令和5年度 県農なう

農業環境工学科 春季当直「水利施設(権現ダム)の見学」

2023年4月3日(月)

農業環境工学科の新2年生が春休みにあった当直で、加古川市内にある水利施設の見学で、権現ダム・加古川大堰・新井用水などを見学しました。権現ダムは昭和57(1982)年に建設されたロックフィルダムで、加古川工業用水の安定供給を担う重要なダムの1つです。実際に堤体を歩き構造に圧倒されながら勉強することができました。

農業科 インターンシップ「JA兵庫南 農機センター」

2023年4月3日(月)

大型トラクタの耕うん爪の交換を行っていました。しかし、何か雰囲気が違います。農機センターの作業服を借りて実習していたため、従業員の方と間違いそうな仕事振り。多くのトラクタはホルダータイプというロータリーですが、今回はフランジタイプで大型の爪を2箇所ボルトで固定します。ボルトに届かない場合は、PTO固定を解除しロータリーシャフトを回し、再度PTOを入れ、固定します。やったことがあるかのように手際よい作業でした。

農業科 インターンシップU

2023年4月3日(月)

各農家に分かれて行われているインターンシップですが、この日は多くの農家に巡回に行きました。ブロッコリーの収穫・包装を実習している農家では、学校とは異なる調整方法を体験、何より収穫の際の包丁の切れ味に驚きました。また、トウモロコシの定植を行った生徒は、学校より時期を早く植えていることに気づきました。付加価値をつけるための工夫を学びました。

農業科 農業機械類型 新3年当直「SL35ミッションオイル交換」

2023年4月3日(月)

大型トラクタのミッションオイル交換。取扱説明書を見てドレーンを探します。今までとは異なり、六角レンチで緩めるボルトです。しかし、適するサイズがありません。9oのレンチは学校にはありません。しかし説明書には書かれているので、困りました。農機具販売店に確認すると、六角レンチからも抜けますが、整備の現場では複数ある他のボルトからオイルを排出するとのこと。またミッションオイルは全量抜くことはできないため、32Lのうち29Lを排出し交換しました。かなり悩みながらの実習でしたが、やってみないと分からないものです。

園芸科 第18回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストNFD銅賞

2023年4月3日(月)

フラワーデザインの甲子園と称される本コンテストは、未来を担うフラワーデザイナーの発掘を目的として行われ、全国各地の強豪校より高校生が参加する全国有数の大会です。今回は全28校・90作品がコンテストに参加し、プロによる審査が行われました。結果、園芸科(園芸研究会)の生徒が優秀賞(NFD銅賞)を受賞し、3大会連続の全国入賞となりました。作品写真は正面玄関に掲示しています。ご来校の際には是非ご覧ください。

造園科2年 マツのみどり摘み

2023年4月4日(火)

造園科新2年生が春休み当直でマツのみどり摘みを行いました。みどり摘みとは、枝先に発生した新芽(みどり)をかき取り、枝の伸長を調整する作業です。毎年春(4〜5月)に行う恒例行事の1つで、上の方から1本ずつ手で折っていきバランスを整えていきます。新2年生は初めての実習でしたが、手でぽろぽろ取れるため、楽しく作業することができました。新しく入学する1年生に美しいグリーンセンターを見てもらえるよう頑張りましょう!

農業科 インターンシップV

2023年4月4日(火)

今日のインターンシップ巡回では、3軒の農家を訪問。1軒目はサニーレタスを栽培した後の片づけでマルチを剥がします。硬く締まった土の下にあるマルチの端を剣先スコップで掘り起こすのに苦労しながらの実習でした。2軒目3軒目は「いなみ野メロン」に係わる実習内容でした。定植後のトンネルの設置作業を体験した生徒もいれば、別の農家では耕うん・畝立て・マルチ張り・もみ殻敷き・防草シート張りの一連の作業を体験しました。農家さんによって様々な方法があり、勉強になります。また、こちらでは手作りの昼食をご馳走になったとのことです。ありがとうございました。

農業環境工学科 春季当直「加古川大堰の見学」

2023年4月4日(火)

農業環境工学科の新2年が春休みにあった当直で、加古川市内にある水利施設の見学に行きました。今回は加古川大堰での見学を紹介します。加古川大堰では国土交通省近畿地方整備局の方に加古川大堰や加古川流域について説明していただいた後、実際に現地見学を行いました。

農業科 インターンシップW

2023年4月5日(火)

今日の巡回1件目は株式会社化された軟弱野菜の生産農家です。収穫後、水洗い→調整→計量→包装が系統立てて行われていました。また包装は定型の袋ではなく、野菜の長さに応じて調整でき、筒状のビニールを圧着して個包装できる機械を見ることができました。農協の営農経済センターはちょうどお昼休みで実習風景を見ることはできませんでしたが、数年前の卒業生に逢えました。最後の農家では、特産のスイートモーニングの播種のため、プラグトレーへの土入れでした。プラグトレーは端の土が入りにくいのですが、軽く衝撃を与え確実に詰るように工夫がされていました。

社会動物研究会 京都大学でプロジェクト活動

2023年4月5日(水)

社会動物研究会では、全国各地で害獣として嫌われている鹿肉や本校で廃棄される野菜などを活用し、ドッグフードの開発に取り組んでいます。そこで、今回は自分たちで開発したドッグフードの成分分析を京都大学の動物栄養分野研究室の舟場先生に依頼しました。分析方法やドッグフードの開発に向けての実験方法などについてアドバイスしていただきました。ありがとうございました。

農業環境工学科 春季当直「新井用水の見学」

2023年4月5日(水)

今回は、農業環境工学科の新2年が春休み当直で行った、水利施設見学の最終回、新井用水の見学をアップします。新井用水とは今里傳兵衛重幸『いまざとでんべしげゆき』が、命をかけて姫路藩主榊原忠次ぐ『さかきばらただつく』に陳情し開通した水路です。起点から終点までの高低差がほとんどなく、今と比べ重機や精密な計測が出来る器械がないなか途中で水が溜まることなく開通することができました。沢山の人達が綿密な計画を立て、努力の末できたものだと実際に水路を歩いて感じました。

硬式野球部 春季播淡地区大会

2023年4月6日(木)

厳しい冬を乗り越え、球春の訪れです。3月31日に春の地区大会が行われました。結果は、明石北高校に0−7と敗れてしまいました。初回に失点を重ねリードを許したままでしたが、後半は最後まで粘り強く頑張ったと思います。先生方に教えていただいたことと、この日の悔しさを胸に夏の大会に向けて新しいスタートを切りました!

動物科学科 2年生  愛玩動物飼養管理士2級の資格取得に挑戦!

2023年4月7日(金)

動物科学科の2年生が、令和4年度愛玩動物飼養管理士2級の資格取得に挑戦しました!愛玩動物飼養管理士とは「動物の愛護及び管理に関する法律」の趣旨に基づき、愛玩動物(ペット)の愛護及び適正飼養管理の普及啓発活動などを行うために必要な知識・技能を身につけ試験に合格し協会に認定された者のことを言います。1年間スクーリングや課題報告集の提出など一生懸命に取り組んだ成果が得られてよかったです。みなさん、お疲れ様でした!

園芸科販売実習 スプリングフェスタ鹿島川2023@高砂

2023年4月8日(土)

高砂市曽根町の鹿島川桜並木で4月8日、「スプリングフェスタ鹿島川」が3年ぶりに開催され、県農からは園芸科のカーネーションの切り花、ペチュニア苗、観葉植物、施設栽培したトマト、造園科の多肉植物の寄せ植え、食品科学科のカルピーの販売を行いました。たくさんのお客様に囲まれて毎日の実習で栽培している草花の説明などを行いながら午前中には完売する商品もありました。BANBANTVの取材もあり地域の方に県農生の活躍を知っていただけました。

農業環境工学科 春季当直「播磨設計コンサルタント 講義1」

2023年4月10日(月)

農業環境工学科の新2年の春季当直を行った時の様子を少しご紹介します。今回は播磨設計コンサルタントから総勢11名の方に来ていただき最新の測量機械や現在の建設業、測量業のお話をしていただきました。座学では昔の測量技術や現代の測量技術について説明を受けた後、社長の藤本様から建設業界、測量業についてのお話をしていただきました。今回の講義は進路を決める一つの選択肢を増やすことが出来た講義でした。次回は測量機械の実習風景をアップします。

令和5年度 1学期始業式

2023年4月10日(月)

令和5年度着任式ならびに1学期始業式を行いました。着任式では、今年度新たに着任された22名の先生の紹介がありました。1学期始業式の学校長式辞では、新聞に掲載された本校卒業生に関する記事が紹介されました。今春卒業したその生徒は、コロナ禍での3年間の高校生活で様々な苦労もありましたが、在学中に多くのことに挑戦し、将来は海外へ羽ばたきたいと考え、現在は北海道で研修を行っているそうです。在校生も有意義な日々を過ごして欲しいと、学校長からエールが送られました。

令和5年度 第78回入学式

2023年4月10日(月)

第78回入学式を行い、273名の新入生が本校に入学しました。学校長式辞では、今年3月に行われたWBCにおいて、打撃不振に苦しんだ村上・岡本両選手をチームメイトみんなが支え、彼らが活躍したときにはチーム全員が喜び、日本中が歓喜の渦に包まれたというエピソードが紹介されました。高校生活においても、友を気遣い・励まし、クラスメイトとともに喜びあえる人であってほしいというメッセージが送られました。晴天にも恵まれ、高校生活のスタートにふさわしい1日となりました。

園芸科 入学式の準備

2023年4月10日(月)

園芸科の放課後の実習で、令和5年度の入学式の準備を行いました。サイネリアやアナナス類、カポック、オリヅルラン、ベンジャミンなどを組み合わせ、花の向きを正面にそろえながら丁寧に飾り付けを行いました。県立農業高校の全日制・定時制の入学式の草花の飾り付けは、園芸科の授業で播種から栽培した植物を使用して会場を彩っています。今年も多くの草花を使用し会場を華やかに彩ることができました。

生徒会 対面式・部活動紹介を行いました!

2023年4月12日(水)

本日、対面式・部活動紹介が行われました。対面式では新入生は緊張した面持ちでしたが、生徒会長や新入生代表の挨拶を熱心に聞いていました。部活動紹介では、2・3年生が部活動ごとに実演を交えるなど、趣向を凝らした発表を行いました。紹介が進むにつれ、新入生の緊張も少しほぐれたようでした。勉強と部活動を両立し、充実した学校生活を送ってくれることを期待しています。
また、表彰伝達も行いました。表彰を受けた生徒は以下の通りです。おめでとうございます。

農業環境工学科 春季当直「播磨設計コンサルタント 講義2」

2023年4月12日(水)

前回に引き続き、播磨設計コンサルタントさんの講義で実演していただいた器械や実習の様子をアップします。今回はドローンとGNSS測量についてです。ドローンは測量業では災害復旧などで多く使用されます。実際に飛行させて沢山の点群データを空撮で測量していきます。GNSS測量では様々な衛星を使用してX・Y・Zの座標データを取得します。今回は10秒ほどで座標データが取得できる器械を見せていただきました。

生物工学科「日本酒『花てがみ』プロジェクト 〜もろみ分析〜」

2023年4月12日(水)

3月から醸造を始めた日本酒「花てがみ」。いよいよ完成に近づいてきました。しかし、高校生では試飲をして品質を確認することはできません。そこで、タンク内の発酵液を分析し、発酵の状態やお酒を絞るタイミングを計っていきます。日頃学校の実習で扱ってきた実験器具などを使い、分析をしていくのですが、この分析値は品質を決定させる重要な要素です。失敗するわけにはいかないと、緊張感を持って分析に挑みました。分析値からは順調に発酵が進んでいる様子が分かり、完成が楽しみです。
「分析の数値はきっと一年の努力の結果を表す数値」

生物工学科「光学顕微鏡を使ってみよう」

2023年4月13日(木)

2年生最初の総合実習、微生物分野では、光学顕微鏡の使い方を学びました。今まで使ったことのある顕微鏡と重さや構造が違い、新たな実習に心が躍ります。顕微鏡の各部位の名称や基本的な使い方を学んだ後、いよいよ実践です。目視できる物でも、顕微鏡で見ようとすると見つからない、ピントが合わない、操作方法が ……と悪戦苦闘。説明は理解していたつもりなのに、実践は難しく、もっと顕微鏡を操作しマスターしてさまざまな物を観察していきたいです。
「顕微鏡 接眼レンズに広がった見えてなかった世界をのぞく」

3年 学年行事inユニバーサルスタジオジャパン

2023年4月14日(金)

学年行事としてユニバーサルスタジオジャパンへ行ってきました。昨年度の京都と異なり、JRの乗り換えが最低でも2回あるというハードルがありましたが、大きなトラブルもなく参加者は全員現地にたどり着き、園内で楽しく1日を過ごすことができました。

1学年 オリエンテーション行事

2023年4月14日(金)

入学してから初めてとなる校外での活動を高砂市総合運動公園で行いました。オリエンテーション行事として、各クラスでの鬼ごっこやドッジボール、班でのオリエンテーリング、クラス対抗大繩とびなど、様々なプログラムを実施しました。オリエンテーション行事で入学後初めて他のクラスの人と接する人も多かったと思いますが、この行事をきっかけにクラスや学年の絆が深まったように感じています。今回の経験を今後のクラス、学年での活動に生かしていきましょう。

生物工学科 『再度山きのこ観察会』

2023年4月16日(日)

再度山で定期開催されている兵庫きのこ研究会と御影高校のキノコ部(環境科学部)の方々の定点観察の会に生物資源研究会の生徒も参加させていただきました。観察会では食用のシイタケやキクラゲや白キクラゲなどのキノコを観察することができました。それ以外にもアミガサタケやオオセミタケなども見られました。食用のキノコはその場でシャーレに植え付けて学校で培養し、学校でキノコの生産を目指します。
「森林に無言で生徒を待っていたきのこだろうか しいたけの傘」

生物工学科「日本酒『花てがみ』プロジェクト 〜搾り〜」

2023年4月16日(日)

2月から携わってきた「日本酒:県農花てがみ」。本日はいよいよ、もろみから日本酒を絞ります。「櫂」を使いタンク内を撹拌しながら、もろみを機械に流し入れていきます。もろみからは、バナナのようなフルーティな香りがし、幸せな気分になります。機械に入ったもろみは、圧力をかけられ酒と酒粕に分けられていきます。最初の1滴が搾り出されたときには、とても嬉しく、感動しました。ゆっくりと酒が搾り出された後には、酒粕を機械から取り出す作業も行いました。この酒粕は販売されおり、高校生の私たちも購入し味わうことができました。日々貴重な体験ができ、醸造実習がとても楽しいです。
「ひとひらの酒粕白い雲となり 雨生徒らの花を咲かせる」

サッカー部 高円宮杯U-18 2023東播3部リーグ第1節

2023年4月16日(日)

今年度のリーグ戦が始まりました。白陵高校との今季開幕戦は、前半の早い段階で失点を重ねてしまい、後半は盛り返したものの、得点を奪えず、残念ながら黒星スタートとなってしまいました。結果だけを見ると大差がつきましたが、内容は悪くなく、昨年度に比べると上達している部分も見られました。今後もトレーニングを重ね、次節に臨みたいと思います。

新入生オリエンテーション

2023年4月17日(月)

4月13日・17日に新入生オリエンテーションを行いました。進路指導部・生徒指導部・教務部など各担当の先生方から、高校生活を送る上で重要な内容について説明がありました。また、農業クラブからは活動内容にてついての紹介もあったほか、農業部からは時間外総合実習についての話がありました。新入生は資料に目を通し、先生方の説明を熱心に聞き入っていました。

生物工学科 2年 総合実習 カトレアの品種改良

2023年4月17日(月)

1年生で勉強した『植物バイオテクノロジー』の技術を駆使してランの新品種を作り出します。今回2年生の『総合実習』では人工交配による品種改良を実践しました。今年は植物園の展示会に出品するためにカトレアを使って、全員が新しい色や形を探究し新品種を生み出します。みんなが卒業するころには大きく育ち、どんな花が咲いて、どんな品種名をつけ3月の展示会を彩るのでしょうか。この生徒たちと同じように今はどんな花が咲くのかわからないけど、未来に咲き誇る花々にみんなで心躍らせ、その日が来るのが今から楽しみです。
「自分だけのカトレアの咲く未来にはきっと自分も咲いてる未来」

造園科 いい樹になぁーれ

2023年4月17日(月)

3月〜4月にかけて造園科で育てている盆栽(モミジなど)の植え替えをしました。鉢いっぱいになった根をほぐして切り戻し、新しい土で元気にします。また、油粕や骨粉といった有機肥料をブレンドしてお茶パックに詰め、鉢に置いて栄養を与えます。しばらくすると、葉が濃い緑色に変わり、樹が喜んでいるのがわかります(^^)/

生物工学科 農場風景 1

2023年4月20日(木)

入学式に新一年生が播種をしたキュウリの種が発芽しました。生徒たちは授業中だけでなく、始業前や昼休み、放課後にも観察に来てキュウリの成長速度に驚いています。このまままっすぐ元気に育ってほしいですね!
「発芽したキュウリ無言で立ち上がる おはよう学校 おはよう1年生」

園芸科 3年生 フラワーアレンジメント

2023年4月20日(木)

園芸科の選択授業で、草花類型の専攻生徒でフラワーアレンジメントを作成しました。メインである花材は、スプレーカーネーションの摘花を活用し、レザーリーフファンやタマシダ、ヒラドツツジなど園芸科の温室周辺にある草花を一人一人が考えてアレンジメントを作成しました。出来上がった作品は、事務室や進路指導室前に展示しています。ご来校の際には、ぜひご覧ください。

生物工学科「変わった野菜を育てよう」

2023年4月20(木)

3年生の授業で、夏野菜の種まきをしました。生物工学科では、ポップコーンを栽培します。ポップコーンの原料であるトウモロコシは、“爆裂種”とも呼ばれる品種で、カラフルなものもあります。今年は、カラフルな実が取れる品種にもチャレンジします。無事収穫し、食味検査することを楽しみに丁寧に種まきを行いました。トウモロコシ以外にも、インゲンマメやオクラ、落花生など様々な野菜の種を播き、その管理方法や成長時の変化などを勉強していきます。実った野菜は、販売もしますので、学習の成果をぜひ味わってみてください。
「虹色に光る未来もあるだろうトウモロコシの種の一粒」

令和5年度 離任式

2023年4月21日(金)

本日5・6限に2・3年生を対象に離任式が行われました。今年度離任された先生のうち10名の先生方にお越しいただき、心のこもったメッセージをいただきました。生徒を代表して生徒会長が先生方にお礼の言葉を述べ、生徒会から花束を贈呈いたしました。別れは惜しまれますが、式最後には生徒たちで花道を作り、先生方を見送りました。先生方本当にお世話になりました!!

3年生園芸科 「生物活用」 渋柿(平核無)の摘雷

2023年4月21日(金)

3年生園芸科の必修科目である「生物活用」の授業では、園芸科の特色である野菜・草花・果樹の類型の3コースを学習します。今回の実習では、果樹類型での渋柿の管理作業を学びました。カキの樹の株元から除草をし、敷きわらをしき、両手を洗浄してからカキの摘蕾を行いました。果樹類型の専攻生の生徒を中心にチームで協力し合って管理作業を実施しました。

ラグビー部

2023年4月22(土)

令和5年度 第10回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会 兵庫県予選が日岡山グランドで開催されました。本校ラグビー部は近年部員不足に悩まされ、15人制のラグビーでは、合同チームで参加せざるを得ない状況ですが、7人制では「県農」単独チームで参加できる数少ないチヤンスで、今日の日を楽しみに練習してきました。
初戦は強豪・市立尼崎高校。前半同点で折り返し、期待できるゲーム展開でしたが、後半に引き離され残念な結果となりました。(県農14-31市尼)
2試合目は対六甲アイランド高。(57-5)3試合目は対六甲学院高。(43-5)。この2試合に関しては、県農の素早い仕掛け、しつこいDFが光り、勝利することができました。惜しくも、決勝リーグ出場はできませんでしたが、皆さんのたくさんの声援ありがとうございました。
ラグビー部は県農単独として15人でラグビーをすることは諦めていませんので、部員募集にも今後も全力で取り組みます。いまでも、遅くないです。今、輝きたい県農生。県農を目指している中学生。この県農ラグビー部で一緒に素晴らしい経験をしましょう。待っています。

サッカー部 高円宮杯U-18 2023東播3部リーグ第2節

2023年4月23日(日)

県農で行われた東播3部リーグ第2節にて、高砂南高校との試合に臨みました。前半は攻め込まれる場面もありましたが、0-0で折り返し、後半はフレッシュな1年生を投入して、一気にたたみかけました。惜しい場面が何度も見られましたが、決定力に欠け、残念ながら0-0で引き分けとなりました。何度もチャンスを迎えながらも得点を奪えず、普段の練習から試合を想定したトレーニングが必要であると感じました。次は総体1回戦です。残り2週間準備を進めて試合に臨みたいと思います。

動物科学科社会動物研究会「県農ふれあい動物園in加古川総合文化センター」告知!

2023年4月26日(水)

5月5日(金)のこどもの日に、加古川総合文化センターで開催される「こどもミニフェスタ」に動物科学科の社会動物研究会も参加し「県農ふれあいどうぶつひろば」を開催します。10時〜12時と短い時間ではありますが、多くの方々に県農の動物とふれあっていただきたいです。また、本校で飼育しているボーダーコリーのドッグショーも行いますので皆さんお楽しみに!ドッグショーは第1部(10:00〜)と第2部(11:00〜)の2部編制にて実施予定です。5月5日は、加古川総合文化センターで野間馬やウサギ、ヒツジやケヅメリクガメと一緒に楽しい時間を過ごしませんか?お待ちしています!

動物科学科 神戸新聞に掲載されました!

