兵庫県立総合教育センター
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令和5年度 県立教育研修所 第1回~第18回公開講座

申込み方法:
 ① まず、企画調査課まで、受講したい旨お電話ください。(0795-42-3101)
 ② 次に、右のメールアドレス( k-support@hyogo-c.ed.jp )宛て、
   名前、所属、連絡先、受講を希望する回を記載し、送信してください。

内容
第1回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:不登校児童生徒の内面の理解に生かせる視点
日時:令和5年6月21日(水)~7月4日(火)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学大学院 教授 遠藤 裕乃 氏

 遠藤 裕乃(えんどう ひろの)氏は、臨床心理学を御専門とされています。著書として「ころんで学ぶ心理療法」「その心理臨床、大丈夫?-心理臨床実践のポイント-」などを執筆され、若手セラピストの育成に尽力されるとともに、教育相談のスーパーバイザーとしても活躍されています。
 今回は、背後に様々な要因があるとされる不登校をその状態像の一つであると捉えた立場から、システム論的家族療法の視点による児童生徒や家族に対する教育相談の在り方や、そのポイントやコツなども交えながら不登校児童生徒への対応について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「不登校への対応講座-不登校の理解と対応のために-」の講義を兼ねています。

第2回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-
日時:令和5年6月28日(水)~7月11日(火)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学大学院 教授 筒井 茂喜 氏

 筒井 茂喜(つつい しげき)氏は、明石市等の小学校教諭を経て、現在は兵庫教育大学大学院 小学校教員養成特別コース教授として活躍されています。御専門は体育科教育学で、体育授業を非言語コミュニケーションによる教育の観点から捉え直し、その理論的枠組みの構築、非言語コミュニケーションに着目した指導が他者の感情・気持ちへの理解に及ぼす影響について研究されています。
 今回は、「豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-」と題して、ボール運動系領域の指導の在り方を中心に科学的知見に基づいた授業改善について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(小中)体育科・保健体育科授業実践講座-「ボール運動系」領域の授業づくり-」の講義を兼ねています。

第3回 演題:児童生徒の命を守るために
日時:令和5年7月7日(金)13:00~16:10
場所:県立教育研修所 講堂
講師:関西外国語大学 教授 新井 肇 氏

 新井 肇(あらい はじめ)氏は、生徒指導論及びカウンセリング心理学が御専門で、日本生徒指導学会、日本カウンセリング学会等に所属され、全国の生徒指導や教育相談の発展に寄与してこられました。現在、日本生徒指導学会の副会長、文部科学省の「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」委員、「いじめ防止対策協議会」座長を務められ、県内においても「兵庫県いじめ対策審議会」の委員長として児童生徒を取り巻く喫緊の課題であるいじめや自殺問題への対策に寄与されています。また、当教育研修所心の教育総合センターにおける「自殺予防に生かせる教育プログラム作成委員会」の委員長を務めていただき、本プログラム作成に御尽力をいただきました。
 今回は、「児童生徒の命を守るために」と題して、自殺予防の重要な柱の中でも、インターベンション、ポストベンションの2つの観点に焦点化しながら、児童生徒の自殺予防対策の必要性とその在り方について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「自他の命を大切にする心を育む教育講座-『自殺予防に生かせる教育プログラム』の活用-」の講義を兼ねています。

第4回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:対話を通して深い学びをめざす指導と評価
日時:令和5年7月25日(火)~8月7日(月)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学大学院 教授 谷田 増幸 氏

 谷田 増幸(たにだ ますゆき)氏は、広島市立中学校・高等学校教諭、国立教育政策研究所教育課程調査官、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官を経て、2010年から現職、本年度から道徳教育研究開発センター長、上廣道徳教育アカデミー総括監督者を兼任されています。
 また、中央教育審議会初等中等教育分科会の専門委員や、文部科学省『中学校学習指導要領(平成29年度告示)解説 特別の教科 道徳編』の協力者、日本道徳教育方法学会会長等、全国的に御活躍され、本県においても道徳教育実践推進協議会委員長を務められています。
 今回は、「対話を通して深い学びをめざす指導と評価」と題して、道徳科の指導と評価の在り方について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(小中)道徳科授業実践講座-深い学びをめざす指導と評価-」の講義を兼ねています。

