Pref.Hyogo IWA High School

　「真心（まごころ）」を持とう　

　みなさん、本校ホームページにようこそ！

本校は1961年に県立山崎高等学校伊和分校として分校統合され、1964年に県立伊和高等学校として独立し設立されました。その後、1989年には６学級（各47名）の最大規模から徐々にクラス減となり2018年に１学級（40名）となりました。今年度、創立５９年目になる普通科高校です。

さて、校訓は「自主、敬愛、創造」として、自律した営みを育み、ふるさとを愛し、地域との協働により育まれ、地域社会に貢献し未来を切り拓いていく人材を育成することを目指しています。地域に信頼され親しまれる学校づくりを礎にして多彩な行事等の取り組みを行っています。特に、キャリア教育類型の特色選抜を実施し「キャリア実習」として地元企業から協力を頂き、貴重な体験を積むことができて積極性が身に付いています。また、少人数指導により生徒ひとりひとりと向き合い丁寧な教育活動が行われています。社会人としての所作を修得して、即戦力として活躍できる学びがあります。

　また、昨年度実施した「総合的な探究の時間」では、１年生は「キャリア学習」を行い、２年生では多彩なプログラムを用意し、「和太鼓・小物づくり」では特別講師を招聘して和太鼓演奏を指導してもらい、小物制作では出来上がった作品を交通安全運動で配布しました。「手影絵・ダンス」でも特別講師を招いて指導を受けて活発に活動しました。「トールペイント・絵手紙」でも特別講師の指導の基、個性豊かな作品が出来上がり成就感を味わえました。自分の興味関心に合わせて選択した講座で伸び伸びと積極的に楽しんでいる様子が成果発表会で披露ました。

また、部活動では、カヌー部や弓道部など特徴ある部があり大いに活躍してくれています。特に、カヌー部は近畿大会や全国大会に出場するなど素晴らしい成果を上げています。他の運動部も文化部も元気に楽しく活動を行っています。本校では、やりたい事がおもいっきりできる魅力的な学校です。生徒の生き生きとした明るく楽しそうな活動ができ、充実した高校生活が送れるように教職員一同が一丸となってサポートしていきます。

さて、実社会に目を向けると目覚しい変化が繰り広げられています。特に、最近話題になっているＡＩ（人工知能）が凄まじい進化を続けています。将棋や囲碁の世界ではプロ棋士が勝てないどころか指導ツールになっています。ＮＨＫのニュース番組では「ＡＩアナウンサー」が人間と遜色ない働きをしたり、インタビューした内容を高い完成度で原稿が作れるようになっています。Googleの関連グループが開発した「チャットＧＰＴ」はＡＩと人間がＱ＆Ａ形式で自然な会話ができるだけでなく、小説を書いたり有名作家の作品を要約したり、さまざまな言語の翻訳が驚くほど完成度の高いものになっています。今後、万能なＡＩが活動して便利になる反面、倫理的な問題も懸念されています。さらに、ＡＩが人間の仕事を取って代わり出すと人間の存在価値すら問われることになるでしょう。人として「絆」を大切にし、相手を思いやる「真心」をしっかりと養って欲しいものです。本校での経験や学びが価値判断の礎になることを願っています。

さあ、活気があり多彩な活動ができ心惹かれる学校生活が送れる学び舎にぜひお越しください。