
第4・?話 ―後書きの対談・其の3―
作者(以下、N):うし、終わり。
佑里(以下、Y):お疲れ…って、年を越しちゃったじゃない! なんでこんなに、完成が遅いのよ!?
N:すいません!(読者に向かって)他の小説にも、手を回してました!
Y:後でやれっ! 締め切り抱えてる、こっちの方が重要でしょうが!
N:う〜でも、この話、ずっと書いていると、息が詰まりそうで。他のやつは、もっと気楽にかけるもんだから、つい…。
Y:…まあ、気分転換をするな、とは言わないけど…。
N:ドゴ!(←殴られる)
凛(以下、R):てめえっ、何で俺があんなに出番少ないんだ!
アーティス(以下、A):あ〜、やっぱし殴った。
N:…ア、アーティス…。何で、凛を、ここに連れてきたんだよ…!
Y:あら2人とも、いらっしゃい。
A&R:こんにちは!
N:おい!
A:だって、私も、凛と同じ気持ちだもん。
N:……。
A:どうせ、「アーティスなら大丈夫だろう」なんて、思ってたんだろうけど…私だって、平手の1つはおみまいするつもりだったんだからね!
R:あんた、ここまで自分のキャラに嫌われて、どうすんの…。
N:…。
Y:とりあえず今回は、特に戦闘も無く、終わったわね。
N:ま、次は、戦闘ばっかだけどな。
A:にしても、八島家って、かなり怖くない? 全員、CGだなんて…。
R:確かに。
N:…まあ、こういう家族は、この世界では、多いけどな。CGって、基本的に楽になることができるし、稼ぎも少なくないから。
R:おいおい、そんな世界でいいのかよ?
N:ただ、死亡率もずば抜けて高いから、覚悟を決めないと駄目。普通に考えて、就職したほうが、絶対割に合う。
A:…じゃあ、八島家って、一体…。
N:あえてあんまり言わないけど、「金に困る」「血筋」「命知らず」が、CGに、結構なっていく。
A:血筋?
N:親がCGなら、子供も…ってやつ。まあ、あの一家は、少々特殊かも知れんが。
A:次が、CCとの戦闘ってのは分かったけど…ひょっとして、もう終わり?
N:いや。次の話は、RPGで言うなら、「VS魔王」。
R:分かるように言えよ…。
N:これで、分からないか? 大体のRPGって、2段構成になってるだろ? 魔王の次は…。
Y:…大魔王? つまり、この話の後には、さらに…。
N:そう、敵がいるわけ。
A:けど、後2話でしょ? 大丈夫?
N:…。
A&R&Y:言葉に詰まるなあっ!!
R:で、だ。そろそろ、答えてもらおうか。
N:?
R:俺達の出番が、なんであんなに少ないんだよ!?
N:ページと時間と話の都合!
A:うあ、めちゃめちゃきっぱり。
N:もちろん、凛とアーティスを考えた時には、もっと出番増やして、ストーリーにもからめていくつもりだったさ。…けどなあ、たった7話だし、時間がどんどん少なくなっていくし…。
Y:それと、あんたも怠けてたしね。他の小説書いたり…。
N:……。…まあ、そう言うわけで、この話を書く直前になると、2人は、話から消えていた。
A&R:なあっ!?
N:でも、「せっかく作ったのに…」という気持ちがあって、今になったわけ。
Y:じゃあ、かなり危なかったんだ。
N:うん。でも、次の話にも、また出ることが決まってる。
R:えっ、ほんとか!?
N:まあ、少しの間、待っててくれい。
N:設定の方も新しく書いたんで、そちらも見てください。
A:本当に、大丈夫? 次からの話。
N:…出来る限り、やります。
R:…俺達は、その言葉を信じるしかないか…。
N:とにかく、頑張るぞ!