令和7年度 農業科通信

農業科 外部講師による有機農業の講義

2025年5月8日(木)

今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。その一環として、2年農業科の生徒を対象に有機農業についての講義を有機JAS検査員の前川章様を外部講師にお招きし行いました。有機農業やそれに関わる法令、有機農業を行うポイント、さらには自分たちが経営者になり、地域の諸課題と向き合いながら、どのように経営を行うか、それらの内容を生徒達はグループで話し合い調べ考え最後は内容をまとめ発表を行いました。各グループ短い時間でそれぞれの考えをまとめることが出来ていました。今回の講義で生徒は有機農業の基礎基本に加え、現場の抱える課題等を学ぶことが出来ていました。今後の学習や研究に役立てもらいたいと思います。

農業科 イネ播種

2025年5月10日(水)

今年もイネの播種時期になりました。3年生の水田複合類型の生徒が「作物・総合実習」の授業でイネの播種を行いました。きぬむすめ、山田錦、考古学博物館から育苗依頼を受けているヒノヒカリ、はりまもちの播種を行いました。「今年もいよいよ米作りが始まる」と気持ちを持ち、類型生全員で協力しながら実習を行いました。今年もよいお米ができるよう頑張りたいです。

農業科 トマトの定植

2025年5月16日(金)

今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。昨日、2年農業科の生徒を対象に有機農業についての講義を有機JAS検査員の前川章様を外部講師にお招きし行いました。今回はその講義を踏まえたトマト栽培に挑戦しようと思い、トマトの定植を行いました。除草、畝たて、マルチ張り、防虫対策のネット張り等を行い、トマトの定植を行いました。これから班ごとに自分たちで管理を行っていきます。生徒達も「おいしいトマトを作りたい」「収穫が楽しみ」と言っています。無農薬なのでいろいろな方法を試しながら、栽培していき、生徒の学びにつながればと思います。

農業科 大田植え

2025年6月2日(月)

今年度も1年生から3年生の農業科、3年生の食品科学科で大田植えを行いました。今回、大田植えで植えた品種はきぬむすめになります。晴天の中、生徒全員でドロドロになりながら一生懸命田植えを行いました。田植えをしている際には泥に足を取られ転んでしまう生徒もいました。田植え終了後には隣の田んぼで相撲やプロレスをする生徒もいました。童心に帰って楽しそうでした。最後の集まりでは満足そうな顔をしている生徒の顔を多く見ることが出来ました。今年度も五穀豊穣でありますように

農業科 トマト収穫開始

2025年7月16日(水)

加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」のトマトの収穫が開始となりました。放課後に時間のある生徒で収穫、試食、糖度の測定、アンケートを取りました。自分たちで育てたトマトは一味違った味だと満足していました。また、収穫したトマトを試食してもらい、味や無農薬トマトをいくらで買うか等の意見をもらっていました。これからの収穫分は販売し、多くの方にトマトの評価をしてもらい、今後の学習に活かしたいです。

農業科 イネ追肥

2025年7月16日(水)

イネの追肥を放課後実習の時間に行いました。イネ担当の生徒が散布機を用いて、肥料を散布しました。イネ栽培では施肥が非常に重要となります。今回の追肥でイネの生育に良い影響が出て、高品質、高収量となってほしいです。

農業科 ブロッコリーの定植

2025年9月19日(金)

今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。2学期ではブロッコリーの有機栽培に挑戦することにしました。夏休みの間にバーク堆肥や油かすなどを入れた圃場に畝を立てることからスタートし、マルチ張り、定植、トンネルの作成を行いました。これから班ごとに自分たちで管理を行っていきます。また、実習後には加古川市観光大使の上野樹里さんからいただいていた、ビデオメッセージを見ました。生徒たちは驚いたり、喜んだり色々な反応をしていました。モチベーションもとても上がっているように感じました。いろいろな方法を試しながら、栽培していき、生徒の学びにつながればと思います。

農業科 水田複合類型 きぬむすめ収穫

2025年10月6日(月)

今年もイネの収穫時期になりました。3年生の水田複合類型の生徒が「課題研究」の授業でイネの収穫を行いました。品種はきぬむすめで第19回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト出品予定の品種になります。生徒は、大切に育てたイネをコンバインで収穫しました。収穫後は、乾燥、もみすりと色彩選別、等級検査、精米を行います。

農業科 水田複合類型 にこまる収穫

2025年10月10日(金)

本校はニュージーランド フレイザー高校と提携し、お互いの学校を毎年交互に訪問する交流を行っています。 10月3日、PTAの皆さんが、ニュージーランドの高校生に浴衣を着せてくださいました。美しい日本の伝統文化を体験し、盆踊りや折り紙などを通して生徒たちとも交流しました。みんな笑顔で、国や言葉を越えた素敵な時間になりました。PTAのみなさん、ご協力ありがとうございました。

