校長あいさつ

 令和4年4月より着任いたしました 安東 靖貴でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 高砂南高校は、1980年4月8日に開校しました。以来42年間にわたり「自主自立」「質実剛健」「友愛協調」の三つの校訓のもと、学び、高校生活を送られた14,000名を超える卒業生の皆さんが、高砂、東播磨の地域はもとより、広く社会で活躍されています。

 この2年間は、新型コロナウイルス感染症の流行により、残念ながら南溟祭も開催することができないなど、教育活動も様々な制約を受けました。引き続き感染防止対策を徹底しながら、できるところから従来の形に戻せるよう努力して参りたいと考えておりますが、今後の状況次第では、まだまだ教育活動への影響も懸念されるところでございます。

 私たちの社会は、新型コロナの流行により、ライフスタイルや働き方などの急激な変化を余儀なくされました。ICT化が加速し、あらゆる情報が氾濫する社会においては、生徒の皆さんには、一人一人の情報リテラシーの向上とともに、本質を理解するために実際に自分の目で見て、肌で感じ、頭を使って考える体験も大切にして欲しいと思います。

 本校のコミュニティ創生類型において開講するコミュニティ探究講座・活性化講座では、地域貢献について学び、生徒一人一人が自分にできることをしっかりと考えます。また3年間の総合的な探究の時間を通じて、広い視野を持って社会に貢献する人材の育成をめざします。

 今春、43回生の皆さんを高砂南高校の一員として迎え、新たなスタートを切りました。PTA、同窓会、地域の皆さまとともに、教職員、生徒が一丸となって、高砂南高校の新しい歴史を築いて参ります。

 今後とも皆様のご理解とご支援ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。