兵庫県立佐用高等学校吹奏楽部
第2回定期演奏会の様子


↓当日の様子はこの下↓

 ごあいさつ
 爽やかな風薫る季節となりました。皆様方にはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素より、佐用高校吹奏楽部の活動にご理解とご支援を賜わり、厚く感謝申し上げます。
本校吹奏楽部は、創部以来、半世紀を超える伝統を継承し、現在にいたっています。谷口顧問が着任して2年が経ちましたが、勢いを落とすことなく、日々練習に専心し、地域に根差した活動を繰り広げています。幸運にも兵庫県吹奏楽コンクール西播地区大会では 2年連続の金賞を受賞し、また、昨年度はアンサンブルコンテスト・アンサンブルコンサートにも挑戦し、各アンサンブルチームがそれぞれ銀賞・銅賞を受賞しました。
今年は部員数が少なく、吹奏楽経験者も少ない状況で、まだまだ発展途中の吹奏楽部ですが、今後の活躍が大いに期待されるところです。
この度、より多くの皆様に日頃の練習の成果を聴いていただき、部員の励みとするべく、第2回定期演奏会を開催する運びとなりました。本演奏会では、部員一人ひとりの思いを一つにして、皆様の心に響くよう、めざしております。
今日のひと時、おりひめ文化ホールに響くハーモニーを楽しんでいただくとともに、温かい声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 校長 木村 篤志

 本日はご来場いただき、誠にありがとうございます。
 私が佐用高校に転勤してきてはや2年が過ぎました。1年目は技術の向上は勿論のこと、本番の数を増やし舞台慣れさせること、他校の演奏を聴いて自分たちの実力を見定めることを中心に頑張ってきました。30年ぶりの金賞受賞をはじめ、高等学校総合文化祭への参加、アンサンブルコンテストへの出場など常に今までにない活動・今まで以上の活動を意識してきました。そしてちょうど一年前には第1回定期演奏会を開催し、たくさんのお客様に喜んでいただくことができました。そのメンバーで出場したコンクールは2年連続金賞受賞も県大会には進出できず、苦い思い出となりました。やがて3年生が引退すると人数は半減したものの、少人数でこそできることを考えながら日々活動してまいりました。
 佐用高校吹奏楽部は、『地域に愛されるバンドを目指して』をモットーにしています。地域での演奏会やイベントに参加させてもらい好評をいただいているのは、地域の皆様とふれあい、音楽を通して時間を共有することで喜んでもらえているからだと考えています。吹奏楽部の活動はお客様があってこそということ、地域の方々の支えがあってこそということを生徒に気付かせたい、いつもそう思っています。
今日この第2回定期演奏会を開催するにあたり、たくさんの地域の方々からご協力していただけることができました。これは本当に嬉しい限りです。その皆様の期待に応えられるように今日は精いっぱい頑張って演奏したいと思います。まだまだ未熟な演奏で、つたない演出で、お見苦しいお聞き苦しい部分もありますが、どうか最後まで時間を共有くださるよう、そして生徒たちが最後に笑顔でお客様をお送りするまでお付き合いくださいますようよろしくお願い申し上げます。

 吹奏楽部顧問 谷口 正彦 

 本日はお忙しい中、第2回定期演奏会にお越しいただき本当にありがとうございます。私たち佐用高校吹奏楽部は3年生9人、2年生8人の計17名で日々真面目に楽しく練習しています。
昨年の第1回定期演奏会は大成功に終わり、そこから技術面等を磨いて今年も定期演奏会を開催することができました。どうすれば昨年を超える演奏会にできるのか、お客様に「今年もよかったよ」と言っていただけるのか。『2回目』というワードに部員たちは悩みました。演奏する曲数も、練習量も多く、何度も逃げ出したくなることもありました。それでも、いつも私たちと真っ直ぐ向き合ってくださる先生方、応援してくれる家族や友達、地域の皆様のおかげで今日まであきらめずにやってくることができました。
今日は緊張して失敗してしまうこともあるかもしれません。MCで噛んでしまうかもしれません。それでも、今できる精一杯の演奏をいたしますので、部員たちの成長した姿を見守ってください。そしてどうか、最後まで楽しんでお聴きください。
吹奏楽部部長 中石 愛美
 吹奏楽部 部長

プログラム

♪Opening サンダーバード バリー・グレイ/森田一浩(編)
第1部 オリジナル・ステージ
アルセナール ヤン・ヴァンデル・ロースト
シェイカー・ハイツ・ファンタジー フィリップ・スパーク
伝説のアイルランド ロバート・W・スミス
     
第2部 ドラゴン曲エスト
あるところに、音楽が大好きな町がありました。
今日もいつもと同じ、平和な日々が続くと誰もが思っていた・・・
しかし、ある日、突如現れたドラゴンの手によって音楽が奪われてしまったのです !
町に音楽を取り戻そうと立ちあがる勇者 ! この町の運命やいかにっ !?