第5回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
日時:令和5年7月28日(金)~8月10日(木)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:多聞法律事務所 弁護士 中川 勘太 氏

 中川 勘太(なかがわ かんた)氏は、京都大学経済学部で学ばれた後、1999年に弁護士になられ、財務省近畿財務局金融検査官、兵庫県弁護士会副会長、神戸大学法科大学院教授等を歴任されるとともに、さまざまな業種の法律顧問として御活躍中です。また、現在は、神戸市教育委員会教育法務監理役として、教育現場における学校事故やトラブルへの対応などについてのアドバイスを行っておられます。
 今回は、「学校における危機管理と危機対応」の在り方について、学校事故等の事例をもとに、御教示いただきます。
なお、この公開講座は「学校における危機管理講座」の講義を兼ねています。

第6回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:学校組織の活性化を図るために求められるミドルリーダーの姿とは
日時:令和5年8月8日(火)~8月21日(月)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:愛媛大学大学院教育学研究科 教授 露口 健司 氏

 露口 健司(つゆぐち けんじ)氏は、九州共立大学経済学部、愛媛大学教育学部を経て現在は、愛媛大学教職大学院にて御活躍をされています。
 教育学が御専門で、日本学校改善学会会長、国立教育政策研究所客員研究員、教職員支援機構客員フェローを務められるなど、教育界の発展に寄与してこられました。また、『学校組織のリーダーシップ』、『学校組織の信頼』、『ソーシャル・キャピタルと教育』など数多くの書籍を執筆されています。
   今回は、学校組織活性化のためのリーダーシップの在り方について、御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「学校組織活性化における教員の在り方講座-ミドルリーダーとしての役割-」の講義を兼ねています。

第7回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:「介護過程」の授業づくりの在り方について
日時:令和5年8月10日(木)~8月23日(水)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:帝京科学大学医療福祉学科 教授 柊崎 京子 氏

 柊崎 京子(ふきざき きょうこ)氏は、長年介護福祉士の養成カリキュラムに関連した研究を続けられています。介護過程や医療的ケアといった介護に携わる者にとって不可欠なテーマについて理論と実践の両面から多様な分析・検討を試みられ、コロナ禍においても適切な実習とその評価を行うための方法についても研究を進められるなど、御専門は多岐にわたります。
 今回は、「『介護過程』の授業づくりの在り方について」と題して御講義をいただきます。専門技術のみならず、サービス利用者の多様なニーズと課題を発見・解決する力を養うことが求められる介護過程という科目において、生徒の学びの場をいかにデザインするかについて、福祉教育に携わる先生方に示唆を与えてくださいます。
 なお、この公開講座は「(高)福祉科教育講座-実践力を高める福祉科授業づくり-」の講義を兼ねています。

第8回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:いじめ問題に適切に対応するために
日時:令和5年8月10日(木)~8月23日(水)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学大学院 教授 松本 剛 氏

 松本 剛(まつもと つよし)氏は、心理学を御専門とされており、特に臨床心理学、教育相談、人間性心理学、学生相談等に関して様々な実践的な研究を進めておられます。大学教員になられる前は、大阪で高等学校の教員として教壇に立たれた経歴をお持ちでもあります。また、当教育研修所の心の教育総合センターの所長を兼務していただいており、当センターで開発した「いじめ未然防止プログラム」の作成にも御尽力いただいております。
 今回は、「いじめ問題に適切に対応するために」と題して、いじめ問題の理解、集団づくりの視点などについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「いじめ問題への対応講座-『いじめ未然防止プログラム』の活用-」の講義を兼ねています。

第9回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:生徒の課題解決能力を育む授業づくり
日時:令和5年8月14日(月)~8月28日(月)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 教授 坂本 有芳 氏

 坂本 有芳(さかもと ゆか)氏は、生活経営学、消費者教育が御専門で、日本家政学会、日本家庭科教育学会、 日本消費者教育学会など多数の学会に所属されています。また、消費者庁消費者教育推進会議委員、文部科学省消費者教育アドバイザー、経済産業省消費経済審議会臨時委員なども務められ、令和3年には、消費者支援功労者内閣府特命担当大臣表彰を受賞されるなど、多方面で活躍されています。
 今回は、「生徒の課題解決能力を育む授業づくり」と題して、生徒の力を積み上げていく授業づくりについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)家庭科教育講座A-実践力を高める授業づくり-」の講義を兼ねています。

