『地域と共に、地域に愛され、地域に必要とされる高校を目指して』
兵庫県立出石高等学校ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
四月の異動により、伝統ある県立出石高等学校長として着任いたしました 守山 勝(もりやま まさる) です。どうぞ宜しくお願いいたします。
平素は、出石高等学校の教育活動にご理解・ご協力を賜り、深くお礼申し上げます。
歴代の学校長の出石高校への熱い思いと学校経営を引き継ぎ、本年度も更に前進させて行く所存です。
本校は、明治40年(1907年)に出石町立女子技芸学校として創立し、兵庫県出石実科高等女学校、兵庫県立出石高等女学校と名称を変えながら戦前における但馬北部地方の女子教育を牽引する学校として発展してきました。戦後は男女共学の県立出石高等学校となり、本年で116年目を迎える歴史と伝統ある全日制高校です。「至誠 剛健 敬愛」の校訓に込められた理念を実現するため、家庭・地域と緊密な連携のもと、生徒の個性と能力を最大限に伸ばし、知・徳・体の調和したこころ豊かな人間の育成を目指しています。
生徒ひとり一人の学びの充実と進路実現を目指し、「文理探究類型」、「人文類型」、「文化創造類型」の特色ある類型を設置しており、それぞれの類型の特徴を生かした地域資産や近隣大学と連携した探究活動をはじめ、制作活動や成果発表会にも積極的に取り組んでいます。
この三年間、新型コロナウイルス感染症の拡大により学校を取り巻く環境は未だかつて経験したことの無かったような大きな変化を強いられ、出石高校においても学習活動や学校行事などの教育活動が大きく制限を受けることになりました。その様な中にあっても、出石高校は創意工夫と教職員の結束によって決して立ち止まること無く生徒たちの学びと成長を後押しして参りました。あれから三年、新型コロナウイルスの感染症の拡大もようやく収束が見え始め、学校も以前の状態に戻りつつあります。こらからも出石高校は、誰一人取り残すこと無く生徒ひとり一人を大切にし、『地域と共に、地域に愛され、地域に必要とされる高校』として、止まること無く更に歩みを進めて参ります。保護者や地域の皆様をはじめ、全ての関係機関の皆様、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
令和 5 年 4 月
第36代 兵庫県立出石高等学校長 守山 勝
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