本校での学び(中学生のみなさんへ)

総合学科とは?

総合学科とコースの違い

 総合学科と、他校に設置されているコースの大きな違いは、総合学科は単位制であることです。また普通科科目以外にも多彩な専門科目を用意していることです。
 本校は単位制ですから、大学のように個人の興味・関心、進路希望に応じて自分で自分の時間割を作ります。
 コースや専門学科では、あらかじめ時間割が決められています。ですから進むべき進路がはっきり決まっている生徒は、それに見合った専門学科やコースを選ぶとよいでしょう。
 しかしこの場合、途中での進路変更はできないために、自然科学系のコースに入学して3年からやはり文系に行きたいと思っても、コースで決められた数Vや、理科の難解な科目を最後まで学習しなければなりません。
 総合学科の場合は進路変更についても比較的柔軟に対応できます。

総合学科の利点

 総合学科は単位制であるため、生徒一人ひとりの時間割が用意できるということ、また普通科単位制より多彩な専門科目も用意できるという点において、もっとも理想的な学校システムの一つです。
 生徒にとって教育条件が良いことはそれだけお金がかかるわけですが、総合学科は教員数と施設・設備の二重の意味でお金をかけています。特に音楽や美術、家庭科、情報などの設備は、他の学校と比べて、充実しています。(普通科の学校に共通するものには、設置後40年を経て、若干老朽化している設備もありますが、現在、順次改修中です。)現実的には予算的な制約もありますが、職員の数は普通科より多いので、科目選択の幅は広がり、少人数授業が増えました。