兵庫県立明石南高等学校ホームページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび兵庫県立明石南高等学校長に就任いたしました升川清則でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本校は、大正10(1911)年4月に明石市立明石高等女学校として開校し、昭和23(1948)年に男女共学の明石市立明南高等学校となりました。その後、昭和40(1965)年に市から県へと移管し、県立明石南高等学校と改称されました。平成19(2007)年には
普通科から単位制総合学科へと改編し、地域に根ざした、地域に愛される学校として発展し、これまで各界に優れた人材を輩出しています。
現在、校訓「自主、協同、善意」のもと、「知・徳・体の調和のとれたこころ豊かな人格 の完成をめざし、人間力を磨き、『確かな学力』と生きる力を身につけ、安全安心の社会を
担う人材を育成する」ことを教育目標とし、日々の教育活動に「チーム明南」で取り組んで います。 本校は、令和3(2021)年に、創立100年の記念すべき節目の年を迎えました。
21世紀となり高度情報化とグローバル化が大きく進展し、この変化の早い時代に対応できる人材が求められています。
本校では、「産業社会と人間」や「課題研究」などの総合学科ならではの学びに加えて、将来を見据えた様々な特色ある選択科目を設置しており、幅広い視点から高校生にとって必要な力を育成しています。生徒は国際交流活動や、豊かな心と健やかな身体を育むための高校生ふるさと貢献活動と防災教育を柱とした教育活動を通じ、価値観や考え方の異なる様々な人たちとの出会い、優しさといたわりの心をもつ頼もしい人間に成長しています。さらに、部活動も活発に行われ、生徒の人間力を磨き・育むための活動や取組を支援してまいります。
本校生には、創立以来、脈々と受け継がれてきた校訓である「自主」「協同」「善意」の精神と文武両道の学びを継承しつつ、「目的と目標を常に意識すること」「自ら主体的に学ぶ姿勢を持つこと」「コツコツと努力し続ける継続する力と、集中してやり遂げる力を身につけること」の3つを実践するよう指導していきます。
今後とも、本校のさらなる発展と未来への道を切り拓く人材育成のため努力して参りますので、保護者の皆様、地域の皆様、同窓会である暁美会をはじめ関係各位の絶大なるご支援、ご協力をお願い申し上げます。
令和4(2022)年4月吉日
兵庫県立明石南高等学校長
升 川 清 則
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