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明峰生に届け~校長の思い~

校長からの明峰生にむけたメッセージです。

No2._入学式式辞

 
 暖かい春の日差しが降り注ぎ、桜が満開の中、木々も若葉を開く季節を迎えました。そうした今日の佳き日に、PTA会長池内明子(いけうちあきこ)様 同窓会長丸野俊一(まるの しゅんいち)様をはじめ多くのご来賓のご臨席を賜り、兵庫県立川西明峰高等学校第五十回入学式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして、誠に大きな喜びであります。
 ただいま入学を許可しました一九六名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みなさんを本校の五十回生としてお迎えできますことを在校生、教職員一同大いに喜んでいます。また、今日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。
 本校は昭和五十一年に創立され、以来「自主」「創造」「礼節」「友愛」を理念として、今年で創立五十周年を迎えます。
 本校は国連が提唱するSDGsの実現のための教育活動が評価され、令和4年度にユネスコスクールに正式加盟しました。混沌とする国際情勢下にあって、本校の教育活動は有意義なものと考えます。
 明峰生として、みんなが安全で安心できる環境を作るため、自らを律して規則を守り、高校生活を送ることを基本としてください。無我夢中で走り切ってください。明峰生として、ゆるがぬ志と大きな夢の実現のため日々、果敢にチャレンジし続けることを期待しています。3年間を終えたときにこの出会いは偶然ではなく必然であったと確信することとなります。最後になりましたが、お子様のご入学にあたり、保護者の皆様に重ねてお喜びを申し上げます。時にはお子様にとって厳しいことをお伝えするかもしれませんが、お子様の健全な成長と豊かな個性の伸長を目指しています。今後のご支援とご協力をお願い申し上げ、式辞といたします
                                                     

令和7年4月8日 ____あ              
兵庫県立川西明峰高等学校長
近藤 和弘

 No.1_1学期始業式式辞

 

 皆さんおはようございます。今日から令和7年度が始まりました。
 3学期の終業式で、この場所が君たちの居場所として戻ってくるよう伝えました。
 この春休み大きな事故等がなく君たちがこの場所にいることをうれしく思います。
 
 ちょうど1年前の1学期始業式で私は皆さんに

    •  帰宅したらおうちの方に「総理大臣になるわ」「俳優になるわ」と話してください。おそらく「無理、無理」とか「あんた、私の子やで」など否定的な答えが返ってくることが多いと予想されます。
    •  その時、すかさず「なったことある?」と返してみてください。
    • と話をしました。
    • 昨年度1年間で大きな夢を見つけましたか?

 
 ところで、皆さんは飛行機を見たことはありますね。乗ったことがある人もいるでしょう。
 本校から近いところには大阪国際空港、伊丹空港があります。
 伊丹空港には北西から南東に滑走路があります。
 空港周辺の気象状況では北からの風が多く、北に向かって離陸します。
飛行機は向かい風、逆風の状態で離陸するのです。
 最近では4月6日(日)に東の風が吹いたので滑走路を南東に向かって離陸しましたが、年間でみるとその確率は1パーセント程度ということです。
 何かから離陸しようとすると向かい風のような困難はつきものです。向かい風で苦しいときこそ、上昇して飛び立つチャンスなのです。背中から風を受けて走るだけでは飛び立てないのです。
 3年生の学年通信では君たちの岐路、選択の重要性が説かれていました。
 2年生の学年通信では学校の中心として自覚を促すことが説かれていました。
 先生方の思いを感じて1年間を過ごしてほしいものです。
 新しい学年になりました。是非チャレンジ精神を持って逆風の中を遙か先のことを思い描き、また、今日の目標を実践していきましょう。
 失敗しても大丈夫。君たちを応援してくれる先生方がいます。失敗を恐れず果敢にチャレンジしましょう。
 応援しています。