2023年4月26日(水)

社会動物研究会のプロジェクト活動班の取り組みが、神戸新聞に掲載されました。1年前から取り組んでいる「もったいない(鹿肉や県農廃棄野菜)」を活用したドッグフード開発について取材していただきました。今年の秋頃に商品化を予定しています。商品開発に向けて困難なことも多くありましたが、多くの方々のご協力のもとようやくここまで辿り着くことができました。今後も一層力を入れてプロジェクト活動に取り組んでいきたいと思います。

動物科学科 鳥類研究会 傷病野生猛禽類の受け入れ

2023年4月26日(水)

本日、傷病のコミミズクを受け入れました。コミミズクさんようこそ!!この個体は、尺骨(人でいうと、手首から肘までの二本の長い骨のうちの小指側の骨)が骨折し、加古川動物病院で手術を行い現在は骨折部位の動揺はない状態です。しかし、飛ぶことはできません。そこで、加古川動物病院からリハビリ活動の委託を受け、本校でコミミズクのリハビリ活動を実施していきます。 受入直後にまず実施したこととして、安全に猛禽類を扱うためのアンクレット(足革)とジェス(猛禽類用足紐)を作成し、装着しました。これから放鳥まで、体重の増減などの把握を日々行いながら、筋力増強のための訓練等のリハビリ活動を行っていきます。

1学年 校内祭モザイクアート作品紹介

2023年4月28日(金)

78回生は校内祭の展示作品づくりとしてモザイクアートに取り組みました。クラスごとに決めたテーマに沿って、イラストや写真を画像処理し、色鉛筆やペンで色を塗ったり、色紙やシールを貼ったりしてモザイクアートに仕上げていきました。完成までに長い時間を要しましたが、一人ひとりの作品を最後につなぎ合わせて、大きな絵や写真が浮かび上がると歓声が上がっていました。各クラスの力作をご覧ください。
【各クラスの作品名(写真の並び順に対応しています)】
農業科:夏の彩り 園芸科:Flower Rabbit 動物科学科:私たちを見て
食品科学科:すっきりさわやかカルピー 農業環境工学科:日本文化  造園科:40人40色
生物工学科:B科の女神

農業科 園芸科 販売実習 花とみどりのフェスティバル@日岡山公園

2023年4月29日(土)

日岡山公園にて、第32回花とみどりのフェスティバルが開催されました。農業科の野菜苗を中心に、園芸科の草花苗、トマトや食品科学科のカルピー、生物工学科のラン等多種多様な商品の販売実習を協力して行いました。当日は、たくさんの地域の方に買っていただき、日ごろの学習の成果を知っていただくことができました。

生物工学科「日本酒『花てがみ』プロジェクト 〜ビン詰め〜」

2023年5月1日(月)

本日「日本酒:県農花てがみ」をビンに詰めました。もろみから絞った日本酒には、まだ細かな米のかけらが含まれています。このため、タンクの中で沈殿させた後、青色のガラス瓶に詰めていきます。ガラス瓶の中にお酒が入って行く様子は、キラキラとしてとてもきれいでした。詰め終わったビンは栓をして、段ボールに詰めていきました。ビン詰めを終え、約900本を製造することができました。この一部はラベルを貼った後に、海外に輸出されるそうです。自分たちがかかわった商品が外国の人たちにも楽しんでもらえることを知って、驚きとともにとても嬉しくなりました。
「空をこえてゆくのだろうか生徒らと共に育った酵母の成果は」

生徒会総会・農業クラブ総会

2023年5月2日(火)

5月2日(火)4時間目に生徒会総会・農業クラブ総会をそれぞれの役員を中心として行いました。昨年まで3年間はオンライン対応での総会だったため、今回は4年ぶりに生徒全員が体育館に集まり、昨年度の決算報告や活動報告の説明を受け、令和5年度の予算案・事業計画案を承認しました。これから、生徒会・農業クラブともに本格的に令和5年度の活動が始まってきます。

生物工学科 野生キノコの菌糸の観察

2023年5月2日(火)

神戸市の再度山で採取したキノコ類を培養したところ、見事に菌糸の成長が見られました。実際に成長した菌糸がキノコであるかを確認するため、顕微鏡での観察を行いました。一番生育のよかったキクラゲの菌糸を取って作成したプレパラートを顕微鏡で観察した結果、しっかりと菌糸が確認されました、今後の成長が楽しみです。
「キクラゲの白い菌糸がひとひらの雲たちわたる 培養室に」

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス

2023年5月2日(火)

昨年度に引き続き、今年度も東播磨地域の食材を活用した商品開発が始まりました。昨年度からお世話になっている株式会社オイシスからの提案を受け、今年度は「みなさんの朝を公民連携で応援する『HYOGOアサ@プロジェクト』」に参加することになりました。今回は株式会社オイシス、兵庫県企画部 SDGs推進課、加古川健康福祉事務所の担当の方から若年層における朝食をとらない割合やその要因分析などのお話をしていただきました。今後の商品開発に生かしていきたいと思います。

サッカー部 県総体1回戦

2023年5月4日(木)

琴丘高校にて行われた県総体1回戦に臨みました。相手は同じ東播磨地域の明石高校です。前半に失点してしまったものの、あきらめずボールを追い続けました。後半に失点を重ねてしまい、苦しい展開となりましたが、全員が最後まで粘り強く走り続け、球際で競り勝つ場面も見られました。結果は1回戦敗退となってしまいましたが、日々のトレーニングの成果が見られたり、精神的な成長が感じられたりと収穫の多い試合となりました。総体はここで終了となりましたが、6月のリーグ戦再開に向けて、前を向いてトレーニングに励んでいきましょう。

農業科 ゴールデンウイークイチゴ狩りの一幕

2023年5月8日(月)

連休中も農業科のイチゴはどんどん赤く実っています。当直で収穫・販売をしていますが、今年は素晴らしい技術を持った生徒がいます。普通は収穫したものを詰めなおすのですが、収穫しながらきれいに並べ、すぐに販売できる状態に詰めることができます。イチゴを触る回数が減り、傷まないので合理的ですが、なかなか難しく誰にでもできることではありません。このイチゴが一番初めに売れました。

ラグビー部

2023年5月8日(月)

5月3日・6日に兵庫県民スポーツ大会ラグビーフットボール競技少年の部 予選リーグが開催されました。
3日には日岡山グランドにて合同5(県農・明石清水・明石城西・SCIX)vs合同3(六甲アイランド・六甲学院)での試合がありました。4校での合同ではありましたが全員で13人、相手チームは15人、大敗してもおかしくないゲームでしたが、県農らしいしつこく前に出るディフェンスで、最終的には1本のゴールキックの差2点で終えることができました。人数差の中でここまでゲームができたことに誇りを感じるゲームでした。(24-26)
6日は灘高校グランドにて 合同5vs灘高校とゲーム。合同チームとして一度も全員での合わせができていない中、初めて顔を合わせたメンバー同士がニックネームや下の名前で呼び合いながらテンポとリズムを作り、県農の目指す、素早い仕掛け、しつこいディフェンスが光るゲームとなりました。(66-10)
予選リーグは1勝1敗で決勝トーナメントへ勝ち上がることができませんでしたが、たくさんの声援でここまで戦えました、ありがとうございました。

GW 3年生インターンシップ体験

2023年5月8日(月)

GW期間を利用して、3年生では進路決定のための、各地の農業法人にてインターンシップに参加しました。まもなく始まる、3年生の最終の進路決定を目前に、将来農業法人への就職や農業経営に興味関心がある生徒が、GW期間を利用し体験実習に汗を流しました。田植えの準備や、ナスの定植やスイートコーンの定植などそれぞれの現場でさまざまな体験実習に取り組みました。

動物科学科 社会動物研究会 ドッグショー・ふれあい動物園の様子

2023年5月9日(火)

5月5日(金)のこどもの日に、加古川総合文化センターで開催された「こどもミニフェスタ」に参加し「県農ふれあいどうぶつひろば」を開催しました。天候にも恵まれ、当日は約2000人のお客さんが来場されました。クイズを交えたドッグショーも大盛り上がりで初めてショーをした生徒も犬も達成感を味わうことができました。また、野間馬やヒツジ、ウサギやケヅメリクガメとのふれあいも大好評で、多くのお客さんに喜んでいただけたことや動物たちの魅力を知ってもらえたようで良かったです。ご来場くださった皆様ありがとうございました。

生物工学科 3年『ソックスレー抽出法』

2023年5月9日(火)

食品化学の授業では脂質について学んでいます。食品に含まれる脂質を調べる実験として「ソックスレー法」という方法があります。今回のソックスレー法の実験では、生物工学科で栽培、品種改良を行っている様々な品種の大豆などをサンプルとして実験を行いました。実験の結果によって、栽培した大豆の特性がわかることになります。
「ふつふつとジエチルエーテル加熱する 熱意は外から見えないけれど」

農業科 2年生総実 トラクタの取扱い

2023年5月9日(火)

2年生に進級し、少しずつ大型の農業機械の取扱いに慣れていきます。操作部位の説明から開始です。次に簡単なことですが、ボンネットの開閉です。これ、上手く開けることができない人は意外に多くいます。ちょっとしたコツをつかむと、簡単なのですが、機械を扱う上で大事な要素が含まれています。それは「力ずくではない」ということです。フックの部分にほんの少しの引っ掛かりがあるため、ボンネットを軽く押さえ、センターマーカーを右に回転させると簡単に開けることができます。続いて、作業機の状態観察です。トラクタの爪は均一に摩耗するのではなく、特定の位置で激しく擦り減ります。それにはちゃんと理屈があるのですが、写真を見ながら考えてみてください。

生物工学科 1年 総合実習「キュウリの定植」

2023年5月12日(金)

いよいよ1年生の実習が本格的に始まりました。入学式で保護者と一緒に種まきをおこなったキュウリもようやく畑に植え付けることのできるサイズに育ちました。前回の実習で誘引のためのロープワークを発揮するのは少し後になりますが、植え付けの終わった畑を見るといよいよ農業高校生としてのスタートが切られたのだなと感じました。
「農場は生徒らのため 一本のキュウリも生きた教科書なんだ」

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜その2〜

2023年5月12日(金)

東播磨の地域食材を活用した商品開発について2回目の活動を行いました。今回は前回の講義を受けて、商品開発のターゲットとなるペルソナの設定実習を行いました。班に分かれてのグループワークとなりましたが、それぞれが思い描く人物像について年齢や趣味、生活スタイルなどを具体的に考え、話し合いながら設定し、最後にグループごとに考えたペルソナを発表しました。具体的で個性的な発表が多く、今後の展開が楽しみです。次回は今回設定したペルソナ向けの商品コンセプトの発表を予定しています。

食品科学科 キュウリの定植

2023年5月12日(金)

食品科学科の1年生が「農業と環境」の授業で、キュウリの定植を行いました。このキュウリは、県農名物の『奈良漬け』に加工されます。1年生にとっては初めての圃場での実習となりました。初めての道具、初めての作業ばかりで大変だったと思いますが、丁寧に畝をつくり、苗を定植することができました。これからのキュウリの成長が楽しみです。次回の実習は支柱立てを行う予定です。

園芸科 草花 カーネーションの花束の販売実習

2023年5月12日(金)

園芸科の切り花栽培で管理をしているカーネーションとスターチスの花束の販売実習を行いました。カーネーションは昨年の7月に定植を行い、10か月以上かけて摘心や除草作業、追肥や害虫防除などを実習で行い栽培管理してきたものです。5月14日(日)の母の日に向けて、「日頃お世話になっている方に花束で感謝の気持ちを伝えよう」と園芸科の生徒でカーネーションの採花、花束作成、ラッピングまで生徒一人一人が丁寧に行いました。当日は130名近くの生徒が花束を買いに、職員室前に長い列を作って待っていていただきました。販売した生徒も買ってくださった方も共に笑顔になる販売実習となりました。県農生の皆さん、本当にありがとうございました。

生物工学科「酵母の力を証明する」

2023年5月15日(月)

酵母はどのようにアルコールを作り出すのか?今回、このしくみを確認するために実験を行いました。この実験は「アインホルン管」という専用のガラス器具を使います。1つ1つの実験操作は難しくはないですが、初めて使う「アインホルン管」にドキドキです。糖とドライイーストを混ぜた溶液をアインホルン管に慎重に入れ、湯煎しながら溶液の様子を観察しました。徐々に気体が発生してきましたが、「この気体はCO2か?」「アルコールはできたのか?」と疑問が浮かびます。この疑問を解決するために、発生した気体や溶液の性質を調べ、発生した気体はCO2、溶液にはアルコールが含まれていることが証明できました。今回の実験で、酵母の発酵のしくみをより深く理解することができました。
「ガラス器具の向こうの酵母かぷかぷと二酸化炭素を出して生きてる」

造園科3年 県庁緑化 〜百人一首の庭〜

2023年5月15日(月)

兵庫県庁玄関ホールに、造園科3年生5名が「百人一首の庭」を作庭しました。造園科3年生が書いた書(百人一首3首)の屏風をメインとし、競技かるたの風景を切り取ったような緊張感を表現しました。畳の間の盆栽は、屏風の空白を活かせるよう位置や流れを意識し、畳の間から坪庭への通路として沓脱石(くつぬぎいし)・飛び石を配置しています。畳の間の名首と坪庭の一体感を感じていただければと思います。畳に置かれている百人一首にも注目してみてください。5月いっぱいは展示しておりますので、ぜひご覧ください。

食品科学科 1年生 初めての牛乳製造

2023年5月15日(月)

食品科学科の1年生が入学後初めての牛乳製造を行いました。それぞれに役割分担があり、機械類の洗浄や充填機の操作、賞味期限の記入など、係に分かれて実習を行いました。牛乳をパックに充填した後は、機械を分解して洗浄・消毒、再度組み立ていきます。初めての分解・組み立てはどうしても時間を要しますが、各班が協力して進められたと思います。次回も引き続き、牛乳製造を行う予定です。

食品科学科 牛舎見学

2023年5月15日(月)

3年畜産加工類型の生徒が、動物科学科の牛舎へ見学に行かせてもらいました。私たちは普段加工しかしてませんが、生産の現場を見る貴重な時間でした。実際に搾乳をさせてもらったり、搾乳機がどんな構造になっているか指を入れて体験することができました。製造する「県農牛乳」の原料がどのように生産されているかよくわかり、これからも安全で美味しい牛乳を製造していこうと気が引き締まりました!

園芸科 東加古川駅前 プランターの設置

2023年5月16日(火)

園芸科の生徒で東加古川駅の北口のプランターの植え替えを行いました。ペチュニアやコリウス、ガザニアなど播種から栽培した春夏用花壇苗をプランターに植え込み、東加古川駅北口のロータリーにプランターを設置しました。地域の方にも喜んでいただけると嬉しいです。

食品科学科 マヨネーズ製造

2023年5月16日(火)

3年総合実習畜産加工では、鶏卵の加工特性を学ぼうとマヨネーズ製造を行いました。卵黄の成分を使って、うまく食酢と油が乳化するように少しずつ油を加えながら混ぜていきました。混ぜる回数が多すぎたので、腕がパンパンになりましたが、しっかりとしたマヨネーズが出来上がりました。油分の多さにも驚き、乳化だけでなく「マヨネーズ」について深く理解することができました。

食品科学科 規格外梨の有効活用

2023年5月16日(火)

昨年度に引き続き、今年度も梨の規格外品を活用する取り組みを開始しました。今回は食品加工研究会の2年生が梨の良い点について、味や食感、機能性や栄養成分、外観などの項目に分けてピックアップし、まとめていきました。同時にこれから作っていきたい加工品もリストアップし、梨の良さをPRするためにはどのような商品に仕上げていくべきかを考え、加工品の絞り込みを行いました。次回は昨年度の振り返りとして、梨ジャムを製造する予定です。

食品科学科 県農×神戸学院大学 梨の活用に関する打合せ

2023年5月17日(水)

食品科学科3年生が神戸学院大学現代社会学部の学生さんと梨の活用に関する打合せを行いました。昨年度もお世話になった菊川先生とゼミ生の皆さんから、活動の進捗状況や今後の展望についての説明をいただき、県農生からは課題研究での取り組みや梨を活用するためのアイデアの発表を行いました。今後は梨の収穫や選果作業の見学を行い、夏休みに規格外の梨をいただいて、実験や加工を行う予定です。菊川先生とゼミ生の皆さんありがとうございました。

農業環境工学科 春季当直「播磨設計コンサルタント 講義3」

2023年5月19日(金)

播磨設計コンサルタントさんの講義で実演していただいた器械や実習の様子を紹介します。今回はトータルステーションと電子平板についてです。 トータルステーションは多角測量などで使用する器械です。器械が自動や半自動で動いて生徒がびっくりしていました。電子平板ではタブレットにリアルタイムで測点が表示されていき地図が出来ていきます。

農業環境工学科 春季当直「播磨設計コンサルタント 講義4」

2023年5月22日(月)

播磨設計コンサルタントさんの講義で実演していただいた器械や実習の様子を紹介します。今回はレーザースキャナーと電子レベルについてです。レーザースキャナーは1秒当たり数万点の点群データが取得でき、360°スキャンすることが出来ます。電子レベルはバーコードスタッフで高さを読むことが出来ます。

造園科「駅前花壇の植栽」

2023年5月24日(水)

3年造園科環境マネジメント類型の生徒が東加古川駅前の花壇に草花を植栽しました。今回は、自分たちで種まきから管理を続けてきたマリーゴールド、ペチュニア、ベゴニア、インパチェンスを使い、グループに分かれてデザインして植えました(写真は、4月の栽培の様子も含まれます)。花壇で実習をしていると、地域の方々から「ありがとう」や「きれいやね」という言葉をかけていただき、愛情を込めて育てたものが皆さんの日常を彩ることを実感できてとても嬉しかったです。今後も定期的に管理していきますので、ぜひご覧ください。

食品科学科 梨ジャムづくり〜その1〜

2023年5月25日(木)

食品加工研究会の2年生が今年度初めての梨ジャムづくりに取り組みました。昨年の夏に神戸三水園さんからいただいて冷凍保存していた梨を使用し、昨年度最も好評だったレシピで製造しました。2年生にとっては初めての研究会における製造実習でしたが、上手に梨ジャムをつくることができました。次回は梨のコンポートを製造する予定です。

食品科学科 「いなみ野学園」の園芸学科にて講義

2023年5月26日(金)

食品科学科3年生が、東播磨地方特産品「大麦」について、講義・交流会を行いました。生徒にとっては祖父母のような存在の「いなみ野学園」の生徒さんに、地元の農作物「大麦」とその加工品について、クイズ形式で楽しく説明をしました。その後は、大麦の茎を使った工芸品「ヒンメリ」を一緒に作りました。学園の生徒さんは、とても積極的に質問や実習をされて、本校生徒たちも大変勉強になりました。園芸学科のみなさまありがとうございました。

農業法人の仕事説明会

2023年5月29日(月)

加古川文化センターにて、ひょうご農林機構主催の県内で会社経営の形で農業を営む農家(農業法人)をお招きして仕事説明会が開催されました。参加者は県内の農業高校および農業大学校の生徒で、本校からは30名が参加しました。 各会社のブースに入り、どのような仕事(農業)を行っているのか、会社規模や経営方針などの説明を受け、メモを取ったり質問したりと熱心な活動を行いました。

7人で大きな鉢替え

2023年5月30日(火)

造園科で栽培している盆栽の中で最も大きなゴヨウマツの鉢替えをしました。冬の凍結で鉢が割れてしまい、春を待って植え替えました。重たくて人の手では運べないので、ユニックを使い、ロープで吊ったまま、7人がかりで古い根を切り、土を落として新しい鉢に植えました。2週間が過ぎましたが、葉の色も鮮やかに育っています。

生物工学科 農業鑑定競技 学科予選大会

2023年5月30日(火)

毎年夏に開催される農業クラブ県大会に向けて「農業鑑定競技」の学科予選大会を実施しました。生物工学科は「園芸の部」「食品の部」に出場することができるので、両方が混ざった混合問題にチャレンジしてもらいました。1年生にとっては初めてのチャレンジ、2年生にとっては昨年のリベンジとしてのチャンレジ、3年生にとっては最後のチャンスとして予選大会にのぞんでいました。普段から身につけている専門知識を武器に頑張っていました。
「ジグソーパズル合わせるように身についた知識を合わす解答用紙」

農業環境工学科 「鶏舎前の施工工事」

2023年5月31日(水)

動物科学科から、鶏舎入口のぬかるみ改善の依頼があり農業環境工学科の生徒が改修工事を行いました。最初の作業はレベルや巻尺で高さや距離を測り、どういった構造物に仕上げるか、どういう構造にすれば鶏舎で作業をする人の作業効率がよくなるかを考え、型枠を設置し、施工の準備を行いました。

農業環境工学科 「鶏舎前の工事完成」

2023年6月1日(木)

前回紹介した工事の完成編です。生コンをコンクリートミキサーと手練で作り、型枠内に流し込み、鏝(こて)で均していく作業です。作業の中で鶏舎に入る時に消毒液に長靴を付けて入るのを見て消毒槽を作ることにし、利用する人が作業しやすいように工夫しました。

3年動物科学科 総合実習の様子

2023年6月2日(金)

6月1日(木)の3年動物科学科の総合実習では、5月29日より実習に来ている教育実習生による授業がおこなわれました。大家畜類型では、乳牛の受精卵について採卵実習を行いました。また、社会動物類型では獣医師による馬のワクチン接種をしていただき専門的に教えていただきました。家禽類型では、日々の飼育管理に使用する農業機械について説明を受けた後、安全面に配慮しながら実際に操作してみました。教育実習生による授業は、残りわずか1週間となってしまいましたが、生徒たちも実習生と対話をしながら一生懸命に授業に取り組んでいました!

動物科学科 2年生 特別非常勤講師の方による授業

2023年6月5日(月)

特別非常勤講師として、日本毛織株式会社(NIKKE)の方々にお越しいただき「繊維(羊毛含む)」について授業をしていただきました。繊維の特徴について、実験を用いながら詳しく説明していただきました。また、SDGsとの関連性にも触れながら、私たちの生活と密接な関係にある衣類の選び方や、手入れ方法なども知ることができ大変貴重な授業となりました。本当にありがとうございました。

生物工学科「美味しい水を見つけ出す」

2023年6月5日(月)

「美味しい水」とはどのような成分を含むのか?これを解明するために、日本酒醸造に使われている水と同じ水脈で採取されている市販の水、「六甲山系の水」「老松丹水」「カウベウオータア(布引渓流水)」「伏見の水(自然の秀麗)」の成分を分析しました。分析には、RQフレックスという機器を使いました。この機器で、硬度や鉄、マグネシウムなどのミネラル分の含まれている量を分析しました。この結果、採取場所によって水に含まれている成分が異なっていることが分かりました。日本各地で作られている農作物や農産加工品は、その土地の水を使って作られています。同じ作り方をしても、地域により様々な味わいになることが、この水の分析によって証明できました。
「分析の水もいつしか生徒らの内を流れて梅雨入りとなる」

造園科2年生 レタリング検定に挑戦!

2023年6月6日(火)

6月4日にレタリング検定を実施しました。レタリング検定とは、文字デザインに関する正しい知識と、用途に応じた美しい文字や独自性・訴求力のある文字を書き表す能力を評価・判定する検定です。美しい文字を描くために問題とにらめっこしながら、一生懸命頑張りました。図面を描き起こす際の題名や説明などにも使う技術ですので、これを機にしっかりと身に付けていきましょう。目指せ全員合格!

造園科 愛情込めて育てています

2023年6月6日(火)

造園科で環境緑化材料として栽培している春もの苗が最盛期を迎えています。ペチュニア、インパチェンス、マリーゴールド、ベゴニアセンパフローレンス、ビンカ、コリウス、トレニア、ペンタスを愛情込めて育てています。本校の隣、兵庫県いなみ野学園内にある手づくりの店でも販売していますので、ご購入ください。

農業科 大田植えが開催されました!!

2023年6月7日(水)

6月5日(月)に農業科の農場にて「大田植え」が開催されました。農業科の1〜3年生と食品科学科の3年生が参加する伝統行事のひとつですが、新型コロナウィルスの影響で2年間開催が出来ませんでした。今年は3年ぶりとなる開催となり、約180名の生徒が列を作り、食用米「ミルキークイーン」の苗を10aの水田に手植えしました。  生徒たちは泥だらけになりながら楽し気に一生懸命取り組みました。生徒たちの想いが実り秋には黄金色のたくさんの稲穂が見られることを楽しみにしています!!

平岡中学生トライやるウィーク

2023年6月7日(水)

県立農業高等学校では、6月5日(月)〜9日(金)まで、平岡中学校から4名の生徒を受け入れ、トライやるウィークを実施しています。すっかり暑くなり、中学生は終日汗だくになりながら、県農7学科で、それぞれの実習に取り組んで頑張っています。5日(月)は農業科の生徒にまじり、「手植えの田植え」にチャレンジしていました。

農業科 露地野菜類型 小学生との交流行事

2023年6月7日(水)

本日の午前中に明石市立花園小学校の2年生55名が本校に来校し、本校農業科露地野菜類型3年生14名と交流行事を行いました。今日は、日頃自分たちで管理しているトマトの収穫と袋詰め体験や農場見学、野菜のクイズ大会を行い、終始「野菜」について小学生に学んでもらいました。高校生にとっても「教える立場」を学ぶ良い機会になりました。

生物工学科「中学生とサツマイモの定植」

2023年6月7日(水)

3年生の選択授業「野菜」でサツマイモを畑に定植しました。トライやるウィークで県農に来ていた中学生と一緒に植えました。高校3年生の生徒が先生役となり、中学生と一緒に作業を進めて行きました。自分が分かっていても、人に教えることが難しく、なかなか思った通りに教えることができずに戸惑っていましたが、サツマイモの定植を終える頃には、中学生にやさしく声掛けをしながらサポートし、優しい先輩として活躍していました。このサツマイモは、秋に収穫し、販売します。おいしいサツマイモの収穫を楽しみしながらも、サツマイモの定植作業を終えました。
「イモのツル 中学生と植えながら大きくなれと声をかけてる」

動物科学科 教育実習生による研究授業

2023年6月8日(木)

3年動物科学科の選択B食品製造の授業は、教育実習生の研究授業が行われました。明日で教育実習も最後となり、やや緊張しながらの授業ではありましたが、生徒1人1人をしっかりと見ながら授業を進めることができていました。後半にはクイズ王ならぬ「アイス王」と題してみんなでタブレットを活用しながらグループワークも取り入れ大変充実した授業内容だったと思います。教育実習生の授業に生徒たちも熱心に授業に取り組むことができていました。お疲れ様でした!

動物科学科 特別非常勤講師によるトリミング授業

2023年6月8日(木)

3年動物科学科社会動物類型では、今年の4月に加古川でオープンしたトリミングサロンbrother dogs様にお越しいただき、トリミングの授業をしていただきました。代表の永井達也様は本校畜産科の卒業生でもあり、とても積極的にこの授業計画を進めてくださいました。弟のトリマーである智也様も16年というキャリアを積まれており、生徒にとっても大変貴重な時間となりました。本年度より、本学科にもトリミングするための業務用ドライヤーやテーブル、ドッグバスをPTAより導入していただき、初めて学校の道具を使用しながら実施することができました。永井様、本当にありがとうございました!

食品科学科 梨ジャムと梨のコンポートづくり〜その2〜

2023年6月8日(木)

食品加工研究会の2年生が前回に引き続き、梨ジャムと梨のコンポートづくりに取り組みました。梨ジャムは前回と同様においしくできましたが、昨年の夏に神戸三水園さんからいただいて冷凍保存していた梨を解凍して使用したたためか、コンポートは水っぽい仕上がりになってしまいました。レシピを再検討し、試作を続け、おいしいコンポートを作っていきたいと思います。

造園科 樹木を覚える

2023年6月9日(金)

造園科では樹木の名称を問う樹木鑑定と造園に関する道具や材料などを問う農業鑑定の2種類を実施し、日々の学習成果を確認する機会としています。これは、学校農業クラブ農業鑑定競技会の代表選手を選ぶ科内予選も兼ねています。まずは、樹木鑑定!75種類覚えた樹木の中から50種類の実物を見て答えていきます。学年ごとに合格ラインを決めているので、みんなで頑張って覚えています。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜その3〜

2023年6月9日(金)

東播磨の地域食材を活用した商品開発について3回目の活動を行いました。今回は前回のペルソナの設定実習をもとに各班が考案した商品案について、オイシスの講師の皆さんからアドバイスをいただきました。生徒が考案したものをよりブラッシュアップするため、価格や形、味について様々な角度から助言をいただき、大変参考になりました。来週はいよいよ試作品を用いた商品のプレゼンを行います。

農業環境工学科 「近畿測量専門学校 電子レベル」

2023年6月13日(火)

近畿測量専門学校から講師の先生に来ていただき、電子レベルを使用した測量技術の講義をしていただきました。電子レベルはバーコード標尺を機械が読み取り、高さを測定します。精密な測量を行うために機械に日傘をさし、標尺は気泡管をしっかりと合わせ、固定させた状態で行います。次回は電子平板やGNSS測量など沢山の測量技術を教えていただく予定です。

奥田政行シェフによる特別講演会

2023年6月13日(火)

6月13日に世界で活躍されている天才料理人、アル・ケッチァーノのオーナーシェフ奥田政行氏が来校されて、全校生に向けて講演会を開いていただきました。奥田シェフがこれまで歩まれてきた壮絶な人生、庄内地域を盛り上げた経緯、食材に込める想いなど、熱心に語っていただきました。生徒も農産物を作る立場から大事なことを学んだり、進路の参考になったのではないかと思います。講演会の前には、地域の若手シェフ対象に調理の実践講習が行われ、短時間に何品も作るシェフの手際の良さに圧倒されました。参加した生徒も「勉強になった」といい刺激を受けていました。奥田シェフありがとうございました!

