本年度の行事


旅立ちの日を迎えて

 2月25日(日)、令和5年度卒業式が行われました。本年は229名がそれぞれの想いを胸に新しい世界へと旅立ちました。本年度より、例年通りの形で卒業式を行いました。
保護者の方々にも多数参列していただくことができました。本年は6名の来賓の皆様にもご臨席を賜りました。ありがとうございました。
 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。お祝い申し上げます。みなさんのこれからの人生が幸多かれと心から祈っています。頑張ってください。お元気で。

海を越えた学びの集大成

2年1組のAさんが、スタンフォード大学のe-Japanプログラムに応募し、半年間webで授業を聴き、web上で他の参加者やspeakerを交えて討論をしました。最終論文の提出に続き、最後の課題が「コミュニティで発表する」というものでしたが、約20名の先生方を前にして、堂々とプレゼンを行うことが出来ました。

年次ごとのイベントを紹介します。

 12月10日に第15回日面スクーリングが行われました。この日、1年次と3年次で、進路ホームルームを実施しました。
 参加した生徒は進路決定までの道のりや決定するまでにかかった時間、学校内外での進路セミナーの活用についての概要を聞きました。
 同日には先月、3年次で好評だった年次レクリエーションを体育館で実施しました。約20人の3年次生が参加しました。前回と同じく、参加生徒は楽しんでいました。あちらこちらから大きな声や笑い声が聞こえていました。単に身体を動かすだけでなく、クラスを超えた交流もできました。
 年が明けるといよいよ令和5年度の最終スクーリングが行われます。2月には後期テスト実施後、卒業式を迎えます。

令和5年度「卒業生の話を聴く会」を行いました。

 12月3日、進路指導部実施の進路セミナー「卒業生の話を聴く会」を行いました。毎年、本校を卒業し、進学、就職をした卒業生が在校生に自らの体験を語るものです。
 
本年は私立大学の法学部に進学した卒業生、情報系専門学校に進学した卒業生、物流関係の会社に就職した卒業生、「就労継続支援B型」の制度を利用して就職した卒業生に登壇頂きました。

 本年も、柏原協力校、洲本協力校とネット中継をして2つの協力校に所属する生徒達も参加しました。

 登壇した卒業生は、後輩のために自らの体験を熱く語りかけてくれました。
 
登壇頂いた卒業生の皆さん。貴重な体験をお話し頂き、ありがとうございました。ますますのご活躍を祈っています。

令和5年度オープンハイスクールを実施しました

 11月19日に来年度新入学、転入学、編入学を希望する方を対象にオープンハイスクールを実施しました。本年度は本校教育活動に関心がある高校生や中学生にも参加枠を広げ、進学希望の方に対し、日を改めて個別相談会を実施する二部制を取りました。

 通信制高校に対する興味関心が高まり、本年度は522名の参加がありました。コロナ禍以前とほぼ同等の参加人数になり、会場の長田校舎3階講堂は満員。久しぶりに熱気に包まれたオープンハイスクールとなりました。

 学校長の挨拶の後、教務部、進路指導部、生徒支援部、事務室から入学前の話がありました。また本校と連携を取っている県立神出学園からもお話がありました。

 説明会の後、この日のスクーリングを参観していただき、散会しました。

 11月26日には個別相談会を実施し、多くの参加がありました。例年とは異なり、落ち着いた雰囲気で相談会を実施出来、参加者も安心して担当職員の話を聞かれていました。

 本校の教育活動に多くの方に関心を持っていただき、本年のオープンハイスクールは盛大に終了しました。

2023年度のせいうん長商ふれあい祭を行いました。

 11月3日金曜日、本年度のせいうん長商ふれあい祭を行いました。少し暑さを感じる日でしたが、文化の日、文化祭の日にふさわしい雲一つない青空の広がる一日でした。
 今年は“Go for it〜広がる笑顔の輪〜というテーマで、青雲高校も長田商業高校もふれあい祭を楽しみました。来場者も多く、成功裏に終了することができました。ありがとうございました。
 年次ごとの展示、文化部の展示、どれをとっても生徒たちの個性、団結がいかんなく発揮されていました。今年度もスクーリングやレポートだけではうかがい知ることのできない一面を見ることができました。
 今年は、卒業生の皆様、旧職員の皆様の来校がありました。青雲高校のことを忘れないでいてくださったこと、ありがとうございます。また来てください。
テーマにある、「広がる笑顔の輪」が校内あちこちから感じられ、青雲高校も長田商業高校からも笑顔が溢れ出ていました。深まる秋を感じながら、心豊かな一時を生徒たちも職員も楽しむことができました。

後期に入って

 涼しくなりましたが、日面、月面、木面には生徒たちの明るい声や笑顔が金木犀の甘い香りとともに校内を秋色に染めています。
 今回は、後期に入ってからの学校の様子を紹介します。画像がないものもありますが、ご容赦ください。

秋の遠足に行ってきました

 10月9日スポーツの日、秋の遠足を実施しました。昨年度は東大寺を中心に奈良市内を散策しましたが、今年は世界文化遺産である姫路城に行きました。白鷺城との異名通り、白い壁が色鮮やかでした。生徒たちは思い思いに深まる秋の姫路を楽しみました。

