兵庫県立佐用高等学校吹奏楽部
第4回定期演奏会の様子


↓当日の様子はこの下↓

 ごあいさつ
 爽やかな季節となりました。皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より、兵庫県立佐用高等学校吹奏楽部の活動にご理解とご支援を賜り、厚く感謝申し上げます。
 昨年度の1年間で、本校吹奏楽部の発表の機会は地域の行事への出演も含め、16本に上りました。佐用町吹奏楽演奏会も第4回を数えました。部員達は毎日学校で練習に励んでいますが、やはり数多くの演奏会で経験を積むことで、各自の実力を向上することができていると思います。昨年の兵庫県吹奏楽コンクール西播地区大会では、4年連続で金賞を受賞し、西播磨地区第2位で、優秀賞、西播吹奏楽連盟賞を受賞しました。私も姫路文化センター大ホールでのコンクールの演奏を聴かせてもらいました。緊張感のある中、少ない人数ながらまとまりのある非常に素晴らしい演奏だったと思います。
 この度、多くの皆様に日頃の練習の成果を聴いていただき、部員の励みとするべく、第4回定期演奏会を開催する運びとなりました。本演奏会では、部員一人一人の思いを一つにして、日頃からお世話になっている皆様の心に響くよう、目指しております。
 今日のひととき、おりひめ文化ホールに響くハーモニーを楽しんでいただくとともに、温かいご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 校長 木村 篤志

 本日はご来場いただき誠にありがとうございます。
 昨年度、佐用高校吹奏楽部は夏の兵庫県吹奏楽コンクール西播地区大会にて金賞・優秀賞・西播吹奏楽連盟賞を頂き、24年ぶりに悲願の県大会へ進出することができました。私がこの学校に転勤してきたときは西播地区大会での30年連続銀賞だったバンドが、ようやく県大会へ駒を進めることができたのです。それは生徒たちの汗と涙の努力が報われた瞬間でもありました。しかし県大会へ進めたのは生徒が頑張ったということだけが理由ではなく、今回のようにこうやって地域の皆様方に応援して頂きながら積み上げられた経験があったからこそだと思います。イベントに出演依頼をしていただけるおかげで地域の皆様に演奏を聴いて頂くことができたり、佐用チャンネルで演奏の様子を何度も放送していただき町民の皆様に見て頂いたり、そして4年前から今も変わらず広告や支援で協力してくださる企業や商店、個人の皆様のおかげで私たちの活動は成り立っているのだと心から思います。私たちが直に出会う人は限られていますが、イベントの向こう、テレビの向こうにいらっしゃる地域の皆様の温かい気持ちのおかげで、本番を積み重ねることができ、それが生徒たちの自信につながり、つらくしんどい練習に耐えてきたことへの達成感に結び合わせることができているのだと思っています。本当に感謝の言葉しかありません。そして、それを生徒に伝えたい、君たちはこんなにたくさんの人たちのおかげで演奏会ができるのだ、自分たちが頑張っていけるのは陰で支え、応援してくださるたくさんの人たちのおかげだと、何度も何度も言ってきました。
 今日、長くて短いようなたった2時間の演奏会ですが、この日のために半年も前から計画を立て、一生懸命練習してまいりました。お客様から頂いた時間と想いを笑顔と感動に変えてお返ししたい、そんな思いを込めて今日は演奏します。どうか最後までゆっくりお楽しみください。
 吹奏楽部顧問 谷口 正彦 

 本日はお忙しい中、第4回定期演奏会にお越しいただきありがとうございます。
 私たち佐用高校吹奏楽部は、3年生9人、2年生6人の計15名で、人数は少ないですが、毎日一生懸命練習しています。たくさん壁にぶつかり、何度も何度も話し合いをする大変な時期もありましたが、お客様に喜んでいただけることだけを考えて毎日練習してきました。大変で逃げ出したくなる日も、悔しくて逃げ出したくなる日もありました。日々練習を重ねてきたことで出来なかったことも出来るようになり達成感を感じた日もありました。三年生は残り少ない本番で、二年生は初めての定期演奏会。
 たくさんの本番に出演させていただいているのも、こうして定期演奏会が開催できているのも、地域の方々、家族、友達のおかげです。約四ヶ月間頑張ってきたことを、後悔しないように、お客様に恩返しができるように精一杯演奏します。
 まだまだ未熟な演奏ですが、どうか最後まで楽しんでお聴きください。
 吹奏楽部 部長

