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教育目標

令和8年8月26日更新

1 教育目標

校訓「自主」「創造」「礼節」「友愛」を理念とし、知・徳・体を磨き調和のとれた人材の育成に努める。

2 学校経営の重点

(1) 平和な学校文化の醸成【A】

すべての子どもたちが自分らしく安心して過ごせる学校・家庭・地域等を構築する。

  1. いじめの積極的な認知、未然防止、早期発見・早期対応を図るために、「兵庫県立川西明峰高等学校いじめ防止基本方針」に基づき、定期的なアンケート調査や教育相談等を実施する。
  2. 自他の命と人権を尊重する態度を育てるために、「高校生心のサポートシステム」の研究や、ユネスコの理念を具現化させる活動なども生かしつつ、全教育活動において人権教育を推進する。
  3. 生徒の自己効力感・自己肯定感・自己有用感を高めるために、授業への取組、生徒会活動や部活動、学校行事など学校の全教育活動の活性化を図り、生徒の主体的な活動を支援する。
  4. 教職員の心身の健康を保持し、生徒と向き合う時間を十分に確保するため
    に、「教職員の勤務時間適正化新対策プラン」に基づき勤務時間の適正化と業務改善を行う。

(2) 自ら学びに向かう意欲と態度を育成する「学び」のシステムの構築【B】

  1. 学力の三要素である「基礎的・基本的な知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」をバランスよく身につけることに加え、「主体的・対話的で深い学び」の視点から、課題の発見・解決能力の獲得に向けて、授業その他における指導方法、及び評価の工夫・改善に取り組む。
  2. 「総合的な探究の時間」及びすべての教科・科目において、「問いを立てる」「考察する」「発表する」という探究型の学びを取り入れる。
  3. 生徒ひとりひとりが生き方・働き方・生き甲斐について考え、自らの人格形成へつながるキャリア教育を、多様な個に応じてきめ細やかに行う。
  4. Society5.0が到来し、ICTの活用や学際的な学びの機械をさらに拡充するための研究をする。

(3) 未来を切り拓き将来を担う気概と自信を養うグローカルな教育プログラムの開発【C】

  1. グローバル化が進むこれからの時代へ向けて、国際社会で活躍し、貢献できる意欲・態度を育成するために、国際理解教育・情報教育の充実を図る。
  2. 海外の姉妹校や台湾修学旅行等の国際交流を通じて海外との連携を深める。
  3. 幼・保・小・中・高・大といった近隣の教育機関や施設との連携を深めるとともに、「明峰の学び」、ふるさと貢献活動県立高校ふるさと共創プロジェクトなどを通じて、地域と双方向に開かれた学校づくりを推進する。
  4. オープンハイスクール・ホームページ・学校案内等を充実させ、積極的な広報活動を展開すると共に、学年便りやミマモルメ配信等を活用して家庭への情報提供を充実させる。

上記3点を実施するにあたって、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の提唱する※2“学習の四本柱(The four pillars of education)”を念頭に置き、「持続可能な社会の実現」に向け教育実践を行う。
※2“学習の四本柱(The four pillars of education)”とは、以下の4点を指します。
 ①「知ることを学ぶ(Learning to know)」
 ②「為すことを学ぶ(Learning to do)」
 ③「(他者と)共に生きることを学ぶ(Learning to live together、 Learning to live with others)」
 ④「人間として生きることを学ぶ(Learning to be)」
 

3 教科指導及び生徒指導の重点

(1)教科指導

  1. 「学びに向かう力」を育むことを基盤として、「わかる授業」「魅力ある授業」への工夫・改善を積み重ねる。
  2. 指導内容の改善と充実、及び基礎・基本事項の習得の徹底を図る。
  3. 生徒の多様化に応じた、きめ細かな学習指導を心掛ける。
  4. 授業のユニバーサルデザイン化を図り、ウェルビーイングな学習環境づくりをすすめる。

(2) 生徒指導(進路指導・特別活動等を含む)

  1. 生徒の内的成長を促し、自主・自律の精神を培う。特別活動における主体的な取り組みの中で、生徒の創造性を養う。
  2. 自己実現を目指した進路指導を充実させ、社会人としての礼節を身につけさせる。
  3. 自他の個性を互いに尊重し、友愛の精神に満ちた学校作りを目指す。