生活体験発表県大会結果

 10月14日(土)、神戸市総合教育センターで令和5年度生活体験発表大会県大会が行われました。9月に実施された地区大会を経て本校生徒が1名弁士として出場しました。残念ながら入賞は逃したものの、トップバッターのプレッシャーを感じさせることなく、堂々とした発表をしてくれました。地区大会での発表よりも話す速度や表情がよくなり聞くものの心をつかんでいたと思います。応援ありがとうございました。

ちょっと変わったイベントを紹介します。

 公立通信制高校のスクーリングは生徒同士、特にクラスや年次を超えた交流が少ないと言われています。10月15日スクーリングの昼休みにその現状に新たな風が吹きました。
 はじめての試みとして、3年次で年次レクリエーションを行いました。事前に声掛けをしてはいたのですが「本当に生徒は来てくれるのだろうか?」と不安でしたが、期待を裏切っておよそ20名の生徒たちが会場の体育館に来てくれました。
 年次に所属する体育科教員のアイデアで、コーナーポストを使ったゲームを楽しみました。楽しいが、体力が結構必要なゲームです。最初は声が小さいものの、時間がたつにつれて大きな笑い声、歓声が体育館いっぱいに広がりました。スクーリングやホームルームでは知ることができない、見ることができない生徒たちの一面を知ることができました。

生活体験発表神戸地区大会が行われました。

 9月8日(金)、生活体験発表の神戸地区大会が行われ、神戸地区にある定時制、通信制高校の代表が県立長田高校講堂に会しました。
 基準発表を含めた12名の弁士が学校生活を通して学んだこと、体験したことを自分のことばで、聴衆に語りかけました。どの発表も迫力があり、聞き手の心をしっかりと掴んでいました。発表を聞く人の様子を見ると、発表を聞きながらその内容に共感して頷いている人、中には涙を流していた人もいました。

成績発表では、本校生を含み次の発表が入賞しました。
  最優秀賞 「卒業に向けて」      県立神戸工業高等学校
   優秀賞 「僕にとっての自由とは」  県立長田商業高等学校
   優秀賞 「自分の未来は変えられる」 県立青雲高等学校

 入賞した3名は来たる10月14日(土)に神戸市総合教育センターで行われる県大会に神戸地区代表として出場します。
 昨年度、本校生1名が全国大会に出場しました。大会出場が目的・目標でなく、自らの体験を心豊かに熱くわかりやすく人の心に伝える体験を一人でも多くの生徒にしてほしいと思います。

令和5年度転編入許可式

 9月1日(金)に転編入許可式を行い、新たに19名の仲間を青雲高校に迎えました。後期から青雲生になる皆さん、校長先生が式辞で話された「あせらず、甘えず、あきらめず」という言葉を心に留めて、10月からの後期のスタートに向けて準備を進めていきましょう。

応募企業登録会・面接履歴書説明会を行いました。

7月30日、応募企業登録会・面接履歴書説明会を行いました。説明会に参加している生徒は、学校斡旋で就職を希望する人たちです。この日までに就職希望者はハローワークのデータベースを使って、求人票を検索して応募登録する受験先の企業を決めています。

説明会では今後の予定や履歴書の書き方、志望動機を書くときのポイント、面接で気をつけなければならない等、注意点の他、適性検査の心構えを聞きました。

説明会後、応募企業登録用紙や面接練習希望用紙などの書類を提出しました。これからの就職活動が順調に進むことを心から願っています。

就職フェアfor定通2024に行ってきました。

 7月15日、県立西宮香風高校で「定時制通信制高校生だけの就職フェアfor定通2024」に参加しました。これは兵庫県高等学校定時制通信制教育振興会と兵庫県公立定時制通信制高等学校校長会が毎年主催する企業合同説明会です。当日は26社が参加くださり、生徒達に熱心に企業のことや就職に必要なことなどをお話しくださいました。

 参加した青雲高生も他校の生徒達も各会社から来られた担当の説明に熱心に耳を傾け、説明会が終わってから個別に質問する姿もありました。一人で5社も説明会に参加した生徒もいました。

 参加した生徒からは「参加してよかった」との感想がありました。

校内生活体験発表を行いました。

 7月9日(日)3限、長田校舎3階講堂にて生活体験発表会を行いました。生活体験発表とは学校生活を通して自分で感じ、学んだ貴重な体験を文章にまとめて発表する定時制・通信制高校の行事です。校内大会で選考されると、神戸地区大会、県大会へ進み、東京で行われる全国大会に続きます。青雲高校から全国大会に進んだ卒業生も数多くいます。

 本年度は5名の生徒が発表しました。結果は次の通りです。

最優秀賞 3年次 M.N 「自分の未来は変えられる」
優秀賞  3年次 A.T 「自分を受け入れる」
奨励賞  2年次 M.A 「さまざまな選択からの現在」

 発表した生徒らは、何度も練習を重ねて舞台に立ち、これまでの人生で体験したこと、学んだことを在校生の前で語ってくれました。発表者の話は生徒達だけではなく、我々職員の心にも響くものでした。