プログラム

♪Opening マーチ・スカイブルー・ドリーム 矢藤 学
第1部 オリジナル・ステージ
フェスティーヴァ・ジュビローソ 和田 直也
ジャスパー 夢へのナビゲーター! 清水 大輔/山本 慶太朗(編)
アルカディア 広瀬 勇人
第2部 TANI BAR
ダンシング・ヒーロー A.Kate-T.Baker/郷間 幹男(編)
フィンガー5コレクション 都倉俊一・井上忠夫/金山徹(編)
Paradise Has No Border NARGO/宮川 成治(編)
ヤングマン(Y.M.C.A.) Jack Morali/宮川 成治(編)
第3部 トトロの時代旅行
 あるところに9人兄弟のトトロがいました。昔流行った遊びや音楽が知りたい9人の前に現れたのは、なんとネコバス型タイムマシン!そこで、4つのグループに分かれて時代旅行をすることに!さて、無事に全員が現代に帰ってくることができるでしょうか。皆さんが笑って楽しめるファンタジーステージです!!
♪Ending ありがとう 水野 良樹/濱崎大吾(編)


当日の様子

第一部 オリジナル・ステージ  
 今年で4回目を迎える定期演奏会は、佐用文化情報センターおりひめ文化ホールで催されます。今年も佐用町のマスコット、おさよんが出迎えてくれます!  第一部はオリジナルステージです。オープニングの『マーチ・スカイブルードリーム』から『アルカディア』まで計4曲を演奏します。

 おりひめ文化ホールには反響板がありません。仮設の反響板を使用するので音的にはイマイチなのですが、そのかわりいろんな演出が可能になるのです。
  影アナは今年も佐用高校放送部さんにお願いしました。昨年度、同好会から部に昇格しましたそうです。今後の活躍に期待してますよ!
     
第二部 TANIBAR  
 第二部は架空のバー『TANIBAR』に来る超個性的なお客様と無口なマスターのやり取りが面白いお芝居『TANIBAR』です。最初のお客様は平野ノラさん!

 その流れで演奏する曲は勿論『ダンシング・ヒーロー』です。間奏部分を派手にするために今年はストロボを使用しました。(写真では分かりませんが…)。
 続いてのお客様、魚ちゃんのリクエストで、少し古い音楽を!曲は『フィンガーファイブコレクション』です。曲中にチューバのソロもありました!

  その魚ちゃんのあこがれはさかなクン、灯台下暗しとはこのこと、なんと『TANIBAR』のマスターはさかなクンだったのです!ぎょぎょぎょ!! 

 魚ちゃんの夢でもあったさかなクンとのコラボです。曲は氷結でおなじみの『パラダイス・ハズ・ノーボーダー』でした。バリトンサックスのソロがかっこいい!!!

 そして最後に谷口バンドおなじみのラインダンス!人数が少ないからこそできる演出です。最後は『ヤングマン』で第二部を締めくくりました!
  第三部 トトロの時代旅行
 第三部は創作劇『トトロの時代旅行』です。3年生が全員トトロに扮して、いろいろな時代にタイムスリップして当時流行った遊びや音楽を紹介してくれます。

 3年生が全員集合、番号コントを披露の後は『ねこバス』を演奏、それに合わせて舞台上方から大きなねこバスが降りてきました!
 この大きなねこバスも吹奏楽部で作りました。べニアの合板6枚の大きさで、春休み中に頑張って作りました。ねこバス上のカウンターは第二顧問の力作です!

 トトロは4つのチームに分かれてそれぞれの時代にタイムスリップしていきます。各チームに分かれたところでポーズを決めてくれました!
 1982年位タイムスリップしたトトロは『けんけんぱ』の遊びをみんなに披露しますが…なぜか途中から『We will Rock You』に変わってシャウトしています!

 また、ねこバスの故障で1214年にタイムスリップしてしまったトトロたちは、ねこバスを直すためになぜかダチョウ倶楽部のコントで会場を盛り上げます!
 最後にすべてのチームが1963年に集合。この年に流行った『明日があるさ』を3年生がチームごとにソリを演奏してお芝居を締めくくりました。

 最後にはキャスト全員が揃ってカーテンコール。左から順番にトトロ・トトロ・トトロ・トトロ・トトロ・トトロ・トトロ・トトロ・トトロと少女、ですね(^^ゞ
 部長あいさつ、エンディング、アンコール、そして今年も最後は『小さな恋のうた』で風船落としです。今年も約300の風船が宙を舞いました。

 『ステージ上の風船はどうぞご自由にお持ち帰りください。数は少ないですが、幸運をもたらす水玉風船や恋愛成就に役立つハート形風船もございます。ぜひ手土産にいくつでもお持ち帰りください。』


当日会場にお越しいただいた皆様、広告・支援等でご協力いただいた皆様、保護者の皆様、関係職員の皆様、文化情報センタースタッフの皆様
本当にお世話になりました!
生徒たちは感謝の気持ちと人生最大の満足感と達成感で幸せに満ち溢れています。
本当に、本当にありがとうございました!

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