授業の流れ
学習・教材資料
Ozobotを活用した宝探しを通して、英語表現の定着とプログラミング的思考力を伸ばすことをねらった実践。
順を追って、できるだけ少ない表現で目的地までの行き方を説明する活動は、順次、反復等の考え方を用いることにつながります。
また、Ozobotを目的地まで走らせる活動を通して、英語表現をOzobotの動きとして視覚的に捉え、英語表現の理解を深めることができます。
プログラミング教育と相性の良い道案内の単元。本実践を参考にぜひ、実践してみてください。
プログラミング教育のねらい
・目的地に着くために、最もわかりやすい順序を考えることが出来る。
・工夫を加えて目的地に到着するための案内を行おうとする。
・目的地に着くために正しい命令を組み合わせることが出来る。
学習指導案
【単元の流れ】※( )内の数字は時間数
【本時の学習】(2/2時間)
※マウスポインターを近づけると授業のポイントが現れます
単元計画
1 道案内(1)
・道案内に関する単語や表現を知る。2 宝探しゲーム(本時)(1)
・宝探しゲームを通して、道案内の表現の定着を図る。学習活動
導入
1 前時の活動を想起し、本時のめあてをつかむ。
(1)道案内の単語、表現を確認する。
(2)本時のめあて「宝のありかを英語で案内しよう」を確認する。
(Ozobotを使うことも確認する。)
展開1
2 宝の場所とその道案内について考える。
(1)宝探しゲームのルールについて理解する。
(2)ペアでワークシート①を使ってルートを考える。
(3)ペアでワークシート②を使って英語の道案内を考える。
※ワークシート③を参考にする。
展開2
3 宝探しゲームを行う。
(1)他のペアと組になり、互いに考えた道案内で宝のありかを伝える。
(2)聞き取った道案内をOzobotにプログラムし、
走るルートが道案内通りとなっているか確認する。
振り返り
4 本時の学習を振り返る。
児童生徒の活動
作成したプログラム
活動の様子
授業者の声
Ozobotを使うことによって、視覚的に物事を捉えることができました。口だけや、指でなぞるだけでなく、実際にOzobotを目的地に辿り着かせることで、「英語の意味がいつもより分かった。」「人に対しても道案内をしてみたくなった。」という感想が増え、外国語の習熟に繋がったり、実生活への意欲が高まったりする結果になりました。
プログラミング学習を外国語に紐づけることで、子どもたちの新たな気づきや動機付けになるので、是非取り組んでみてください。
豊岡市立八条小学校 小川 修平