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜商品案の試作〜

2023年6月14日(水)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発に向けて、考案した商品案の試作を行っています。各班が東播磨産の大麦を原料として使用しており、小麦との加工特性の違いに戸惑いながら、日々少しずつ改良を加え、より良い商品に仕上げようと頑張っています。6/16(金)の商品案のプレゼンに向けて、下校時刻ギリギリまで残って、試行錯誤を繰り返しています。

動物科学科 新しい仲間がやってきました!

2023年6月14日(水)

動物科学科にトイプードルの男の子がやってきました!4月8日生まれで生後約2か月なので、まだまだ小さい子犬ですがこれからはトリミングやアジリティーなどで活躍してくれることを期待し、生徒たちから愛される存在になってくれると思います!名前は「マックス」です。今後のイベントや学習成果発表会などでお披露目できる日を楽しみにしていてください。

生物工学科「酵母の力を最大限に引き出す」

2023年6月15日(木)

パンやお酒などの生産に関わっている酵母。この酵母の力を最大限に活用するために、アルギン酸カプセルに酵母を閉じ込めた後、その発酵能力を検証しました。アルギン酸カプセルの原料は、食品添加物にも使われているアルギン酸ナトリウムです。できあがったアルギン酸カプセルは、人工イクラのような形状や感触をしています。食紅で色を付け、かわいい酵母入りカプセルが大量にできました。糖液にできた酵母カプセルを入れ、アルコール発酵が行われるかを調査。この仕組みは、工業的に食品原料を製造する時にも使われている「バイオリアクター」という手法で、実験を行ったことで、学んだ知識を深めていくことができました。
「ぽたぽたと酵母の粒の垂れてゆく時間の粒はあざやかにして」

生物工学科 カーネーションの茎頂摘出

2023年6月15日(木)

植物は人間と異なり、ウィルス病に対して人間のように抗原抗体反応がありません。そのためウィルス病に感染してしまうと治療することはできません。しかし、茎の先端の細胞分裂が活発な場所はウィルスが到達しないため、この部分「成長点」を取り出して培養するとウィルス感染から救い出すことができます。非常に細かい作業ですが、植物を救う外科手術のテクニックの練習として茎頂の摘出練習を行いました。
「外科手術 カーネーションのウィルスの感染株を救ってみせる」

造園科 剪定技術を上げる

2023年6月16日(金)

造園科スペシャリスト類型3年生が校門前の樹木の剪定を行いました。マサキの生垣に高さを決め、水糸を張ってトリマーや刈り込みバサミ、植木バサミで丁寧に整えていきます。これまで学んできた剪定方法に加え、また1つ技術をレベルアップすることができました。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜商品プレゼン〜

2023年6月16日(金)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発に向けて、考案した商品のプレゼンを行いました。6班それぞれが東播磨産の大麦粉を用いて試作した朝食向けの焼菓子をオイシス、兵庫県、セブンイレブン、ファミリーマートと多くの関係者の皆様に試食をしていただき、コンセプトや風味について助言をいただきました。授業の様子をサンテレビに取材していただき、7/16(日)8:30〜「ひょうご発信!」で放送される予定です。

硬式野球部 壮行会

2023年6月17日(土)

硬式野球部では、3年生最後の大会である夏の選手権大会が6月25日に開幕するにあたり、保護者会を含めての壮行会が行われました。県農野球部の初戦は7月11日に加古川南高校と対戦することになりましたが、初戦突破に向けて3年生の思いも共有し、チーム一丸となって戦う意識が高まりました!一生懸命戦いますので、応援よろしくお願いします!

動物科学科 農業鑑定競技を実施しました!

2023年6月19日(月)

動物科学科では1年生、2年生、3年生すべてのクラスにおいて農業鑑定競技の校内予選を実施しました。1年生は初めての予選でしたが、授業で習ったことを少しでも発揮してくれたことと思います。また、3年生では過去に全国大会優秀賞を受賞した生徒もいたため、なかなかの高得点を取る生徒もいました。さすがです。この予選を勝ち抜いた生徒は7月に実施される県大会で最大限の力を発揮してください!

造園科 淡路・神戸見学研修

2023年6月19日(月)

6月19日に造園科3年生が淡路・神戸見学研修を実施しました。午前は兵庫県立淡路景観園芸学校にて、花と緑あふれる生活、文化を創造する「景観園芸」という分野を学びました。ボーダー(境栽)花壇やペレニアル(宿根草)・ガーデン、果樹を平面に仕立てたエスパリア、日本庭園・茶庭、ロックガーデンなど20種類以上の庭園様式の見学や五感を刺激する植物や座って作業ができる園芸療法についても学習。また、実践フィールでは、環境保全の実験やため池に生息する絶滅危惧種に指定された生物を見て生物多様性についても学びを深めました。午後はヴィッセル神戸のホームグラウンドであるノエビアスタジアム神戸を見学。全国初採用のハイブリッド芝(天然芝を繊維で補強した芝)の構造や管理方法について、グラウンドキーパーの方から説明を受け、天然芝と人工芝の識別にもチャレンジするなど大変勉強になりました。これらの学びを今後の学習に生かします。見学に携わっていただいた皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。

食品科学科 カルピーアイスの製造

2023年6月19日(月)

食品科学科の1年生が総合実習の授業において初めてのカルピーアイスの製造をお行いました。カルピーアイスは食品科学科の名物である酸乳飲料カルピーと同じく食品科学科で製造している牛乳を使用した製品です。数年前に課題研究の授業から商品化され、さっぱりとした味わいで人気を博しています。総合実習では牛乳製造とカルピーアイスの製造を同時に行うため、非常に慌ただしくなりますが、1つ1つ丁寧に充填していきました。

食品科学科 キュウリの収穫

2023年6月19日(月)

食品科学科の1年生が放課後の実習において初めてのキュウリの収穫を行いました。定植から1ヶ月が過ぎ、やっと収穫を迎えることができました。今年は生育に少し遅れが見られ、心配されましたが、徐々に回復しつつあります。それぞれの担当する株で収穫できる大きさのキュウリが見つかると嬉しそうな歓声が上がっていました。これからどんどん1日当たりの収量が上がってきます。来週からはいよいよ朝当直、休日当直も始まります。収穫、洗浄、塩漬け、粕漬けと奈良漬製造の一連の流れを学んでいきます。

生物工学科「サンパチェンスコンテストへの参加」

2023年6月20日(火)

選択科目「草花」の生徒12名で、10月末に小野市で開催される「ガーデニングフェスティバルinおの2023」のサンパチェンスコンテストに申込みました。花苗や鉢などの必要な資材を受取り、いざ栽培開始です。株が大きく、たくさんの花が咲いていることが入賞条件。サンパチェンスの特性や栽培方法を確認した後、1回り大きな鉢に植え替えました。2人1組で、最適な鉢を選び、肥料の量を計算しながら土も調合しました。今後は日々の観察をしながら、今まで学んできた農業やバイオテクノロジーの知識や技術を生かし、大きな株を作り上げていきます。応援よろしくお願いします。
「コンテスト 農場に起こり居たりけりサンパチェンスは咲きゐたりけり」

動物科学科 神戸新聞に掲載されました

2023年6月20日(火)

6月16日(金)より開始したクラウドファンディングの内容が神戸新聞朝刊に掲載されました。現時点で74名の方より438,000円のご支援をいただき、開始4日目にして目標金額の1/3を達成できることができました。皆さんありがとうございます。私たちが約1年半かけて行ってきた活動が多くの方々に認知され、全国へと広まっていくことが本当に嬉しいです!今後も継続して活動に取り組んでいきます。応援よろしくお願いします。

食品科学科 大麦プロジェクト会議に参加しました

2023年6月21日(水)

食品科学科の3年生がJA兵庫南営農総合支援センターで行われた大麦プロジェクト会議に昨年度に引き続き参加しました。会議では大麦振興に携わっておられるJA兵庫南、加古川農業改良普及センター、加古川農林水産振興事務所の皆さんから大麦関連の報告をお聞きしました。県農からは現在、課題研究において試作している大麦わらびもちの試食をしていただき、助言をいただきました。今後は各機関の支援をいただきながら、麦茶製造や麦わら加工の見学を実施する予定です。

生物工学科「ジャガイモ収穫できました」

2023年6月23日(金)

生物工学科では、スーパーでも見かける「キタアカリ」の他に、皮と果肉が紫色の「シャドークイーン」、皮が赤と紫のまだら模様で果肉は濃い黄色の「グラウンドペチカ」、皮が赤く果肉が黄色の「あかね風」、4種類のジャガイモを栽培しています。キタアカリ以外の3品種は2000年以降に品種登録された新しい品種です。生物工学科では、植物の品種改良についても勉強しています。珍しい品種を栽培することで、座学や実験での学びをさらに深く体験的に学んでいきます。収穫したジャガイモは、生徒自らの手で販売しています。見かけたときは、声をかけていただけると嬉しいです。
「ジャガイモのごろごろ生まれてくる土と同じゆたかな生徒らのいる」

生物工学科「微生物の数を数えてみよう」

2023年6月26日(月)

微生物を研究するときには、微生物数を測定することがあります。目で見えない微生物をどのように数えていくのでしょうか。微生物数を数えるには顕微鏡とトーマ氏血球計算盤を使います。トーマ氏血球計算盤は、スライドガラスに似た形状をしており、真ん中に目に見えない格子状の溝がある構造をしています。この格子状のマス目の中に存在する菌体数を数え、計算により発酵液内全体の菌数を求めていきます。前回に学んだ顕微鏡の使い方の復習をしながら、顕微鏡下で目的のものを見つけ出すことやピント合わせに四苦八苦しながらも、なんとか今回の学習目標を終了させることができました。
「バクテリアの数を数える 声かけて整列すればきっといいのに」

ニュージーランド フレイザー高校との交流プログラム2023
〜歓迎の集い・盆栽体験・茶道体験〜

2023年7月7日(金)

本日、フレイザー高校訪問団を歓迎する集いが開かれました。全校生徒が参加し、生徒会長が歓迎のあいさつを英語で述べました。筝曲部によるニュージーランド国歌、吹奏楽部による日本国歌演奏を行いました。そしてフレイザー高校のみなさんが、「マオリの歌」と民族舞踊「ハカ」を披露してくれました。
 その後、造園科の授業に参加し、盆栽の植え替えを一緒に行いました。
放課後には茶道部による茶道体験を行い、日本文化を体験してもらいました。

ツツジの剪定

2023年7月7日(金)

造園科1年生・3年生の総合実習で前庭のサツキツツジの剪定を行いました。サツキツツジは剪定の時期が遅れると来年の花芽を切ってしまうので、今のタイミングを外せません。1年生は、刈り込みバサミを使うのは今回が初めて。先生の説明をよく聞き、試行錯誤しながら一生懸命頑張りました。3年生は、慣れた手つきで刈りこみ、美しく仕上がりました。

フレイザー高校生とBONSAIを楽しむ

2023年7月7日(金)

造園科3年生総合実習でニュージーランドから訪れたフレイザー高校生12名と盆栽の植え替え体験を行いました。盆栽園ツアーを行った後、都市プランニング類型の生徒12名がマンツーマンで植え替えの手順を説明。言葉の壁を乗り越え、完成の頃にはすっかり仲良くなっていました。日本の伝統文化であるBONSAIを通じてコミュニケーションできて楽しかったです。七夕の素敵な出会いに感謝です。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜プレゼンの総評〜

2023年7月7日(金)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発に向けて、オイシスの方から前回の商品プレゼンの総評をしていただきました。地域性・話題性・コンセプト・再現性の4観点での評価の結果、5班の大麦を使用したシフォンケーキが最も高い評価を得ることができました。今後は生徒の考案したシフォンケーキのアイデアを軸に商品化を検討していくことになります。2学期には商品の名前やパッケージデザイン等を考え、11月には商品のお披露目をしたいと考えています。

食品科学科 キュウリの収穫と塩漬け・粕漬け

2023年7月8日(土)

食品科学科の1年生が休日の実習においてキュウリの収穫と塩漬け・粕漬けを行いました。朝からキュウリの収穫を行い、その後、丁寧に洗浄しました。洗浄後のキュウリを塩漬けするとともに、水曜日に塩漬けしたものを調味粕に漬けかえる粕漬けも行いました。初めて塩漬けと粕漬けをする人も多く、奈良漬製造の一連の流れを学ぶことができました。粕漬けしたものは夏休みの最後に新しい調味粕に漬けかえます。

ニュージーランド フレイザー高校との交流プログラム2023
〜授業参加・夏野菜収穫・研究発表〜

2023年7月10日(月)

本日はニュージーランド フレイザー高校の生徒たちの登校2日目です。フレイザー高校の生徒たちが授業に参加し、本校生と共に日本の伝統的な遊びを体験したり日本語を学んだりして楽しみました。
また、農業科と生物工学科の実習に参加しました。農業科ではナス、オクラ、ピーマンなどの夏野菜を収穫し、袋詰めする作業を行いました。生物工学科では本校生が課題研究の内容を英語でプレゼンテーションし、質疑応答をしました。
午後は共に部活動や研究会に参加しました。多くの生徒が積極的に英語でコミュニケーションを取る姿が見られ、活発に交流しています。

造園科 寄せ植えで彩るフレイザー高校生との出逢い

2023年7月11日(火)

造園科2年生がフレイザー高校生6名と多肉植物や草花の寄せ植え体験を行いました。温室から好きな多肉植物を選んで、陶器に植えカラーサンドでデコレーション。完成した寄せ植えは、ホストファミリーへのプレゼントに。作品に添えた手づくりのメッセージカードには、ホストファミリーへの感謝の気持ちが書かれていました。2年生は、緊張しながらも英会話にチャレンジし、作品作りをサポート。完成した頃には、お互いに笑顔でいっぱいでした。思い出に残る素敵な時間でした。

食品科学科 大麦わら加工の見学

2023年7月11日(火)

食品加工研究会の3年生が東播磨地域特産品の大麦のわらの加工を見学しました。JA兵庫南の事業所内で近隣の福祉事業所の方が今年収穫した麦わらを1本1本丁寧に加工されていました。麦わらは殺菌してストローとして利用されたり、ヒンメリなどの工芸品の材料として使用されたりしています。私たちも昨年度、JA兵庫南からいただいた大麦わらを活用し、ヒンメリ作りの交流学習を行ってきました。1本1本手作業で加工されている様子を見学し、1本も無駄にせず、有効に活用していかなければならないと感じました。JA兵庫南、福祉事業所の皆様ありがとうございました。

動物科学科 2年生警察犬訓練士の方による授業

2023年7月11日(火)

六甲ドッグスクールより講師の先生に来ていただき、授業をしていただきました。今回は座学を中心に、訓練と躾の違いや、犬とのコミュニケーションの大切さなどを実演を交えながらわかりやすく教えていただきました。早速本校のレオやルナの日頃の訓練で実践していきたいと思います!ありがとうございました。

農業環境工学科 「浜の宮 小学校へ出前授業」

2023年7月12日(水)

少し前になりますが、本校の農業環境工学科3年生2名が、浜の宮小学校へグリーンカーテンの出前授業を行いました。グリーンカーテンの仕組みや、加古川市で行っているグリーンカーテンの取り組み、グリーンカーテンで使用するゴーヤの栽培方法などをパワーポイントで説明し、その後、小学生達と一緒にゴーヤと西洋アサガオの植付けを行いました。

生徒指導部 薬物乱用防止教室を行いました!

2023年7月12日(水)

薬物乱用防止教室を全教室オンラインで実施しました。本校学校薬剤師の金川先生より、違法薬物使用の危険性についてや、現在若者の間で問題となっている、市販医薬品の過剰使用(オーバードーズ)についてお話ししていただきました。高校生の身近にも危険は迫ってきており、高校生が注意しなければならない点についても、非常に分かりやすく説明していただきました。また、自分を大切にする気持ちを持つことや、良い人間関係を築き、普段から相談できる相手をつくっておくことなどが、薬物乱用防止につながるということでした。生徒のみなさんは今日のお話をしっかりと心に留め、安全な生活を送ってください。

ニュージーランド フレイザー高校との交流プログラム2023 〜授業参加〜

2023年7月12日(水)

ニュージーランド フレイザー高校の生徒たちの登校4日目です。フレイザー高校の生徒たちが授業に参加し、本校生と交流しました。浴衣を着て日本の夏祭りを体験したり、音楽の授業で合唱をしたり、一緒にゲームをしたりして英語と身振り手振りでのコミュニケーションを楽しみました。
また、食品製造の授業では、本校の食品科学科が製造しているカルピー飲料とカルピーアイスを英語で紹介し、試食・試飲をしました。
授業だけでなく、廊下や駅でも本校生が積極的にフレイザー高校生徒に話しかけて交流している姿が見られました。

ニュージーランド フレイザー高校との交流プログラム2023 〜プログラム終了〜

2023年7月13日(木)

ニュージーランド フレイザー高校の生徒たちとの交流プログラムが終了しました。最終登校日の12日にはお別れパーティーを行いました。フレイザー高校の生徒と先生方が、感謝の気持ちのこもったマオリの歌とハカを披露してくれました。13日にはホストファミリーが姫路駅から新幹線に乗り東京へ向かうフレイザー高校訪問団を見送りました。共に過ごした時間を振り返り、涙を流して別れを惜しみました。あっという間の1週間でしたが、ホスト生徒だけではなく、授業や実習、部活動などで交流した多くの本校生にとって、実り多い充実した時間となりました。

造園科 待ちに待った収穫

2023年7月13日(木)

造園科1年生が農業と環境で栽培しているスイートコーンが収穫期を迎えました。4月20日に播種をして約3か月、どんどん育って自分たちの背を追い越し、大きな実をつけました。実を包む葉の中には黄色い実がぎっしりと詰まっていて、とても嬉しかったです。

造園科「第18回 若年者ものづくり競技大会」出場選手決定!!

2023年7月19日(水)

8月1日・2日に静岡県行われる第18回 若年者ものづくり競技大会 造園部門に造園科2年生が出場します。競技は,竹垣制作や石張、石を割りきれいに石を並べるなど様々な内容を時間内にいかに美しく仕上げるかを競う競技で、選手は今日までほぼ休日返上で練習に取り組み、頑張っています。応援よろしくお願いします。

造園科マイスターからの実技指導

2023年7月19日(水)

造園科では造園技能検定受検者対象に検定受検のための実技指導を兵庫県の熟練技能者(マイスター)から指導をいただいて実技技能の向上に取り組んでいます。実技指導は合計7回、毎週火曜日の放課後を利用して練習会をしています。竹垣作成や石はり技術など非常に難しい作業について、マイスターから細かく指導いただいています。

生物工学科 明日の農業コンテスト 金賞受賞!

2023年7月19日(水)

セディア財団が主催する『高校生が描く 明日の農業コンテスト』は、毎年全国の農業高校から力作が寄せられています。この小論文コンテストは、これからの農業の明るい未来を想像し、これからの農業を担う高校生が描く夢が描かれています。今回、生物工学科3年生が農業を科学の視点でとらえた論文が金賞を受賞しました。詳しくはセディア財団の紹介ページをご覧ください。〔セディア財団の紹介ページへ〕

  「土を診るもぐらのような研究の蓄積の上に咲く金の花」

食品科学科 カルピー製造当直

2023年7月19日(水)

1年生が初めてのカルピー製造を行いました。発酵、加糖を終えた「カルピーの素」に香料を加えて、均質機にかけたらカルピーの原液が完成です。それを順番に、充填→調整→打栓→最終洗浄→殺菌と工程を経てビンに詰められます。そこから、ラベル貼りやラッピングを行い完成です。長い時間かかりましたが、実習後の試飲で飲んだ「カルピー」はスッキリ爽やかで美味しかったです!!

学校行事 1学期終業式・ALT離任式

2023年7月20日(木)

1学期終業式に先立ち、4年間ご勤務頂いたALTの先生への感謝状の贈呈と離任式を行いました。離任される先生からは、英語と日本語で、生徒に向けた心温まるメッセージが送られました。生徒代表がお礼の言葉を述べ、感謝の気持ちを込めた花束を贈呈しました。
 終業式の学校長式辞では、1学期に行われた行事や大会、メジャーリーグで活躍する大谷選手の話があり、日常の中のくり返しの大切さをお話されました。また、学校に届いた一般の方からのお礼の手紙も紹介され、2学期に全校生徒の笑顔がそろうことを願っているというお言葉がありました。

農業クラブ県大会 農業鑑定競技会・農業情報処理競技会

2023年7月21日(金)

7月21日に農業鑑定競技会および農業情報処理競技会の県大会が氷上高校で行われ、校内大会によって選ばれた57名が学科代表として出場しました。
農業鑑定競技会は、農業・園芸・畜産・生活・食品・農業土木・造園・森林の8分野で実施され、体育館に一列に並べられた問題を時間内に解答していきます。兵庫県では県下11校が集まり、実力を競い合います。難しい問題もありましたが、日頃の学習成果を発揮し、精一杯の力を出し切りました!
農業情報処理競技は、農業に関するデータの検索・表計算処理・グラフ作成・考察文書作成・プレゼンテーション作成を行い、これらの総合得点を競います。兵庫県では、しばらく開催されていなかった競技のため、日々の練習にも苦労しましたが、この日のためにこつこつ取り組み、精一杯の力を出し切りました!

生物工学科 地域課題解決に取り組む高校生サミット(ワークショップ)への参加

2023年7月22日(土)

昨年度に引き続きスーパーサイエンスハイスクール連携研究に、生物工学科2名が代表として参加しています。この日は午前中に海と山の繋がりの重要性について地元須磨の研究者や漁協の方から講習を受けました。午後からは他校の生徒達と協力しながら須磨海岸でプランクトンの採取や環境調査を行い、地元の海の豊かさについて理解を深めました。
「生徒らは環境調査の空の青 海のあおにも染まらずにいる」

生物工学科「キュウリの栽培と販売実習」

2023年7月24日(月)

今年も順調にキュウリが育ち、毎日たくさんの収穫があります。生物工学科では、毎年1年生が農業の基本的な栽培知識や技術を学ぶためにキュウリの栽培を行います。1日でも世話を怠ると巨大なお化けキュウリに成長してしまいます。このため、生徒たちは毎日畑に通いキュウリの管理をしています。収穫したキュウリは、近隣の方々に購入していただいています。学校周辺の住宅街で、リアカーを引きながら、売り込みの声掛けをし、販売を行っています。最初は緊張していた生徒たちも、お客さんの「ありがとう」の言葉にやる気をもらい、楽しみながら販売実習を行っています。
「青々とキュウリの収穫続く夏 中学生の自分は知らない」

生物工学科「坊勢島サンプル採取」

2023年7月25日(火)

生物工学科の発酵技術研究会の活動では、校外での微生物採取も行っています。漁師さんの網にサメがかかったとの情報を得て、今回は瀬戸内海にある家島諸島坊勢島に行ってきました。姫路港から船に乗り、たどり着いた坊勢島でサメと対面。早速、微生物採取キットを使いサメの体表面から微生物を採取。次に、サメの解剖を行い、体内の生物を採取していきました。実験でサメの肝臓を使用する研究会メンバーのために肝臓や他の組織も取り出し、サンプル採取を終了しました。動画でサメの解剖について予習をしていたこともあり、スムーズに2匹のサメの解剖をやり遂げました。解剖中は、初めて見るサメの体内の様子に終始興味津々。採取したサンプルは、実験室に持ち帰り、微生物の特徴を調べていく予定です。
丁寧に解剖されてゆく魚(うお)の中にも微生物 生きている」

生物工学科「常在菌を見てみよう」

2023年7月26日(水)

今日は、「身の回りに住んでいる微生物を見てみよう」と題して、1年生が初めて白衣での実習を行いました。微生物を育てるための餌である寒天で固めた培地が入ったシャーレなどを一人1個ずつ配り、その培地に自分の手を押し付け、手に付いている菌を採取しました。どのような条件下で微生物が採取できるのかと、手を洗ったり、アルコールで消毒したりと、工夫しながら様々な条件を作り出していきました。どのような微生物が出現するのか?一番微生物が少ない条件は?微生物が多い条件は?と仮説を立て、実験を行いました。早ければ3日後には、微生物が成長し、目に見えるようになります。どのような結果が出るか楽しみですね。
「たなごころ微生物らを点々と育てるために培地へ写す」

学校農業クラブ県連盟大会で大健闘しました!!