4 健康管理に関する指導の重点

(1)学校安全を徹底し、生命尊重の精神と事故防止能力を養う。
(2)学校保健を充実し、生涯健康の基礎を培う。
 

5 研究テ-マ

(1) ※3ユネスコスクール(ASPnet)として、教育活動全般について再編成を行い、「持続可能な開発のための教育(ESD)」の実践及びそれに伴う※4「持続可能な開発目標(SDGs)」を達成するための研究を行う。
【企画広報部を中心として、総務管理部・生徒指導部と連携した全校的な取組】
※3 ユネスコスクール(ASPnet)
1953年、ASPnet(Associated Schools Project Network)として、ユネスコ憲章に示された理念を学校現場で実践するために発足した共同体です。日本では、ASPnetへの加盟が承認された学校を、ユネスコスクールと呼んでいます。(ユネスコスクール公式ホームページより要約)
※4 持続可能な開発目標(SDGs)
2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。(外務省ホームページより抜粋)
(2)「令和8年度高校生心のサポートシステム研究開発校」事業を推進し、教職員・生徒のいじめに対する意識改革、教職員の発達特性や特別支援への知識・対応力の向上、生徒観察力の向上、家庭・地域との連携の強化など、生徒の内面に寄り添う指導体制の構築を目指す研究を行う。【生徒指導部、保健相談部、各学年】
(3)「総合的な探究の時間」を核として、「生徒自らが課題を見つけ、問いを立て、考察し、発表する」という探究型の学びを全教科・科目において取り入れ、新しい学力観に応じた生徒の資質・能力を育み、評価する研究を行う。【キャリア推進部、教育情報部、各学年、各教科】
(4)学習指導要領が目指す学習観の実現を念頭に置き、「学びの基礎診断」の結果や生徒自身の自己診断のデータ等を活用して、学校評価ともリンクさせながらPDCAサイクルを働かせ、授業改善やカリキュラムマネジメントへつなげる方策について研究を行う。【教育情報部、総務管理部、キャリア推進部、各学年、各教科】
(5)生徒のメタ認知を促進し、自らの改善に主体的に取り組む態度を育成するため、在学中の主体的活動をポートフォリオに記録し、活用させる方法について研究を行う。【キャリア推進部、教育情報部、各学年】
(6)入学後の生徒の基礎学力のアップを図るため、全校で「学び直し」について組織的に取り組む体制の構築と評価方法の研究を行う。【教育情報部・第1学年・各教科】
(7)勤務時間適正化の実効性を高める取組についての研究を行う。
 

6 県立高校ふるさと共創プロジェクトで実施する内容

(1)地域清掃活動

通学路や公園を中心に清掃活動を行う。

(2)パソコン講座

ワープロ、表計算やインターネットの基本に関する地域住民対象の講習会を実施する。本校生徒が中心となって地域住民に指導をする。

(3)幼稚園児の凧揚げ大会

家庭科の専門科目「保育実践」の一環として凧を作成し、近隣幼稚園児を本校に招き、凧揚げ大会を実施する。

(4)こども園・保育園における読み聞かせ活動

家庭科の専門科目「保育実践」の中で生徒が自作した絵本を近隣幼稚園に持参し、園児に読み聞かせることによって、幼稚園との交流を行う。

(5)川西アピールプロジェクト

川西市の特産物である「早生桃」「イチジク」の状況や特性を探求し、その成果を公民館や市役所等で報告することで、地域社会へアピールする活動をお行う。

(6)地域イベントへの参加

地域イベントに積極的に参加し、地域との交流を深める。

(7)インターンシップの実施

就職希望者を対象に、地域企業へのインターンシップを実施する。

(8)大学・研究施設での実地研修

県立大学を訪問し、研究内容について理解するとともに、Spring-8を訪問し、自然科学分野の研究と高校での学びの関連について理解を深める。

(9)ふれあい育児・保育体験の実施

子どもを取り巻く環境に触れることで、思いやりの心を育み子どもの成長に対する見識を深める。

(10)看護体験

兵庫県の各医療機関で看護体験に参加し、医療の現状や看護師の業務についての具体的な内容を知ることで、医療の様子や看護業務について理解を深める。

7 高校生キャリアノートの活用に関する内容

(1)兵庫県教育委員会の「キャリアノート」を活用し、生徒一人ひとりが生涯を見据えて、学ぶ意義や目的を見出し、充実した人生を送る基盤を形成する。(2)キャリア教育を通して「基礎的・汎用的能力」である「人間関係形成・社会形成能力」、「自己理解・自己管理能力」、「課題対応能力」、「キャリアプランニング能力」の育成に特に留意し、平素の授業における学習意欲や態度の向上につなげる。

8 県立高校魅力アップ推進事業で実施する内容

特別活動を活用した特色づくりとして、一部の教科や GC 類型、部活動等で実践している取り組みを、学校全体の取り組みとして拡充したり、地域団体と共同した地域活性化活動を実施したりするなどの創意工夫を研究・実践する。

(1)大阪 ・関西ASPnet との交流

他府県のユネスコスクール校との交流を深めるとともに、他国のユネスコスクール校への本校職員の派遣や受入れなどを行い、ESD や SDGsに関連するイベントに参加する。

(2) ESD講演会

持続可能な社会づくりの視座や見識を深化することを目的に外部講師による講演会を実施する。

(3)海外研修

海外での研修を通じて生きた英語に接し、現地での交流体験により積極的に英語でのコミュニケーションを図る態度を養うことにより、国際理解・異文化理解の基盤とする。

(4) 校内留学体験

国内の大学の留学生を招き、日本文化の紹介や海外から見た日本をテーマにポスターセッションを行い、国際理解や異文化を理解する。

(5) ESD発表会

持続可能な社会づくりの視座を獲得することを目的に、体験や経験を通して学んだことについて、プレゼンテーションを行い、全校生で共有する。

(6)「明峰の学び」

専門的な知識を持つ地域の人を講師として招き、各分野に分かれて4回の講義を受講する。さらに、学んだ成果を「明峰の学び発表会」で講師を招いて受講者全員が発表する。

(7)イングリッシュキャンプ

夏休みに大学を訪問し、留学生との交流を通して実践的な英語力を育成するイングリッシュキャンプを実施する。最終日には学びの成果として、全員が英語での発表(アウトプット)を行う。