ダイオウイカ・・・

1月12日(木)海洋科学科の「海洋環境」の実習中、本校、艇庫前の磯にてダイオウイカを発見しました。ダイオウイカはテトラポットの隙間に漂っており、生きてはいたものの瀕死の状態であったため、教材として本校に持ち帰り多くの生徒と共に観察しました。全長5.4メートルのダイオウイカを、海洋科学科をはじめ普通科の生徒も吸盤を触ってみたり、写真を撮ったりと、初めて見るダイオウイカに目を輝かせていました。平成28年、兵庫県立人と自然の博物館と共同して、日本のダイオウイカ研究の第一人者である窪寺恒己博士(国立科学博物館)を香住高校に招へいし、実習船「しりうす」を使った「日本海のダイオウイカ探索プロジェクト」を開催しました。そのときには出会うことができなかったダイオウイカと、このような形で出会えるとは思ってもいませんでした。

観察後、ダイオウイカは香美町立ジオパークと海の文化館に寄贈し、冷凍庫で冷凍標本として保存してもらうことになりました。今後は、地域住民や小学生などを対象としたイベントで一般公開する予定とのことです。

なお、香住高校のダイオウイカの発見については関西テレビ、読売テレビ、MBS(毎日放送)等で放映されました。