兵庫県立洲本高等学校定時制
携帯版

学校長より

洲本高等学校 校長
 越田 佳孝

サイバー犯罪防止教室

6月8日(水)、洲本高等学校定時制「サイバー犯罪防止教室」を実施しました。講師は、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社の嶋田 亜紀さんです。嶋田さんは、兵庫県警サイバーパトロールモニターもされている方でもあります。この講座は淡路県民局の淡路消費生活センターの事業にのっかる形で実施しました。講師料や交通費は県民局が持ってくれます。厳しい学校予算削減取組みの積極的バージョンです。生徒に役に立つ、いい話を安価で聴かせてあげたいということです。当日は県民局の担当の方が2名来ていました。右は当日配布していただいた冊子です。             【JADACホームページより】

当日の講演会は、普段は大手を振って使えないスマホ(ガラケーは少数派です)が、当日は持参するよう指示がありました。不正アプリのインストールや個人情報流出を防ぐための設定について、持っているスマホで教えてもらえるからです。迷惑メールをブロックし、個人情報の流失を防ぐには、最初の設定が大切です。「どうやって設定するのか」というところから、実際のスマホの画面を提示して教えてもらえました。さらにはおすすめの設定も。「アドレスの使い分け」では、アドレスに本名を登録していないかとか、誕生日をいれていないかとか、具体的に教えてもらうこともできました。

 何人かの生徒の感想を紹介しておきます。
・(講演の)最初の方は、「そんなことで大きな問題になるのかなあ」と思っていたのですが、話を聴いていたら、「なんだか結構危ない事になるんだなあ」と勉強になりました。
・兵庫県警サイバーパトロールモニターの嶋田さんから、LINEやSNSの個人情報はできるだけ他人に見られないようにするために、自分でパスワード管理や設定をちゃんとすることを教えてもらった。さらに、LINEを使わなくなったときにはアカウントを削除することも教えてもらいました。
・便利になるのはよいことですが、それを利用して新しい方法で犯罪が増えそうだなと思いました。あまり便利になりすぎると怖いので、今くらいがちょうどいいと思いました。

 12月3日には、洲本市で兵庫県PTA連合会研究大会があり、記念講演を嶋田さんの上司の篠原 嘉一さんにお願いしています。演題は「親も子も先生も ともに学ぶケータイ・スマホ ~ネット社会を賢く生きる~」(案)です。今大切なのはスマホを禁止することでなく、それを認めた上で、便利なツールを賢く使う、「賢い情報管理者」を育てることです。


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