兵庫県立総合教育センター
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センター長 あいさつ


 兵庫県立総合教育センターのWebサイトを御覧いただき、ありがとうございます。  
 当総合教育センターは、本年4月に、県立教育研修所と県立特別支援教育センターとを発展的に統合して設置されました。当総合教育センターは、「研修」「研究」「教育相談」「情報発信・支援」の4事業を通して、本県教育の基本理念である「兵庫が育む 心豊かで自立する人づくり」を実現するため、教職員の資質・能力の育成と教職員・保護者・子どもたちへの支援に努めています。
 研修については、今日的な教育課題に応じ、ICT活用、不登校やいじめへの対応、特別な配慮や支援を必要とする児童生徒への対応に重点をおいて行います。
 研究に関して、若手教員の指導力育成や授業のユニバーサルデザイン化などといった課題に対する研究の成果をまとめ、「令和5年度研究紀要」を作成し、昨年度末、関係機関に送付しました。また、学校現場ですぐに活用できるよう、「初任者の学びを支える体制づくりQ&A」及び「みんなで創る道徳の授業校内研修ガイド」等のリーフレットを作成しました。当総合教育センターWebサイトに掲載するとともに、今後、各種研修会等で配布、活用していきます。
 教育相談に関して、「ひょうごっ子悩み相談」に、不登校に関する専門スタッフを新たに配置するとともに、「ひょうごっ子悩み相談」と「特別支援教育相談」を一体的に運営して、様々な相談に多角的に対応し、適切な支援につなげていきます。
 情報発信・支援に関して、月刊「兵庫教育」を発行し、大学教員等専門家による論文や、学校現場での教育実践等を掲載しています。また、兵庫県教育情報ネットワーク(ゆずりはネット)の運用・管理を行っており、各学校における教育の情報化の推進を支援しています。  
 加えて、教育公務員特例法に定められた研修記録を行うための、教職員研修管理システムの運用を行っています。このシステムを、年度初めの目標設定や研修受講、研修の振り返り等、一人一人の資質向上への取組に御活用ください。  
 次代を担う子どもたちに「『絆』を深め、『在りたい未来』を創造する力」を育成するため、兵庫県教員等資質向上指標を活用し、学び続ける教職員として研修に励んでください。
 
令和6年4月
兵庫県立総合教育センター長 西田 健次郎