はじめの一歩 青雲初夏の就職・進学ガイダンス

 6月28日(水)、青雲校舎を会場に「はじめ一歩 青雲初夏の就職・進学ガイダンス」を行いました。この日は大学、短大、専門学校の入試担当者を学校にお招きし、生徒向けに就職や進学を考えるきっかけとなるようにセミナーや個別相談会が開かれました。昨年度よりも多くの生徒、保護者の皆さんの参加があり、会場は熱気であふれかえっていました。
 全体会では神戸芸術工科大学の秋宗先生から就職・進学についての心構えについてお話を聞きました。「進路」と聞いてイメージするもので、夕食の材料を買うことなど日常生活で行っていることを例えてわかりやすく、進路目標設定や高校時代にやっておくべきこと等もわかりやすくお話しいただきました。
 全体会後は進路別に分かれ、大学、短大、専門学校の入試担当者と学校の概要、進学に必要なこと、卒業後の進路のことなどについて一人一人じっくりと話を伺いました。今年度は神戸にある「若者しごと倶楽部」より2名の職員さんをお招きし、「しあわせになるための準備」というタイトルで、就職にとらわれず、進路実現のために準備しておかなければならないこと、こころの持ち方のことなどを分かりやすくお話しいただきました。また、個別の進路相談も行いました。
 どのセミナーでも生徒達は集中して話を聞き、一言も聞き逃さないようにと必死にメモを取っていました。さらにセミナーの後にはご来校頂いた職員さんに熱心に質問をしていました。

1年次保護者会を開催しました。

 6月4日の日曜日、1年次保護者会を青雲校舎1階学習室で開催しました。
 保護者会では教頭先生の挨拶の後、年次主任、教務部、進路指導部、保健部、生徒支援部、図書情報部より、生徒達の学校での様子、卒業後の進路等についてお話しました。
 質疑応答の後は、アンケートに答えて頂き、希望者はクラス担任との個別面談を行いました。
 お忙しい中、ご来校いただきましてありがとうございました。厚く御礼申し上げます。これからもどうぞよろしくお願い致します。

進学・就職説明会を開催しました。

 進学希望者対象の説明会を5月14日、15日、就職希望者向けの説明会を5月28日、29日にそれぞれ、長田校舎3階講堂、青雲校舎2階研修室で開催しました。説明会ではこれから始まる合格、内定までの日程、進学する際に気をつけること、学校斡旋で就職希望をする際に心がけておかなければならないこと等の説明がありました。さらに生徒支援部からも特に身体などにハンディを持つ生徒向けの説明もありました。参加した生徒諸君や保護者の皆さんは進路指導部の先生の説明に熱心に耳を傾けられていました。自分の進路に直結することなので、熱心にメモを取っていました。
 進学説明会の後は、日本学生支援機構の予約奨学金を希望する生徒向けの説明会を事務室の奨学金担当職員から話を聞きました。
 生徒の皆さんの進路が実現できるよう、支援していきたいと思います。

春の交流会を行いました。

 去る5月7日(日)、5月8日(月)に恒例行事、春の交流会を行いました。本年も日曜日は神戸市立王子動物園、月曜日は神戸どうぶつ王国に行きました。7日は日面と協力校、8日は月面に所属する生徒が出席し、親睦を深めました。

 今年の日曜日は昨年以上に昼前から強い雨が降り、残念ながら午前中で交流会は打ち切りになりました。月曜日は打って変わってよい天気でした。

 悪天候ではありましたが、動物を見て参加した生徒は童心に返って楽しんでいるようでした。

 今年も動物にカメラを向けると素敵なポーズを取ってくれました。カンガルーが今話題になっているタレント「とにかく明るい安村」のようなポーズを取ってくれたのを見て驚きました。雨に濡れた柵をおしいそうになめているキリンもとてもかわいかったです。

新学期を迎え

 4月16日青雲本校、柏原協力校、洲本協力校で始業式を行いました。始業式に先立ち、本年度からお世話になる先生をお迎えし、その後昨年度まで本校で勤務された先生方に感謝の気持ちを出席した生徒全員で表しました。

 始業式の後は、受講料・諸費納入や教科書購入、諸手続など慌ただしい一日を過ごしました。
翌週、第1回のスクーリングがスタートしました。本年度も明るくにぎやかかつ和やかなスクーリングが始まりました。春の日のごとく生徒達一人一人を温かく包み込めるような青雲高校であるように頑張ってまいります。

本年の入学式

 先月4月9日に新たな青雲生を迎え入れました。昨年はコロナ感染症のため、式場への入場制限を取りましたが、本年は制限がなくなったため、多くの保護者の皆様、来賓の方々の参加も頂き、入学のスタートをお祝い頂きました。式後ホームルーム担任とともにホームルーム教室へ行き諸手続を行いました。

 今年新たに青雲高校の門をくぐり、本校生になられた皆さん、遅くなりましたがご入学おめでとうございます。頑張っていきましょう!