農業科 水田複合類型 籾すり

2025年10月10日(金)

2年生の総合実習の時間に先日収穫し、乾燥した「きぬむすめ」の籾すりを行いました。今回の実習はフレーザー高校から短期留学で来ている生徒も参加しました。籾すりを終えた玄米を袋詰めしたところ、73袋出来ました。今年は猛暑が続き、「収量が減るのでは」と心配していましたが、昨年よりも収量がとれたかたちとなりました。今後は等級検査、精米を行います。

農業科 水田複合類型 籾すり2回目

2025年10月10日(金)

1年生の総合実習の時間に先日収穫し、乾燥した水稲「にこまる」の籾すり実習を行いました。1年生にとっては初めての体験となります。籾すりを終えた玄米を袋詰めしたところ、59袋出来ました。今年は猛暑が続き、「収量が減るのではないか」と心配していましたが、結果的には昨年を上回る収量となりました。生徒達は前回籾すりをした「きぬむすめ」と今回籾すりをした「にこまる」の袋数の多さに驚いていました。今後は等級検査、精米を行います。

農業科3年生 先進地農業見学

2025年11月06日(木)

11月4日(火)農業科3年生が先進地農業見学として、淡路市の淡路島株式会社ミズイファームを訪れました。同社で本校農業科卒業生の上岡さんのお話を聞かせていただき、圃場を案内していただきました。上岡さんは姫路市の非農家出身ですが、現在は、淡路島株式会社ミズイファーム代表をされています。タマネギ、レタス栽培はもちろん、受託作業などで農業一本で活躍されています。農家出身でなくても、これだけの規模で経営できるのだとおどろかされました。

農業科1年生 先進地農業見学

2025年11月06日(木)

11月4日(火)農業科1年生が先進地農業見学として、加西市の農業大学校・県立農業技術センターと神戸市の楽農生活センターを訪れました。 農業大学校では学校概要や学校生活、実習の様子について同校の職員の方や県農OBの在学生の方から説明を受けました。特に実習については高校と違い先生から説明を受けて行うばかりではなく、自分で栽培計画を立て、準備や方法を考えて先生の指導を受けながら自主的に行うところが大きく違うという説明でした。その後、農業技術センターに移動し、病害虫防除や草花栽培についての最先端の研究内容を紹介していただきました。午後は、神戸市の楽農生活センターに移動しました。この施設は農業経営をやりたい方を対象にビニールハウスや露地圃場が与えられ、野菜栽培について自分で栽培計画、準備、栽培、販売を行うことで実践力を身に着けるという説明でした。生徒さんがやっておられる農場を見学し、うまくいっているところや課題についての話を聞き、とても参考になりました。

農業科 外部講師による土壌分析の講義

2025年11月06日(木)

今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。その一環として、2年農業科の生徒を対象にpH・EC・硝酸態窒素の土壌分析についての講義を東京農業大学の教授中丸康夫様を外部講師にお招きし、行いました。現在、有機農業を行っている圃場の栽培前と栽培中の土壌、県農の圃場で興味がある土壌を班ごとに分析しました。結果としては、有機栽培を行っている圃場が栽培前より栽培後のEC、硝酸態窒素が高い結果となり、その結果から生徒たちは色々な考察をしていました。農業を科学的な視点で見るとが面白く感じている生徒もいました。また、大学の授業がどのようなものなのかを体験することが出来、大学進学に興味を持つ人も何人かいました。3年次の課題研究、進路に今回の講義を活かしてもらいたいと思います。

農業科 特別非常勤講師「農業機械の安全と点検」

2025年11月17日(月)

3年生の農業機械類型の生徒が東海近畿クボタさんによる特別非常勤講師の授業を受けました。農業機械の安全な使用方法や使用前の点検、オイル交換の方法についての講義および実習をしていただきました。今年は東海近畿クボタに就職内定した生徒もおり、興味深く取り組んでいました。普段の学校では得られない整備の実情やちょっとしたテクニック、経験値から得られる深い知識に対し、数多くの質問が出ていました。とても有意義な時間となったように思います。

農業科 上野樹里さんとの交流

2025年11月26日(水)

今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。その活動に注目をしてくださった、加古川観光大使の上野樹里さんが本校に来校し、2年農業科の生徒と交流しました。最初はみんな緊張した感じでしたが、上野さんが積極的に話しかけていただいたおかげで、少しづつ生徒たちの緊張はほぐれていったように思います。上野さんとの交流では有機農法で育てているブロッコリーの見学、圃場でのダイコンとラッカセイの収穫を行いました。収穫は全員で協力しながら行うことが出来ました。短い時間ではありましたがとても貴重な経験となりました。