魚吹八幡神社
魚吹八幡神社は、地元で津の宮とも呼ばれ親しまれている。社伝によると、神功皇后が魚吹津に泊まり一社を造営し、海神の玉依比売命(たまよりひめのみこと)を祀り敷島宮と号したという。現在は干拓が進み海岸線は当時のはるか沖合に移動しているが、平安時代まではこの神社の辺りまでが海岸付近であった。魚吹八幡神社は戦国時代の1576(天正4)年に兵火で全焼したが、江戸時代の1831 (天保2)年に再建されている。秋の祭が特に有名で、十数基の檀尻が多くの見物人の中を宮入する姿は勇壮である。
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