第10回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:「指導と評価の一体化」の実現に向けて -学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の改善-
日時:令和5年8月16日(水)~8月29日(火)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:京都市立芸術大学総合芸術学科 教授 飯田 真人 氏

 飯田 真人(いいだ まさと)氏は、美術教育が御専門で、令和元年度まで「学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業協力者」を務められ、「高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 芸術(音楽・美術・工芸 書道)編 音楽編 美術編」などの作成に寄与されています。また、「人間性の涵養:新学習指導要領の究極的な目標は」を金子書房より出版されています。現在は、図画工作・美術教育の調査研究に携わられ、その発展に寄与されています。
 今回は、「『指導と評価の一体化』の実現に向けて-学習指導要領の改訂を踏まえた学習評価の改善-」と題して、芸術科(美術)として求められる学習評価の在り方や学習評価の改善について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)芸術科(美術)教育講座-妥当性・信頼性の高い学習評価の在り方-」の講義を兼ねています。

第11回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:ICTを活用した授業展開について
日時:令和5年8月22日(火)~9月4日(月)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:神戸女子大学 教授 小林 田鶴子 氏

 小林 田鶴子(こばやし たづこ)氏は、音楽教育学が御専門で、ICTの活用では、1990年代後半から、譜面入力ソフトウェアを創作で活用する学習活動のアドバイザーとして、遠隔音楽授業の企画を立て、兵庫県三木市の小・中学校と韓国の小学校との国際交流テレビ会議音楽授業や、東京都、長野県などとのテレビ会議交流授業のコーディネートにあたられました。
 また、環境音を録音・編集して地図に貼り付ける「音の出る地図」の実践や音楽と音響を関連付けたSTEAM教育を幼児や小学校の頃から取り入れる可能性についての研究等を行われています。今回は、「ICTを活用した授業展開について」と題して、生徒の力を積み上げていく授業づくりについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)芸術科(音楽)教育講座-ICT活用指導力の向上をめざす-」の講義を兼ねています。

第12回 演題:体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて -学びをつなぐキャリア教育の意義-
日時:令和5年8月21日(月)9:50~12:00
場所:県立教育研修所 講堂
講師:文部科学省初等中等教育局教育課程課 教科調査官 佐藤 学 氏

 佐藤 学(さとう まなぶ)氏は、東京都足立区六月中学校主任教諭としてキャリア教育の実践を積み重ねるとともに、国立教育政策研究所が発行するキャリア教育に関する資料の作成協力委員、独立行政法人教職員支援機構が行っているキャリア教育指導者養成研修の講師等を務めてこられました。その後、足立区教育委員会教育指導部指導主事を経て、現在は文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官、国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターキャリア教育総括調査官として、キャリア教育の発展に寄与されています。
 今回は、「体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて-学びをつなぐキャリア教育の意義-」と題して、キャリア教育における小・中・高一貫した取組の充実に向けて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(小中)キャリア教育推進講座-体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて-」「(高)キャリア教育推進講座-体系的・系統的なキャリア教育の充実をめざして-」の講義を兼ねています。

第13回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:一人一人の児童の数学的な見方・考え方を育む授業
日時:令和5年9月20日(水)~10月3日(火)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:神戸大学大学院 教授 岡部 恭幸 氏

 岡部 恭幸(おかべ やすゆき)氏は、数学教育、数理認識論が御専門で学校現場や教育委員会などとの協同研究や研修企画などに積極的に取り組まれるなど、教育実践を重視した研究活動を続けておられます。
   また、本県の学力向上実践推進委員会委員、ひょうごつまずきポイント指導資料作成検討委員会副委員長を務められるなど、教育実践を重視した研究活動を続けておられます。
 今回は、「一人一人の児童の数学的な見方・考え方を育む授業」と題して、新学習指導要領の見方・考え方を踏まえて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は、「(小)算数科授業実践講座-数量の関係に関するつまずきの解消に向けて-」の講義を兼ねています。

第14回 演題:国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価
日時:令和5年9月7日(木)9:50~12:00
場所:県立教育研修所 講堂
講師:兵庫教育大学大学院 教授 吉川 芳則 氏

