2025年4月1日(火)
3/22から3/30まで手柄山温室植物園で開催された「カトレア原種展」もたくさんの来場者に楽しんでもらいながら無事終えることができました。
会期中4回にわたって行われた生徒による説明会も満員御礼でにぎわいました。はじめのうちは緊張感からぎこちない説明でしたが、最後は冗談も交えて会場に笑いを巻き起こすなど、心を掴む説明会になりました。
「カトレアの小さな種子よゆっくりと時間をかけて満開となれ」
2025年4月2日(水)
3月25日に造園科2年生が神戸市立須磨離宮公園の見学研修を行いました。須磨離宮公園は、昭和33年に上皇陛下(当時、皇太子殿下)ご成婚記念事業として整備が始まり、昭和42年自然と美しく調和した近代的な欧風庭園として開設されました。教科書で勉強したフランス平面幾何学式庭園やイタリア露壇式庭園といった諸外国の造園様式を実際に見ることができました。また植物園エリアでは、旧岡崎財閥邸宅や神戸の歴史も学ぶことができました。美しい植栽や温室で見たデザイン、技法をヒントに3年生から取り組む課題研究の活動に生かしたいと思います。
2025年4月3日(木)
3月27日(木)に姫路の松原八幡神社で2年造園科生徒(造園スペシャリスト類型)を対象にクロマツ剪定講習会が行われました。この取り組みは、姫路造園緑化組合にお世話になり平成26年から続いています。灘のけんか祭りで有名な松原八幡神社の入り口には立派なクロマツが並び、日々手入れされています。当日は、姫路で造園業を営まれている13名の親方からマンツーマンで剪定の技術を学びました。緊張しながらもコミュニケーションをとりながら、匠の技を直に感じた3時間は、あっという間に過ぎていきました。また、新聞や姫路のケーブルテレビの取材もしていただきました。 親方の「伝統の技を伝えたい」という思いに感謝し、造園業への興味がさらに強くなりました。もうすぐ3年生になる生徒にとって貴重な体験となりました。姫路造園緑化組合の皆さんありがとうございました。
2025年4月8日(火)
桜が満開の中、令和7年度入学式を行いました。280名の新入生が一人ひとり呼名され、本校への入学が許可されました。学校長およびご来賓の方からは、新たな門出を迎えた新入生への祝福と、力強い激励の言葉が贈られました。今年度よりリニューアルされた制服に身を包み、緊張した面持ちで式に臨む新入生の姿がとても印象的でした。これから始まる高校生活、多くのことに挑戦し、自分の可能性を広げていってください。
2025年4月8日(火)
令和7年度1学期のスタートです。はじめに、今年度新たに本校へ着任された先生方をお迎えし、着任式を実施しました。続いて行われた始業式では、学校長より「周囲への感謝を忘れず、心健やかに青春を過ごしてほしい」とのお話がありました。2年生・3年生へと進級した生徒の皆さんが、今年度も充実した学校生活を送ってくれることを願っています。
2025年4月18日(金)
離任式を行いました。ご退職・ご転出される先生方お一人おひとりからご挨拶をいただき、生徒たちは感謝の気持ちと別れの寂しさを胸に、温かい拍手で先生方を送り出しました。これまで本校の教育活動を支えてくださった先生方に、心より御礼申し上げます。
2025年4月21日(月)
生物工学科では農作物の品種改良や種苗法という新品種の特許についても実践的に学びます。今日はゴージャスでエレガントなランの一種であるカトレアの品種改良に挑戦しました。品種改良は初めての経験でもみんなワクワクしながら人工交配をおこないました。このようにして品種改良したランは県農の各種イベントでの販売だけでなく、毎年3月にある手柄山温室植物園の「カトレア原種展」でも展示・販売します。
2025年4月22日(火)
農業環境工学科では2年生の春季当番実習で播磨設計コンサルタント様による測量体験学習をおこないました。電子平板や3Dレーザースキャナー・衛星(GPS)を使ったGNSS測量など学校では扱えないような高価な機材まで体験させていただきました。今後の進路の参考になったと思います。
2025年5月1日(木)
生物工学科では植物バイオテクノロジーや草花、総合実習などの専門科目の実践的な学習を通じて技術を磨いています。今回は植物バイオの無菌培養技術で増殖し、総合実習で栽培した鑑賞用の植物を草花の授業で学んだ表現技術で寄せ植え作品にしました。姫路城で開催された『ひめじ緑いち』で代表作品を展示。イベントに来られた方の人気投票もあるため工夫した作品を製作しました。実験で使う消毒用アルコールの入っていた一斗缶をくり抜いて作った器の作品や、古くなった防火バケツを器にした作品など様々です。生徒たちの学ぶ技術はコンテストなど最前線で磨いています。
2025年5月8日(木)
今年度より、農業科では加古川市の事業である、「自然にやさしい農業促進事業」を行っています。その一環として、2年農業科の生徒を対象に有機農業についての講義を有機JAS検査員の前川章様を外部講師にお招きし行いました。有機農業やそれに関わる法令、有機農業を行うポイント、さらには自分たちが経営者になり、地域の諸課題と向き合いながら、どのように経営を行うか、それらの内容を生徒達はグループで話し合い調べ考え最後は内容をまとめ発表を行いました。各グループ短い時間でそれぞれの考えをまとめることが出来ていました。今回の講義で生徒は有機農業の基礎基本に加え、現場の抱える課題等を学ぶことが出来ていました。今後の学習や研究に役立てもらいたいと思います。
2025年5月10日(水)
今年もイネの播種時期になりました。3年生の水田複合類型の生徒が「作物・総合実習」の授業でイネの播種を行いました。きぬむすめ、山田錦、考古学博物館から育苗依頼を受けているヒノヒカリ、はりまもちの播種を行いました。「今年もいよいよ米作りが始まる」と気持ちを持ち、類型生全員で協力しながら実習を行いました。今年もよいお米ができるよう頑張りたいです。