学校長挨拶
ご挨拶
兵庫県立浜坂高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
浜坂高校は「勤勉・創造・禮儀」の理念のもと、予測不能な時代を主体的に生きるための想像力と発進力を備え、課題解決に主体的に取り組み、自己と地域の未来について考え、行動できる人材を育成することをスクールミッションとしています。
「学びて思はざれば、すなはち罔(くら)し。思ひて学ばざれば、すなはち殆(あやう)し。」――孔子『論語』の有名な一節です。
学ぶこと、それは先人や対人関係、あるいは自分自身の経験から知識や情報を収集し蓄積することを意味します。一方、思うとは、一定の前提から恣意を含まず純粋に論理的に思考することを意味します。孔子は、学んだだけではそこから導きだされる光のようなものが発してこない、すなわち罔しであり、思うだけで学ばないのはとんでもない独りよがりの結論に達してしまう、すなわち殆しと考えたのでしょう。
今の世の中は、質的にはともかく、学ぶことに関しては十分といってよい状態にあります。特に情報量に関しては、個人のレベルでは処理できないほど満ち溢れています。ところが、思うことが十分かというと、いささか疑問が残ります。 「思う」には、「考える」「思索する」「判断する」などの意味から、「なつかしむ」「恋う」「悲しむ」「悩む」「感じる」などの意味まで含まれます。
本校は「自己と地域の未来について考え、主体的に生きる力」を育むことを目標としています。「考える」こと、「主体的に生きる」こと――きわめて能動的な力です。単に「学ぶ」だけではなく、自ら「思うこと」で掘り下げ、「学んで思う」ことで豊かな人間性を養う教育を、学校をあげて追求して参りたいと思います。
どうぞ今後とも本校の教育活動に、ご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月
校長 西岡 優子
スクールミッション・スクールポリシー
浜坂高校が目指す学校像や社会的役割、教育方針について
校訓
「勤勉・創造・禮儀」
勤勉とは、つつましく、真心を込め、一途に努力することである。
創造とは、小さな成功を積み重ねた先にある自己実現である。
禮儀とは、思いやりの心をもって、和を尊ぶ言動にある。
校章
昭和28年10月1日、校旗と共に制定され、橘の花を図案化したものである。郷土浜坂の産土神として崇敬されてきた宇都野神社の紋章である”丸に橘”に由来するとされる。
3つの橘の花は、校訓の「勤勉・創造・禮儀」の三句を表現し、深い教養を身につけた人格形成と学校発展の願いを託したものとされる。
沿革
S23.10.1 県立浜坂高等学校(定時制)開設 本校(中心校)を浜坂町、分校を温泉町、射添村、小代村に設置
S25.4.1 本校に昼間定時制を設置
S26.2.21 校舎西階段下から出火全焼
S26.4.1 全日制高等学校設置(普通科・家庭科の2学科)・定時制課程を併置
学区は美方郡西部6町村
S27.1.18 第1期工事(1号校舎)竣工、現在地に移転
S28.10.1 創立5周年記念式典挙行 校旗制定
S31.11.11 温泉分校校舎竣工
S32.10.1 創立10周年記念式典挙行
S32.12.3 体育館兼講堂(旧)竣工
S34.2.10 特別教室棟竣工
S34.10.10 射添分校、小代分校を統合し、美方分校と改称、射添分教室設置
S35.4.1 家庭科の募集を廃止
S38.1.16 創立15周年記念式典竣工
S38.3.31 美方分校射添分教室を廃止
S39.3.31 定時制中心校を廃止
S40.3.4 3号校舎(旧)竣工、校地拡張工事完成
S40.4.1 商業科を設置
S42.2.28 商業科特別教室棟(旧)竣工
S44.4.1 美方分校、温泉分校を全日制に移行
S44.7.24 プール(旧)竣工
S49.3.31 校舎(現)第1期工事竣工
S50.3.30 校舎第2期工事竣工
S50.4.1 美方分校廃止
S51.5.25 運動場(球技コート)完成
S52.10.7 体育館竣工
S53.4.1 温泉分校を県立温泉高等学校として分離独立
S53.9.26 創立30周年記念式典挙行
S56.3.20 校舎(現)第5期工事竣工
S57.4.1 商業科募集停止
S61.3.31 格技場及び渡廊下竣工
S63.10.1 創立40周年記念式典挙行
H2.3.14 トレーニング室棟竣工
H10.9.30 橘会館竣工
H10.10.4 創立50周年記念式典挙行
H13.4. 1 県立温泉高校を県立浜坂高校温泉校に改名
H16.3.31 プール建替
H19.3.31 県立浜坂高校温泉校を閉校
H20.10.4 創立60周年記念式典挙行
H28.4.1 グローカルキャリア類型設置
H30.9.30 創立70周年記念式典挙行
R1.12.20 台湾 屏東縣立東港高級中學と姉妹校締結
兵庫県立温泉高等学校沿革
S23.10.1 県立浜坂高等学校開設、独立定時制高校として本校を浜坂町に、温泉分校を温泉町湯(温泉小学校舎一部 を借用)に設置し発足
S31.11.13 温泉町細田(温泉中学校前)に独立校舎を建設し移転
S44.4.1 昭和44年度入学生より全日制へ移行、第2学年全日制へ移籍
S46.9.1 温泉町竹田に新校地を造成し、新校舎を建築し移転
S49.3.31 体育館竣工
S50.4.1 学級増となり、50年度入学生から2学級編成
S53.4.1 昭和53年県条例第23号により、県立温泉高等学校として独立
S53.7.27 独立開校記念式典挙行
S54.2.25 第1回卒業証書授与式挙行(卒業生76名)
S55.3.31 クラブ部室新設(12室)
S56.12.17 新本館竣工(3階建)
S57.6.9 新校舎竣工記念式典挙行
S62.10.17 創立40周年独立10周年記念式典挙行
H1.2.4 格技場竣工
H1.8.19 プール竣工
H2.1.15 テニスコート・防球ネット新設
H9.10.4 独立20周年記念式典挙行
H11.4.1 学級減となり、11年度入学生から1学級編成
H13.4.1 県立浜坂高等学校温泉校を併設
H15.4.1 県立温泉高等学校を廃止
H17.4.1 県立浜坂高等学校温泉校生徒募集停止
H19.3.31 県立浜坂高等学校温泉校を閉校