18.マッチ箱から白い光

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[目的]マッチ箱のこする(茶色い)部分を燃やし、取り出した亜リン酸H2PO3でリン光を観察する。
[領域]化学:リンの性質
[準備]マッチ箱 ラップ
[操作]
 1)マッチ箱のこする(茶色い)部分をはがして燃やす。
 2)燃え残った黄色い油状のものをラップで擦り取る。
 3)油状物を内側にしてラップを揉み、暗いところでラップを広げると白い光が広がる。
[留意点・工夫点]
燃やしたときに出る煙やガスを吸い込まない。
マッチ箱のこする部分は、赤リンP、硫化アンチモンSb2S3、ポリ酢酸ビニルなどで、マッチ棒の頭の部分は硝酸カリウムKNO3 、イオウS、ガラス粉でできている。
黄色い油状のものは亜リン酸H2PO3である。亜リン酸は空気に触れると、青白い光を放つ。この光をリン光という。
[関連実験]黄リン
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