化学教育兵庫サークル 第18・19号


研究会の内容

  1. 期日・場所・Q加者

    期 日:平成9年1撃P1日(土)13桙R0分〜17桙O0分
    場 所:御影高等学校 化学タ験室
    Q加者:北川(御影),小西(小野),土井(小野),水野(明石城西),内田(東洋大附属姫路),安岡
           (尼崎稲園),中澤(兵庫),中西(神戸大学大学院生)
    
    〔順不同,敬称略〕

  2. 巻頭言

    30歳を目前にして
    小野高等学校 土井 寛文

    新任5年目を終えようとする今,この5年間の授業を振り返ることが多くなった。ただ,元気の良さだけ
    でがむしゃらに突っ走っていただけのように思えて仕方がない。これではいけないと思いつつ,来年ちょう
    ど30歳を迎える。
     今回,久しぶりにChECの会に参加させて頂いた。條ヤがアッという間に過ぎ,発見することが多く,
    ものすごく刺激になった。ChECのおかげで,教材研究で疑問が生じても何とかなるという安心感がある
    。30歳になって授業がマンネリ化することがないよう,ChECを通してさらに挑戦していきたい。
  3. 連絡など

     ・20回研究会
       通常の第2土曜日の2撃W日ではありません。
        今回は,物理サークルからのお誘いもあり,合同の講演会をもつことになり
        ました。
        日時:2撃Q2日(土)
           14:00〜16:00
        会場:神戸大学発達科学部
     ・サークルネットワークをつくろう!
       兵庫物理サークルの杉木先生よりサークルネットワークをつくりませんかとい
      うお誘いがありました。ChECとしての参加の方法を協議し,以下のようなこ
      とが了承されました。
       1.会員のパソコン通信の利用の促進
       2.会員のメールアドレスを集約してアドレスブックの作成
       3.会員のコンピュータの利用調査
      以上の3点を受けて会報郵送桙ノ会員向けのアンケート用碚添付することに決
      定しました。会員の先生方にはお忙しいところご迷惑をおかけしますが,ご協力
      の程宜しくお願い致します。
    
      アンケートの集約は中澤先生(兵庫)が,パソコン通信を初めて挑戦しようと思
      われている先生のサポートは安岡先生(尼崎稲園)が担当します。
    
      アンケート用フ返信方法
       兵庫高校 中澤先生宛
       FAX 078-691-1136
            返信期限 2撃P5日(土)
    
     ・新教育課程に望まれる教材の検討会
       東京書籍(株)関西支ミの方から,ChECの会員方を中心に一度集まって,
       新教育課程に望まれる教材を話し合う会をもちたいとの依頼がありました。3
       撃ワでに一度計画したいとのことです。日時,場所については後日連絡致しま
       す。
        もし,いい教材の案が出れば,できるメンバーで手分けしつくり,出版して
       頂けそうです。「こんな教材があったらいいのに」と思うものを考えておいて
       下さい。
    
  4. 研究協議

     ‥典げ蹴悗亡悗垢覿飢塀餤述の再点検(安岡)

     「化学と教育」の記魔ゥら。イオン化列と電気分解について,現行の教科書の記述
    に無理があるということで,話題になった。電気化学については,これから教科書の
    内容も大きく変化しそうである。
    
    ◆ 峺杤禁鍬ムとその運営」研究会(第18回ChEC研究会)の参加報告(北川)
     学校をあげて,全教科で取り組むのは難しいが,化学の授業の中でも是非取り上げ
    ていきたい内容だと思います。
    
     「観察タ験指導力向上講座」を受講して(小西)
     ・アルコールによるペットボトルロケット
     ・椅子の脚ゴムを利用した,水蒸気による空き缶つぶし
     ・チオ硫酸ナトリウムによる,液体−固体の潜熱の体験
    以上3つの実験をやって見せていただいた。どれも簡単なので是非授業でやってみた
    い実験である。
    
    ぁゝぢ里琉砧呂搬寮僉碧明遏
     100(ml)ガラス製注ヒ器とヘルスメーターで測定し,きれいな双曲線グラフになる
    。これも是非授業でやってみたい実験である。
    
  5. 報告その他

    NSTA(National Science Teachers Association)の参加報告(安岡)

    ChEC Hyogo化学教育兵庫サークル」MALAYSIA通信 第八号(栗岡)

    「ChEC Hyogo化学教育兵庫サークル」MALAYSIA通信 第九号(栗岡)

    ケニアのナイロビよりChECの皆様へ(瀧川)

  6. 第20回研究会のご案内

    期 日:平成9年2撃Q2日(第四土曜日)14桙O0分より
    場 所:神戸大学発達科学部会議コ
    内 容:「STS教育と中教審の総合的な学習活動
                  −高等学校における課題−」
    講 t:野上 智行 神戸大学発達科学部教授
    
     今後の教育の方針を探れるよい機会だと思います。お知り合いの先生方にも声を
    かけてお誘いあわせのうえ,Q加しましょう。
    
  7. 第20回研究会のご案内

    期 日:平成9年2撃Q2日(第四土曜日)14桙O0分より
    場 所:神戸大学 発達科学部 会議コ
    内 容:講演会(講t 野上智行)
        「STS教育と中教審の総合的学習活動」
    
  8. 第21回研究会のご案内

    期 日:平成9年3撃W日(第二土曜日) 13桙R0分より
    場 所:神戸大学発達科学部(旧教育学部)
        教室については当日正門を入ったところに案内板を置き連絡します。
        【住所】神戸市灘区鶴甲3丁目11番
          阪神御影,JR六甲道,阪急六甲のいずれかにより,神戸市バス36系
          等鶴甲団地行きに乗車して発達科学部教育学部前にて下車。
    
  9. 編集後記

     遅ればせながら,新年おめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。こ
    の度,рヘ生徒の詩ニ重なり研究会に参加できませんでした。Q加できなくてもそ
    の時の情報を選られ,また,汢颪砲浪燭竜し鵑佑發覆参加できる会の雰囲気を素晴
    らしく思います。
     また,マレーシア通信,ナイロビ通信を読む度に,海外から日本を見ることの大切
    さ,それによる視野の広がりを感じます。р煦齠x経験してみたいと思います。
     本年も,会員の先生方のご健康とご活躍をお祈りいたしております。
                                     T&T
    

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