     
第3部 昭和vs平成ステージ ~ Mステ in SAYO
J-BEST'15 宮川成治(編)
昭和アイドルコレクション 郷間幹男(編)
ズッコケ男道 ピエール/佐藤博昭(編)
  フィンガー5コレクション  都倉俊一・井上忠夫/金山徹(編)
     
♪Ending ミュージック・アワー ak.homma/山下国俊(編)
     
 EC 365日の紙飛行機  角野寿和・青葉紘季/郷間幹男(編)
  小さな恋のうた  MONGOL800/本澤なおゆき


当日の様子

第一部 オリジナル・ステージ  
 さぁ第一部の始まりです。オープニングはちょっと懐かしい『サンダーバード』です。古い曲なのですが今聴いてもカッコいい!  続いてはコンサートマーチ『アルセナール』です。英和辞典で直訳すると「武器庫」と訳されるのですが、この曲は鉄道会社の吹奏楽団50周年のお祝いに書かれた曲です。
 『シェイカー・ハイツ・ファンファジー』は吹奏楽界で人気のフィリップ・スパークの曲です。華やかな曲なのですが、グレードは意外に低く、吹く方も聴く方も楽しめる曲となっています。  第一部最後の曲は『伝説のアイルランド』でした。本当はこの曲で今年のコンクールに挑戦するつもりだったのですが、諸事情により曲を変えることとなり、この時が最後の演奏となってしまいました。
     
第二部 ドラゴン曲エスト  
 あるところに定期演奏会を控えている佐用高校吹奏楽部員がいました。どうやら最近ドラゴンに音楽を食べられているようで、本番前に音楽が減って困っていたようです。  こうなったら、ドラゴンを倒して音楽を取り戻すしかない!しかし、女子高生二人ではドラゴンにとうてい太刀打ちできない!そこで、女子高生の定番アイテム、お菓子を使って会場の皆様にお手伝いをお願い!
 ドラゴンを甘く見るな!俺との勝負受けて立つ!ルールは簡単だ!これから演奏する音楽の曲名を当ててみろ!当てることができたら音楽を食っちまったボスの居場所を教えてやるぜ!
 早速「会場のみなさ~ん、助けてくださ~い!」「分かった人は手をあげてくださ~い!一年生がマイクを持って行きますよ~!」
 会場のお客様もやさしい人ばかりで、たくさんの方々が手をあげてくださいました。イントロだけでは簡単すぎたので、ドラゴンは逆再生の問題を出してきました!さすがに逆再生は難しい??  「それでは正解を聴いてみましょう。普通に演奏すると・・・これを逆再生で演奏すると・・・そしてもう一度普通に演奏すると・・・・」会場のみなさんのおかげでドラゴンをたとすことができました!めでたしめでたし!
     
  第三部 昭和vs平成ステージ ~ Mステ in SAYO  
 第三部は『昭和vs平成ステージ ~ Mステ in SAYO』と題しましてミュージックステーション風にやってみました。司会のタモリさんとアナウンサーです。そして今日のゲストは山口百恵と松田聖子…(@_@;)  懐かしい曲をちりばめた『昭和アイドル・コレクション』では山口百恵と松田聖子が歌います!二人に続いて入部したばかりの一年生が懐かしのスクールメイツで踊ります!
 続いてのゲストは関ジャニ∞のみなさん!今日は何でもピンクも来ているらしくって全員で8人でした。カラフルなヘルメットは自転車通学のなごり・・・みんなで頑張って色を塗りました!
 関ジャニ∞は演奏しながら踊ります!木管パートが主体の振付で、ポーズも決めてばっちりです!
 続くゲストはフィンガーファイブのみなさんです!ファイブの名のとおり5人の兄妹、血がつながってるとかつながっていないとか、USJとか火星とか…必死のコントで会場を盛り上げてくれました!
 フィンガーファイブも踊ります。『フィンガーファイブ・コレクション』ではひな壇の上で懐かしの『個人授業』の振付を踊ってくれました!
 『フィンガーファイブ・コレクション』終盤では全員によるラインダンス!人数が少ないのでTub以外の全員が並べます!お決まりのバックフットも使ってまさに吹いて踊れる谷口バンドでした!
 アンコールの『365日の紙飛行機』では顧問がリコーダーを披露、そして最後はお決まりの『小さな恋のうた』で400個の風船が宙を舞いました!
 演奏者側から見ると風船が落ちてきた瞬間はこんな感じです。風船が落ちてくればおしまいって感じがします。
 終わった後は全員で記念撮影。こうやって並ぶと色鉛筆のふたを開けたみたいでカラフルです。
 皆さんどうもお疲れ様でした!
来年はどんな定期演奏会にしましょうか?(^_^)/


当日会場にお越しいただいた皆様、広告・支援等でご協力いただいた皆様、保護者の皆様、関係職員の皆様、文化情報センタースタッフの皆様
本当にお世話になりました!
生徒たちは感謝の気持ちと人生最大の満足感と達成感で幸せに満ち溢れています。
本当に、本当にありがとうございました!

 

第1回定期演奏会の様子はコチラ