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電気科について


 電気分野やコンピュータ技術を学習します。発電所から家庭まで(電気発生から需要まで)の電気の各分野において、理論と実験・実習を通して、電気の基礎的・基本的な学習内容をわかりやすく指導するとともに、興味・関心を示す情報技術教育を充実させ、21世紀の高度情報化社会の要望に応えられるような人材育成を目標としています。また、各種の資格試験にも積極的に取り組むよう指導しています。

電気分野の基礎・基本を学習
専門的・応用的な
電気分野を学習
コンピュータ技術の学習

どんなことが学べるの?

 電気科では、下記に挙げる科目の学習を行っています。これらを通じて電気の基本と応用を身につけます。

電気基礎 電気の基本である『電気回路』『電磁気』『電気計測』『交流回路』などを学ぶことで、電気について深めてゆく土台を作りあげます。
電子技術 半導体や無線・論理回路などの学習を通じて、私達の生活に身近な『テレビ』『ラジオ』や『電話』『コンピュータ』等の学習を行います。
電力技術 電気が作られ、電線に送られ、家庭や学校・工場などで消費される過程を、それぞれの仕組みや法令等を通して学びます。
電気機器 電気を作るために必要な『発電機』や、工場や電車などで電気を利用するのに用いられる『電動機』などの仕組みを学習をします。
電気製図 電気に関わる機器や屋内電気配線図・構内電気配線図など、電気と関わりの深い図表を作成する知識と技術を身につけます。
電気実習 『電気工事』『電気機器』『電子回路』『情報技術』など、授業で学んだことについて実際に機器等に触れることで知識を深めます。

令和6年度 「バッテリー教育プログラム」を実施します

 令和6年度から電気科において「バッテリー人材」を育成していきます。

バッテリー教育プログラム実施校(近畿経済産業局のサイトより)


 持続可能な社会を目指すためにバッテリーは必要不可欠です。淡路島は電池関連の企業が数多くあり、本校の卒業生も数多く就職し活躍しています。
令和6年度から、本校電気科では「バッテリー教育プログラム」を実施し、日本が世界に誇るバッテリーの最先端の知識を生徒たちに伝え、洲本実業からバッテリー業界で活躍できる人材の育成に励んでいきます。

「バッテリー教育プログラム」とは

  令和4年8月蓄電池産業戦略(最終とりまとめ)において、2030年までに蓄電池・材料の国内製造基盤として電池製造で合計約2.2万人、材料などサプライチェーン全体で合計約3万人、蓄電池に係る人材を育成・確保していくという目標が掲げられました。そこで産官学が連携した「関西蓄電池人材育成等コンソーシアム」が産学官が抱える人材育成・確保に係る現状と課題を共有した上で、目指すべき人材像の具現化を図るとともに、蓄電池に係る人材育成・確保の取組について議論し、「バッテリー教育プログラム」を策定しました。
本校電気科は令和5年度からデモ授業という形で参画をしていました。本校がデモ授業を行った内容はコチラから確認できます。 

関連サイト
関西蓄電池人材育成等コンソーシアム