本校は明治38年6月10日に左近允孝之進先生が、「私立神戸訓盲院」として創設されました。兵庫県下における障害児教育の発祥の学校として、創立から101年の歴史と伝統があります。
本年度、大林前校長に代わり、県立高砂南高等学校より赴任しました。微力ながらも、本校教育の充実のために全力を傾注する所存です。
これまで本校が培ってきた視覚障害教育の成果の上に、児童生徒に「豊かな心」と「確かな学力」を育む学校づくりを目指しています。
現在、障害のある児童生徒のニーズを把握し、ライフサイクルを見通した支援を行うための「特殊教育」から「特別支援教育」への転換が進められています。本校としても、視覚障害教育のセンター的な役割を果たすべく、教育の充実を図っています。
本年度は、次の学校経営方針の下に、教職員が協働の心と意欲を持って、一丸となって本校教育を推進します。
《学校経営方針》
1 一人ひとりの障害・適性・能力に応じた教育の推進
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児童生徒の障害の状態や発達段階、特性等に応じた教育を展開し、一人ひとりの自己実現、社会的自立への支援を行います。 |
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2 児童生徒の「生きる力」の育成
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主体的に判断し行動できる人間の育成を目指し、豊かな心の育成と基礎な学力の養成、基本的な生活習慣の確立を図ります。 |
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3 教職員の資質と専門性の向上
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教職員が自己研鑽に励み、教育的な力量、実践的指導力の向上に努め、資質や専門性の充実を図ります。 |
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4 地域や保護者から信頼される魅力ある学校づくり
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地域や保護者の理解と協力の下に、啓発活動や視覚障害教育のセンターとしての役割を果たし、地域に開かれた魅力ある学校づくりを行います。 |
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5 いきいきとした明るい学校づくり
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「明るく、楽しく、いきいきとした」児童生徒と、教育への情熱を持った教職員が一体となって、夢や希望を語れる学校づくりを推進します。 |
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