2023年7月26日(水)

7月25日に兵庫県立丹波の森公苑にて第71回兵庫県学校農業クラブ連盟大会のプロジェクト発表会および意見発表会が行われました。それぞれの学科での取り組みや研究成果、取り組みに対する思いや意見の発表に全力を尽くすことができました。
26日には大会式典が開催され、各競技・発表会の結果発表および表彰伝達が行われました。6月の家畜審査競技会から始まり、7月の測量競技会、農業鑑定競技会、農業情報処理競技会、プロジェクト発表会、意見発表会と様々な舞台で日頃の学習成果を競うために、本校からも約100名の生徒が出場しました。結果発表では、多数の最優秀賞、優秀賞を受賞することができました。発表会で最優秀賞を受賞したチーム・生徒は8月の近畿連盟大会(京都)に出場します。10月の全国大会(熊本大会)出場を目指してまだまだこれからも頑張ります。引き続き応援をお願いいたします。

農業科 1年生夏休み当直 金属加工U

2023年7月26日(水)

金属加工の続きです。前回切断したフラットバーを「アーク溶接」で溶着させていきます。アーク溶接は放電現象を利用した溶接手法です。溶接棒と母材が触れた瞬間に火花が飛び散り、保護面を通しても強い光と熱を感じます。アーク溶接の要点は連続したビード(溶接金属)を引くことですが、これが難しい・・・。前回に一度見せてはいましたが、今回も実習終了時に昨年の優秀作を見せると、「めっちゃうまい!!」の声が。技術を身に付ける実習はやってみないとその凄さが分からないものです。

動物科学科 1・2年生合同トウモロコシ収穫

2023年7月28日(金)

本日、1年生「農業と環境」、2年生「野生動物」で栽培したトウモロコシの収穫を行いました。「農業と環境」では、トウモロコシの生育を観察しながら成長を楽しみにしていた人が多くみんな喜びながら収穫しました。「野生動物」では、鳥に食害を受けたトウモロコシを観察しながら、鳥獣害の実態や対策を学びながら収穫を行いました。収穫後は食味試験として、焼きトウモロコシとして、食べました。とても美味しかったです。

第19回全国高校合同チーム大会(KOBELCOカップ)出場結果

2023年8月1日(火)

7/27(木)〜30(日)に長野県上田市菅平高原において開催されました。近畿選抜選手として 3Z宗實晃輝君が参加しました。結果は、予選リーグで1勝1敗。決勝リーグでは2敗し、全体6位で大会を終えました。この大会では多くの関係者にお世話になりました。ありがとうございました。

造園科 第18回若年者ものづくり競技大会に出場!

2023年8月3日(木)

8月2日に静岡県で開催された第18回若年者ものづくり競技大会造園部門に、造園科2年生が兵庫県代表として出場しました。3時間30分間という制限時間のなか、持てる力を全て発揮し作品を作り上げることができました。最後には1人ずつ講評をしていただき、自分の作品を振り返るだけでなく、全国から集まった仲間の作品からもたくさんの学びを得ることができました。

食品科学科 麦茶製造の見学

2023年8月7日(月)

食品科学科の2年生が麦茶製造の見学を行いました。加古川市の長谷川商店さんにお世話になり、大麦の焙煎やなた豆の焙煎の様子を見学させていただきました。焙煎の段階によって少しずつ変化する大麦の様子を実際に見ることで製造の原理を理解することができました。最後に商品紹介と質疑応答がありましたが、見学での疑問を積極的に質問してくれたため、非常に盛り上がりました。今回の見学をきっかけに東播磨地域での大麦の栽培や麦茶製造の歴史について調べていきたいと思いました。長谷川商店の皆さんありがとうございました。

生物工学科 2年 夏の特別ミッション「茎頂培養でウィルスを取り除け!!」

2023年8月8日(火)

 ウィルスに感染した植物は農薬などを使っての治療ができません。特に親株を株分けや挿し木して代々育てるカーネーションやサツマイモでは栽培に大きな痛手になってしまいます。
 しかし、茎の先端の細胞分裂が活発な「茎頂」だけはウィルス感染していないので、この部分を摘出し、育てるとウィルス感染していない苗を得ることができます。
 こうやって得られた苗を「ウィルスフリー苗」と言います。茎頂は1ミリ以下の非常に小さな細胞なので顕微鏡を使っての作業となりました。はたして無事にウィルスフリー苗の生産はできるのでしょうか。

 「ひたすらに葉をとりはずし行きついた成長点としての結論」

農業科 露地野菜類型 夏休み当直「夏野菜の収穫と販売」

2023年8月8日(火)

農業科の夏は大忙しです。連日の暑さにも負けず、圃場の野菜たちは日々成長し、毎日たくさんの野菜を収穫できます。それらの野菜たちは、近隣の住宅地で販売させていただいています。夏野菜の栽培もあと少しで終了となりますが、お見かけになられた際は、ぜひお買い求めくださいませ。
 なお、熟れ過ぎでカワイイ姿に割れてしまったスイカを本校Instagram限定で公開しますので、そちらも併せてご覧くださいね!

農業クラブ いなみ野特別支援学校との交流会

2023年8月8日(火)

いなみ野特別支援学校の生徒会役員と農業クラブ役員との交流会が、いなみ野特別支援学校にて行われました。昨年はオンライン交流会が行われましたが、今年は4年ぶりに直接顔を合わせての交流会となりました。
交流会ではそれぞれの学校紹介や「ボッチャ」というスポーツを行いました。いなみ野の生徒の皆さんが積極的に質問したり、声を掛けたりして下さり、楽しく交流することができました。また、「ボッチャ」は接戦が繰り広げられ、白熱した戦いとなり、大いに盛り上がりました。
いなみ野特別支援学校の皆さんが丁寧におもてなしして下さり、大変充実した時間を過ごすことができました。いなみ野特別支援学校のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!

農業科 農業機械類型 夏休み当直「金属加工」

2023年8月8日(火)

農業機械類型の夏休み当直では、金属加工でスコヤを製作します。スコヤとは工具の一種で精度が求められる直角の確認と金属にケガキをする時に使用するものです。鉄フラットバーを切断機で切断し、卓上グラインダーで「カエリ」を落とし、「開先加工」を行います。続いて、「アーク溶接」で部材を溶着します。これらの製作過程で電動工作機械や溶接機の使用方法を学んでいくのですが、何せ初めての作業で恐々と機械を使用する様子が新鮮でした。

農業科 農業機械類型 夏休み当直「寺田池 草刈り」

2023年8月8日(火)

毎年、寺田池の草刈りを夏に行っています。今年は池の南西部で実施。土手を登る園路内にも覆い被さるように草は伸びており鬱蒼とした様子。燃料の50:1の混合油を入れ、ゴーグル・防振手袋・フェイスガードを装着し作業開始。斜面はチップソーの刈払機を使用、縁石や柵の周辺は刃が痛むためナイロンカッターで草を刈っていきます。日差しは強くないものの湿度が極端に高く、厳しい作業条件での実習でしたが、ジョギングやウォーキングの方々から「ありがとうございます」の声を掛けて頂きました。

農業科 農業機械類型 2年生 「トラクタ油圧レバー修理」

2023年8月8日(火)

農業科2年生の3人は祖父宅の農地で自分たちの力で農業をしています。昨年の入学後から耕作をやめていた畑を、正に「開墾」するところから初めて約10aを確保。かなり古い年式の三菱のトラクタは彼らを力強く助けてくれる必須の機械でした・・・。そのトラクタの油圧レバーが折れたということで今日はその補修に来ています。見てみると見事に破断。溶接するにもバイスに挟みづらい形状です。ちょっと工夫してボルトとワッシャーを代用しアーク溶接。ところが、少し長く溶接していると思いきや細い部分が溶け落ちてしまうアクシデント・・・。フラットバーで補強し何とか形にしました。

食品科学科 実験当直

2023年8月9日(水)

食品科学科の1年生が夏休みの当直として、初めての実験を行いました。これから頻繁に使用する実験器具の名称や操作方法について学習するとともに、1学期にキュウリを栽培した畑の土壌の分析も行いました。土壌分析では、2学期に栽培する予定のダイコンに適した土壌条件であることを確認することができました。今回学んだ基本的な実験器具の操作方法を今後の学習に生かしていきたいと思います。

生物工学科 1年集中実習 はじめての「培地」作成に向けて

2023年8月10日(木)

植物の無菌培養を行うためには栄養を寒天などで固め、滅菌した「培地」に植えつけます。今回は砂糖と粉末の化学肥料などで作る簡単な配合の「Kano培地」を作りました。 慣れない実験器具を使って何度も手順を確認しながらではありましたが、無事に培地を作ることができました。

「培養の植物のためのうぶすなを小さな瓶のなかに生み出す」

生物工学科 神戸植物防疫所の見学研修

2023年8月10日(木)

兵庫県は防疫港や空港など海外から多くの人や物が入ってくる玄関口でもあります。 特に農作物に付着して日本に入って来る病害虫はそのままにしておくと日本の農作物に壊滅的な被害を与えてしまう可能性もあります。 そんな最前線で病害虫の侵入を防いでいるのが防疫官の方です。この日は防疫官の仕事内容のほか、病気や害虫、線虫の検定など様々な体験を行うことができました。 ちょっと先の進路選択のひとつが増えた貴重な1日となりました。

「1ミリの虫一匹も通さない 防疫官の背を眺めてる」

動物科学科 県農オリジナルドッグフード 製造開始!

2023年8月10日(木)

8月8日、宍粟市にあるグリーンキーパー様の工場にて、県農オリジナルドッグフード「県農 Only One Dogfood」の製造を行いました。今回製造した商品はクラウドファンディングの返礼品や今後のイベントで販売する予定です。生徒たちが青春を賭けて開発したこの商品が、多くのワンちゃんに届く日が今から待ち遠しいです。

生物工学科 SDGs探求×研究サイエンスフォーラム ポスター発表

2023年8月10日(木)

神戸女学院大学で行われたSDGsの研究発表に生物工学科の生徒がポスター発表で参加しました。
本校からは廃棄資源となる農産物や害虫の資源活用についての発表を行いましたが、他の学校では農業に関するもの以外では地域資源の活用や、社会的な話題について研究を行ったグループもありました。 京都や大阪からの研究発表のある中、ベストプレゼン賞を受賞することができ、一層課題研究へのモチベーションの高まる日となりました。

「サステナブルな研究の種にたくさんの水と肥料を与えてる夏」

生物工学科 初めての無菌操作

2023年8月10日(木)

夏休みの当直で、1年生が無菌操作デビューしました。今回の実習目標は、無菌的な状態を作り出す装置であるクリーンベンチ内での、植物体の植え替えです。植え替え材料は、先輩たちが育ててきたランの苗です。失敗すると容器内に微生物が侵入繁殖し、植物体がすべて枯れてしまいます。説明を聴いた後に緊張しつつも、無菌操作にチャレンジ。ピンセットで植物体を挟み取ったり、寒天で固めた培地に植え付けたりと四苦八苦しながらもピンセットやメスを扱っていきました。真剣な表情で1本ずつ丁寧に苗を扱い、1ビンの中に9つの苗を植えることができました。今後は観察をしながら、大きく育っていく様子を見守っていきます。

「雑菌におかされぬよう丁寧に無菌の苗を植える夏の日」

生物工学科 神戸植物防疫所の見学研修

2023年8月10日(木)

兵庫県は防疫港や空港など海外から多くの人や物が入ってくる玄関口でもあります。 特に農作物に付着して日本に入って来る病害虫はそのままにしておくと日本の農作物に壊滅的な被害を与えてしまう可能性もあります。 そんな最前線で病害虫の侵入を防いでいるのが防疫官の方です。この日は防疫官の仕事内容のほか、病気や害虫、線虫の検定など様々な体験を行うことができました。 ちょっと先の進路選択のひとつが増えた貴重な1日となりました。

「1ミリの虫一匹も通さない 防疫官の背を眺めてる」

動物科学科 ふれあい動物園を開催しました!

2023年8月10日(木)

8月10日、にじいろふぁ~みんにて県農ふれあい動物園を開催しました。
今回のふれあいにはボーダーコリーとリクガメ、うさぎが参加しました。スタンプラリーや缶バッチのプレゼントなど生徒が考えた内容に子供たちも喜んでくれた様子で、とても楽しいイベントになりました。次回の開催もお楽しみに!

動物科学科 ラジオ関西に出演しました!

2023年8月17日(木)

社会動物研究会ドッグフード開発プロジェクトチームの2名が、ラジオ関西「羽川英樹ハッスル」に生出演させていただきました。県農オリジナルドッグフードについて、開発に至るまでの経緯や自分たちの思いについてお話をさせていただきました。多くの方にこのプロジェクトを知っていただく良い機会になりました。この放送の様子はradikoでもお聞きいただけますので聞き逃した方はぜひそちらでお聞きください!

生物工学科 『夏の校外研修〜岡山県〜』

2023年8月17日(木)

種苗管理センター西日本農場を見学しました。種苗管理センターとは、新しい品種の登録や国内で育種された品種の海外での無断使用の監視など、植物の品種保護を行う国の機関です。東海・近畿・中国地方では岡山県にしかありません。普段は見学できない試験圃場を見せていただき、職員の方から、実際の品種登録の方法などを聞くことができました。酒米や園芸草花などの品種改良に取り組んでいる生徒たちにとって、品種登録という一つの目標を具体的にイメージできた、良い体験となりました。

「新品種 世に出るまでにいくつもの試練を越えて花開く人」

動物科学科 クラウドファンディング、目標達成!!

2023年8月18日(金)

皆さまからのご支援のおかげで、ドッグフード開発プロジェクト資金調達の為のクラウドファンディングが目標金額120万円を達成しました!心から感謝申し上げます。また、金額だけのご支援だけでなく温かい応援を沢山の方々から頂戴し、私たちの思いに共感していただけていると思うと、とても嬉しく思います。商品の販売に向けてこれからも誠心誠意この活動に取り組んでいきますので引き続き応援のほどよろしくお願いします!

食品科学科 和菓子製造実習

2023年8月18日(金)

8月18日の2年生の実習では、「食品製造」の知識を深めるため、姫路にある「みかしほ学園 日本調理製菓専門学校」にて和菓子についての校外学習を行いました。始めに校長先生のデモンストレーションを見せていただき、講義を聞いて「和菓子」について深く学ぶことができました。続いて、デモンストレーションを参考に実習に取り掛かりました。今回は「白並餡」と伝統的な「こなし」の製造を体験させていただきました。「こなし」は日本の四季の移り変わりを表す、寒椿・紫陽花・紅葉の3種類を作りました!見本では簡単に作っているように見えましたが、実際に作ってみるととても難しかったです。何とか完成した和菓子は人それぞれの個性が出て、とても可愛らしかったです。洋菓子の実習は学校でもやっていますが、和菓子の実習はあまり行ったことがなかったため、とても勉強になりました。みかしほ学園の先生方、学生の方々ありがとうございました。

造園科 トレースに挑戦!!

2023年8月21日(月)

現在、造園科1年生はトレース技能検定の取得に向けて学習を始めています。この検定は、設計図やデザイン画を正確に美しく書き写す技能を認定するもので、造園科では毎年1年生が全員受験しています。筆記と実技があり、この日は実技の練習。初めて使う製図道具に奮闘しながら集中して取り組みました。これらの技術や磨いたセンスが今後のエクステリアの製図、さらにはCADを使った学びに生かされます。10月の検定合格に向けて頑張ります。

造園科 庭園で学ぶ、庭園に学ぶ

2023年8月21日(月)

8月18日に造園科3年生が神戸市にある「相楽園」の見学研修を行いました。相楽園は、明治末期に完成した庭園で、平成18年に国の登録記念物(景勝地)に登録されています。ソテツ園や樹齢500年の大クスノキを見た後、旧小寺家厩舎や旧ハッサム邸、舟屋形などの重要文化財を見学。池泉回遊式日本庭園では、飛石や石橋を渡り、流れや滝など深山幽谷(しんざんゆうこく)の風景を肌で感じました。1年生の好古園、2年生の明石公園、須磨離宮公園、3年生の淡路景観園芸学校、ノエビアスタジアム、今回の見学と入学してからさまざまな研修を重ねてきました。今秋にはその集大成となる京都の校外研修を予定しています。

生物工学科 [微生物で明るい未来をつくる]

2023年8月22日(火)

生物工学科の発酵技術研究会では、「微生物で地球環境問題の解決をする」をテーマに研究活動を行っています。今回は、微生物を活用した循環型農業を実践されている弓削牧場さん(神戸市北区)へ見学に行ってきました。弓削牧場さんでは、乳牛から出る排せつ物を原料に、メタン発酵菌を活用したバイオガスや液肥の生産をされています。生産されたバイオガスで湯を沸かしたり、液肥を野菜栽培に活用したりと、廃棄物が発生しない仕組みが整えられていました。『目に見えない“微生物”が行う「発酵」や「生命活動」には、無限の可能性が秘められている』ことを再確認することができ、有意義な見学となりました。

「ふつふつと微生物らの循環のこえききながら牧場の幸」

生物工学科 発酵技術研究会「有馬温泉菌採取」

2023年8月22日(火)

温泉には、どのような微生物が存在しているのか?そんな疑問を解決するために、有馬温泉に微生物採取のフィールドワークに行ってきました。100℃近い温泉が湧き出る泉源や炭酸ガスが含まれる泉源、金泉や銀泉と呼ばれる成分の異なる泉源がある有馬温泉では、特徴的な性質を持つ微生物が採取できると期待は高まります。4つの泉源を巡り、微生物採取キットを使い様々な場所から微生物を採取しました。採取した微生物は、学校で繁殖させ、その特性を解明していきます。どのような微生物が見つけられるのかと、結果が出るのが楽しみです。

「高温に耐えて生きてる温泉の菌よ 奇跡の金泉にいるか」

生物工学科 2年 夏のスペシャル実習「カトレア(ラン)の無菌播種」

2023年8月22日(火)

ラン科植物は発芽の栄養を持たない非常に小さい種子を大量に作る生存戦略をとっています。自然界では共生菌を消化して発芽しますが、非常に効率が悪いので人工的に発芽をさせる場合は栄養のある寒天に無菌状態で種まきを行います。 春に人工授粉を行ったカトレアの果実を殺菌し、無菌状態の環境になる「クリーンベンチ」という機器の中で慎重に操作を行いました。
はたして、種子たちは無事に雑菌の汚染を逃れて発芽できるでしょうか。

「コンタミのないふかふかの寒天の培地にそっと種をまくなり」

動物科学科 特別非常勤講師によるトリミング授業

2023年8月22日(火)

社会動物研究会では、加古川市でトリミングサロンをされているbrother dogs様にお越しいただき、本校のトイプードル「マックス」のシャンプーやカットをしていただきました。今回マックスは初めてのシャンプーとカットでした。生徒たちもマックスを見守りながら、日々のお手入れやトリミングについて教えていただきました。マックスはとても人懐っこく、水やドライヤーにもすぐに慣れている様子でした。ブラッシングのコツや犬の体調変化の見極め方などを教えていただき、生徒にとっては大変貴重な時間となりました。本当にありがとうございました!

農業科 農業機械類型 2年生 トラクタ油圧レバー修理U

2023年8月23日(水)

以前にお伝えした、祖父宅で農業をしている3人の続報です。
 油圧レバーを補修し、取り付けようとしたのですが上手く収まらなかったため、再度ボール盤で穴を広げる作業を行いました。この3人が耕作する10a弱の農地では、今期トウモロコシの播種時期をずらしながら1400本作付けしたとのことです。また、修理しているトラクタは「三菱MT1601」、1980年代の機種のようです。40年以上前のトラクタを自分たちで修理しながらやっているものですから大したものです。このトラクタ修理に関するエピソードは他にも色々あるようですが、また次回に。

造園科 1年生「初めての校外研修〜好古園〜」

2023年8月24日(木)

8月21日に造園科1年生が姫路市にある日本庭園「好古園」の見学研修を行いました。姫路城西御屋敷跡庭園・好古園は、世界文化遺産国宝姫路城を借景に姫路市制100周年を記念して造営され、平成4年に開園した池泉回遊式庭園です。説明を聞きながら12の庭園をまわり、日本庭園の様々な様式や文化・伝承を学ぶことができました。2、3年生では、明石や須磨、神戸、淡路、京都の見学研修を予定しています。

生物工学科 「微生物を育ててみよう〜培地編〜」

2023年8月24日(木)

2年生は、夏休みの当直で微生物の育て方を学びます。微生物を育てるためには、微生物の生育に必要な栄養を与える必要があります。これが培地です。今回は多くの種類の微生物に対応できる“YM培地”の作成方法を学びました。1年生から植物用の培地作成や実験を行ってきたため、実験器具の扱いにも慣れがみられ、無事に培地を完成させることができました。しかし多くの改善点も見つかりました。今回の実習は、3年での課題研究に向け、安全かつスピーディーに実験をするために必要な考え方や行動を見つめ直す良い機会となりました。

「花に水 人に食事と愛情を 微生物にはYM培地を」

学校農業クラブ近畿連盟大会 大健闘!!!

2023年8月24日(木)

8月23日、24日に第71回近畿学校農業クラブ連盟大会が開催されました。京都府が事務局の本大会は、京都先端科学大学の亀岡キャンパスで開催されました。本校からは、兵庫県連盟大会で代表となった意見発表会分野T類(動物科学科3年生)、プロジェクト発表会分野T類(生物工学科3年生・2年生)・U類(動物科学科3年生・2年生)・V類(食品科学科3年生)に出場しました。他府県のレベルの高い発表を聞き、緊張感がありましたが、全力で発表に臨み、丁寧に準備をしてきた成果を出すことができました。
審査の結果は・・・なんと!プロジェクト発表のすべての分野で最優秀賞、意見発表でも優秀賞を受賞しました!
プロジェクト発表はすべてのチームが全国大会へ出場します。これからまた10月の全国大会へ向けて、さらなる努力を積み重ね、頑張りたいと思います。応援ありがとうございました!

生物工学科 「微生物を育ててみよう〜平板塗抹編〜」

2023年8月25日(金)

今回は、微生物実験の基礎である平板塗抹法を学びました。前回作成した培地を溶かし、微生物を塗り付けやすいようにシャーレに流し入れるところからスタートです。湯煎で溶かした培地は、冷めると固まる性質があるため、時間と熱さとの戦いですが、繊細さも必要です。実験手順を確認しながら、自身の動きをシミュレーションした後にいざ実践。その後、白金耳という器具を使い固まった培地に微生物を塗り付けていきます。予備の培地で練習をし、やり方を確認しながら丁寧に行っていきましたが、…。自分の思った通りに手が動かずに、うまくいかないこともありましたが、皆で教え合いながら実習を終えることができました。上手に微生物を塗り付けられたかは1週間後のお楽しみです。

「点々といのちの種を塗りながら平板塗抹の夏溶けるまで」

食品科学科 奈良漬製造実習

2023年8月28日(月)

食品科学科の1年生と3年生が夏休みの当直として、奈良漬の本漬けを行いました。今回の実習では新たに調製した調味粕に漬けかえる工程を行いました。暑い中でしたが、調味粕を作るグループ、キュウリを漬けかえるグループに分かれ、それぞれ協力しながら実習を進めることができました。今年も10月下旬から奈良漬の包装を開始し、各地で行われるイベント等で販売する予定です。

造園科 2年生 明石公園の見学研修

2023年8月30日(水)

8月25日に造園科2年生が明石公園の見学研修を行い、屋上庭園や武蔵の庭園について学習しました。屋上庭園では、手水鉢(ちょうずばち)を色鮮やかな花々で飾る花手水(はなちょうず)に挑戦。人々の心を癒し、和ませてくれる貴重な体験をさせていただきました。武蔵の庭では、大滝、小滝、亀を模した小島を設けた池などについて、公園協会の方に丁寧に教えていただき、勉強になりました。本校の前身である兵庫県簡易農学校があった明石城三の丸の位置にある石碑も見ることができました。兵庫県園芸・公園協会の皆様、お忙しい中ありがとうございました。2年生は次回、来年3月に須磨離宮公園の見学を予定しています。

農業科2年生 木材加工

2023年8月30日(水)

農業機械類型では夏休みから2学期にかけて「木材加工」を行います。これを通じて作業に適した道具の選択や、安全な電動工作機械の使用方法を学びます。3年生で「課題研究」を行いますので実習にスムーズに移れるはずです. この日は丸ノコやジクゾーでデザイン案に合ったサイズに切断していきます。使用方法を学んだ後、実際に材を切っていきますが、なかなか思い通りにはならず、強い反動に使用を諦めた者もいます。まずは安全に作業することが大前提。道具の危険性を理解し、無理に使用しないことは賢明な判断です。

生物工学科 夏の校外研修 PCR実験&フローサイトメトリー

2023年8月30日(水)

夏の研修としてPCRとフローサイトメトリーの実験を大阪バイオメディカル専門学校さんで行っていただきました。PCRでは土の菌類のDNAを調査しました。菌類の種類や濃度によってデータの出方が異なることがグラフに示されてわかりました。フローサイトメトリーでは細胞のサイズや形が異なる事が測定機器によって示されていました。普段の授業で接している機器とは違い、最先端の機器で示された結果をデータとして読み取ることができました。普段あまり触れることのない専門機器に触れる機会となり、刺激の多い一日となりました。

「フローサイトメトリーの中を細胞は光あふれる中 歩いてる」

硬式野球部 秋季播淡地区大会

2023年8月31日(木)

夏の大会は甲子園で慶応VS仙台育英の素晴らしい戦いで幕を閉じましたが、その裏では新チームによる新しい戦いが繰り広げられています。
我らが、県農野球部も播淡地区において県大会出場を目指し一生懸命戦いました。
結果は、一回戦 県農 6−9 三木   敗者復活戦  県農 2−6 明石城西
どちらも惜しくも負けてしまいましたが、新チーム部員9名の中、最後まで粘り強く戦い抜きました!
また、春の大会ではもっともっと強くなって戦えるよう頑張ります。
そして、春からの入部を待っています!!

