総合技術科について
現在、情報技術は産業のさまざまな分野で活用されています。総合技術科では、情報技術を中心にして機械技術・電子制御技術・環境技術といった産業の基礎的な内容を総合的に学びます。
さらに、2年生より機械電子型(機械・制御分野)、環境情報類型の2つのコースに分かれて、それぞれの専門知識を学び、それぞれの実習を行います。
また、就職や進学、多様な進路に対応するため、選択教科を多く取り入れています。
※令和3年度の2年生より類型コースが情報機械、自動制御、環境情報の3コースのうち情報機械と自動制御が統合して機械電子になり、機械電子、環境情報の2コースなります。
総合技術科紹介ポスター(A4)
機械電子類型(機械分野) 現3年は情報機械
機械系の類型で機械技術と情報技術を学びます。ネットワーク技術とコンピュータを使ったものづくりをテーマとして、CADによる製図、CAD/CAMによる機械加工を学び、総合的な機械技術者の育成を目指しています。
実習、課題研究ではスターリングエンジンや相撲ロボット等の製作に取り組んでいます。
機械電子類型(制御分野) 現3年は自動制御
電子・制御分野で電気電子技術と制御技術を学びます。機械を制御する基本的な技術、ディジタル回路技術(IC、センサ、半導体素子による)を中心に学び、実践的な自動化技術者の育成を目指しています。
また、自動走行ロボット(ライントレーサやマイコンカー)、二足歩行ロボットや、多くの家庭用電気製品で使われているPICマイコンによる制御や技能検定にも取り組んでいます。
環境情報類型
環境技術と情報処理技術を学ぶコースで、環境にやさしいものづくりを目標に、地球温暖化やヒートアイランド現象など環境問題、水質や自然環境調査などの学習や太陽エネルギーや燃料電池を利用したモノづくりを行う。
また、コンピュータよるデータ分析や処理技術、校外実習などを通して総合的かつ多角的な感覚のある、技術者の育成を目指しています。
総合技術科の概要、学習する内容(科目)
類型選択コースの説明