けるのもインターンシップでの貴重な体験となります。

農業科 各種オイル交換

2024年4月2日(火)

田植機NW6S、コンバインER320、のエンジンオイル交換。トラクタJB13Xはエンジンオイルとミッションオイルの交換を実施。もう慣れたもので、取扱説明書さえあれば自分たちで進めていけます。でもミッションオイルの交換時にはドレンが側面についており、抜いた途端に横向きに吹き出しオイル受けの的から外れてしまい慌てました・・・。また、ドレンボルトの位置を迷わないように色マジックで目印をつけ、次に備える工夫をしました。

農業科 インターンシップW

2024年4月4日(木)

農業科インターンシップ第4報。稲美町の葉物野菜を栽培する農家。あまりに綺麗なレタスの苗だったので撮影・・・、生徒の実習はというと、みのる産業のハンドプランターという腰を曲げずに作業できる道具を使って定植していました。とても便利。  
JA兵庫南の稲美営農経済センターでは、イネの種もみの小分けや、農家さんへ配達する肥料の仕分けを実施。高く積まれた肥料袋を見上げます。  
同じくJA兵庫南の農機センターでは2サイクルエンジンのキャブレターの分解清掃組立ての最中でした。農協職員の方と同じ服を着させていただいており、一見、一人前の整備士です。

農業科 『スイカの接木』

2024年4月10日(水)

農業科3年生全員で、スイカの接木を行いました。露地野菜類型の専攻生が指導役となり、他の類型の生徒に手ほどきしました。スイカは播種してそのまま大きくした実生苗を使うと連作障害が強く、同じ畑で続けて栽培することができません。根の部分になる台木にはユウガオ(カンピョウ)を用い、よびつぎを行いました。台木の切り下げ、穂木の切り上げを、カミソリを用いて正確にかつ手早く行わなければなりません。緊張の中何とかやりきることができました。