令和5年度 2学期始業式

2023年9月1日(金)

ALT着任式ならびに2学期始業式を行いました。新たに着任されたALTから挨拶をいただき、生徒会長が歓迎の言葉を述べました。
2学期始業式の学校長式辞では、サグラダ・ファミリア主任彫刻家の外尾悦郎氏が紹介されました。「仕事は一日一日が真剣勝負、自分の最善以上のものを出す」という外尾氏の言葉から、生徒の皆さんもその瞬間瞬間を真剣勝負で取り組んで欲しいというメッセージが送られました。
その後、表彰伝達式が行われ、夏休みに活躍した多くの生徒の表彰が行われました。表彰を受けた生徒は以下の通りです。
(↓こちらをクリックすると大きく表示されます)


また、1学期の全校集会で表彰伝達を行った生徒もこちらで紹介します。
(↓こちらをクリックすると大きく表示されます)

食品科学科 交流学習の打合せ

2023年9月1日(金)

食品科学科の2年生が大麦を活用した交流学習の打合せを行いました。昨年度に引き続き、加古川市立野口南小学校の3年生との交流学習を計画しています。今年度はバケツ麦の栽培、大麦わらびもちの製造と試食、大麦わらを活用したフィンランドの伝統工芸品「ヒンメリ」づくりを行う予定です。今回は3年生の担任の先生方と今後の予定について話し合いました。野口南小学校の先生方、ありがとうございました。

生物工学科 地域課題解決に取り組む 高校生サミット

2023年9月3日(日)

8月に行われたサミットでは地域の海を守るための地域活動として海洋プランクトンの調査や講義を受けましたが、今回は地引き網(じびきあみ)を使って生物調査を行いました。須磨海岸の中の西側のアマモ(水草)のある場所とない場所で地引き網を使って生物の採取を行い、観察を行いました。須磨里海の会のサポートを受けながら同定作業や解剖や観察、それらの結果の共有と考察をしました。

「わたつみの海の生物すくいあげ解剖終えてスケッチをする」

生物工学科 課題研究の中間発表

2023年9月7日(木)

課題研究もいよいよ折り返し地点にさしかかり、現段階での研究成果を発表し、研究内容の再検討や評価を行いました。順調に進んでいる研究もあれば、まだまだ改良の余地がある研究もあり、様々な発見や気づきがありました。
発表者はディスカッションを通じて研究内容の改善のアドバイスとし、聞いていた生徒は他の研究を聞くことでたくさんの刺激を得ることができました。秋の学習成果発表会や冬の課題研究発表会に向けて今回のアドバイスを活かしていきましょう。

「実験を重ねた後のひとひらの成果の雲となるまでの日よ」

農業科 管理機オイル交換

2023年9月8日(金)

クボタTS751Nの管理機オイル交換を実施。1学期に交換予定でしたが、今日まで延期となってしまいました。ドレンは開けていないのに、レベルゲージのついた給油プラグを外すとオイルがゆっくりと流れ出てきて、少し慌てた様子。こういった管理機は後部に付属の培土板を一度つけると毎回は外しませんし、それだけ機体の後ろが上がります。つまりエンジンは本来の水平状態ではないため、オイルが溢れました。ここで問題発生。規定量のオイルを入れようとしても入りません。機体前方部にあるスタンドの下に木材を挟み、前を高くしてから給油しました。簡単な作業ですが、なぜオイルがあふれたか?どうやって給油するか?を思考し工夫することの大切さを理解してくれたはずです。

農業科 薬散機オイル交換

2023年9月8日(金)

説明書を見ると交換量は0.55L。ドレンプラグの位置を確認するも、このまま排出すると機体はオイルまみれ・・・。ちょっとした工夫、畦シートを丸めてオイル受けまで流します。こういう工夫がとても大切。先程も書いたように、給油は0.55L・・・排出も0.55L??? 500mLのペットボトルに入れてみると結構減ってます。エンジン内のオイルは内部の部品に付着しすべては出てきません。とは言え、目測350mLの排出。長く使用すると「オイル上がり」、「オイル下がり」といって、エンジン内部で少しずづ食われて(燃焼して)いきます。だから定期的なオイル交換は必須です。

食品科学科 ダイコン栽培の準備

2023年9月8日(金)

食品科学科の1年生が「農業と環境」の授業で、ダイコン栽培の準備に取り組みました。ダイコンのたねまきに向けて、畝をきれいに整地しました。1学期にも鍬を使っての整地を経験していたため、安全に効率よく実習を進めることができました。次回の実習ではダイコンの種をまきます。11月のたくあん製造に向けて、美味しいダイコンを育てたいと思います。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜商品名の検討〜

2023年9月8日(金)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発に向けて、商品名の検討を行いました。オイシスで試作していただいたシフォンケーキを試食した後、夏休み中に考えてきた商品名のアイデアを共有し、班で話し合いました。オイシスの担当の方より、ネーミングについての講義もしていただき、より多くの商品名を考えることができました。次回は班ごとに考えた商品名とパッケージデザイン案を発表する予定です。

生物工学科 ノジギクの調整(販売に向けて)

2023年9月11日(月)

兵庫県の県花で朝ドラの「らんまん」のオープニングや菊くらべの回でも話題となったノジギクですが、生物工学科では以前から品種改良の実験と培養を行っています。そんな話題のノジギクを「ひょうごまちなみガーデンショー」での販売を目指して準備をしています。たくさん植えると10月末から11月にかけて真っ白な絨毯のように花が咲いてくれます。ドラマの岩ア様と同じく「よし!300円で買うちゃる!」と言って購入していただけるよう、楽しみに準備をしています。
*現在はまだ苗の状態で花の写真は以前の開花の様子です。

「らんまんと咲く野路菊の秋を待つ 夢やわらかなあしたの花は」

農業科 オイル交換U

2023年9月11日(月)

先週に続き、チッパーのオイル交換です。山本の「CX-201」、カルイの「DraCom」というチッパーです。いずれも三菱のGBシリーズのエンジンで、基本構造は同じであるため、おぼつかない作業にもだいぶ手馴れてきました。「DraCom」のエンジンは他より大きいため、オイルバス式のエアフィルターとなっているのですが、そのオイルパンを見ると物凄い量のスラッジが溜まっていました。また、前回と同じように排出したオイル量を確かめてみると目測750mL程度でしょうか?ちなみに給油量は1000mLです。やはり、定期的なオイル交換は必要です。

生物工学科「ハクサイのたねまき」

2023年9月12日(火)

ハクサイのたねまきを行いました。1年生では2学期にハクサイの栽培を学びます。土を入れたポリポットの真ん中に穴をあけ、1粒ずつ種子を落としていきました。細かい作業でしたが、皆真剣な様子でたねまきに挑んでいました。たねまき後には、かん水方法も勉強しました。かん水とは、植物に水を与えることで、上手にできるまでには3年かかると言われています。新しい知識や技術を身に付けようと意欲的に実習に取り組んでいました。

「白菜の種子一粒を土に埋め 芽が出るまでの学校生活」

生物工学科「微生物が導くSDGs〜校外研修〜」

2023年9月12日(火)

私達の生活を豊かにするために、微生物が大活躍しています。そんな微生物が働いている現場を校外研修で学んできました。神戸市の東灘処理場では、微生物が生活排水を浄化しバイオガスの生成を担っている様子を。酒心館では、カーボンゼロの日本酒醸造の取り組みを。白鶴酒造資料館では、高度な微生物制御の技術を使った伝統的な日本酒醸造を。これらの施設を見学し、食べ物だけでなく環境保全に大きくかかわっている微生物の能力を改めて実感した1日でした。

「ふつふつと微生物らのにぎわいが水と酒とを生み出すを見る」

食品科学科 ダイコンのたねまき

2023年9月12日(火)

食品科学科の1年生が放課後の実習において、ダイコンのたねまきを行いました。先週、整地した圃場ですが、畝幅が狭かったため、少し広げてから、ダイコンの種をまきました。1学期はキュウリの苗を定植しましたが、ダイコンは畑に直接、種をまくため、栽培方法の違いに興味を持って実習に取り組んでくれる人が多くいました。これから、新しい知識と技術を身に付け、おいしいダイコンに育てていきたいと思います。

農業科2年生 木材加工

2023年9月12日(火)

「木材加工」の続きです。前回は材料を大きく切断し、今日は細かな加工へと進みます。「糸鋸盤(いとのこばん)」を使用し、下絵に沿い材を加工。上下に往復する細い刃での切断は操作しやすく自由な創作に適しています。何を作ろうとしているのでしょうか?想像してみてください。
また、一方では「ボール盤」を使用し、板に穴をあけます。ドリルビットは木工用・鉄工用などがあり用途が異なります。適切なビットを選択しなければなりません。使用にあたっては、材を貫通したとしても安心できません。ビットを抜かないまま手を放してしまうと、材が回転しとても危険で、工作機械の使用は細心の注意が必要です。

生物工学科 『酒米の出穂調査&葯培養』

2023年9月14日(木)

6月に植えた酒米も順調に大きくなり、8月終わりには出穂期を迎えました。出穂直前のまだ葉にくるまれた状態の穂を採取し、この穂を使って2年生が葯培養実験を行いました。葯培養を行うことで、遺伝子のそろった純系を得ることができます。米粒のもととなる小さな花からさらに小さな葯を取り出すのに苦労しましたが、取り出した葯を見失わないように集中して取り組みました。圃場の酒米も黄金に実りはじめ、もうすぐ収穫です!

「酒米の花より葯を摘出し黄色の点を植える星空」

生物工学科「寄せ植え出展作品が完成!!」

2023年9月15日(金)

「ひょうごまちなみガーデンショー」に出展する寄せ植え作品が完成しました。「草花」選択生徒のうち有志2名が参加します。自ら作成したデザイン画をもとに寄せ植えを完成させていきました。1つ1つの株に個性があり、その特性を分析しながら、作品を仕上げていく難しさを感じながらも草花と対話し、納得できる作品が完成しました。9月17日には、同会場で本校の農産物の販売も行います。ぜひ、生徒たちの力作を見に来てください。

「寄せ植えの花咲き誇る生徒らに豊かな土としての教室」!

HPはこちら → 〔ひょうごまちなみガーデンショーin明石〕

造園科「大きくなぁれ」

2023年9月15日(金)

造園科1年生が総合実習でハボタンの移植を体験しました。入学してからたくさんの野菜を育ててきましたが、草花栽培は初めて。ポットに植えた小さな苗をやさしく丁寧に畑に移植。これからどんどん大きくなって11月には掘り起こして販売します。

造園科 環境マネジメント類型の作庭

2023年9月15日(金)

9月17日から県立明石公園で開催されているひょうごまちなみガーデンショーin明石のアグリハイスクールガーデン部門に造園科3年生環境マネジメント類型ガーデニング班が出展しました。この部門は県下11校の農業高校の作品展示で、この日に向けて1学期から試行錯誤しながら準備を進めてきました。作品のテーマは「3匹の子ぶた」。コニファーやコリウスで表現した森の中で、わらの家から木の家、そしてレンガの家づくりへ展開する物語をイメージしてつくりました。
イベントは9月24日(日)まで開催されていますので、会場でご覧いただければ嬉しいです。

食品科学科 ダイコン発芽率の計算

2023年9月15日(金)

食品科学科の1年生が「農業と環境」の授業において、ダイコンの発芽率を調査しました。火曜日にたねをまきましたが、ほとんどの畝で子葉の展開が確認できたため、発芽した本数を数えました。1箇所に5粒まいたはずでしたが、10本以上もの発芽が確認できたところもありました。今後、数回に分けて間引きを行い、良いものを残していきたいと思います。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜パッケージデザイン案の発表〜

2023年9月15日(金)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発に向けて、パッケージデザイン案の発表を行いました。各班にて作成したスライドをもとに商品名のフォントや朝食をイメージしたデザイン案などを発表しました。オイシスの方からは、キーワードとして「大麦」や「朝」を入れたり、太陽などがイメージできる絵を入れたりするとより良くなりますとアドバイスをいただきました。今後の商品開発に生かしていきたいと思います。

食品科学科 梨をいただきました

2023年9月16日(土)

食品科学科の3年生が神戸学院大学の先生から神戸市西区の三水園の規格外の梨をいただきました。昨年度に引き続き、神戸学院大学、三水園と連携し、規格外の梨を活用した加工品開発に取り組みます。いただいた梨は洗浄・剥皮・分割後に冷凍保存します。昨年度に引き続きジャムやコンポートを製造するとともに、ジャムを活用したパンや焼菓子などの製造にも挑戦していきたいと思います。

動物科学科 社会動物研究会・鳥類研究会 ドッグショー・バードショー

2023年9月17日(日)

9月17日(日)に播磨社会復帰促進センターにて開催された「第12回はりま矯正展」に参加してきました。日々、社会動物研究会や鳥類研究会で訓練している技術を発表しました。午前中にドッグショー、午後からバードショーを行いました。暑い中でのショーでイヌやタカたちもお疲れでしたが、一生懸命頑張ってくれました。また、観客の方にも一緒にショーに参加していただき、多くの観客の方に楽しんでいただけました。今後もイベント等に参加しショーを行っていきます。まだまだ未熟な私たちですが、さらに技術を向上させ、より楽しめるショーにしていくため頑張っていきます。今後とも応援よろしくお願いします。

生物工学科「農産物の販売会開催」

2023年9月17日(日)

明石公園にて開催中の「ひょうごまちなみガーデンショーin明石」にて販売会を行いました。卵やカルピーだけでなく、観葉植物や野菜苗など学校で丹精込めて生産した農産物を販売しました。暑い中ではありましたが、来場された方々と話をしながらの接客は普段の学校生活では体験できない貴重な体験でした。農産物を購入していただいた皆さま、ありがとうございました。

「買われゆく花苗たちよ大切に育ってもっときれいに咲けよ」

農業科 水田複合類型 ミルキークイーン収穫

2023年9月19日(火)

今年もイネの収穫時期になりました。3年生の水田複合類型の生徒が「作物・総合実習」の授業でイネの収穫を行いました。品種はミルキークイーンで「第17回あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」出品予定の品種になります。生徒は、大切に育てたイネをコンバインで収穫しました。収穫後は、乾燥、もみすりと色彩選別、等級検査、精米を行い販売します。

ラグビー部 三連覇達成し優勝!!
令和5年度 東播総体7人制ラグビーフットボール大会

2023年9月20日(水)

9月16日(土)日岡山グラウンドにて東播総体7人制ラグビーフットボール大会が開催されました。県農は15人制では人数不足で(現在部員11名)合同チームで出場するしかなく、大会結果も苦しい状況ですが、 7人制は県農ラグビー部として単独チームで出場できる数少ない大会です。
また、今大会はコロナ禍により開催できなかった年度を挟んでいますが、県農ラクビー部にとって三連覇のかかった重要な大会で、選手にとって期待とプレッシャーのかかる一方、先週まで行われていた播州地区リーグでは、人数不足で参加できなかった悔しさもあり、選手一人ひとりがやる気に満ち溢れた状態で臨む大会となりました。
そして、自分たちでデザインした、胸に大きく県農の校章をあしらい、チームの県農ラグビーをあらわす「闘牛」が描かれたニュージャージを作り、今大会で初めて袖を通し「絶対に三連覇」を合言葉にチャレンジしました。
結果は姫路工業に最後に同点に追いつかれ、加古川西とのゲームでの得点差で辛くもですが、「優勝」することができました。人数が少ないチームで、病気やけが人でベストメンバーとはいかなかったですが、全員で県農ラグビー部が目指す「前に出るラグビー」「デフェンスから始めるラグビー」を貫き戦えたことは今後につながるものとなりした。10月には花園予選の大会が始まります。今後とも応援よろしくお願いします。
県農vs 加古川西    42−5
県農vs 姫路工業    24−24

食品科学科 大麦プロジェクト会議に参加しました

2023年9月20日(水)

食品科学科の3年生がJA兵庫南営農総合支援センターで行われた大麦プロジェクト会議に参加しました。今回は12月に行われる大麦プロジェクト実績報告会(仮)の内容について協議しました。JA兵庫南、加古川農業改良普及センター、加古川農林水産振興事務所、本校それぞれで取り組んできた大麦に関する様々な活動について報告させていただくことになりました。30分という時間をいただきましたので、今後、内容を検討していきたいと思います。引き続き、大麦に関する活動を深めていきたいと思います。

食品科学科 ダイコンの間引き

2023年9月20日(水)

食品科学科の1年生が放課後の実習において、1回目の間引きを行いました。たねまきから1週間が経ち、本葉が出始めたため、子葉の形が整っていないものや密生している部分を間引いていきました。間引き後にはねじり鎌を使って、中耕・除草・土寄せを丁寧に行いました。10月末の収穫に向けて、今後も適切な栽培管理を行っていきたいと思います。

生物工学科 『2年生生物工学基礎〜清浄検査〜』

2023年9月20日(水)

2年生の選択授業「生物工学基礎」で実験室や教室がきれいかどうか?実験してみました。方法は簡単、各部屋で培地の入った試験官のフタを開けて10分間待ちます。それを1週間培養して、菌が増えるかどうかを見ます。生物工学科の各実験室以外にも自分たちの更衣室や教室、職員室にも突撃しました。結果は、実験室ではほとんど菌の繁殖は見られず、安心して実験ができることがわかりました。予想と違って菌が検出された場所では、なぜ検出されたのか?どうすれば清浄に保てるのか?みんなで考察を行いました。

「人知れず学校内にあると言う青き清浄の地を探す旅」

生物工学科「植物が持っている色を調べてみよう」

2023年9月21日(木)

植物は緑色ですが、緑以外にも様々な色素が植物には含まれています。今回は「植物が持っているすべての色素を見つけ出す」を目的に実験を行いました。有機溶媒を使って、葉に含まれる色素を抽出・分離しました。その結果、薄緑や濃緑だけでなく、黄色などの数種類の色素が観察できました。この手法は、分析実験の基本です。これからも分析実験の原理をしっかりと理解し、最先端の機器を使い様々な分析スキルを身に付けるために勉強していきます。

「花の色はうつりにけりな溶媒に展開ろ紙を眺めせし間に」

動物科学科   鹿肉ドッグフード販売!

2023年9月22日(金)

約1年半かけて開発してきた『県農Only One Dogfood』を9月24日(日)日岡山公園にて行われるカコガワドッグフェスで販売させていただきます。 当日は開発メンバーによるフード販売のほか、試食会やこれまでの活動をまとめたパネル展示も行いますので、お近くの方はぜひワンちゃんと一緒にご来場ください! 想いを込めてつくったドッグフードで沢山のワンちゃんや飼い主様に喜んでいただけるのを楽しみにしています。

食品科学科 ナシの一次加工

2023年9月22日(金)

食品科学科の2・3年生がナシの一次加工を行いました。食品利用類型の3年生が選択Cの授業時間内に、食品加工研究会の2年生が放課後に、それぞれナシの剥皮・芯抜き・分割・冷凍を行いました。今回は昨年度の反省から、一部の可食部と皮について、蒸気によるブランチング処理を行い、褐変が抑えられるかどうか検証しています。来週以降に可食部はジャムに、皮は香気成分やペクチンの抽出などの実験用に使用していく予定です。ナシを提供していただきました三水園の皆様、ナシを届けてくださった神戸学院大学の皆様、ありがとうございました。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス〜販売に向けて〜

2023年9月22日(金)

食品科学科の2年生が東播磨の地域食材を活用した商品開発の販売に向けて、PRの方法を考えました。授業の冒頭では先週プレゼンを行った商品名について、最優秀賞1名、優秀賞6名の表彰をしていただき、副賞もいただきました。最優秀賞には「しあわせ麦シフォン」が選ばれました。パッケージデザインについては現在、検討中で5班と6班の案を掛け合わせたものになる予定です。授業の後半では、商品の販売に向けて、どのようなPRができるか班で協議し、発表を行いました。今後、販促手法の検討やポップの作成などに取り組む予定です。

生物工学科「 ひょうごガーデンコンペ入賞」

2023年9月24日(日)

生徒が作成した寄せ植え作品が「まちなみガーデンショー」のガーデンコンペで新人賞を受賞しました。造園科の生徒の作品も優秀賞を受賞しました。一般の園芸愛好家の方々が出展する中での入賞ということで、喜びもひとしおです。表彰式後には、フラワープリンセスに囲まれての記念撮影会。日頃の学習成果がこのような盛大な場で評価されたことで、これからの学校生活への弾みとなりました。

「寄せ植えが人一倍に輝いて秋の日差しを受けて生きてる」

動物科学科 1年生農業と環境 農具の使い方、ダイコンの播種

2023年9月25日(月)

農業と環境の授業で、農具の種類と使い方を勉強しました。鍬の種類と用途による使い方を学び、実際に平鍬を用いて“谷あげ”を行いました。はじめて使う鍬にみんな苦戦している様子でしたが、使っていく中でどうすれば効率よく土をあげれるか、きれいに整地できるか考えながら実習を頑張りました。5人1班で1本の畝の整地をし、どの畝もきれいにできました。そして、ダイコンの播種も行いました。今後潅水などの管理をしっかり行いながら、タブレットで成長記録を取っていきます。大きなダイコンを収穫できるように1日1日管理をしていきます。

農業科 水田複合類型 籾すり

2023年9月25日(月)

3年生の「作物」の時間に先日収穫し、乾燥したミルキークイーンの籾すりを行いました。籾すりを終えた玄米を袋詰めしたところ、45袋出来ました。今年は猛暑が続き、「収量が減るのでは」と心配していましたが、昨年よりも収量が増えたかたちとなりました。今後は等級検査、精米を行います。

造園科 ひょうごまちなみガーデン賞 C部門 スモールガーデン部門 最優秀賞!!

2023年9月26日(火)

造園科・造園スペシャリスト班7名が明石城公園で行われました。「ひょうごまちなみガーデンショー・ガーデンコンペC部門」の作庭にチャレンジしました。 日ごろ学習している造園の技術を生かし、図案→構成→製図→材料集め→構成(事前組立)→作庭まですべて自分たちで考え夏休み前から準備をはじめ、明石での庭作りにチャレンジしました。スペシャリスト班は淡路と明石に作庭するため、淡路班に負けないように、また、今までの先輩が数多く入賞をしているので、先輩方にも負けないようにという、プレッシャーと戦いながら、工夫と技術を凝らし頑張りました。結果は兵庫県議会議長賞という最優秀賞をいただくことができました。
今日まで大変でしたので大変うれしく思っています。作品の特徴は何といっても、竹明かりアートです。ただ、立てるだけでなく、組んだりずらしたりしながら立体感を出しているところが見所です。

生物工学科「畑にうねを作りました」

2023年9月26日(火)

ハクサイを植えるために畑に“うね”を作りました。1人ずつ自分のハクサイを育てる“うね“を作ることが目標です。先生の説明を聞き、見本を見て、いざ実践。土を削って谷を作り、植え床を平らにしていきますが…。はじめて使う平グワは、柄が長く、思い描いたように道具を使いこなすことできません。皆、肩に力が入って見本のようにできず四苦八苦。放課後にもチャレンジし、美味しいハクサイが育つようにきれいな”うね“を完成させていきます。

「使い慣れない鍬で平らに作りゆく畝に明日の糧植えるため」

食品科学科 大麦ショートブレッドの試作

2023年9月26日(火)

食品科学科食品加工研究会の2年生が東播磨産大麦を活用したショートブレッドの試作を行いました。1学期の商品開発において、試作したショートブレッドはそのままでもおいしかったのですが、今後は焼き上げた生地の間に様々なクリームや材料を挟んで食べてもらう提案を行いたいと考えています。今回は久しぶりの製造ということで、最も好評だった大麦粉の配合割合で生地のみを試作しました。加古川農林水産振興事務所と加古川農業改良普及センターの職員の方にも試食していただき、様々なアドバイスをいただくことができました。ロングセラー商品となるよう、バリエーションを増やすなど、試作を続けていきたいと思います。

動物科学科 鹿肉ドッグフード販売開始!

