鳥類研究会




 猛禽類の生理・生態の理解及び飼育管理訓練の技術の習得を中心に活動しています。猛禽類は7歳になる雄のハリスホーク、昨年導入した雌のハリスホークとベンガルワシミミズクがいます。日々習得した技術を駆使し、本校にハリスホークを導入した最大の目的である野生傷病猛禽類のリハビリ・放野に向けた活動を行っています。また、県農祭や姫路動物園において、フライトショーも実施しています。本年度は鷹を用いた害鳥の追い払いによる農産物被害の軽減を目指した活動も行っていく予定です。
【野生傷病猛禽類のリハビリテーション】  5月に県農に受け入れた野生のフクロウのリハビリテーションを行っています。本校で飼育している猛禽類の飼養管理技術を応用し、保護個体の野生復帰に向けて、体力の回復を目的とした訓練を行っています。現在は受け入れ時よりも飛行姿がきれいになったことを確認できました。人為的原因で怪我を負う野生動物が多く存在することを多くの人に知ってもらえるよう、今後も活動していきます。