 吉川 芳則(きっかわ よしのり)氏は、国語教育学が御専門で、全国大学国語教育学会、日本国語教育学会に所属され、全国の国語教育の発展に寄与されています。また、本県の兵庫県学力向上実践推進委員会副委員長やひょうごつまずきポイント指導事例集等の作成に係る指導資料検討委員会委員長を務められるなど、本県の学力向上の取組推進に大きく寄与されています。
 今回は、「国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価」と題して、「読むこと」領域における国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成を実現する指導と評価の在り方、言葉による見方・考え方を働かせる学習過程を重視した授業づくりについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は、「(小)国語科授業実践講座-「読むこと」の授業づくり-」の講義を兼ねています。

第15回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-
日時:令和5年9月28日(木)~10月11日(水)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学大学院 教授 筒井 茂喜 氏

 筒井 茂喜(つつい しげき)氏は、明石市等の小学校教諭を経て、現在は兵庫教育大学大学院 小学校教員養成特別コース教授として活躍されています。御専門は体育科教育学で、体育授業を非言語コミュニケーションによる教育の観点から捉え直し、その理論的枠組みの構築、非言語コミュニケーションに着目した指導が他者の感情・気持ちへの理解に及ぼす影響について研究されています。
 今回は、「豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-」と題して、ボール運動系領域の指導の在り方を中心に科学的知見に基づいた授業改善について御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(小中)体育科・保健体育科授業実践講座-「ボール運動系」領域の授業づくり-」の講義を兼ねています。

第16回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:「問い」を中心に構成する学習の展開 -「問い」を生かした授業づくりの理論と方法-
日時:令和5年10月5日(木)~10月18日(水)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学 名誉教授 原田 智仁 氏

 原田 智仁(はらだ ともひと)氏は、愛知県の公立高校教諭(世界史担当)を14年間務められた後、兵庫教育大学に転任されました。1997年~2008年の間、文部省(文部科学省)の世界史担当教科調査官も務められ、1999年版の学習指導要領の改訂に携わられました。
 また、社会系教科教育学会及び全国社会科教育学会の会長として、社会科授業研究の推進にも尽力されてこられました。
   今回は、「問い」を中心に構成する学習の展開と題して、生徒の力を積み上げていく授業づくりについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)地理歴史科・公民科教育講座A―「問い」を中心に構成する授業づくり―」」の講義を兼ねています。

第17回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:高等学校における数学的活動について
日時:令和5年10月13日(金)~10月26日(木)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:兵庫教育大学 教授 濱中 裕明 氏

 濱中 裕明(はまなか ひろあき)氏は、代数的位相幾何学を御専門とされており、近年は、数学教育学を中心に研究活動を続けていらっしゃいます。2021年に行われた全国数学教育学会第55回研究発表会では、研究成果として「数学的な面白さを感じさせる授業について:「説明する証明の理解」を目指した授業実践」「「必要条件」という概念の存在理由の顕在化: 論理概念の高校数学における生息可能性」を発表されています。
 今回は、「高等学校における数学的活動について」と題して、高等学校の数学科として求められる数学的活動を取り入れた授業の在り方、授業づくりについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)数学科教育講座-数学的活動の充実をめざした授業づくり-」の講義を兼ねています。

第18回 ※この講座は、VODによる受講となります。
演題:よい国語の授業〟とは何か -豊かな言語活動を実現するために-
日時:令和5年10月16日(月)~10月30日(月)
受講方法:オンライン(VOD配信)※詳細は参加希望者に後日連絡します。
講師:岡山大学 学術研究院教育学域 宮本 浩治 氏

 宮本 浩治(みやもと こうじ)氏は、国語教育が御専門で、日々の授業づくりから評価、さらにはカリキュラム改善に至るまで、教員が日々直面する課題に関して幅広く調査研究を行われています。さらには、共同論文「学校を基盤としたカリキュラム開発の具体的展開-「目指す子ども像」の解釈を通じた国語学習の組織的展開-」(2022)では、学校経営という観点から国語科の授業を再検討するという新しい視点を与えてくださいました。
 今回は、「〝よい国語の授業〟とは何か-豊かな言語活動を実現するために-」と題して、言語活動の充実を通じて教員がいかに国語の授業や生徒の学びの場を創造していくのかについて御教示いただきます。
 なお、この公開講座は「(高)国語科教育講座-豊かな言語活動を実現する授業づくり-」の講義を兼ねています。