2023年9月27日(水)

9月24日(日)日岡山公園にて、カコガワドッグフェスが開催されました。私たちが開発した鹿肉ドッグフードを販売しました。おかげさまで今回の目標販売数を完売することができました!実際に様々な犬種のワンちゃんや、飼い主さんとお話させていただくからこそ気づけたこと、これからの私たちの鹿肉ドッグフードについても貴重なフィードバックを沢山いただきました。少しでも多くのワンちゃんに届けられるよう引き続き活動を継続していきます!
次回は、10月22日に加古川総合文化センターにて開催される「ビッグフェスタ」にて販売を予定しています!お近くの方はぜひお立ち寄りください。

生物工学科1年生「鎌を使ってみました」

2023年9月27日(水)

雑草管理も農業作業の1つです。今までは手で雑草を抜いていましたが、“カマ”を使った草刈りに挑戦しました。“カマ”は、草だけでなく油断していると自分の手も切ってしまうことがあります。細心の注意をしながらも、大きく育った雑草と格闘しました。草刈りをしながら、雑草の名前や特徴も勉強し、きれいに草が刈り取れた農場をみて達成感が得られました。

「日当たりは我らが王と言うような雑草を鎌で刈り取ると秋」

生物工学科「冬野菜の栽培はじめました」

2023年9月29日(金)

夏休みが終わり、いよいよ冬野菜の栽培が始まりました。生物工学科名物のセロリだけでなくダイコンやカブ、水菜や春菊といった冬野菜が畑を埋め尽くしています。11月頃からの販売に向け、美味しい野菜となるように愛情をこめて除草作業や害虫防除などの管理を行っています。収穫時にはリアカーに野菜を積み込み、学校周辺で販売実習を行う予定にしています。見かけた際には、ぜひ声をかけてください。

「まだ遠い冬の収穫思うまで畑に種を丁寧に播く」

動物科学科 「マックス」初めてのトリミング

2023年10月3日(火)

10月3日、加古川市にあるbrother dogs様よりトリマーの方に来校していただき、今年度新しく本校の仲間に加わったトイプードルの「マックス」君のトリミングをしていただきました。間近で見るプロの技に終始生徒たちも釘付けで、とても有意義な時間となりました。さっぱりした「マックス」君は10月22日に加古川総合文化センターにて行われる総文ビッグフェスタで初お披露目予定ですのでみなさん楽しみにしていてくださいね!

食品科学科 アイスクリーム製造

2023年10月3日(火)

10月に入って少し涼しくなりましたが、3年総合実習では乳製品の加工を学ぶために、「アイスクリーム製造」を行いました。機械でのアイス製造は何回もしていましたが、乳製品の加工特性や塩の効果を学習するために今回は手作りです。塩を入れた氷水は、10秒も手を浸けられないほど冷たくなり皆ビックリでした!出来上がったアイスクリームはカップに入れて冷凍庫でさらに硬化して完成です。手がヒリヒリ痛い中、美味しいアイスクリームができました!

園芸科 熟練技能者講習「アーティフィシャルフラワーのリースづくり」

2023年10月3日(火)

園芸科の草花類型を専攻している生徒が、兵庫県フラワー装飾技能士会の先生方から、ガーベラのブートニアとアーティフィシャルフラワーを使ったリースの作成を教えていただきました。リボンの扱い方や、アーティフィシャルフラワーの活用方法を学びました。生徒一人一人が真剣なまなざしで取り組みました。出来上がった作品は、校長室前の扉や進路指導室前に展示しています。ご来校の際には、ぜひご覧ください。

造園科3年 京都見学研修

2023年10月4日(水)

造園科3年生が京都にて見学研修を行いました。最初に訪れたのは大徳寺大仙院(国宝)。室町時代の代表的な枯山水庭園を見学し、禅の教えについて説明していただきました。次に世界文化遺産である大雲山龍安寺を見学し、室町末期に作庭された石庭や水戸光圀の寄進といわれる蹲踞を見学。最後は「金閣寺」として知られる世界文化遺産鹿苑寺に向かい、鏡湖池のつくりや龍門爆、夕佳亭(茶室)を見学しました。1、2年生から様々な庭園を見学し、授業で学習してきた内容の集大成となる特別な1日となりました。高校3年生の今だからこそ持てる感性を大切にし、今回の学びを今後の人生を歩んでいくうえでの糧にしてほしいと思います。

食品科学科 畜産加工 チーズ・ヨーグルト製造

2023年10月6日(金)

畜産加工の授業で、乳製品の加工特性を勉強するために、チーズとヨーグルトの製造を行いました!本校自慢の「県農牛乳」を使って製造します。ヨーグルトは前日に乳酸菌を加え培養したものを試食しました。昨日は液体だったのに発酵して固体に変化。ほんのり甘いヨーグルトで朝から腸内を整えました。チーズ製造では、温めた牛乳に食酢を加え一気に分離する特性に驚き、チーズに仕上げることで牛乳とは違う特性を持ち美味しい風味を味わうことができました。また一つ、乳製品の奥深さを知りました!

動物科学科 2年生六甲山牧場 特別授業

2023年10月6日(金)

10月6日、2年生総合実習で六甲山牧場より講師の方をお招きし、羊の飼育管理やワーキングドッグについての特別授業をしていただきました。生徒たちは実際に羊の保定に挑戦したり、牧羊犬として活躍しているソフィーちゃんとふれあったり、とても楽しい2時間になりました。この学びを今後の実習の中で活かしていきたいと思います。

農業科 水田複合類型 きぬむすめ収穫

2023年10月6日(金)

3年生の水田複合類型の生徒が総合実習できぬむすめを収穫しました。きぬむすめはコシヒカリやキヌヒカリと同じ兵庫県の奨励品種に選ばれている良食味の品種です。収穫後は乾燥機に入れ、乾燥を行いました。今後は籾すり、色彩選別、等級検査、精米を行う予定です。前回収穫したミルキークイーンは等級検査で1等米の評価を頂きました。きぬむすめも1等を取りたいですね。

動物科学科 農業と環境 ヒヨコがきました

2023年10月10日(火)

10月10日(火)に、1年動物科学科の「農業と環境」で実施するブロイラー飼育実習で飼育するヒヨコがきました。ブロイラー飼育実習では、ヒヨコ(0日齢)から育て、最終的に自らの手でと殺して肉に加工するところまでを学んでいきます。初めてヒヨコを見て触った生徒が多く、「可愛い〜!」という声が多く上がりました。そして、恐る恐る大事そうに両手で持ちながらヒヨコの体重測定、身体の特徴や活力の良し悪しの観察、記録などを行いました。今日から命をいただく最後まで、一人ひとり責任を持って飼育管理や成長記録を行っていきます!!

火災予防広報に係る官学連携事業について

2023年10月17日(火)

加古川市消防本部予防課との官学連携事業として火災予防リーフレットの作製を行いました。7月に概要説明を受け、8月には加古川東消防署を訪問し素材集めをしました。10月17日に本校会議室で完成報告会を行いました。作品は、10月末頃からイオン加古川店のフードコート内のテーブルや市内のJR各駅、加印地区の町内会掲示板等に掲示されます。

総文ビッグフェスタに出店します!

2023年10月20日(金)

告知します!来たる10月22日に、加古川総合文化センターで行われる「総文ビッグフェスタ」に参加し、動物科学科による「ふれあいどうぶつひろば」も開かれます。参加は無料です!話題のドックフードも販売されます!
本校の吹奏楽も「ロビーコンサート」を行います!2回公演ですので、お聞き逃しなく!!
さらに、少しですが農産物や加工品の販売を行います!「カルピー」やランの苗、各種花などを販売しますので、ぜひこの機会に県農の農産物をお買い求めください! ぜひ、近くにお越しの際にはお立ち寄りください!

園芸科 生物活用「柿の収穫とアルコール脱渋」

2023年10月20日(金)

3年生園芸科の生物活用の授業では、フラワーアレンジメントやスイートコーンの栽培など様々なことを学びます。今日の実習では1学期から管理をしていた渋ガキ(品種:平核無 )の収穫と渋抜きを行いました。渋抜きの方法は、アルコール脱渋を学びました。アルコールを噴霧し、密閉することにより、1週間前後で渋が抜けます。また、収穫した渋柿を1人1つずつ家に持ち帰り、干し柿を作成する課題にも取り組みます。栽培から収穫、カキの活用方法まで生物活用で学びます。

造園科 緑化作品コンクールで入選

2023年10月23日(月)

公益社団法人兵庫県緑化推進協会主催の令和5年度緑化作品コンクール、緑化標語高校生の部において造園科生徒の4作品が入選しました。(一席・二席・三席・佳作)
10月22日に姫路市の大手前公園で開催されたひょうご里山フェスタ2023において表彰式が行われ、一席を受賞した3年造園科の生徒が服部副知事から表彰を受けました。
授業や実習をとおして学ぶ緑化への思いをこれからも大切に育みます。

芸術鑑賞会

2023年10月27日(金)

和太鼓松村組のみなさんをお迎えして、芸術鑑賞会を行いました。大太鼓や締太鼓の力強い響きとマリンバ・篠笛・オカリナの奏でる音色に魅了され、生徒たちも熱心に聞き入っていました。「体験コーナー」では、代表生徒8名がステージに上がり、松村組のメンバーの方に教えていただきながら、実際に演奏に使われている太鼓を叩きました。また、楽器についての説明や、阪神淡路大震災の経験なども語っていただき、より一層興味深く演奏を聞くことができました。松村組のみなさん、素晴らしい公演をありがとうございました。

園芸科 第33回全国産業教育フェア福井大会 
全国高校生フラワーアレンジメントコンテスト 出場

2023年10月28日(土)

10月28日(土)、29日(日)に福井県で開催された第33回全国産業教育フェアのフラワーアレンジメントコンテストに園芸科3年生の生徒が兵庫県代表で出場をしました。コンテストでは、越前和紙や越前スイセンなど福井県の特産品をフラワーアレンジメントに活用するテーマで作品を60分以内で作成します。入賞は果たせませんでしたが、全国トップレベルの作品や生徒と交流することができ、良い刺激を受けることができました。今回の経験を今後の学校生活で生かしていきたいと思います。また、今年度の産業教育フェアに出場した生徒が、令和5年度御下賜金記念産業教育功労者表彰伝達式の記念品作成にたずさわる機会もいただきました。

農業科 水田複合類型 米の等級検査

2023年11月1日(水)

農業科水田複合類型、3年生の「作物・総合実習」の授業の一環としてイネの等級検査を見学するために、井澤商店株式会社(稲美町)さんに行きました。自分たちが作ったお米を社長の井澤さんに検査していただきました。検査の結果、うるち米の「きぬむすめ」、酒米の「山田錦」ともに一等米でした。検査後は等級のハンコを包装袋に押しました。栽培履歴や気象データを基にした分析で、来年度の美味しいお米作りにつなげていきたいです。

農業科 トラクタ修理T

2023年11月4日(土)

夏からトラクタの修理に取り組んでいる3名。油圧レバーを動かそうにも固く動かない。春休みにインターンシップでお世話になったJA兵庫南農機センターまで行き、パーツリストを見せてもらったり、四苦八苦しながら修理に取り組んでいるところまでは聞いていました。
近況を聞くと農機センターのご厚意で修理工場で直しているとのこと。「付きっきりは無理やけど、工具は貸したる。分からん時には呼んで」とのことで自分たちで修理に励んでいます。お礼は修学旅行土産の「ちんすこう」。
インターンシップで得た「縁」を活かし、農協の方々とつながりを保ちつつ、トラクタ修理に挑戦する姿勢はまさに「天晴れ!!」

動物科学科より11月7日(火)テレビ出演のお知らせ

2023年11月6日(月)

この度、本校動物科学科の鹿肉ドッグフードプロジェクトの取り組みがテレビ取材を受け、「THE TIME,」(TBS地上波 5:20〜)の番組内で11月7日(火)6:57ごろから「全国!中高生ニュース」にて放送される予定です。 プロジェクトメンバーだけでなく、ボーダーコリーのレオや動物科学科の生徒たちも登場します。ぜひ、ご覧いただければと思います。

ミニ盆栽を製作中です

2023年11月6日(月)

造園科では、学習成果発表会に向けてミニ盆栽を製作中です。いつもは、もっと大きな盆栽を扱いますが、ミニサイズもかわいいですよ。

園芸科3年生 特別非常勤講師「フラワーアレンジメント」

2023年11月8日(水)

園芸科3年生の授業で、特別非常勤講師の蓬莱先生からフラワーアレンジメントを教えていただきました。使用した花材は、ドラセナ、カーネーション、スプレーマム、アイビー、小菊、まつぼっくり、ススキなどです。ドラセナの葉をホッチキスで止め、花束の形をイメージしたフラワーアレンジメントを作成しました。生徒一人ひとりが真剣なまなざしでフラワーアレンジメントに取り組むことができ、草花の魅力を再発見することができました。完成した作品は、本校の事務室前に飾っていますので来校の際はぜひご鑑賞ください。

動物科学科 獣医師による特別授業

2023年11月9日(木 )

本日、動物科学科1年生を対象にフォーゲル動物病院より上田獣医師をお招きし、特別授業を行ってもらいました。国家資格となった愛玩動物看護師について資格を取得する方法や資格取得のために進学すべき進路などを教えていただきました。そして、普段なかなか目にすることのないエキゾチックアニマル(犬や猫以外の珍しいペットの総称)の実際の傷病事例についてや鳥類の飼育におけるポイントについても教えていただきました。動物病院や動物看護師の仕事に興味を持っている生徒もおり、とても貴重な時間になりました。本日はありがとうございました。

造園科 いなみ野特別支援学校との交流学習

2023年11月10日(金)

11月10日に造園科グリーンセンターにて、造園科3年生環境マネジメント類型の生徒13名と兵庫県立いなみ野特別支援学校の1・2年生11名が交流学習を行いました。本校で育てた多肉植物と相手校が製作した焼き物(鉢)で寄せ植え体験をしてもらいました。根をやさしくほぐして鉢に植え、表面をカラーサンドで彩り、飾りをつけた後に専用の液体ボンドで表面を固めて完成です。世界に1つだけのかわいい寄せ植えがたくさんできました。会話も弾み、とても楽しい時間となりました。
来週は、いなみ野特別支援学校を訪れ、焼き物の製作を教えていただきます。1週間後の再会が今からとても楽しみです。

農業科 先進地見学T(荒木農機)

2023年11月10日(金)

農業科の校外研修(先進地見学)にて滋賀県にある「荒木農機」を訪問。同社はYouTubeで農機具修理の様子を分かりやすく投稿されることで有名。その登録者数は大手農業機械メーカーを大きく超えたことで著名な企業です。
今回の見学は、見る機会の少ない大型コンバイン(クボタDR575)の説明や特徴、修理や取扱いの要点などと共に、なぜ農機具屋を起業したのか、また地域の方々とのご縁が開業へとつながったお話などをしていただきました。旺盛な質問にYouTube通りの軽快な口調で応えていただきました。
熱烈ファンの生徒(と担任)は一緒に写真撮影をお願いしサインまで頂いて、嬉々とした表情でバスに乗り込みました。

農業科 先進地見学U(ラ・コリーナ)

2023年11月10日(金)

荒木農機をあとにし、ラ・コリーナ近江八幡を訪問。滋賀県の和菓子店から洋菓子へ商品を展開し、大手百貨店へも出店しています。環境と調和した建築も見どころでした。あいにくの天候でしたが、大型バスでの来客が大量のロールケーキを購入されている様子を見て、経営という視点も刺激されたようです。明らかに行きより増えたお土産の荷物を抱えバスに乗ってきました。その後、近江八幡の街並みから近江商人の足跡と業績を偲び帰路に着きました。

園芸科 世代間交流イベント〜押し花しおり・押し花シール作成

2023年11月11日(土)

園芸科の生徒が平岡公民館エリアささえあい協議会の「小さなつどいの場」の活動の一環で、本校近くの「すえひろでんき」さんのスペースをお借りし、花柄などを押し花にしたものでしおりやシールを作成する体験活動を地域の方々と一緒に行いました。使用した花材は、本校の実習(一番花摘など)で廃棄される予定であった、きれいな花柄(ペチュニア、パンジー、ビオラ、シロタエギク)で、このようなフラワーロスを減らしたいという生徒の発案から体験活動が実施されました。イベントには地域の方々が7名集まり、草花のことや普段の学校生活のことなど話をしながら1時間ほどできれいな作品を作ることができました。園芸科では、草花の生産技術のほかにも草花の活用方法について学んでいます。

農業科 トラクタ修理U

2023年11月11日(土)

先週末から農機センターで修理をしているトラクタ。この日は模試があり、終了後に急いで農機センターへ。
油圧レバーの作動不良はミッションケース内にありました。油圧コントロールバルブを開閉させるため、レバーからの動きを伝えるジョイント部のピンとリンクが外れていました。原因が分れば大したことではないですが、ミッションケースを開けるのはちょっと勇気のいること。バックアップのある農機センターで修理させていただいているからこそできたことかもしれません。
パーツを組付け、エンジン始動、レバー操作と同時にリフトアームも見事上昇しました。気温が下がってきた夕方には全ての修理を終え、翌日にはタマネギの定植のためさっそく使うとのことです。

インスタグラム フォロワー2000人突破!

2023年11月15日(水)

いつも県立農業高校のインスタグラムをご覧いただきありがとうございます!そしてたくさんの「いいね」をいただきありがとうございます!
皆様のおかげで、本校のインスタグラムは、なんとフォロワー2000人登録達成しました。心から感謝しております。
今後も様々な県農の取り組みや県農生や学校の魅力を発信していきますので、引き続き応援と「いいね」をよろしくお願いします。

造園科 いなみ野特別支援学校との交流学習その2

2023年11月15日(水)

11月15日に兵庫県立いなみ野特別支援学校にて造園科環境マネジメント類型の3年生が第2回目の交流学習をしました。前回は本校で多肉植物の寄せ植えを体験してもらい、今回は、1週間ぶりに再会した相手校の生徒さんに、陶芸を教えていただきました。粘土をこねて、のばして、お椀の型に乗せて、ろくろを回しながら形を作り様々な模様のスタンプを押して、お椀の色を選んで今日は一旦完成。この後は生徒さんに窯で焼いていただき、色付けをしてから届けてくださいます。今から完成がとても楽しみです。とても仲良くなり、お互いに別れを惜しむ姿が印象的でした。いなみ野特別支援学校の皆さん、今日は本当にありがとうございました。

学習成果発表会

2023年11月17日(金)

Kenno festival was held on November 17th.
We are food science and food chemistry students. We sold many kinds of processed products. We grew radishes and cucumbers, which we processed into takuan (pickled radish) and nara-zuke (pickles). In addition, we sold milk, ice box cookies, ice cream, donuts, kalpi and so on.
The Biotechnology Department sold celery, radishes, and other vegetables grown by us, as well as succulent plants and terrariums! Last year, we sold a lot of celery, but many of them remained unsold. This year, however, we sold more than last year because we made effort to get many people to buy our products by advertising them at the Sports Festival!
Thank you very much for coming to the event!

3年生「英語会話」の授業の一環として、学習成果発表会の活動を紹介する文章を生徒が英語で作成しました。

学習成果発表会が11月17日に開催されました。
食品科学科では、たくさんの食品を販売しました。育てた大根ときゅうりをたくあん、奈良漬けに加工して販売しました。また、牛乳、アイスボックスクッキー、アイスクリーム、ドーナツ、カルピーなどを販売しました。
生物工学科ではセロリ、大根などの野菜を育てて販売しました。また多肉植物やテラリウムも販売しました。去年はセロリがたくさん売れ残ってしまいましたが、今年は体育祭で宣伝したおかげでたくさん売ることが出来ました!ご来場いただきありがとうございました。

生物工学科『ゆずりは賞』受賞!

2023年11月17日(金)

県内で学ぶ生徒がスポーツ、芸術、研究の分野で力を発揮して、日本一に輝いたことを讃える『ゆずりは賞』を受賞しました。オリンピック出場も期待される生徒をはじめとした県内の高校生18名が兵庫県公館で兵庫県教育長から表彰されました。県農からは生物工学科の3年生1名、2年生2名が厳かな雰囲気の中で表彰状を授与されました。これまでに『高校生小論文コンクール』など研究分野で、全国最高位の評価を受けてきたことが今回の名誉ある受賞に繋がりました。これからも県農生の全国規模での活躍にご期待ください。

「ゆずりはの照葉のあついこころざし持った生徒を祝う秋の陽」

生物工学科 地域課題解決に取り組む高校生サミット 研究発表&提言

2023年11月19日(日)

夏休みから秋にかけて参加した高校生サミットもいよいよまとめと振り返りのタイミングに入ってきました。 この日はホスト校である尼崎小田高校で各校の取り組みについてポスター発表を行いました。午後からは「里山・里海の保全を行うにはどのような方法があるか」を各グループで相談し、発表を行いました。グループによって様々な視点での意見が出され、みのりある1日となりました。

「里山と里海を知る生徒らの意見交わせる 冬となるまで」

学校農業クラブ「新しい農業をめざす高校生等のつどい」に参加しました

2023年11月20日(月)

11月9日(木)に丹波市にある県立丹波の森公苑にて学校農業クラブ連盟「第58回新しい農業をめざす高校生等のつどい」が開催されました。この行事は、将来、就農を希望する農業高校生、農業大学校生に先輩農業者から様々な体験や農業の魅力を伝えていただける行事で、本校からは24名の希望者が参加しました。
午前には、全体に向けての講演が行われ、午後からは、5つの分科会(水稲、黒大豆、肉用牛繁殖、山の芋、野菜、酪農など)に分かれ、丹波市で農業を営まれている先輩農業者の方々を囲んでの座談会が行われました。農業の楽しさや難しさなどの経験談や、将来の話、地域との関わり方など、幅広い内容でのお話をしていただきました。高校生からの質問に対しても丁寧に答えていただき、今後の学習活動や就農に向けて、大変参考になるお話も多くあり、とても勉強になりました。先輩農業者の皆さん、貴重なお時間を割いて下さり、ありがとうございました。

大健闘!!学校農業クラブ全国大会

2023年11月20日(月)

報告が遅くなってしまいましたが、10月25日〜26日にかけて第74回日本学校農業クラブ全国大会令和5年度熊本大会が開催されました。本校からは、プロジェクト発表会・農業鑑定競技会に生徒が出場しました。プロジェクト発表会には、県大会・近畿大会で最優秀賞を受賞した、生物工学科・動物科学科・食品科学科からの3チームが出場しました。また農業鑑定競技は、7月の県連盟大会で優秀な成績を収めた12名が長い期間、学習してきた成果を発揮しました。
成績発表の結果、本校はプロジェクト発表会分野T類で生物工学科が優秀賞、農業鑑定競技では、分野農業の部で2名(農業科3年生・2年生)、園芸の部で1名(生物工学科3年生)、畜産の部で1名(動物科学科3年生)、食品の部で3名(食品科学科3年生・2年生)、農業土木の部で1名(農業環境工学科3年生)、造園の部で1名(造園科1年生)の計9名が優秀賞を受賞しました。応援ありがとうございました。
式典では日本学校農業クラブ連盟旗が来年度開催の岩手県に引き継がれました。1・2年生の皆さんは熊本大会を目指して各種目の学習に励んでください!

