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明峰だより

本校の校長が編集長となり、学校の様子をコラム形式でご紹介します。

No2._入学式式辞

 
 暖かい春の日差しが降り注ぎ、桜が満開の中、木々も若葉を開く季節を迎えました。そうした今日の佳き日に、PTA会長川北将(かわきた まさる)様 同窓会長丸野俊一(まるの しゅんいち)様をはじめ多くのご来賓のご臨席を賜り、兵庫県立川西明峰高等学校第四十九回入学式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして、誠に大きな喜びであります。
 
 ただいま入学を許可しました227名の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。みなさんを本校の四十九回生としてお迎えできますことを在校生、教職員一同大いに喜んでいます。また、今日までお子様を大切に育ててこられました保護者の皆様、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。
 
 本校は昭和五十一年に創立され以来「自主」「創造」「礼節」「友愛」を理念として、今年で49年目を迎えます。君たちが2年生になったときには創立五十周年を迎えます。
 
 本校は国連が提唱するSDGsの実現のための教育活動が評価され、令和4年度にユネスコスクールに
 
 正式加盟しました。混沌とする国際情勢下にあって、本校の教育活動は有意義なものと考えます。
明峰生として、みんなが安全で安心できる環境を作るため、自らを律して規則を守り、高校生活を送ることを基本としてください。無我夢中で走り切ってください。明峰生として、ゆるがぬ志と大きな夢の実現のため日々、果敢にチャレンジし続けることを期待しています。3年間を終えたときにこの出会いは偶然ではなく必然であったと確信することとなります。
 
 最後になりましたが、お子様のご入学にあたり、保護者の皆様に重ねてお喜びを申し上げます。時にはお子様にとって厳しいことをお伝えするかもしれませんが、お子様の健全な成長と豊かな個性の伸長を目指しています。今後のご支援とご協力をお願い申し上げ、式辞といたします。
 
 

令和6年4月8日     
兵庫県立川西明峰高等学校長
近藤和弘
 
 
 
 

 No.1_始業式式辞

 
 皆さんおはようございます。今日から令和6年度が始まりました。
年度のはじめにあたり改めてお話をします。
 
本校の校訓は知っていますか。
「自主 創造 礼節 友愛」です。
 
君たちが出入りする昇降口に立派な校訓碑があります。
 
 さて、話は変わりますが、年度の初めにあたり、将来のありたい自分、卒業後の自分の夢、目標を改めて定めてください。
 今日、帰宅したらお父さんやお母さんや場合によってはおじいちゃんおばあちゃんに
「わたし、史上初の女性総理大臣になるわ」といってみてください。
また、「わたし、女優になるわ」と話してください。
 
 おそらく「無理、無理」とか「あんた、私の子やで」など否定的な答えが返ってくることが多いと予想されます。
 
 その時、すかさず「お母さん、なったことある?」と返してみてください。
 
 私たちは経験をしていないことに対して、できない理由をあげて、挑まないことはよくあることです。
 失敗をおそれるあまり、さも「正当」かのような理由を先回りして準備するものなのです。
 新しい学年になりました。是非チャレンジ精神を持って遙か先のことを思い描き、また、今日の目標を実践していきましょう。
 
 あなたの将来のありたい自分のすがたを現実のものとするために、
 あなたのその行動は自主的ですか。単なるわがままではないですか。
 あなたのその言動は何を創造していますか。むしろ、壊しているのではないですか。
 あなたのその対応は礼節をわきまえていますか。礼を失していませんか。
 あなたの姿は友愛に満ちていますか。自分と同じく周りの人を大切に思っていますか。
 
 あなたの揺るぎない志を持ち、将来の夢を実現できるよう、本校の校訓を是非、日常生活に落とし込んで一年をスタートしてください。応援しています。