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姫路城

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姫路城
姫路城縄張り図

城内の進入路を意図的に曲げたり、敵の勢いを止めて前方を仕切る塀は、城郭の最も基本的な防備ラインを形成します。鉄砲や弓矢を撃つための狭間(さま)が分厚い土の壁に開口し、軍事施設としての厳しい表情を見せつつも、瓦屋根を乗せた丁寧なつくりに、格調の高い恒久の城郭を願う人々の想いが感じられます。

西ノ丸 南東土塀
<西ノ丸の南東土塀(どべい)から天守を望む>
側面からの迎撃を行いやすくするため、塀に折れを付けています。
菱ノ門の南方土塀
門の前方に一列の防備ラインを引き、併せて門前の空間を狭めています。
菱ノ門の南方土塀
<土塀の狭間(さま)~丸~>
狭間には様々な形があります。丸・三角は鉄砲を撃つためのものです。
菱ノ門の南方土塀
<土塀の狭間(さま)~三角~>
狭間には様々な形があります。丸・三角は鉄砲を撃つためのものです。
菱ノ門の南方土塀
<土塀の狭間(さま)~長四角~>
長四角は弓矢を、また正方形は鉄砲用の開口部です。姫路城では鉄砲と弓矢の狭間の比率が2:1となっています。
菱ノ門の南方土塀
<土塀の狭間(さま)~正方形~>
長四角は弓矢を、また正方形は鉄砲用の開口部です。姫路城では鉄砲と弓矢の狭間の比率が2:1となっています。
三国堀の土塀
左右で狭間の開け方が異なります。
三国堀(北辺土塀)
狭間の間隔が広く、塀の中央の高さにあります。
三国堀(東辺土塀)
<その1>
狭間の間隔が狭く、石垣近くの低い位置にあります。
三国堀(東辺土塀)
<その2>
内側に造られた小さな「控塀(ひかえべい)」です。
三国堀(東辺土塀)
<その3>
控塀の上に足場を組めば、塀の屋根越しに攻撃ができます。
はノ門の西方土塀と狭間
城内各所ごとに狭間の配列パターンの違いがあります。
はノ門の足元の瓦敷き(排水溝)
瓦は屋根の上にあるとは限りません。足元を固めている瓦にも注目してください。
とノ四門の土塀
とノ四門の土塀 狭間と排水口
築地(ついじ)塀
<油壁(ほノ門内)>
漆喰(しっくい)塀が多い姫路城内では特に珍しい塀です。
築地(ついじ)塀
<油壁(あぶらかべ)>
壁面の横筋は、少しずつ土を叩き締めて積み上げた版築(はんちく)工法を物語るものです。
姫路城の軒瓦(ろノ門)
瓦当(がとう)部分に城主の家紋が入っています。
屋根瓦(とノ二門)
<その1>
瓦の継ぎ目に漆喰が塗られています。
屋根瓦(とノ二門)
<その2>
瓦の継ぎ目に漆喰が塗られています。
天守の北下の渡櫓(わたりやぐら)
<軒下の瓦>
軒の曲線に従って雨垂れ受けの瓦敷きもカーブしながら対応しています。
大天守(西側の大千鳥屋根)
<鯱瓦(しゃちがわら) その1>
城郭の屋根を飾る火災封じの願いが込められた特別な瓦です。
大天守(西側の大千鳥屋根)
<鯱瓦(しゃちがわら) その2>
城郭の屋根を飾る火災封じの願いが込められた特別な瓦です。
大天守(四重目)西側
大天守(四重目)西側の唐破風(からはふ)屋根から、西ノ丸方面を見下ろした写真です。
へノ渡櫓(天守の北東下の渡櫓)
鬼門(きもん)除けを意味する「桃の鬼瓦」があります。
へノ門
招福の吉祥(きっしょう)を意味する「小槌の鬼瓦」です。