生物工学科 3年 タンパク質の定量実験

2023年11月20日(月)

タンパク質を調べる方法はいくつもありますが、どれくらい含まれるかという「定量」の実験として「セミミクロケルダール法」を実施しました。分解、蒸留、滴定と3回に分けての実験でした。 課題研究で栽培しているダイズのサンプルなどのタンパク質について調査を行いました。実験データはダイズの品種選定などの基礎情報として利用することができます。

「サンプルの窒素を測る実験の器具あかあかと温める秋」

トラクタ爪交換

2023年11月20日(月)

クボタNB21の耕うん爪の交換作業。この作業の時は毎回同じような写真になってしまいますが、やはり注目してもらいたいのは摩耗具合。爪の材質はシリコンマンガン鋼といって自動車の板バネなどにも使用される特殊鋼。とにかく粘り強く硬いはずですが、前回の交換から約74時間。こんなにすり減ってしまいます。気になっていたのですが、行事などがあり交換時期が遅れてしまいました。さっそく使用した職員によると、「(反転性能)が全然違う」との声。やはり新しい爪で畑をすくのは気持ちが良いものです。

農業科 ポテトハーベスタ交換

2023年11月20日(月)

残っているサツマイモの収穫のために、クボタKL265の作業機をポテトハーベスタ「Niplo DIGGER」に交換します。KL265は2893時間となる高齢機種で作業機交換は少し厄介な作業。長年の使用によりデプスビームの位置を確認するゲージは遠の昔に破損、この高さを適切に調節できなとオートヒッチは外れてくれず、大人でも四苦八苦。正直なところあまり触りたくはない・・・。ちなみにこのクラスのトラクタの買い替えの目途は2000時間程度とされ、学校はかなり使用しています。
次にオートヒッチが取り付けられているトップリンクブランケットを外し、ハーベスタを直装。チェックチェーンを調整し作業機を中央に配置。恐らく読んでいる方は横文字ばかりで???でしょう。しかし、ひと通り説明を受けた3年生は脱着作業を繰り返し、人の手を借りずともなんとか交換できるまでになりました。やはり機械扱いは実際に触らないと上達しません。

生物工学科 1年 土壌分析

2023年11月21日(火)

自分たちの実習で使用している畑の状況を科学的に知ってみようということで土壌分析を行いました。畑の土壌サンプルを各自で採取し、試験管(ファルコンチューブ)に蒸留水と加え、成分を溶かしました。 その後、遠心分離機でろ過した溶液を使ってpHとECを測定しました。結果の数値を見ながら見慣れた畑の状況を科学的な視点で見ることができました。

「物言わぬ土にもこえはあるだろう 分析機器の数値見ながら」

農業科 作業機着脱

2023年11月21日(火)

この日は2年生でトラクタクボタSL410の作業機の着脱練習。これ、一番簡単な機種で、キャスター式。「尾輪の取り付け位置を穴2個見えるところでピンを挿して・・・」などと煩わしいことを覚える必要はありません。左のデプスビームがちょっと曲がってしまっているのですが、キャスターを装着する際に小刻みに上下左右に差し込むと上手につけることができます。あとはロックを解除し、ゆっくり降ろすだけ。でも2年生が大型の機械を本格的に触るのは初めてで、新鮮味ある表情で取り組んでいました。1年後には昨日の3年生のように自分たちだけで取り扱えるようになるでしょう。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス
〜しあわせ麦シフォンのお披露目〜

2023年11月21日(火)

食品科学科の2年生が食品流通の授業を通して開発した「しあわせ麦シフォン」が完成し、県庁にてお披露目会を開いていただきました。知事応接室にて齋藤元彦知事に今回の取組を紹介し、完成した商品を試食していただきました。知事からは「ふわっと香りが広がる。甘すぎず上品な感じ」との感想をいただくことができました。テレビ局や新聞社の方も参加されており、今後、ニュースや記事にしていただく予定です。

生物工学科 2年 アルコール発酵実験&蒸留

2023年11月22日(水)

食品化学の授業では炭水化物について学んでいます。炭水化物と微生物による発酵を学ぶために園芸科からいただいた未利用のブドウを使いました。実験に使う微生物は生物工学科の生徒がキキョウやワタなどから単離した酵母菌も使用し、発酵能力の違いを調べました。さらにろ過や蒸留を行い、3年時の課題研究で使う実験テクニックを身に付けました。

「フラスコの中のバッカスふつふつと糖を発酵させる実験」

造園科 第61回技能五輪全国大会に出場しました

2023年11月24日(金)

11月17日から愛知県常滑市で行われた第61回技能五輪全国大会に兵庫県代表として2名の選手が出場しました。10時間30分の制限時間内で縦3.5m横5.0mの区画内に規定の庭を作庭します。全国21組の出場者と敷石・乱張り・木工・小端積み・芝張りなどの技の精度、正確さを競い合いました。2日間の長丁場でしたが、日々の練習の成果を発揮できるよう制限時間ぎりぎりまで奮闘しました。

小学校との交流学習その1(野口北小学校)

2023年11月24日(金)

造園科3年生が、本校近隣にある加古川市立野口北小学校と交流学習を行いました。中庭の花壇を耕して肥料をまいた後、園芸委員の皆さんや4年生31名とパンジー、ビオラなどを一緒に植えました。5つの花壇にそれぞれの担当がテーマを設けてデザインし、本校生徒が先生となって植え方を伝えました。小学生の皆さんも高校生のお兄さんやお姉さんと積極的に接してくれたので、いろいろな会話もしながら楽しく交流できて、かわいい花壇が完成しました。また、花植え担当以外の生徒は、授業で培った技術を生かし、脚立に登って校内に植栽されている樹木の剪定を行いました。交流した小学生だけでなく、昼休みに教室や廊下からたくさんのかわいい生徒さんが手を振ってくれ、「ありがとう」と言ってもらえた楽しい一日となりました。

園芸科・造園科 加古川楽市イベントに出展しました

2023年11月25日(土)

11月25日(土)に加古川市の日岡山公園で開催された第20回商工祭 加古川楽市に出展しました。今回は園芸科の生徒が販売実習を、造園科の生徒が多肉植物の寄せ植え体験教室を行いました。販売では、シクラメンやポインセチアなどの草花、ダイコン、ホウレンソウなどの野菜、カルピー、味噌といった加工品、羊毛クラフト、多肉植物など各学科自慢の品を販売しました。お客様の行列に生徒も大忙し、大喜び。寄せ植え体験も大人気でした。イベントステージでは、元気に本校をPR。天候にも恵まれ、沢山のお客様に本校の活動を知っていただきました。

農業科 水田複合類型 おいしい米コンテスト決勝大会

2023年11月25日(土)

11月25日に山形県庄内町で行われた、あなたが選ぶおいしい米コンテスト決勝大会に参加してきました。この決勝大会は予選を勝ち抜いた上位6校のお米を審査委員の方々が評価し、今年の日本一のお米を決める大会になります。本校が出品したミルキークイーンは高校生部門で優秀金賞をいただきました。出品されているお米を試食することができ、生徒は品種によって味が全然違うことに驚いていました。来年度は最優秀金賞を取れるように生徒とともに学び、研究していきたいと思います。

造園科 ダイコンの収穫をしました!

2023年11月27日(月)

2年生の当直でダイコンの収穫を行いました。今年も大きくて立派なダイコンが育っています。今回収穫したダイコンは、土曜日に日岡山公園で開催された「加古川楽市」に出品しました。昨年自分たちで育てた経験を振り返りながら、楽しく収穫することができました。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス
〜ラジオ番組でPR〜

2023年11月27日(月)

食品科学科の2年生が食品流通の授業を通して開発した「しあわせ麦シフォン」が完成し、ラジオ番組にてPRをさせていただきました。Kiss FM KOBEの「シャカリキ」にオイシスの担当者お二人と一緒に出演し、クマガイタツロウさんに今回の取組を紹介させていただきました。クマガイさんやオイシスのお二人にサポートしていただきながら、楽しく商品のPRを行うことができました。

食品科学科 県農×HYOGOアサ@プロジェクト×オイシス
〜しあわせ麦シフォン販売中〜

2023年11月28日(火)

食品科学科の2年生が食品流通の授業を通して開発した「しあわせ麦シフォン」の販売が開始されました。11/28(火)〜12/12(火)の期間限定でコンビニエンスストアにて販売されています。発売日には食品科学科の2年生が東加古川駅周辺の店舗にて店頭PRもさせていただきました。自分たちが考案した商品が購入されていく様子を見ることができ、とても貴重な経験となりました。

小学校との交流学習その2(平岡北小学校)

2023年11月28日(火)

造園科2年生が、野口北小学校に続き、加古川市立平岡北小学校との交流学習を行いました。中庭にある花壇の花植えと校内の樹木の剪定をした後、4年生約100名と花壇にパンジーとビオラを植えました。新型コロナ感染症拡大防止の観点からしばらくの間、小学生と一緒に花植えができていませんでしたが、今年はワイワイ楽しく交流できました。落ち葉の掃除もみんなで協力し、帰る際にはお互い別れを惜しむ姿が印象的でした。2年生にとって初めての小学校交流は忘れられないものになったようです。

樹木医から教わるサクラの生命力

2023年11月29日(水)

11月29日に造園科3年生を対象に樹木医の米澤さんと卒業生である対馬造園店の三谷さんに特別講義をしていただきました。本校校門前の弱ったソメイヨシノの回復を図るべく、現3年生が1年生の時におふたりから不定根誘導(枝や幹から出る根を地面まで誘導する)の技術を教わり観察を続けてきました。特別講義は今回で3回目、3年間の集大成として、立派に伸びた不定根を観察することができました。また、三谷さんからは、同じく校門付近のソメイヨシノに付着したコフキサルノコシカケやベッコウダケといった木材腐朽菌について詳しく教えていただきました。また、コスカシバやカミキリムシ、最近問題になっている外来種についても知識を深めることができました。そして庭園造りについても授業をしていただくなど、実りのある貴重な時間を過ごすことができました。

造園科 そうだ、グリーンセンターへ行こう!〜竹あかり編〜

2023年11月30日(木)

ここは京都ではありません…造園科グリーンセンターです!3年生の課題研究で制作した竹あかりの中に電球を仕込み、ライトアップをしました。1つずつ手作業で開けた穴から漏れる光が幻想的です。後ろの紅葉も良い味を出しています。まるで紅葉の名所・東福寺のようですね。最後には作業を終えた3年生と記念撮影。3年生の力作をぜひ見に来て下さい!

食品科学科 丸鶏の解体実習

2023年12月5日(火)

3年生の総合実習では、畜産加工の中でも肉加工を勉強するために鶏肉の解体実習を行いました。それぞれの肉の特徴なども勉強しながら理解を深めていきます。はじめは恐る恐る切っていましたが、関節の切り方など少しずつ分かってくると「こうなってるんだ」と観察しながら解体していました。自分の手で切っていくことで、その大変さやありがたみが良くわかりました!教材となってくれた鶏にも感謝して美味しく「いただきます!」

農業クラブ 通学路清掃を行いました!

2023年12月6日(水)

期末考査最終日、放課後に有志が集まり、3グループに分かれて通学路の清掃を行いました。普段何気なく登校している通学路ですが、ゴミに注目して歩いてみると、意外とたくさん落ちていることに気付きます。火ばさみや軍手を使い、手の届きにくい隙間のゴミや、吸い殻などの小さなゴミまで丁寧に拾い、約1時間の清掃活動となりました。寒い中での清掃活動でしたが、2年生を中心に148名もの生徒が集まり、一生懸命ゴミを拾ってくれました!たくさんのボランティアありがとうございました!

達人に教わるマツの剪定

2023年12月8日(金)

造園科2年生がひょうごの達人招聘事業として前田造園さんにクロマツの剪定を教わりました。このクロマツは、盆栽として露地で育成中のもので、毎年冬に剪定を行っています。2年生にとっては、初めてのマツの剪定。植木バサミの持ち方から切り方について説明を受けていざ実践。すべての枝の出方が違うため迷いましたが、「大丈夫、思い切ってやりなさい」というアドバイスをもらい思考と判断を繰り返しながら剪定技術や意味について理解を深めることができました。習得するには、まだまだ時間がかかりそうですが、頑張ります。

公務員試験に合格しました!!

2023年12月8日(金)

76回生(現3年生)の公務員試験の結果が、以下の通りに出ました。
・国家公務員(農業土木職)  5名 合格
・兵庫県職(総合土木職) 2名 合格
 兵庫県職(農学職) 1名 合格
・各市町村(土木職) 3名 合格
延べ人数として、11名が合格しました。
内定としては、6名の生徒が、農林水産省や国土交通省などに採用されることが決定しました。
農業環境工学科の生徒が多く合格しています。農業高校での専門教科の学びを活かして、日本の技術を支える人材になってくれることを期待しています。おめでとう!

農業科 収穫感謝祭

2023年12月8日(金)

農業科は生産学科です。日頃、農場での学習で栽培した生産物を評価するため、「収穫感謝祭」としてご飯と豚汁に調理し、試食しました。「つくる」だけでなく「食する」ことで自分たちの学びを消費者視線に移動させ、「どう感じるか」を実際に体験することはとても大切なこと。食材は学科の生産物、味付けは山田錦を麹にした食品科学科の味噌を使用したことや、「勤労感謝の日」との関連が説明され、お腹を満たすだけではない意義ある行事としました。
でも、やっぱり、多くの者がおかわりしお腹一杯で満足気でした。

農業科 井澤商店による特別非常勤講師授業

2023年12月13日(水)

2年生対象に、稲美町で肥料販売・米穀集荷業を経営されている井澤商店様に来校いただき、「お米」について講義いただきました。井澤商店では農家に対し、様々な栽培のアドバイスをされています。農業科もイネの栽培改善に手を貸していただき、驚くような変化を得ました。講義ではお米の食べ比べも行い、どれが一番美味しいかの比較と解答にどよめき。また、工夫次第で儲かる農業経営ができることも教えていただきました。

動物科学科 農業と環境 ブロイラー解体実習

2023年12月13日(水)

ヒヨコ(0日齢)から64日間毎日みんなで飼育管理を行ってきたニワトリたちをと殺し、肉まで加工する解体実習を行いました。と殺時には、一人ひとり様々な思いを持ちながら行いました。その後、ニワトリの解体方法や身体の構造を学びながら、部位ごとに解体していきました。自らの手で飼育からと殺、解体までを行うことで、普段スーパーで売っているお肉になるまでの苦労や大変さ、そして、“命をいただく”ということの大切さを学びました。産業動物を飼育していくうえで決して切り離せない、この“命をいただく”という経験を今後の動物の飼育管理に活かしていきます!!

農業環境工学科 校外研修「東播用水施設見学」

2023年12月13日(水)

農業環境工学科では2年生を対象に東播用水施設の見学に行ってきました。近畿農政局の方に案内していただき、淡山疏水・東播用水博物館で東播用水の歴史に触れ、次に世界かんがい施設遺産に登録されている、御坂サイフォンとめがね橋を見学しました。生徒たちはとても大きな施設に驚いていました。最後に呑吐(どんど)ダム(衝原湖)では登頂部から最深部まで(高低差約70m)を見学させていただき、自分たちの飲み水や農業用水に使われている、大切なダムであることを勉強させていただきました。

生徒指導講演会を行いました!

2023年12月14日(木)

タレントのはるな愛さんをお招きし、講演をしていただきました! 演題は、『多様性を認め合える社会のために出来ること〜他者とのコミュニケーションの取り方〜』でした。はるなさんの幼少期から現在までの経験を中心に、笑いあり、時には涙ありの貴重なお話をしていただきました。お話の中には、嫌で仕方がなかったコンプレックスの部分を自分で認めてあげることが実は大切だったということ、人を思いやるポケットを持ってほしいということなど、はるなさんからのとても熱いメッセージが込められていました。質疑応答では、生徒の質問に真剣に答えていただき、生徒一人一人がこれからの自分の生き方や、多様性を認め合える社会のためにどうすればいいのかを考える時間になったのと同時に、たくさんの生きる勇気、エネルギーをいただくことができました!
はるな愛さん、大変お忙しい中、県農で講演していただき、本当にありがとうございました。これからもますますのご活躍をお祈りしています。

3学年 学年レクリエーション 「第3回夢と情熱杯=Passion&Victory the Final=」

2023年12月15日(金)

2年生から開催されてきた学年レクレーション「夢と情熱杯」もいよいよ最終回となりました。最終回は生徒実行委員の生徒たちが企画&運営を行ってくれました。 第1回から引き続き、校長先生による開会セレモニーの後、ジェスチャーゲームとあたまおしりゲームを行いました。 各クラスの健闘の末、最終回の勝者は3Cに決定しました。おめでとうございます。

動物科学科 鹿肉ドッグフード販売についてのお知らせ

2023年12月18日(月)

ドッグフードプロジェクトチームが開発した「県農 Only One Dogfood」の店頭での販売を開始しました!現在の販売店舗は加古川市のドッグサロン「brother dogs」様、明石市のドッグサロン「luana」様です。お近くの皆様はぜひ足を運んでみてくださいね。また、本校での販売も在庫があれば対応可能ですので、お問い合わせの上ご来校のほどよろしくお願いします。

生徒会 冬季球技大会

2023年12月18日(月)

生徒会主催で、冬季球技大会を行いました!3年生にとっては最後の大きな行事です。クラス対抗のドッジボール、ドッジビー、学科対抗のドッジボールが行われ、寒さを吹き飛ばすほどの熱い戦いが繰り広げられました。一生懸命競技に取り組んだり、応援したりする姿が見られました。入賞したクラス・学科のみなさん、おめでとうございます!終業式で表彰式が行われます。

生物工学科1年生「ハクサイ収穫できました」

2023年12月19日(火)

2学期は、ハクサイの栽培に挑みました。9月初めに種をまき、害虫や雑草を除去しながら、ハクサイの成長を観察してきました。愛情をこめて栽培したハクサイをいよいよ収穫。ハクサイのサイズや重さなどの調査をし、販売されているハクサイの形に整えていきました。不要な部分を切り落としていく作業は、鎌を上手に扱うことが難しく、なかなか思うようにできずに苦戦。しかし、出来上がったハクサイを見て達成感を得ることができました。このハクサイは家に持ち帰り、おいしく頂きます。

「白菜は冷えて一層ひきしまる もうすぐ終わる2学期の日に」

生物工学科「高校生 食のSDGs アクションプラン グランプリ 入賞」

2023年12月20日(水)

『高校生 食のSDGs アクションプラン グランプリ』で、審査委員特別賞を受賞しました。発酵技術研究会では、小さな微生物が持つ不思議な能力を活用して、生活を豊かにすることを目標に、日々研究に取り組んでいます。この研究成果を「農業を活かした持続可能な食づくり〜品質と栄養が高く、安心安全なものを毎日たくさん食べるために〜」と題して発表し、入賞を果たすことができました。入賞したことだけでなく、研究会のメンバーとともに取り組んできた経験が自信となりました。下記のHPに掲載されていますので、ぜひ見て下さい。

「発酵の資源あらたにひらかれる 夢を語ったあたたかい秋」

リンクはこちらから → 〔高校生 食のSDGs アクションプラン グランプリ HPへ〕

生物工学科 2年生 生物工学基礎『植物に魔法をかける』

2023年12月20日(水)

生物工学科ではバイオ実験を基礎から学んでいます。今日は植物ホルモンの中でもオーキシンという種類のはたらきを実験しました。4種類のオーキシンを適切な濃度に調整して、県花ノジギクの枝の切り口に10分間だけしみこませます。数週間後には切り口から新しい根が、どんな様子で生えてくるのかを観察。植物ホルモンを使って植物に根を伸ばす魔法をかけているようで、みんなで効果を想像しながら実験を進めました。はたして根は伸びてくるのか、結果を見るのが今から楽しみです。

「オーキシン ノジギクの根をはぐくんで広い世界に栄養を摂れ」

2学期終業式

2023年12月22日(金)

2学期終業式を行いました。学校長式辞では、農業クラブ全国大会においてプロジェクト発表3部門への出場など、生徒の活躍を嬉しく思うという言葉がありました。また、大谷翔平選手が球場のゴミを拾ったり、ロッカーを整理整頓したりしているというエピソードから、学校をきれいにすることでツキを呼び込み、さらなる活躍の場面を作り出してほしいと述べられました。つづいて、表彰伝達、球技大会の表彰を行いました。50名を超える、多くの生徒が様々な場面で活躍し、表彰を受けました。その後、ラグビー部の壮行会を行い、体育委員長から激励のメッセージが送られました。

生物工学科 「地域課題解決に取り組む高校生サミットin京都大学」

2023年12月23日(土)

春のオンライン交流から夏と秋のフィールドワーク、ポスターセッションなど様々なプログラムに参加してきた高校生サミットの最終回でした。 この日は京都大学でのポスターセッションと大学生との意見交換会と今までの取り組みを振り返るグループワークが行えました。ポスターセッションでは他校の取り組みを知ることができ、自分たちの研究については広くプレゼンテーションを行いました。グループワークでは今までの取り組みについて振り返り、意見をまとめて発表を行いました。短い時間ではありましたが、他校の生徒と交流を深める貴重な機会となりました。

「海山の体験語る生徒らのグループワークに冬の日はさす」

生物工学科 「私たちのSDGsに関する取り組みを発表しました」

2023年12月23日(土)

神戸市で行われた「第5回ひょうごユースecoフォーラム」に生物工学科より2チームが参加し、ポスター発表を行いました。今回のテーマはともに拓くひょうごの環境。ポスター発表では、日頃の学習で取り組んでいる内容について紹介をしました。また、午後からはグループディスカッションが行われ、参加者を代表して県農生が意見をまとめ発表しました。会場には、高校生だけでなく大学生や一般企業の方もおられ、幅広い視点で環境に関する課題や取り組みについて考えることができました。

「環境について語らう後ろから生き物たちの歌う声する」

加古川市ふるさと納税受付中です!

2023年12月25日(月)

加古川市、加古川観光協会、アロー株式会社、ひまわりの郷のご協力のもと運営しております、兵庫県立農業高等学校農産物が届く加古川市ふるさと納税返礼品ですが、これまで全国の方々に順調に届けております。
この取り組みは、県農が栽培や飼育を通して生産した農産物や加工品を、就労継続支援B型事業所「ひまわりの郷」にて集荷・梱包・発送をしてもらう「農福連携プロジェクト」として行われています。
今は加工品のみですが、「楽天」と「ふるさとチョイス」にて選ぶことできます。
年末のふるさと納税の時期にぜひ県農のページも探してみてください!

園芸科 平岡公民館エリアささえあい協議会 大きなつどい@兵庫大学

2023年12月25日(月)

12月3日、園芸科で、授業や実習で学んでいる草花の活用方法を地域の方に知っていただく取り組みを行いました。加古川市社会福祉協議会と連携をし、兵庫大学が会場となった「大きなつどい」で、クリスマスリース製作体験ブースを企画しました。リースの材料は、園芸科のブドウの剪定枝を活用し、造園科からはモミの木もいただき、松ぼっくりなどをデコレーションしたものを活用しました。マスコットとして、桜の枝でサンタさんを作成し、リースに飾っていただきました。地域の方と交流をしながらリース作りを行うことができ、有意義な時間となりました。

3年生園芸科 先進地研修

2023年12月25日(月)

12月8日、園芸科では3年生を対象に淡路島のイングランドの丘公園の観光農園「イチゴの温室」「トマトの温室」の研修、兵庫県立淡路夢舞台公苑温室 | あわじグリーン館 にて植物園での植物の栽培管理について、見学・研修へ行ってきました。どちらの施設もガイドの方に案内していただき、施設栽培するうえでの温度管理や制御方法、品種の選び方など日ごろから学習している内容の応用・発展的な情報を勉強させていただきました。生徒からも活発な質問があり、学びの多い時間となりました。

3学期始業式

2024年1月9日(火)

3学期始業式を行いました。学校長式辞では、まず、1月1日に発生した能登半島を中心とした地震災害からの復興を願う言葉がありました。次に、大晦日の紅白歌合戦で福山雅治さんが述べられた「日々繰り返される日常を丁寧に守っていく」というメッセージが紹介され、今日を精一杯生き抜くことを心がけて生活してほしいと述べられました。その後、全校生徒で校歌を斉唱しました。
つづいて、近畿高等学校柔道新人大会に出場する柔道部の生徒の壮行会を行いました。生徒会長からは激励の言葉が、全校生徒からは拍手が送られました。

赤い羽根共同募金のお礼とご報告(生徒会)

2024年1月9日(火)

11月に行われました学習成果発表会において、本校の生徒会では、赤い羽根共同募金として募金活動を行いました。たくさんの生徒の皆さんや、保護者の方々にご協力をいただき、21,488円のご支援をいただきました。ご協力、ありがとうございました。この募金は加古川市社会福祉協議会へ送らせていただきました。今後、さまざまな福祉活動や災害時支援に役立てられます。

ぞくぞくと大学の合格結果が出ています! & 就職希望者が全員内定しました!

2024年1月9日(火)

76回生(現3年生)の大学入試と就職内定の結果は、現在以下の通りです。
・岡山大学農学部
・関西学院大学社会学部
・近畿大学農学部
・神戸市立外国語大学外国語学部
・島根大学生物資源科学部
・信州大学農学部
・鳥取大学農学部
・東京農業大学農学部
・武庫川女子大学心理社会福祉学部 など
現在約80名の大学進学が決定しています。

・エースコック
・ケンコーマヨネーズ
・山陽電気鉄道
・白鶴酒造
・阪神園芸
・兵庫南農業協同組合
・兵庫西農業協同組合
・ヤエガキ醗酵技研
・ヤクルト
・雪印メグミルク など
68名の民間就職が内定しています。

造園科2年 エクステリア講習会

2024年1月16日(火)

造園科2年生を対象に特別非常勤講師を招いたエクステリアの授業が始まりました。講師は稲美町で造園業を営む長石造園さんで、3回にわたり庭園設計について教えていただきます。本日は、現場で施工された事例をスライドで説明していただき、家の周囲の外構工事(庭や玄関回り)の基本について教えていただきました。今回学習したエクステリアのプランニング(計画)や手順、アプローチや駐車場、植栽のポイントを生かし、これからアドバイスをいただきながら自分たちが考える理想の庭を図面に描いていきます。

生物工学科 『環境調査のためのサンプル採取』

2024年1月16日(火)

「農業と環境」の授業では地域の環境調査を行います。そのためのサンプルを採取するため、学校近くのため池の「寺田池」に行きました。気温や水温、周辺の状況などを観察、記録した後、各班でポイントの土壌と水を採取しました。それ以外にも気になったものを採取しました。次回の授業で分析調査を行います。

「カルガモもかたまりあって生徒らと真冬の池ににぎわっている」

造園科 76回生 課題研究発表会

2024年1月17日(水)

1月17日(水)に造園科3年生の課題研究発表会を行いました。造園科では3年生になると都市プランニング類型・環境マネジメント類型・造園スペシャリスト類型に分かれて、より専門的な学習をします。それぞれの類型の中でグループを作り、自らテーマ・課題を設けて1年間取組んだ内容を9班が発表し、2年生が視聴しました。3年生は、プレゼンテーションソフトを活用して堂々と発表し、2年生や職員からの質疑にも的確に回答しました。実験・実習を通して課題解決に取組んだ体験を今後の人生に活かしてほしいと願います。2年生は今後、各類型に分かれて来年度のテーマ設定を行い、活動を始めます。

生物工学科 『課題研究発表会』

2024年1月17日(水)

3年間の生物工学科での学びを深めた課題研究もいよいよ発表となりました。類型ごとに様々な研究テーマを見事に発表してもらえました。質疑応答の時間も活発な議論が交わされ、研究内容を深めることができました。保護者の方も多数見学に来ていただき、3年ぶりの充実した発表会となりました。

「研究発表示すグラフの曲線と同じくらいに成長したか」

生物工学科2年生「寺田池の採取物分析」

2024年1月22日(月)

環境調査に行った寺田池で採取した水や固形物の分析を行いました。pHやCOD、重さやサイズ、顕微鏡を使った観察とこの1年間で身に付けた技術知識を総動員して、取り組みました。「こんなことを調べてみたい!」と探究心を持って取り組み、あっという間に2時間の授業が終了しました。時間が足りなかった生徒たちは、放課後にも残って分析を行いました。現地での環境調査と実験室での観察分析の結果は、後日スライドにまとめて発表する予定です。班ごとに調べた内容が違うため、発表会が楽しみです。

「パックテストに吸い上げられたため池の水マゼンタに染まるゆく冬」

食品科学科 「しあわせ麦シフォン」期間限定販売のお知らせ

2024年1月26日(金)

食品科学科の2年生が食品流通の授業を通じて考案し、株式会社オイシスに商品化していただいた「しあわせ麦シフォン」が再び期間限定で販売されます。1/29(月)〜2/4(日)の1週間、アリオ加古川1階のマザーバスケットにて販売していただくことになりました。1/28(日)にはアリオ加古川1階にて「しあわせ麦シフォン」と県農の農産物や加工品の販売を行います。当日は3階にて兵庫県内の農水産高校のポスター展も行います。9時からの販売となりますので、ぜひお越しください。

動物科学科 特別授業

2024年1月26日(金)

1月26日、動物科学科2年生を対象に六甲山牧場より講師の先生をお招きして特別授業を行っていただきました。今回は動物のトレーニングと関係性、特に馬との関わり方について重点を置いた授業を展開していただきました。動物と関わることの多い動物科学科ですが、普段中々気が付かなかった点に着目する良い機会となりました。六甲山牧場の講師の先生方、ありがとうございました!

