中学部の教育目標
1 身辺自立と社会生活に必要な基礎的な力を養う。
2 すこやかな体と豊かな心を養う 。
3 自分らしく、物事に積極的に取り組もうとする態度を育てる。
4 集団生活に必要なルールを理解し友達と協力する力を養う。
中学部でつけたい力
1 大きく変化する心と身体を受け止め、健やかに生きる力
2 学校生活で身につけたことを日常生活で生かす力
3 友達を大切にし、協力して行動する力
4 豊かな心をはぐくみ、自分の気持ちや考えを伝え、表現する力
5 いろいろなことに興味や関心を持ち、豊かに生きようとする力
6 将来のことを思い、能力や個性を伸ばし、何事にも積極的に取り組む力
学習の特色 生徒の実態に即して、「国語」「数学」などの教科や「道徳」「特別活動」の基礎的・基本的な内容を学習します。
また、障害に応じて「自立活動」に取り組みます。
- 健康の維持と体力の向上を図るため、基礎体力作りを大切にしています。そのため、「体育」や「自立活動」のほかに、毎朝のトレーニングで学校生活のウォーミングアップを図ったり、毎週木曜日の「徒歩学習」を行ったりしています。
- 「課題学習」では、発達段階など踏まえてグループ編成を行い、「国語」「数学」の各教科の内容や「自立活動」の要素を踏まえた学習を行っています。
- 「作業学習」は、卒業後の進路選択につながるよう、自分なりに見通しを持ち、根気よく作業することを学習目標としています。職業・家庭科に自立活動的な内容も加え、ゆったりとした2時間授業で取り組みます。学部縦割りのグループ学習とし「縫製」「木工」「陶芸」「紙工」「手芸」を中心に半年交代で多様な作業に取り組みます。
- 「徒歩学習」では、学部縦割りでグループ編成を行い、近隣の森林植物園などを中心に自然の中を歩きます。体力作りを大きな目的としていますが、学習中に様々な花や鳥、自然に接することで理科の学習ともなっています。また、時には市街地を歩くこともあり、信号など交通ルールや集団で移動する際のマナーなどの社会的な内容も学習しています。
- 「総合的な学習の時間」では、校外学習や国際理解、学年ごとの調理など楽しい取組みを通じて仲間づくりを進めていきます。
- 「自立活動」は、学校の教育活動全体を通じて行われる領域です。この領域は、生徒が自立を目指し、障害による学習上または生活上の困難を自主的に改善、克服するために必要な知識、技能、態度および習慣を養うことを目的として設定されています。そして、この自立活動は、下記の6つの区分に分かれており、すべての生徒に対して個別の指導計画を作成し計画的に指導を行っています。
〔@健康の保持 A心理的な安定 B人間関係の形成
C環境の把握 D身体の動き Eコミュニケーション〕
卒業生の進路状況 卒業生の進路状況(中学部および高等部)は
お知らせページをご覧ください。