食品科学科 チーズ製造実習

2024年1月29日(月)

「食品微生物」の授業では、微生物の活用について学んでいます。今回は特別非常勤講師として「淡路島チーズ工房」から講師を招いて、チーズについて深く学ぶための講義を受けました。牛乳生産や乳加工品生産の状況、チーズの製造方法、お店の経営の事など普段は聞けない話を聞くことができました。  
実習では、モッツァレラチーズの仕上げをしてチーズinハンバーグを作ったり、トマトと掛け合わせて「カプレーゼ」に仕上げたりしました。淡路牛100%のパテや作り立てのチーズの美味しさに舌鼓を打ち、楽しい実習になりました。 淡路島チーズ工房の皆様、ありがとうございました。

動物科学科 特別授業

2024年1月30日(火)

1月30日、1年生を対象に特別授業を行いました。今回は加古川市にあるトリミングサロン、brother dogs様より講師の先生にお越しいただき、「命に関わる仕事」をテーマに授業をしていただきました。実際に動物業界で活躍されている先生からの貴重なお話を聞くことができ、今後の進路を考える上でも良い時間となりました。講師の先生ありがとうございました!

樹木医による講義

2024年1月30日(火)

本校造園科の卒業生で樹木医のガーデン志方さんを招き、造園科2年生を対象に松枯れ病の講義をしていただきました。松枯れ病とは、マツノマダラカミキリがマツノザイセンチュウを媒介して起こる伝染病で、感染したマツは赤褐色になり枯れます。ひどい場合は山全体の色が変わるほど感染力が高い病気です。今回は、感染した材からマツノザイセンチュウの抽出実験を行い、実体顕微鏡で観察しました。また、病害虫だけでなく、造園技術のひとつである寄せ接ぎについても教えていただきました。この技術を用いることで、盆栽や庭木のほしい部分に枝を増やすことができます。樹木医のお仕事に少し触れる良い機会になりました。

造園科2年 エクステリア講習会A

2024年1月30日(火)

1月16日に続き、長石造園の特別非常勤講師2名に来校いただき、2回目のエクステリア講習会を行いました。前回以降、授業でそれぞれが自分の理想の庭を描き、今回一人ひとり、図面を見ながら生活動線や使い勝手など細かく丁寧にアドバイスをいただきました。

造園科2年 ロープワーク講習

2024年2月2日(金)

造園科2年生がひょうごの達人招聘事業として前田造園さんにロープワークを教えていただきました。造園施工にロープワークは必要不可欠。本結びやまき結び、男結び(いぼ結び)などさまざまなひもの結び方を学びました。まずはイスの脚を使って練習した後、練習用の竹垣にシュロ縄で実践。最初はなかなか上手くできませんでしたが、前田さんが隣で丁寧に教えてくださったので、時間とともにどんどんマスターしていきました。これでまた1つレベルアップ!これからは実習の中で活用していきます。前田さんありがとうございました。

動物科学科 トリミングサロン見学

2024年2月3日(土)

2月2日、動物科学科2年生が本校で飼育しているトイプードル、マックスのトリミング見学を行いました。今回は実際にトリミングサロンを訪問させていただきトリミングの様子とサロンの施設見学をさせていただきました。プロの方の技術はもちろん、どのような環境でワンちゃんのトリミングを行っているのか勉強する良い機会となり、将来トリマー志望の生徒にとって有意義な時間を過ごすことができました。brother dogs様ありがとうございました!

動物科学科 第9回全国ユース環境活動発表大会出場

2024年2月3日(土)

2月3・4日、東京都で開催された「第9回全国ユース環境活動発表大会」に社会動物研究会ドッグフードプロジェクトチームが参加しました。12月の地方大会を勝ち抜き本大会へ出場し、結果はSDGs活動特別賞を受賞しました!3年生にとっては1年生から継続してきたプロジェクトの集大成となりました。この活動を通して少しでも多くの方に鹿肉廃棄の現状を周知することができたのではないかと思います。クラウドファンディング等、多くのご協力ありがとうございました!今後は下級生が活動を引継ぎ、さらに発展させていきたいと思います。

第2回学習成果発表会&第3回オープンハイスクールが開催されました

2024年2月3日(土)

11月には保護者対象に学習成果発表会が行われましたが、今回は近隣地域の方限定で本校の取組みを見てもらおうと開催しました。また、第2回オープンハイスクールよりも中学生の皆さんにもっと深く「県農」の魅力に触れてもらおうと軽い体験を含んだワークショップなども企画され、多くの中学生にも来ていただきました!
前半は、3年生による「課題研究発表会」各科の代表者が学科の特徴を活かした研究に取り組んだ成果を発表し、外部の方にも「興味深いことをしているな」と言っていただき、在校生も「今後の研究の参考になった」と発表を聞いていました。さらに定時制も生徒の活動発表や生徒の1日をまとめた映像もあり、知らなかった世界が見られた体育館での時間でした。

第2回学習成果発表会&第3回オープンハイスクールが開催されましたA

2024年2月3日(土)

後半は、各学科や各部活動に分かれて体験やワークショップを開催しました。学科の方ではトラクタや重機に乗って写真を撮ったり、寄せ植えを作ったり、クッキーを絞ったり、ドローンを飛ばしたりしました。ドックショーやバードショーも盛り上がりました!普段中々できない実験ができたり、花に触れたり、楽しめたかなと思います。スタンプラリーも行われ、時間がない中たくさん会場を回る姿も見れました。測量のレンズからは何が見えたかな?

第2回学習成果発表会&第3回オープンハイスクールが開催されましたB

2024年2月3日(土)

楽しい写真がいっぱいあるので沢山載せたいと思います。部活動の方では、吹奏楽部の演奏会をはじめ、ストラックアウト、リフティングチャレンジ、部員との体力勝負、チョコペンで絵を描く、展示作品を見てもらうなど多種多様な企画が並びました。楽しい体験もいっぱいあってスタンプラリーを回るのも大変なくらいです。国際理解としてニュージーランドの高校生と交流したことも発表されました。 一通り回ってスタンプをたくさん集めた参加者には、本校自慢の生産物を景品としました!
「県農」の取組や魅力が少しでも多くの人に伝わっていることを願っております。

造園科 県庁緑化感謝状贈呈式

2024年2月5日(月)

兵庫県庁にて令和5年度県庁緑化活動感謝状贈呈式が行われました。毎年、県下の農水産高校12校が県庁玄関ホールを1ヶ月ごとに各校の特色を活かした緑化展示を行っています。本校は5月から約1ヶ月間「百人一首の庭」と題した庭を作庭しました。式典では藤原教育長から3年生2名に感謝状の授与と感謝の言葉をいただきました。来年度は4月に展示予定です。県民の皆様に緑の大切さや美しさを伝えられるような作品を作っていきたいと思います。

造園科2年 プロフェッショナルから剪定を学ぶ

2024年2月6日(火)

加印地区(加古川・高砂・稲美・播磨)で造園業を営まれているプロの造園業7社から10名をお招きし、剪定講習会(技能伝承会)を行いました。生徒5人に1人のプロが付き、樹木(サザンカ)の枝を風通し良く切り戻す「透かし剪定」を教えていただきました。造園業者の方の「伝統的な技術を伝え、受け継いで広げてもらいたい」という思いと生徒の「学びたい」という気持ちがマッチし、とても有意義な時間となりました。たくさんの知識や技術をひとり一人に丁寧に教えていただいた先生方、本当にありがとうございました。

造園科2年 エクステリア講習会B

2024年2月7日(水)

1月16日、30日に続き、長石造園の特別非常勤講師2名に来校いただき、3回目のエクステリア講習会を行いました。前回アドバイスをいただき描き上げた平面図(建築物・庭を真上から見た図)に加え、外観デザインを表す立面図を描いて、サイズや動線・使い勝手などをチェックしていただきました。門まわりや庭まわりのエクステリア商品カタログも見ながら、理想の庭を現実的にデザインしていく姿も少しずつさまになってきました。長石さんには3回にわたり、一人ひとりにマンツーマンで丁寧にご指導いただき、ありがとうございました。

初めてのフレーバー講習

2024年2月8日(木)

食品科学科ではこの日、長岡香料の所長さんに来ていただき「香料」についての講義を聞きました!
匂いの素は数百もの匂い物質の集合体、何気なく食べている様々な食品に香料は使われていること、食品添加物は悪ではない、など普段聞けない貴重な話が聞けました。 実際に、香料の入ってるものと入っていないものを味比べして違いを確かめました。香料がマッチしている食品はとても美味しく、その効果を痛感しました。
更に、「調香師」(フレバリスト)という仕事についても教わり世界が広がりました!今後の課題研究や進路の参考にしていきたいです。長岡香料の皆様ありがとうございました!

農業科・食品科学科 ミソの仕込み

2024年2月9日(金)

農業科2年生8名が食品科学科にて、ミソの仕込みを体験しました。学科連携の取り組みで、6月の農業科の大田植えには食品科学科3年生が参加し、今回のミソの仕込みには農業科生徒が参加させてもらっています。農業科の栽培する山田錦を「麹」へと加工し、ミソとなります。自分の学科の学習内容しか知らないものにとっては、お互いに新鮮な気持ちで取り組むことができているようです。ミソは約1年後、販売されますが、農業科の収穫感謝祭にも使用される予定です。

動物科学科 特別授業

2024年2月13日(火)

2月9日、2年生総合実習で六甲警察犬訓練所の講師の先生による特別授業を行いました。今年度は計3回の授業を行っていただき、今回はドッグスポーツや警察犬、救助犬の訓練内容について実演していただきました。体験も交えながらの楽しい2時間でした。講師の先生ありがとうございました!

生物工学科「微生物に色を付けてみました」

2024年2月16日(金)

微生物は肉眼で見えません。このため、顕微鏡を使って観察するのですが、そのとき微生物に色を付けると観察しやすくなります。今回は、クリスタルバイオレットという試薬を使い、微生物を紫色に染めました。この染色試薬は、人の手も染めるため、気付くと自分の指も紫色に。染色後は、顕微鏡で微生物を観察。色がついているため、すぐに微生物を発見。新たな微生物の観察方法を学ぶことができました。

「屈まって菌の細胞染めながら真冬の花を思うなりけり」

賞状授与式

2024年2月27日(火)

翌日に卒業式を控えた3年生に関する様々な式典が行われました。まず、本校の同窓会である錦江会の入会式を行いました。卒業生の入会宣誓につづき、理事長賞を受賞した生徒への賞状授与が行われました。理事長からもご挨拶をいただきました。  
つづいて、在学中の功績をたたえ、御下賜金記念優秀卒業生をはじめとした各賞を受賞した176名の生徒へ賞状が授与されました。1・2年生も、表彰を受けた多くの卒業生の姿を目にして、今後の学校生活の励みになることと思います。次に、記念品目録贈呈、卒業記念品目録贈呈を行いました。その後、生徒会感謝状贈呈が行われ、部活動で活躍した12名の生徒が表彰されました。

園芸科 卒業式準備

2024年2月27日(火)

園芸科の草花類型1,2年生で農業高校の卒業式の準備を行いました。農業高校の卒業式で使用される草花はすべて、学校の授業や実習で栽培管理してきた草花で飾り付けを行っています。9月に実習で播種をし、栽培管理を行ってきたサイネリア(ブルー、ローズ)とシンビジウムを、慎重に飾り付け、3年生を送り出す準備を行いました。今年サイネリアは暖冬の影響もあり、開花の調整が難しかったですが、卒業式の一番良い時期に満開で卒業式を彩ることができました。

卒業式

2024年2月28日(水)

晴天に恵まれた良き日、令和5年度兵庫県立農業高等学校全日制課程第76回卒業証書授与式を行いました。多くの保護者、在校生、職員の拍手に迎えられ、卒業生が入場しました。学校長式辞では、学び続けることの大切さ、「いのち」生きることの大切さについて述べられ、卒業生へのはなむけの言葉が送られました。来賓からのご祝辞、また、多くの祝電・祝詞もいただきました。答辞では、3年間の学校生活の思い出と、お世話になった方々、いつも自分を支えてくれた保護者の方への感謝の気持ちが述べられました。校歌を歌い終え、退場の時を迎える頃には、涙を流す卒業生も多く、3年間の思い出を胸に、晴れやかな表情で学び舎をあとにしました。

動物科学科 プロジェクト

2024年3月1日(金)

この度県農生が考案したドッグフードの販売&試食会を開催します。日時は3月16日(土)10:00〜17:00となっております。場所は商品を取り扱ってくださっている加古川市のブラザードッグスさんにて行います。(兵庫県加古川市加古川町寺家町165)
試食していただけると、必ず気に入ってもらえるはずです。皆様のお越しをお待ちしております!

園芸科 令和5年度フラワー装飾技能検定 受検者全員合格!!

2024年3月1日(月)

令和5年度フラワー装飾技能検定に、園芸科の生徒の受検者11名全員合格をしました。放課後や夏休み期間中も粘り強く練習を積んできた成果がでました。数年ぶりの受検者全員合格の嬉しいニュースをお届けできました。フラワー装飾技能検定で培った技術・経験を、これからの様々な授業、実習、外部との交流活動、趣味等に生かしてください。期待しています。

「伝統の技」匠に教わる

2024年3月4日(月)

3月1日(金)に姫路の松原八幡神社で2年造園科生徒(造園スペシャリスト類型)を対象にクロマツ剪定講習会が行われました。この取り組みは、姫路造園緑化組合にお世話になり平成26年から続いています。灘のけんか祭りで有名な松原八幡神社の入り口には立派なクロマツが並び、日々手入れされています。当日は、姫路で造園業を営まれている12名の親方からマンツーマンで剪定の技術を学びました。失敗に不安がる生徒に「大丈夫、思い切ってやったらええよ」と背中を押していただき、匠の技を直に感じた3時間は、あっという間に過ぎていきました。
親方の「伝統の技を伝えたい」という思いに感謝し、憧れました。もうすぐ3年生になる生徒にとって貴重な体験となりました。姫路造園緑化組合の皆さんありがとうございました。

動物科学科 プロジェクト活動報告会

2024年3月5日(火)

3月2日、宍粟市のアンテナショップ、グリーンキーパーにてドッグフードプロジェクト活動報告会を行いました。3年生によるこれまで約2年半の活動の振り返りと、2年生による来年度の計画発表を行いました。3年生にとってはこれが最後の訪問となりましたが、発表後にはドッグフードに使用しているジビエの食味調査も行い、美味しいお肉をいただきました。この活動を通してそれぞれが学んだ事をこれからの人生で活かしてもらえればと思います。

生物工学科 『有馬高校との連携に向けて』

2024年3月5日(火)

有馬高校ではカブトムシの幼虫が住む土壌が普通の土とは異なることを起点に実験を計画しています。県農生物工学科では、このカブトムシの土壌にどんな秘密が隠されているかを有馬高校の生徒と一緒に解明しようとしています。この日は有馬高校の生徒と事前に送ってもらっていたサンプルの分析結果を見ながら話し合いを行いました。はたして謎は解明されるのでしょうか。

「カブトムシの幼虫白く丸まって実験途中の白い満月」

能登半島地震義援金のご報告とお礼

2024年3月7日(木)

生徒会では、能登半島地震義援金として全校生徒および職員、先生方に呼びかけ、募金活動を行いました。2月に行われた第2回学習成果発表会においても募金活動を行い、参加してくださった中学生や地域の方々にもご協力いただきました。総額で73,720円のご支援をいただき、この義援金は神戸新聞厚生事業団へ寄託させていただきました。協力していただいた皆様、ありがとうございました。

園芸科 老人保健施設 緑寿苑さんとフラワーアレンジメント交流会

2024年3月7日(木)

園芸科の1年生、2年生の生徒で東加古川にある老人保健施設 緑寿苑さんにフラワーアレンジメント交流活動で訪問をさせていただきました。2年生の生徒は今年度国家資格であるフラワー装飾技能検定に合格した生徒で、1年生の生徒は来年度フラワー装飾技能検定の受検を計画している生徒です。交流会の内容は、造花で作成するフラワーアレンジメント(コサージ)の作成です。今回の訪問に向けて、放課後に様々な色や大きさの花や、葉、リボン等を準備しました。当日は、施設職員の方と交流会参加者12名の方に楽しんでいただき、日ごろから学習している成果を、地域の方と楽しむことができました。参加者の方に「きれいな花で作成できて嬉しい」「かわいい」「ありがとう」とたくさん感謝の言葉をかけていただきました。

農業クラブ 「チャレンジ!!オープンガバナンス」に挑戦しました!

2024年3月8日(金)

今年度、農業クラブとして新しいことに挑戦しました!それが、「チャレンジ!!オープンガバナンス(COG)」です。「COG」では、地域課題を解決するための活動のアイデアが募集されています。今回は農業クラブ執行部と、兵庫県立大学の川向研究室が共同で、加古川市の若手新規営農者を増やすために、どのような活動ができるかを考えました。自由な発想で「カワイイ農業」を提案し、応募した結果、セミファイナリストに選出していただきました。セミファイナリストは3月17日に東京で行われる最終公開審査でミニプレゼンをさせていただきます。私たちはオンライン参加で、当日に3分間の動画を流してもらいます。先週から動画作成や、あったらいいなのアイデアとして提案したデコ農具やデコ作業着の作成に励みました。17日にはオンライン投票もあるので、興味のある方はぜひご覧ください! 「COG」やオンライン投票について、詳細は以下のURLのページをご参照ください。
特設ページはこちらから → 〔特設Webサイトへ〕

生物工学科「県農生のカトレア展の開催」

2024年3月21日(木)

毎年恒例の「県農生のカトレア展」を姫路市手柄山温室植物園で開催します。開催期間は、3月23日(土)〜3月31日(日)です。展示に使用するカトレア・インターメディアは、先輩たちが人工交配し、無菌的に種をまき、育成管理してきたものです。今年も、趣向を凝らしたディスプレイや生物工学科の紹介を行うために奮闘中です。ぜひ、興味のある方は、会場まで足を運んでください。
姫路市手柄山温室植物園のHP→ 〔特設Webサイトへ〕

生物工学科「カトレア展の設置に行ってきました」

2024年3月22日(木)

「県農生のカトレア展」の設置に行ってきました。自分たちでデザインを考え、一つ一つ形にしていく作業は大変でしたが、思った通りの作品ができ満足感でいっぱいです。学科の紹介コーナーもあり、最終日の3月31日(日)には、展示物や学科の説明会を行います。11時と14時からの2回行いますので、たくさんの方と交流できることを楽しみにしています。

「カトレアの花を並べる生徒らの顔にもうすぐ顔が来ている」

生物工学科「カトレア展の設置に行ってきました」

2024年3月22日(木)

「県農生のカトレア展」の設置に行ってきました。自分たちでデザインを考え、一つ一つ形にしていく作業は大変でしたが、思った通りの作品ができ満足感でいっぱいです。学科の紹介コーナーもあり、最終日の3月31日(日)には、展示物や学科の説明会を行います。11時と14時からの2回行いますので、たくさんの方と交流できることを楽しみにしています。

「カトレアの花を並べる生徒らの顔にもうすぐ顔が来ている」

造園科2年生 須磨離宮公園を見学しました

2024年3月25日(月)

3月25日に造園科2年生が神戸市立須磨離宮公園の見学研修を行いました。須磨離宮公園は、昭和33年に上皇陛下(当時、皇太子殿下)ご成婚記念事業として整備が始まり、昭和42年自然と美しく調和した近代的な欧風庭園として開設されました。教科書で勉強したフランス平面幾何学式庭園やイタリア露壇式庭園といった諸外国の造園様式を実際に見ることができました。また植物園エリアでは、旧岡崎財閥邸宅や神戸の歴史も学ぶことができました。美しい植栽や温室で見たデザイン、技法をヒントに3年生から取り組む課題研究の活動に生かしたいと思います。

農業科 インターンシップT

2024年3月26日(火)

農業科では春休み中に新2年生が農家や農協関連事業所でインターンシップを行っています。稲美町の農家では軟弱野菜の収穫、ブロッコリーの袋詰め、神戸市岩岡の農家ではトマトの選別を行いました。学校とは異なる作期で収穫時期が異なり、物珍しい感覚でした。農協の「にじいろふぁ〜みん」ではバックヤードでの袋詰めや品出し。普段見ることのできない場所での実習が新鮮でした。明石市清水の農家ではスイートコーンの定植。寒空の下、定植機を使用し、手作業では考えられない速さで植えていきます。苗の補充に人間が追いつきません・・・。学校では体験できない農家の実際を体験するよい機会となっています。

農業科 トラクタオイル交換

2024年3月26日(火)

春休み当直でトラクタのオイル交換を行います。1週前に工程を練習したので、今回はKL265、NB21、SL410一気に3台のオイルを実施。でも、やってみるとなかなか覚えていないもので、思うようには進みません。エンジンオイルを抜くドレンプラグには銅製のガスケットがついています。毎回交換するともったいないので、今回は使いまわしをしますが、あるはずのガスケットがない・・・。廃油をゆっくりペール缶に移していくと、廃油受けの底から顔をのぞかせひと安心。また、給油の終盤は量を制限しオイルレベルゲージで検油しながら適量入れるのですが、規定量より多くいれてしまい・・・、ドレンから抜く際にドバっとこぼれたり・・・。まだまだ、安心して任せるまでには至りません。でも、こんなことを繰り返しながら上達していきます。

東洋食品工業短大への校外研修

2024年3月28日(木)

2年生食品科学科の生徒が、川西市にある「東洋食品工業短期大学」へ行き見学や実習をさせていただきました!  
容器についての講義に始まり、@密封(キャッピング)A分析(食品色素)B微生物(身近な微生物の特徴)の3つをそれぞれ回り勉強や体験をさせていただきました。この大学にしかない専門的な機械も多数あり、食品製造などの知識の幅を広げる事が出来ました。

農業科 インターンシップU

2024年3月29日(金)

農業科、インターンシップの第2報。株式会社組織にされている農家での軟弱や洋菜類の収穫・調整・袋詰めの実習。当たり前ですが学校と比較できないほどの大規模。長いビニルハウスに数種が植えられており、壮観です。それを丁寧に手作業で丁寧に収穫している様子が印象的でした。  
次に岩岡の農家ではイチゴの選別・パック詰め。1パックに5〜6粒しか入らない大粒です。よい香りの中で実習できるのはちょっと羨ましい・・・。

農業科 インターンシップUA

2024年3月29日(金)

農業科、インターンシップの第2報。というのは、前回の巡回で、作業中の写真を撮影できなかったため。イチゴの摘花の様子。連棟温室がいくつもあり、かなり大規模に経営されています。次にキャベツの収穫。見ての通り「デカっ!!!」。自分たちの頭より大きなキャベツです。

硬式野球部 春季播淡地区大会

2024年3月30日(土)

メジャーリーグ、プロ野球と野球のシーズンが開幕しましたが、高校野球も開幕です!
県農野球部も厳しい冬の時期を乗り越えて、春の大会を迎えました。この春は特別で、人数不足のため淡路高校との連合チームを結成し大会に臨みました。  
初戦は高砂高校との対戦。3月に入り何度か練習試合を重ねる毎にお互いの特徴を理解し高め合ってチームを築いて迎えた大会当日。結果としては、淡路・農業1−5高砂と負けてしまいましたが、淡路高校との絆を深めることができました! そして新年度。どちらの学校も春からの入部を待っています!!